惚れた弱みとは?言葉の意味・心理状態・弱みにつけこんでくる異性の対処法
「惚れた弱み」「先に惚れたら負け」など、恋愛において愛情が大きいほど不利と考える人っていますよね。
では、実際に惚れた弱みとは、どんな状態のこと指すのでしょうか?
今回の記事では、言葉の意味や、惚れた弱みにつけ込んでくる異性への対処法を紹介します。
Contents
惚れた弱みの意味とは
「惚れた弱み」とは、相手に対する愛情が大きくなりすぎて、相手の言いなりになってしまう状態です。
片思いや両思い、婚約者など関係なく、誰だって惚れた弱みによって、自分の思うように行動できなくなることがあります。
恋愛感情を抱いている相手のわがままを叶えてあげたい、と考えることは男女共通の自然な気持ちです。
しかし、そこに「大きな我慢」が伴えば惚れた弱みという状況に陥ります。
相手が望む前に率先してお世話することは、惚れた弱みならではの行動です。
愛情表現の一貫とも捉えられますが、この場合は一般的な男女の関係よりも、保護者的な感覚に近いです。
惚れた弱みの心理状態
惚れた弱みを抱えている人の心理状態は、相手のことが大好きという単純な感情から生まれるものではありません。
女性心理でいえば母性本能、男性心理から考えると守ってあげたいなど、自分の性格や思考も関係している可能性が高いです。
ここからは、具体的な心理状態を解説していきます。
相手のためなら何でもしてあげたい
惚れた弱みを抱えている人は、相手のためなら何でもしたいという気持ちが強いです。
彼氏や彼女が喜ぶ姿を見ることで、自分も幸せを感じるという人は、何かと世話を焼く傾向があります。
力になりたくて家事をしてあげたり、呼ばれたら夜遅くてもかけつけたり…。
相手が喜ぶことをすれば、自分の愛がしっかり伝わると思っているのです。
嫌われたくない
好きな人に嫌われたくないという気持ちが強いのも、惚れた弱みを抱えている人に共通する心理です。
嫌われたくない、フラれたくないという気持ちは、相手への恋心が大きくなればなるほど強くなります。
ずっと片思いでやっと付き合えたという場合には、その思いがより一層強くなると考えられます。
せっかく恋人同士になったとしても、相手に嫌われないために、我慢してでも相手の要求を聞いてしまうのです。
相手の機嫌が気になる
惚れた弱みを抱えている人は、相手の機嫌をとにかく気にしています。
本当は嫌だなと思うお願いを聞いてしまうのは、「断ったら相手の機嫌を損ねるのではないか」という不安があるからです。
嫌だと言うことで、相手に対する気持ちを疑われたりイライラされたりするのであれば、わがままを聞いたほうが楽なのかもしれません。
常に気を張っているため、ストレスが蓄積されやすいのも特徴の1つです。
自分が我慢すればいい
好きな人の気持ちを掴んでおくために、自分が我慢すればいいと考えるのも、惚れた弱みの特徴的な心理です。
本当は浮気しているのではないかと不安に思っているのに、そのモヤモヤを面と向かってぶつけられないのは、我慢することで相手を失わずに済むという防衛方法なのです。
しかし、この状態を長く続けることは困難で、精神的に追い詰められてしまう可能性もあります。
「対等な関係ではない」という自覚アリ
惚れた弱みを経験している人の多くは、相手と対等な関係ではないという自覚があります。
恋愛関係の相手と対等ではなく、自分は下とランク付けしてしまっているのです。
そのため、相手の良くない部分を指摘できず、自分のことも相手に決めてもらうという依存的な関係が出来上がってしまいます。
結構辛い…惚れた弱みを抱える男女のあるある
紹介したように相手のことが好きすぎるがゆえ、辛い思いをするのが惚れた弱みの状態です。
惚れた弱みを抱える男女のあるあるをまとめました。
本音を言うことができない
相手にゾッコン状態の人は、惚れた相手と本音トークができません。
・相手が間違っていても指摘できない
・理不尽なことでも相手を許してしまう
・自分のことをどう思っているか知りたいけど聞けない
自分の意見が相手と違っていても、惚れた弱みからそれを言い出せずにいる人が多いようです。
また、自分が悪いわけでもないのに謝ったり許したりと、自分の意見を主張することで今の関係が壊れてしまうことを恐れています。
お金を貸してしまう
お金の貸し借りはダメだと知っているのに、惚れた弱みでお金を貸してしまう人も少なくありません。
浪費家でお金にだらしがない相手とわかっていても、断ることができません。
その理由はさまざまです。
・お金を渡せば機嫌を損ねない
・他の女性(男性)にお金を借りるよりいい
・お金を貸さないことで愛情を疑われたくない
しかし実はこれは、惚れた弱みにつけこまれているだけで、相手はダメ男やダメ女の可能性が高いです。
付き合う前でも体の関係になりがち
付き合う前に体の関係になりがちというパターンは、女性のあるあるエピソードです。
