彼氏と別れたいのに別れられない理由とは？気持ちの見極め方・心理・別れ方

「彼氏とサヨナラしたい」と思っているはずなのに、なかなか別れを告げられない女性は少なくありません。

気持ちを告げられない自分に、モヤモヤを抱えてしまいますよね。

そこでこの記事では、彼氏と別れたいのに別れられない理由や女性心理を解説します。

まだ好きなのか、それとも単なる情なのかの見極め方や、別れを決意する方法についても紹介するので、ぜひ参考にしてください。

彼氏と別れたいのに別れられない理由・女性心理とは？

彼氏と別れたいのに別れられない状況は、なぜ起こるのでしょうか。

気持ちの奥底に隠された本当の理由や、女性心理を探っていきましょう。

ひとりになることへの不安が大きい

ひとりになることへの不安が大きいことが、別れたいのに別れられない理由になっているかもしれません。

彼氏なしのフリーな状況を楽しめない、寂しがりやの女性に多いケースでしょう。

次に彼氏ができる保障もない中「ひとりになるくらいだったら別れない方が良い」というような考えになります。

その結果、別れたいのに別れられずにズルズルとお付き合いを続けてしまうのです。

彼氏に対して情がある

彼氏に対して愛情ではなく情が湧いてしまい、別れたいのに別れられない状態になっている可能性もあります。

付き合いが長いカップルに多く、彼氏というよりも家族のような存在になっているのです。

彼氏に対して「一緒にいたい！」ではなく「自分がいなくなったら傷つくかもしれない」と可哀想に感じていれば、情だといえるでしょう。

恋愛対象ではなくなっているものの、人として好きな部分が残っていると明確な別れの理由にならず、余計に別れるのが難しくなってしまいます。

別れるのが面倒

別れたいのに別れられない理由は、別れるのが面倒に感じているのかもしれません。

恋人とサヨナラするには、別れ話を切り出したり部屋の荷物を整理したり、何かと労力が必要です。

彼への愛情が冷めてきたと実感していても「休みの日くらいはゆっくりしたい」「もう少し仕事が落ち着いてから別れを切り出そう」と先延ばしにしてしまい、別れるタイミングを見失っている可能性もあります。

