「同い年(おないどし)」の意味とは?同い年カップルの恋愛傾向を解説

会社や学校などで知り合う機会の多い「同い年」の相手は、恋愛対象になりやすい存在といえます。
年上や年下とのお付き合いにはない「同い年」特有の魅力や強みは何なのか、もしくは注意すべきポイントはないのか、気になる部分も多いでしょう。
そこで今回の記事では、同い年カップルのメリットや恋愛傾向について解説していきます。
Contents
「同い年」の意味と読み方
「同い年」とは、「同年齢であること」「学校における同学年」を意味する言葉です。
読み方は「おないどし」であり、「おなじとし」が音変化したものだと考えられます。
知り合った人が同い年だとわかると、急に親しみが湧いてくるものです。
もちろん仲良くなれば年齢はさほど気にならなくなりますが、とはいえ連帯感の生まれやすい「同い年」の人は、やはり特別な存在といえるでしょう。
同い年カップルの恋愛傾向とは
同い年同士だと、同性はもちろん異性でも一気に距離が縮まりやすいものです。
では、同い年カップルにはどのような恋愛傾向がみられるのでしょうか。
同い年の相手ともっとも出会いやすいのは、学校生活や会社での同期入社です。
そのため、同い年カップルの場合、最初から恋愛対象というよりも、クラスや会社の仲間として親しくなった人同士が次第に恋愛関係になる、というパターンが多くなります。
下地には友人同士という関係性があるので、同い年カップルにはリラックスしたお付き合いがしやすいという傾向があるのです。
また、入社や昇進といったライフイベントも同時期に起こるため、お互い切磋琢磨できる「同志」のような関係になりやすい、というのも同い年カップルならではの特徴といえるでしょう。
同い年カップルのメリット
年齢差のない同い年同士は、もっとも気の置けない組み合わせです。
では、同い年カップルには具体的にどんなメリットがあるのか、詳しく見ていきましょう。
価値観が似ている
同じ時代を生きた「同い年カップル」には、価値観が似ているというメリットがあります。
学生時代に流行った遊びや音楽など、思い出に関する共通点が多いので、同じ目線で盛り上がることができるのです。
また、同い年であれば仕事観や恋愛観なども似ていることが多く、ジェネレーションギャップで揉めるようなこともないでしょう。
共通の友達や知り合いが多い
同い年カップルは、基本的に学校や会社の同期として知り合うことが多いです。
そのため、共通の友達や知り合いが多いというメリットがあります。
喧嘩をしても共通の友達に相談できますし、みんなで旅行やパーティーといったことを企画しやすいのも同い年ならではです。
恋人だけでなく、その周りの人間関係を把握しやすい同い年カップルには、安定感のあるお付き合いがしやすいというメリットがあります。
対等な関係性を築ける
同い年カップルは、相手と気兼ねなく対等な関係性を築くことができます。
年齢差があると、いい意味でも悪い意味でも上下関係ができやすいものです。
「言いたいことがあっても遠慮してしまう」といった軋轢が起こりづらいのは、同い年カップルの大きなメリットといえるでしょう。
お互い本音で付き合いやすいので、対等なカップル関係を望むのなら同い年同士の組み合わせがベストだといえます。
お互いに共感しやすい
お互いに共感しやすいのも、同い年カップルのメリットです。
卒業や入社など、ライフイベントのタイミングがほぼ一緒なので、悩みを共有しやすく励まし合えることも多いでしょう。
一方、年齢差があるとそれらの悩みに共感しづらいので、すれ違いが起こりやすくなってしまいます。
「一緒に困難を乗り越えたい」「辛いことも楽しいことも共感し合いたい」という気持ちが強いのなら、同い年の相手とのお付き合いがもっとも合っているといえるでしょう。
自然体で付き合える
同い年カップルの一番のメリットといえば、自然体で付き合えることです。
相手が年上や年下だと、無理に大人ぶろうとしたり若作りしようとしたりして、無理してしまうこともあるでしょう。
しかし、同い年であればそうした年齢差を埋める必要もなく、そのままの自分で付き合うことができるのです。
また、収入の差もほぼないので、経済状況に合わせたデートがしやすいのもメリットだといえるでしょう。
同い年カップルのデメリット
一見メリットばかりに思える同い年カップルですが、実は以下のようなデメリットも存在します。
詳しく見ていきましょう。
喧嘩が起こりやすい
パワーバランスが対等な同い年カップルには、喧嘩が起こりやすいというデメリットがあります。
