「惚れた弱み」ってどういう意味？弱みにつけ込まれる男女の心理を解説

「好きな相手の言うことなら何でも聞いてあげたい」と思いますよね。

しかし、好きな人に合わせすぎると、かえって恋愛がうまくいかなくなってしまうかもしれません。

そこで今回の記事では、惚れた弱みを抱えた人の心理や弱みにつけ込まれた場合のデメリットを解説していきます。

惚れた弱みにつけ込まれているときの対処法についても解説するので、尽くすばかりの恋愛をしている人は、ぜひ参考にしてください。

惚れた弱みの意味

「惚れた弱み」とは、好きな人を優先しすぎて、自分のことは疎かになっている状態を指します。

たとえば、相手が好きすぎるあまり、どんなわがままでも受け入れたり、欠点に目をつぶったりしてしまうことです。

好きだからといって、相手が全ての基準になってしまうのはいけません。

健全な恋愛のためには、「惚れた弱み」が関係性に悪い影響を与えていないか、客観的に見つめ直すことも大切です。

惚れた弱みを抱える男性心理

惚れた弱みを抱えると、一体どうなってしまうのでしょうか。

まずは、惚れた弱みを抱える男性心理について解説していきます。

女性が喜ぶことを何でもしてあげたい

惚れた弱みを抱えた男性は、「女性が喜ぶことなら何でもしてあげたい」と思っています。

多くの男性は「好きな女性を喜ばせたい」と思うものですが、惚れた弱みがあると「多少無理なことであっても叶えてあげたい」という気持ちが強くなってしまうのです。

そのため、必要以上に女性の世話を焼いたり、わがままを受け入れたりしてしまいます。

相手の要望を断って嫌われたくない

惚れた弱みを抱えた男性は、「相手の要望を断って嫌われたくない」という気持ちが強いため、滅多なことでない限りNOとは言いません。

フラれる恐怖心が上回り、相手の言うことを聞いてしまうのです。

全て受け入れるのが愛だと思っている

惚れた弱みを抱えている男性は、全て受け入れるのが愛だと思い込んでいます。

「相手がわがままを言っても否定しない」「言動に間違いがあっても指摘できない」など、過剰なほどに相手を尊重してしまうのです。

そのため、彼女が優位に立ち、さらにわがままになってしまうケースも多いでしょう。

ベタ惚れしている自覚がない

意外なことに、惚れた弱みを抱えた男性は、自分がベタ惚れしている自覚がありません。

「好きならこれくらいして当然」と思っています。

しかし、周囲からしたらベタ惚れしているのは一目瞭然で、無自覚に振り回されている印象が強いでしょう。

惚れた弱みを抱える女性心理

続いて、惚れた弱みを抱えた女性心理を解説します。

好きだから希望を何でも叶えてあげたい

惚れた弱みを抱えた女性も、「好きだから相手の希望を何でも叶えてあげたい」と思っています。

身の回りの世話をしたり、夜中に呼び出されたりするのも苦になりません。

希望を叶えてあげることで、どれだけ愛情を持っているかを伝えているのです。

いつまで必要としてもらえるか不安

惚れた弱みのある女性は、「いつまで必要としてもらえるのか」と不安を抱えています。

相手のことが好きすぎるがゆえに、心変わりされたり、フラれたりすることに強い恐怖を持っているのです。

そのため、「この人がいないとダメだ」と思われるように、とことん相手に尽くしてしまうのでしょう。

相手の機嫌を損ねたくない

惚れた弱みを抱えた女性は、「好きな相手の機嫌を損ねたくない」と思っています。

何でも受け入れてしまうのは、自分がNOと言うことで、相手がへそを曲げるのが嫌だからです。

このタイプの女性は、自分の都合より相手の気持ちを優先する傾向が強いでしょう。

惚れた弱みを自覚して開き直っている

惚れた弱みを自覚して開き直っている女性もいます。

これは女性から告白して付き合ったパターンに多い心理です。

「自分が惚れたのだから仕方がない」と考え、彼氏の要望を何でも受け入れてしまいます。

惚れた弱みを抱えていることのデメリット5選

過剰な愛情は、いつか自分の首を絞めることになりかねません。

では、「惚れた弱み」に振り回されていると、どのようなデメリットがあるのでしょうか。

ここでは、惚れた弱みを抱えていることのデメリットを詳しく解説します。

理不尽な要求やわがままを断れなくなる

惚れた弱みで何でも言うことを聞いていると、そのうち理不尽な要求やわがままを断れなくなってしまいます。

無理な要望にも応えようとしてしまうため、次第に振り回される機会が増え、疲れが溜まってしまうでしょう。

相手にお金を使ってしまう

惚れた弱みを抱えた人は、相手にお金を使ってしまうことがあります。

たとえば、食事代やデート代を奢ったり、記念日でもないのにプレゼントを贈ったりしてしまいます。

いつしか相手も「奢られるのが当然」という態度になり、貢ぐのが当たり前になってしまうこともあるでしょう。