好きな人と良いムードになったら、チャンスと捉えるのも頷けます。
しかし、先に体の関係になった場合、きちんと彼女という立場を確保できるかというと、残念ながらあまり期待できません。
好きな相手といえど、お付き合いをスタートさせるまでは流れに身を任せすぎないようにしたいものです。
しかし、惚れた弱みを抱えていると理性でストップをかけることが難しいのです。
ダメな部分も許してしまう
「相手のダメな部分も含めて全てを愛している」という理由で全てを許すのは、一見大恋愛を表現しているかのように思えます。
しかし、実は惚れた弱みに陥ってしまっているという典型的な状態です。
本来なら相手のために注意すべき部分や、自分が我慢しすぎている部分は、きちんと伝えるべきです。
惚れた弱みとして、相手への愛情を理由に全て許容してしまうのは、結果的に相手のためにはなりません。
友達や家族を犠牲にしてしまう
大好きな人に会いたいと言われれば、他に約束があっても好きな人や恋人を優先する人っていますよね。
恋愛にばかり気持ちが向きすぎて、自分にとって大切な友人や家族を後まわしにしてしまうことも、惚れた弱みあるあるです。
友達や家族との予定を犠牲にしてまで好きな相手の都合に合わせていると、周りとの距離がどんどん開いてしまいます。
惚れた弱みにつけこんでくる異性の対処法
惚れた弱みとは、自分を犠牲にしてもとことん相手に尽くしてしまう心理状態のことです。
しかし、惚れた弱みにつけこむといった心ない異性もいます。
そんな相手に利用されないためにも、効果的な対処法を紹介します。
相手の改善してほしい部分はハッキリ指摘する
相手に改善してほしい部分はハッキリと指摘するのがおすすめです。
ここまでは許そうという自分なりのラインを引いて、それを越えた際にきちんと伝えることが、相手の行動をエスカレートさせないためにも大切です。
もしもこの指摘が原因で2人の関係にヒビが入ったとしても、自分とは合わない相手だったと気持ちを切り替えましょう。
「浮気する人は無理」とあらかじめ伝えておく
惚れた弱みにつけこんでくる人は、恋愛において軽い人が多いです。
そのため、「浮気する人は無理」「もし恋人の浮気が発覚したら別れる」など、あらかじめ浮気についての考え方を伝えておくことが有効です。
真面目な印象を与えることで、「軽い気持ちで近づくのはやめよう」「真剣に向き合う必要がある」と思ってくれるでしょう。
さらに、その相手と交際に発展した際の浮気への抑止力にもなります。
もし浮気されたら、宣言通りに別れ話をしてください。
ここで安易に許してしまうと、この先も浮気で悩まされる関係が続く可能性大です。
強い意志を持って関係を絶つことが大切です。
好きな人以外に夢中になれるものを見つける
1日中好きな人のことを考えてしまうほど恋愛にのめり込んでしまう前に、好きな人以外に夢中になれるものを見つけておくこともおすすめです。
「好き」の対象を分散させることが、惚れた弱みにつけこんでくる異性への効果的な対処法となります。
趣味や友人と会う時間など、自分にとって大切な時間もきちんと確保するようにしてください。
好き好きアピールをしすぎない
相手のことが好きだという気持ちが大きいほど、相手にそれをわかってほしいと思う気持ちも高まります。
何度も言葉にして好きと伝えたり、好きだから何でもしてあげたいとアピールしてしまう人は、惚れた弱みにつけこまれる可能性大!
好き好きアピールが強すぎることから、「この人は自分に惚れこんでいるな」と思われて、ターゲットにされてしまうのです。
「自分のこと好きなのかな?違うのかな…どっちなんだろう?」と思わせるくらいの好意の匂わせ方がベストです。
自分から離れる
すでに惚れた弱みにつけこまれている場合は、相手と少し距離を置いてみるという選択肢もあります。
一緒にいることで相手の要望に応えてしまう人は、会わないことでつけこむ隙を与えないことが効果的です。
また、相手にも「わがままになりすぎていたかな」という気づきの時間を与える可能性もありますので、恋愛術として覚えておきましょう。
片思いの相手が惚れた弱みにつけこむタイプなら要警戒!
片思いの相手が惚れた弱みにつけこむタイプであれば、警戒しておくのが吉です。
付き合っていないのに惚れた弱みを利用してくるような相手であれば、親密な関係になったとしても幸せな時間を過ごせることはないかもしれません。
恋愛相手とは対等な立場で、良いところも悪いところも同じように指摘できる間柄が理想的です。
片方が我慢して続ける恋愛関係は、遅かれ早かれ終わりがくると思って間違いありません。
お互いに負担をかけずに尊重できる関係を目指してくださいね。
- 惚れた弱みとは、好きな相手のいいなりになってしまう心理状態
- 惚れた弱みには、嫌われたくない、機嫌を損ねたくないという心理がある
- 自分の気持ちを我慢してしまうので、精神的に辛くなってしまう人もいる
- 惚れた弱みにつけこむ相手もいるため要注意