バイクデートを成功させる秘訣や注意点を紹介【タンデムを楽しむ極意】
バイク男子の中には、「好きな人とバイクデートしたい!」という願望を持っている人が多いことでしょう。
しかし、バイクに慣れていない女性が相手の場合は、いくつか注意する必要があります。
そこで今回の記事では、バイクデートを成功させる秘訣や注意点について解説していきます。
安全にバイクデートを楽しむためにも、ぜひチェックしてみてください。
バイクデートのメリット
好きな人とバイクデートといえば、何と言ってもタンデム(2人乗り)です。
ここでは、タンデムツーリングデートの代表的なメリットを見ていきましょう。
2人の距離が縮まりやすい
バイクデートにおける最大のメリットは、2人の距離が縮まりやすい点にあります。
タンデムなら物理的距離が近いので、交際前の男女はもちろん、付き合いはじめのカップルでもドキドキすること間違いなしです。
また、タンデムは2人の共同作業のような気分を味わうこともできます。
一緒に乗車することで、体だけでなく心の距離も自然と近づきます。
彼女との距離感をグッと縮めたいのなら、バイクデートは最適の選択といえるでしょう。
ストレスフリーで目的地まで行ける
バイクでの移動は、車や公共交通機関よりもずっと融通が利きます。
車幅が狭いバイクなら渋滞も抜けやすく、移動時間による予定の崩れが生じづらいため、ストレスフリーで目的地まで向かうことができるでしょう。
また、バイクは車より駐車場スペースに余裕があることも多く、置き場所に困らないのも大きなメリットです。
事故さえ気をつければ、自由度の高い快適なデートが楽しめるでしょう。
バイクデートを成功させる秘訣
バイクデートを成功させるには、いくつか気をつけるべきポイントがあります。
とくに相手が女性の場合、バイク自体に慣れていないケースが目立ちます。
彼女への気遣いを見せなければ、バイクデートが失敗に終わってしまうかもしれません。
以下のポイントを押さえて、ぜひ好きな人とのバイクデートを成功させてください。
バイクデートに適した服装や髪型を伝えておく
好きな人をバイクデートに誘うなら、ライディングに適した服装や髪型を伝えておきましょう。
- パンツスタイル
- スニーカーやスリッポンなどの歩きやすい靴
- カバンはボディバッグやリュック
- 髪の長い人はまとめておく
- 落としやすいアクセサリーはつけない
また、ツーリングに耐えられるようひらひらしていないアウターを選ぶなど、ちょっとしたアドバイスも忘れないようにしてください。
バイク乗りには常識でも、初心者は言われなければ気づけないものです。
女性が安心してバイクデートに臨めるよう、準備のアドバイスは怠らないようにしましょう。
また、当日になってサプライズでバイクデートに誘うのは絶対にNGです。
デートとだけ聞かされていた女性は、バイクデートには不向きなスカートにヒール姿で現れる可能性があります。
そもそも「バイクデートは怖い」という人もいるため、くれぐれも事前に相手の了承を得ることをおすすめします。
集合場所や目的地は2人で決める
バイクデートを成功させるには、集合場所や目的地を2人で決める必要があります。
好きな人がバイク女子でない場合は、つい自分がイニシアチブをとりたくなるかもしれません。
とはいえ、相手には相手の都合があります。
自分だけですべてを決めてしまうと、バイクデートに行く前から「めんどくさい……」と思われる可能性があります。
2人で楽しむイベントだということを意識して、楽しみながらデートプランを話し合うといいでしょう。
積極的にリードすることを心がける
タンデムでのデートは、女性が戸惑うことも少なくありません。
安全のためにも、バイクに乗っているときは積極的にリードすることを心がけましょう。
「腕をまわしてしっかりつかまってほしい」と男らしく伝えれば、その頼もしさに女性がキュンとなるかもしれません。
優柔不断な態度をとらず、ここぞという場面ではしっかりリードしてあげてくださいね。
気温について気を配る
好きな人とのバイクデートが決まったら、事前に気温を把握しておくことが大切です。
バイクに乗ると体感温度がグッと下がり、薄着では寒さに耐えられないかもしれません。
女性は男性よりも冷え性が多いといわれています。
寒くないか確認するのはもちろん、万が一のために予備の防寒具を用意しておきましょう。
また、季節によっては暑さや日差しが厳しいこともあるでしょう。
そんなときは無理せず、カフェで水分補給する・日陰で休むなど、余裕のある行動で彼女を気遣ってあげてください。
トイレ休憩を適度に挟む