自分ばかり我慢するようになる

惚れた弱みを抱えていると、自分ばかりが我慢するようになってしまいます。

意見が対立しても、相手に嫌われたくない気持ちが強いため、どうしても惚れた側が折れることになってしまうからです。

パワーバランスが不均衡となり、我慢する側は次第にストレスを溜め込むことになるでしょう。

尽くすばかりで相手から大切にされにくくなる

尽くすばかりで、相手から大切にされにくくなるというデメリットもあります。

尽くしすぎてしまうと、それが相手にとって当たり前のことになってしまうのです。

恋人ではなく、都合の良い相手になり下がってしまうケースもあるでしょう。

嫌われることへの不安がつきまとう

惚れた弱みを抱えた側は、常に嫌われることへの不安がつきまとってしまいます。

好きすぎるがゆえに、自分の言動一つひとつに神経質になってしまうこともあるでしょう。

「嫌われないように」と常に相手の顔色をうかがうような、不安感のある恋愛を続けることになってしまうのです。

要注意！惚れた弱みにつけ込んでくる異性の特徴

惚れた弱みにつけこんで、相手を振り回してくる人も少なくありません。

ここでは、惚れた弱みにつけ込んでくる要注意な異性の特徴を解説します。

当てはまるタイプが身近にいる場合は、くれぐれも注意しましょう。

一方的な要求を押しつけてくる

惚れた弱みにつけ込んで、一方的な要求を押しつけてくるような人は要注意です。

「自分は自由に行動するのに相手の行動は制限してくる」「会いたいときは相手の都合を考えず呼び出してくる」など、わがままな要求が多い人とは、絶対に良好な関係は築けません。

こちらの好きな気持ちに甘えて、どんどん自分勝手になっていくこともあるので、できれば距離を置いた方がいいでしょう。

雑に扱ってくる

恋人を雑に扱ってくる人にも気をつけましょう。

お互いに好き同士であれば、相手の都合や意見を尊重するものです。

しかし、惚れた弱みにつけ込んでくるような人は、「自分の言うことなら断らない」ということを自覚しているので、相手を雑に扱ってきます。

「惚れられている側」という気持ちが強いので、相手への愛情表現もほとんどありません。

約束を平気で破ったり、都合の良いときにだけ会おうとしてきたりする恋人は、相手の好意を利用しているだけといえるでしょう。

浮気をしても許されると思っている

惚れた弱みにつけ込んでくる人は、自分が浮気しても許されると思っています。

「相手が強く惚れているのだから、自分はどんなことをしても嫌われることはない」と高をくくっているのです。

浮気を軽いものと考えているような言動が目立つようなら、いつかあなたを傷つける行動を取る可能性があります。

今のうちに関係性を見直した方がいいでしょう。

惚れた弱みにつけ込まれているときの対処法

「自分ばかり好きで、相手はそこにつけ込んでいるだけ…」という状況は辛いですよね。

最後に、惚れた弱みにつけ込まれているときの適切な対処法を紹介します。

きちんと断る勇気を持つ

いくら相手のことが好きだとしても、何でも言うことを聞くのはいけません。

相手の無理な要求には、きちんと断る勇気を持ちましょう。

お互いに好きなら、こちらの都合も尊重すべきだと、強気な態度で断ることをおすすめします。

浮気したら別れることを宣言しておく

相手が浮気を軽く考えているようなら、「浮気したら別れる」と宣言しておきましょう。

しっかりと宣言しておけば、さすがに相手も考えを改めてくれるはずです。

浮気されたときに簡単に許してしまわないように、自分の中で「浮気をするような人と一緒にいる必要はない」と誓いを立てておいてください。

恋愛以外に熱中できるものを見つける

惚れた弱みを抱えてしまうのは、相手に依存しているからです。

恋愛にのめり込んでいる自覚があるのなら、恋愛以外に熱中できるものを見つけるようにしましょう。

仕事や勉強にしっかり向き合ったり、趣味に打ち込んだりしてみてください。

恋人が生活の中心になっているのなら、友達や家族と過ごす時間を意識的に増やすのもおすすめです。

精神的に恋人と距離が取れれば、必要以上に惚れた弱みに振り回されることもなくなるはずですよ。

惚れた弱みにつけ込んでくる相手に気をつけよう

惚れた弱みがあると、つい相手のために何でもしてあげたい気持ちになってしまいます。

しかし、弱みにつけ込まれるほど尽くしすぎるのは、あまりおすすめできません。

好きな相手が一方的な要求をしてきたり、こちらの都合を尊重してくれなかったりするのなら、惚れた弱みにつけ込まれている可能性が高いです。

ダメなものはダメだとしっかり主張しつつ、相手への依存度を下げることを心がけてください。

適度に良い距離感を保った方が、健全な関係が築けるはずですよ。