恋愛の妨げになる「非モテコミット」とは？モテない理由と逆転を図る方法

男性の好意があまりにも一方的な場合、アプローチする行為はむしろモテない要因になってしまい、これを非モテコミットと呼びます。

漫画でも主人公である女性に対し、一方的なアピールをしてことごとく報われない男性っていますよね。

そこで今回は、非モテコミットの意味・モテない理由を記事にまとめ、非モテコミットからの逆転方法についても解説していきます。

一人の女性に必死でアプローチ中の男性は、この機会に一度自分の行動を見直してみてください。

そもそも非モテコミットとは？

非モテコミットは『特定の女性に対して男性が一方的に好意を向けること』を意味する言葉で、『非モテ＋コミット（commitment）』を合わせた造語です。

ちなみに、『commitment』を訳すと『深い関与』という意味になります。

既に恋人関係が成立しているなら、男性のこのような振る舞いは『一途』と表現できますが、付き合う前の状態だと一途とはいえません。

女性が帰る時に送っていこうとする、女性のプライベートを把握しようとする、など彼氏きどりの必死すぎるアプローチは非モテコミットの特徴そのものであり、女性をウンザリさせてしまうのです。

以下で、非モテコミットの具体的な例を見ていきましょう。

非モテコミットの具体的な例

非モテコミットの特徴は、『一人の女性に尽くす』『自己アピールが必死』の2つに分けられます。

まず、『一人の女性に尽くす』の具体的な例を見ていきましょう。

いずれも男性が彼氏の立場なら全く不自然ではないのですが、長期的関係を築いているわけでもない状態でのこのような行動は、非モテコミットの例といえるでしょう。

次に、『自己アピールが必死』の具体的な例を見ていきます。

仮に全て事実だったとしても過剰な自己アピール内容は反感の対象となり、このような一面は相手に察してもらってこそ魅力になるのです。

非モテコミットはしちゃダメ！女性にモテない理由って？

非モテコミット男性になると、以下の理由から女性にモテなくなってしまいます。

余裕が感じられない

アピールだけで精一杯の男性の姿は女性の目から見て余裕が感じられず、一緒にいて疲れてしまいます。

非モテコミット男性は、自分の好意だけを理由に女性を強引にデートに誘ったり、LINEの返信が遅いだけで不安になったりします。

女性にも予定・考えがありますし、特別な関係ではない男性に対して無理に時間を作ったり、合わせたりしません。

そんな相手の気持ちをくみ取れない非モテコミット男性に対して、「余裕のなさ」「肝っ玉の小ささ」を感じてしまうのです。

刺激が足りない

やはり、恋愛は追われるよりも追いかけた方が燃えるのが女性心理であり、その気になればいつでも付き合える非モテコミット男性は刺激不足です。

もちろん、追われる恋を望む女性だっていますし、一人の女性に尽くす非モテコミットの行動は周囲から見れば一見理想の彼氏にうつるでしょう。

しかし、駆け引きを必要とする届きそうで届かない恋を叶えたい女性にとって、非モテコミット男性との恋愛は刺激が足りず価値が低いのです。

尊敬できない

女性は本能的に自分より優れた男性の遺伝子に惹かれる傾向があるため、相手に対して尊敬できる要素がなければ好きになりません。

しかし、恋愛だけで必死になっている非モテコミット男性の姿は尊敬とは程遠く、見ていてウンザリしてしまいます。

女性が求めるのは恋愛だけでなく仕事なども器用にこなす男性ですから、恋愛だけで精一杯の不器用な非モテコミット男性には惹かれないのです。

一途に想っていたのに…非モテコミットの悲しい末路

非モテコミットの人たちがモテないことは、心理学や統計学などを用いた恋愛工学でも解説されています。

では、実際に非モテコミットがどのような末路を辿るのか見ていきましょう。

良い人止まりで終わってしまう

非モテコミット男性は本気の愛情を示して親密になろうとしている分、下心全開で女性をナンパするチャラ男に比べて恋愛の勝算は高く思えるかもしれません。