同棲していて環境を変えられない

同棲しているカップルは、別れたくてもなかなか別れを切り出せない傾向にあります。

「別れ＝同棲を解消する」ということに繋がるため、彼とサヨナラするには環境を変えなければなりません。

引っ越し費用が必要になったり、今まで割り勘していた生活費を1人で支払うことになったり、金銭的負担がどうしても増えてしまいます。

また、1人暮らしの家探しや家具家電の再購入など、時間も手間もかかるでしょう。

そのような煩わしさが、惰性のお付き合いを続けてしまう原因になります。

まだ好きな気持ちがある

彼への愛情を見失っているだけで、実はまだ好きな気持ちがある可能性もあります。

本当に彼のことが嫌いになったのなら、簡単に別れを告げられるはず。

しかし「別れたいのに別れられない」と悩んでしまうのは、彼への恋愛感情がまだ残っているからでしょう。

その原因のひとつに、トキメキや新鮮さが失われる「マンネリ化」が考えられます。

一緒にいるのが当たり前になり過ぎて、付き合った当初の熱い気持ちが自分のなかで感じられなくなるのはよくあること。

それを「冷めた」と勘違いしているだけで、まだ好意があるのかもしれません。

彼氏との将来が見えない

彼氏との将来が見えないことが、別れたい理由に繋がっているのかもしれません。

恋人といえど元々は他人同士なので、価値観や金銭感覚など「自分とは合わないな」と思う部分もあるでしょう。

「これ以上一緒にいても幸せになれないかもしれない」という漠然とした不安が、別れをイメージさせているのです。

しかし、それでも「もしかしたら彼が変わってくれるかも」というわずかな望みがある場合は「すぐに別れるのはもったいない」と踏みとどまってしまいます。

その結果、別れたいのに別れられない状況に陥り、見えない将来に不安やもどかしい気持ちを感じてしまうのです。

彼氏に対しての執着心が強い

彼氏に対しての執着心や依存から、別れられないケースもあります。

彼といても幸せになれないとわかっているのに、なぜか「彼を手放したくない」と感じ、別れる勇気が持てないのです。

その原因は、自分に自信がないからだといえます。

別れたあと、彼だけ別の女性と幸せになる未来が訪れると思い込んでしまい、それが許せず執着してしまうのでしょう。

「自分から彼を取ったら何も残らない」と思っている女性に、ありがちな感情です。

好き？情？自分の気持ちの見極め方

自分の本心を見失っていると、彼が好きなのか、それとも情なのかわからなくなってしまいますよね。

ここでは、彼に対する自分の気持ちの見極め方を紹介します。

「別れたいのに別れられない」と悩みすぎてぐちゃぐちゃになった感情をゆっくり解き、本心を確かめましょう。

距離を置く

試しやすく簡単に見極められる方法が、距離を置くことです。

一定期間、会ったり連絡を取ったりする回数を減らし、自分の感情を確かめましょう。

そのときに「早く彼に会いたい」「彼の顔を見たい」と、彼氏のことで頭がいっぱいになっているなら、好きな気持ちが残っている証拠です。

一方で、会わない期間も彼の顔がまったく思い浮かばなかったなら、ただ情が湧いていただけだといえます。

距離を置くことで自分の感情としっかり向き合えるため、彼氏のことが好きなのかわからなくなってしまった人におすすめの方法です。

付き合った当初を思い出す

付き合った当初や過去のデートを思い出してみるのも、自分の気持ちを見極める方法のひとつです。

付き合いたてはどのカップルもラブラブで、お互いを想い合っていたことでしょう。

その時期を思い出しているときに頬が緩んだり、楽しさが蘇ってきたり、プラスの感情が働くなら、まだ彼に好きな気持ちがあるといえます。

しかし「こんな時期もあったな〜」くらいにしか思わない場合は、情で付き合っているだけなのかもしれません。

彼への愛情がなく、惰性で交際を続けている人によくあるケースです。

彼氏の気持ちを考えるのをやめてみる

彼氏の気持ちを考えるのをやめて、自分の感情に素直になるのもおすすめの見極め方です。

「別れを切り出したら彼が悲しむかもしれない」と相手の気持ちばかり考えていては、本心がわからなくなったり、自分を犠牲にしたりしてしまいます。

彼がどう思うかは一旦置いておき、自分がどうしたいかを考えましょう。

「彼と一緒にいたい」という意思を持てたなら、まだ好きな気持ちが残っている証拠。

反対に「別れて新しい人生を歩みたい」と思ったなら、彼に対しては情しかないといえるでしょう。

別れた後の自分を想像する

別れた後の自分を想像し、未練が残らないかを考えてみるのも見極め方のひとつです。