お互いに遠慮がなく、言いたいことが言えてしまうので、それがエスカレートすることで喧嘩に発展しやすくなってしまうのです。
また、年齢差があれば年上が折れることも少なくないですが、同い年だとどちらも意地の張り合いになり、喧嘩が長引いてしまうこともあるでしょう。
喧嘩してしまったとしても翌日にはきちんと話し合うなど、何らかのルールは決めておいた方がいいかもしれませんね。
刺激や新鮮さがない
同い年カップルは、年齢差のあるカップルに比べて刺激や新鮮さが少ない傾向があります。
「異なる世代から受ける驚き」や「自分の知らない世界を教えてもらえる機会」などがあまりないので、関係性がマンネリ化しやすいです。
平穏に付き合いたい場合は問題ありませんが、ある程度男女交際に刺激を求めるタイプの人にとっては、物足りなさを感じてしまうこともあるでしょう。
女性が男性に頼りなさを感じやすい
同い年だと、精神的には女性の方が大人であることが多いです。
そのため、いざというときに女性が男性に頼りなさを感じてしまう可能性があります。
男性に余裕や頼りがいがないと「このまま付き合い続けていいのか」と不安になることもあるでしょう。
同い年の場合は、「お互い頼り過ぎない」「相手の精神的成長を見守る」ことが長続きするコツかもしれません。
同い年カップルがうまくいくためのコツ
最後に、同い年カップルがうまくいくためのコツを解説していきます。
末永くお付き合いしていきたいのなら、以下のポイントを押さえつつ、お互い尊重する気持ちを忘れないよう心がけてくださいね。
男女の精神年齢の違いを理解する
同年齢の男性と女性とでは、「男性の方が精神年齢が2〜3歳程度低くなる」といわれています。
そのため、多くの女性は同い年の男性を「幼い」と感じやすいでしょう。
カップル間でも、男性側の頼りなさや子供っぽさは目立ちやすい傾向があります。
同い年の相手とお付き合いするときは、男女間で精神年齢に違いがあることを理解しておきましょう。
年上や年下と比べないように気をつける
同い年の相手と上手く付き合っていきたいのなら、年上や年下の人と比べないようにしましょう。
年上・年下それぞれに良さがありますが、そうした部分を同い年の相手に求めても仕方ありません。
同い年の相手には同い年ならではの良さが存在します。
年齢差による利点はないものねだりになるだけなので、同い年ゆえの良さをもっと評価するようにしてください。
共通の友人と仲良くしすぎないようにする
同い年だと、彼氏・彼女の友人とも仲良くしやすいという利点があります。
しかし、だからといって共通の友人と仲良くしすぎるのはNGです。
共通の知り合いだからといって、異性に頻繁に相談したり2人きりで遊びに行ったりするのは、いくら友達であっても相手は「面白くない」と感じてしまうでしょう。
無用なトラブルを招きかねないので、友達相手にも一線を引いた交流を心がけることが大事です。
2人で新しいことに挑戦するように心がける
同い年のカップルはリラックスして付き合うことができますが、反面新鮮味に欠けるのがデメリットです。
2人の関係をマンネリ化させないために、ぜひ一緒に新しいことに挑戦してみてください。
同い年で価値観の近い2人なら、すぐに一緒にやりたいことが見つけられるはずです。
スポーツや習い事、新しい趣味など、2人で一緒にチャレンジすることが関係性にも良い影響を与えてくれます。
何もせず「新鮮味がない」と嘆かずに、自分たちで前向きに楽しいことを見つけていきましょう。
同い年カップルにはメリットがたくさんある
同い年カップルには、同い年にしかない強みがたくさんあります。
共通の思い出で盛り上がったり対等な関係を築いたりすることは、同い年の相手としかできないことです。
もちろん、年上・年下の相手にも良い部分はそれぞれ存在します。
しかし、2人で歩調を合わせながら一緒に成長していけることが、同い年カップルならではの魅力ではないでしょうか。
等身大のお付き合いがしたいのなら、ぜひ同い年の彼氏・彼女との関係を大切にしてくださいね。
- 同い年(おないどし)とは、「同年齢であること」「学校における同学年」を意味する言葉
- 同い年のカップルは友達から発展することが多く、恋人になってからもリラックスして付き合いやすい
- 同い年のカップルには「価値観が近い」「対等な関係を築ける」などのメリットが多い一方、「喧嘩が起こりやすい」「新鮮味に欠ける」といったデメリットも存在する
- 同い年カップルが上手くいくためには、精神年齢の差を理解しつつ年上や年下の相手と比較しないことが大事