しかし、『下心を隠して友達としての親密度を深めてから進展を狙う』という方法は、恋愛工学において『フレンドシップ戦略』と呼ばれ、成功率が低いのです。

これは、女性が相手に対して恋人候補枠・友達枠を瞬時に判断するのが理由であり、非モテコミット男性の行動は良い人止まりで終わる可能性が高くなります。

恋愛のチャンスが少なくなる

モテる男性になる秘訣は女性の論理的思考を知り、女性と出会う回数を増やして複数恋愛の経験を重ねていくことです。

つまり、多くの女性と出会って多くの女性と恋をするほど男性の魅力は高まっていくのですが、非モテコミット男性の行動は真逆です。

特定の女性一人に全てを費やす行動は、他の女性との出会いの機会を失う要因になり、恋愛のチャンスが少なくなってしまいます。

好意を利用して搾取される可能性も

男性の必死なアピール姿は、女性に『この人は私にしか相手にされないんだろう』と感じさせ、好意が一方的すぎると気持ち悪がられてしまいます。

ただ、女性の性格はさまざまですから、中には必死でアピールする男性に対して『好意を利用してやろう』と目論む女性もいるでしょう。

そんな女性にとって、自分の願いを何でも叶えてくれる非モテコミット男性は最高のミツグ君であり、その場合は女性に搾取されてしまう可能性もあります。

自分では付き合っているつもりでも、実際には利用されていただけで、自分が浮気相手だった…なんてケースもあるのです。

非モテコミットからの逆転！挽回する方法を紹介

非モテコミットの特徴に該当する非モテ感満載の男性でも、方法次第で挽回することができます。

そこで、非モテ脱出講座として現状を逆転させる挽回方法を以下で解説します。

頻繁なLINEやお誘いなど一人の女性に固執しない

好きな女性を作るのは決して悪いことではないですが、女性に対するLINEや誘いは一人の相手だけに固執しないようにしましょう。

脈なしの女性に愛情を注ぎすぎるのは相手にとっても迷惑になりますし、他の女性とも交流を重ねた上で、本当に自分が好きに思える女性と向き合ってください。

見栄を張らない

それほど親しくない女性に対して学歴や年収をアピールするのは、見栄になってしまい相手に嫌われる要因になります。

例え女性が笑顔で対応していても内心煙たがっているのは確実ですし、男性の社会的ステータスの高さを重荷に感じてしまう女性もいるのです。

没頭できるものを見つける

非モテコミット男性は、好きな女性ができると仕事など他のことが全く見えなくなる傾向にあるため、一度恋愛から離れてみるのも挽回策の一つです。

• 投稿小説やネット漫画など気軽に読めるものをチェック
• ジムや釣りなど一人でできる趣味を見つける
• 生物学や心理学など知識の幅を広げる

何でもいいので恋愛以外に没頭できるものが見つかれば、非モテコミットから抜け出せますし、プライベートが充実することで自分の魅力もアップします。

出会いを積極的に探す

女性と出会う機会が少なければ一つの出会いに固執するため、おのずと非モテコミットへの道を進んでしまいます。

そこで、もっと多くの女性と知り合えるよう出会いを積極的に探し、一人の女性に絞るのではなく複数の女性と話して交流しましょう。

女性に慣れることも大事

非モテコミットに陥ってしまうのは、女性の扱いに慣れていないのがそもそもの原因ですから、自分を変えるためには女性慣れすることを考えてください。

例えば、『合コンに積極的に参加する』『マッチングアプリを利用する』など、多くの女性がいる場面を体験すれば、女性の扱い方も自然に慣れてくるでしょう。

非モテコミットから脱却できれば幸せな恋愛・結婚も夢じゃない！

相手の気持ちを考えていない非モテコミットの行動は、見方によっては病的自己愛者にも見えてしまうため、恋愛において確実に不利になってしまいます。

もっとも、自己愛の場合は他者愛まで広げることでプラス効果をもたらすとされていますが、非モテコミットの場合は何より脱却が必要です。

非モテコミットから脱却すれば、一転してモテ男子になれる可能性もあり、今まで手が届かなかったモテ女子との幸せな恋愛や結婚も夢ではありません。