恋人関係を解消すると、当然彼は自分のものではなくなってしまいます。

これまでのように連絡を取ることはできなくなったり、彼に新しい彼女ができたり、将来誰かと結婚したりする可能性も十分にあるでしょう。

それを想像したときに嫉妬心や悲しい気持ちを抱くなら、まだ恋愛感情が残っているかもしれません。

しかし「自分がいなくても彼が幸せになれるなら応援したい」と思った場合は、別れられない原因は情だったと考えて良いでしょう。

別れたいけど別れられない彼氏と別れる方法

最後に、思い切って彼氏と別れる方法を紹介します。

別れたいけど別れられない彼氏とけじめをつけるのは、とても勇気のいること。

あと一歩を踏み出して、少しずつ別れる準備を始めましょう。

周囲に『別れる宣言』をする

友人や家族など周囲に彼と別れる宣言をして、別れへの揺るがない心を持ちましょう。

誰にも話さずにいると、彼への情や自分の不安からサヨナラする決意が揺らぎ、別れたいのに別れられなくなってしまいます。

周囲に「彼と別れようと思っている」と宣言することで、しっかりと別れを意識でき、行動に移せるようになるのです。

ただし、自分から別れ話を切り出す前に彼に伝わってしまうと、良い別れ方ができないため、宣言するのは信頼できる人だけにしましょう。

そっと背中を押してもらうことができ、別れへの決心がつきますよ。

生活スタイルを変える

別れたいのに別れられないなら、思い切って生活スタイルを変えて、いつもと違う習慣を送るのもおすすめです。

長く付き合っていると一緒にいるのが当たり前になり過ぎて、気づけば彼中心の生活を送っているという女性も少なくありません。

彼への情を断ち切るには、自分を軸とした生活スタイルに変えるのが大切です。

例えば週末彼の家に泊まる習慣をやめてみたり、趣味を見つけて打ち込んでみたりなど。

彼から少し離れた生活を送ってみると、新しい視点で世界が見えてくるかもしれません。

彼氏に対する執着や依存から解き放たれ、別れを決意しやすくなるでしょう。

恋愛以外の時間を楽しむ

恋愛以外の楽しむ時間を作り、彼のことを考える時間を減らすのも、別れられない彼氏と別れる方法です。

1人でぼーっとする時間があればあるほど「彼と別れて大丈夫なのだろうか」と不安が募りがち。

デート以外の予定を意識して詰め込むことで、彼でいっぱいいっぱいになった頭のなかを整理できるのです。

興味のあった習い事や資格勉強を始めたり、友達と旅行したり、恋愛以外に自分が楽しめる時間を意識して作りましょう。

彼のことを考える時間を減らすことで、自分を軸に物事を考えられるようになるかもしれません。

自分の気持ちを素直にぶつける

別れたいのに別れられない彼氏に、自分の気持ちを素直にぶつけるのも良い別れ方です。

彼への情から「好きじゃないわけではないんだけど…」と含みを持たすような、中途半端な理由で別れ話を切り出すのはNG。

彼を傷つけたくないからこその行動かもしれませんが、それは優しさではありません。

自分に未練を抱かせたり、次の恋愛に進められなくさせたりするのは、大好きだった彼に失礼です。

「恋愛感情がなくなった」とはっきり伝え、復縁を期待させないようにするのが最後のあなたの努め。

お互いに「良い恋愛だった」と思えるように、サヨナラのときも彼としっかり向き合いましょう。

とことん話し合う

お互いに自分の気持ちを、とことん話し合うのもおすすめです。

今まで長い期間を一緒に過ごしてきたからこそ、最後は笑って円満にサヨナラしたいもの。

彼の心を見ようともせず、一方的に別れを告げて去るのは、2人の関係性にわだかまりを残してしまいます。

別れたい気持ちを正直に伝え、彼がどう思っているのかも聞きながら時間をかけてじっくり話し合いましょう。

話し合いでは必ず冷静さを心がけ、彼の立場も考えながら言葉を選ぶのが大切です。

2人とも納得したうえでお別れし、お互いの今後の幸せを心から願えるのが理想の別れ方といえるでしょう。

別れる決心ができないときは、先に新しい出会いを探してみるのもあり！

別れたいのに「彼と別れる決心がつかない」と悩む女性は、先に新しい出会いを探してみるのも一つの手段です。

情で別れられない期間が長引けば長引くほど、自分の時間はもちろん、彼の時間も奪ってしまうことになります。

「この人素敵だな」と思える異性を見つけると、彼以外に目を向けることができ、別れに踏み切りやすくなるかもしれません。

ただし、別れる前に新しい男性と恋愛関係になるのは絶対にやめましょう。

別れ話を切り出すのはとても勇気のいることですが、その先に待っているであろう新しい出逢いに期待し、2人の関係にけじめをつけてくださいね。