女性の中には、恥ずかしくて彼氏や意中の男性に「トイレに行きたい」と伝えられない人もいます。
気軽にトイレに行けないバイクデートでは、普段よりも気を配る必要があるでしょう。
スムーズにバイクデートを進めるためにも、トイレ休憩を適度に挟むようにしましょう。
コンビニやサービスエリアを見つけたら、頃合いで休憩するのがベターです。
2人の合図を決めておく
バイクデートには、お互いの声が聞こえづらいという難点もあります。
「喉が渇いた」「お腹が空いた」といった好きな人のSOSにすぐ気付けるよう、2人の合図を決めておくとよいでしょう。
「肩を2回叩いたら休憩」「肩を3回叩いたら気になるお店発見」など、シンプルでわかりやすい合図をおすすめします。
簡単に意思表示できれば、お互いにストレスを抱えることなく楽しく過ごせるはずです。
脊髄プロテクターをつける
身体的距離が近いのはバイクデートのメリットの1つですが、後ろにいる女子は近すぎるゆえに「胸が当たる」ことを気にする人もいます。
せっかくのバイクデートで胸が気になって楽しめないのはもったいないです。
ぜひそんな女性のために、男性側は脊椎プロテクターをつけてあげてください。
脊椎プロテクターを利用すれば、彼女も気を遣わず思う存分バイクデートに集中することができます。
バイクデートする際の注意点
最後にバイクデートの際に知っておきたい注意点をご紹介します。
悪天候のときは中止する
いくらバイクデートしたいからといって、雨や風の強い日に走行するのは絶対にやめましょう。
安全面からおすすめできないのはもちろん、雨に当たりながらバイクに乗りたいという女性はほとんどいないからです。
バイクデートの楽しさは晴れているからこそ満喫できます。
悪天候になったときは中止して、映画やおうちデートをゆっくり楽しんでくださいね。
女性に乗り方を説明しておく
女性ライダーでもない限り、女性はバイクの乗車に不慣れなものです。
そのため、事前にデート相手には乗り方の手順を説明しておくとよいでしょう。
とくにレクチャーすべきなのは「カーブの曲がり方」。
倒れるほうに体重をかける、というのは慣れていないとなかなか難しい感覚です。
「これくらい体重をかければOKだよ」と、加減も含めて具体的に説明してあげてください。
乗車中は2人の頭を左右にずらす
バイク乗車中は2人の頭を左右にずらすよう心がけてください。
タンデムは密着度が高いため、ちょっとした揺れでお互いのヘルメットがぶつかってしまいがちです。
その頻度があまりに高いと、イライラしてケンカに発展する可能性があります。
お互いの頭を少し左右にずらす意識があれば、そんな問題は起きません。
些細なことですが、乗車前に伝えておくだけで快適にバイクデートを楽しむことができるでしょう。
女性に貸すヘルメットの衛生面に気を配る
ヘルメットはバイクデートでの重要なアイテムの1つです。
ただ、そのヘルメットが汚かったり臭かったりしたら、女性のテンションは下がってしまいます。
「彼自体も不潔なのかも……」と思われないよう、バイク用ヘルメットの衛生面にはくれぐれも気をつけましょう。
安全運転を徹底する
バイクデートでもっとも重要なのが徹底した安全運転です。
とくにタンデムの場合は、大事な彼女の命を預かることになります。
カッコいいところを見せたいからといって、急に車体をバンクさせたりウィリーしたりといった行為は絶対にNGです。
また、急発進や急ブレーキ、会話のし過ぎによる注意散漫も事故につながります。
調子に乗って最悪な事態を招いてしまわないよう、いつも以上に安全運転を心がけましょう。
バイクデートでは頼りがいをアピールしよう!
バイクデートは男らしさを発揮できるチャンスでもあり、2人の絆を深めるのにも最適です。
バイク好き男子なら1度はやってみたいイベントでしょう。
しかし、バイクに慣れていない女性とタンデムするなら、軽い気持ちでデートに臨んではいけません。
服装や乗り方についてあらかじめレクチャーする、安全性や衛生面に気を配るなど、しっかりと注意点を押さえましょう。
また、悪天候なら中止するという配慮も必要です。
自分の命だけでなく、好きな人の命を守る意識がバイクデートの成功につながります。
- バイクデートには2人の距離が縮まりやすい、ストレスフリーで目的地に行けるといったメリットがある
- バイクデートを成功させたいなら、積極的にリードしつつも気温やトイレに関する気配りを忘れないことが大事
- バイクデートでは、乗車前に相手に乗り方をレクチャーしておくことが必要
- バイクデートでは、安全運転の徹底を忘れてはいけない