本能でイイ匂いと感じる異性とは遺伝子レベルで相性抜群!?恋愛で好きな人の匂いが重要な理由とは?
自分が気になる異性は、なんだかいい匂いがする人が多いかも…、そう思ったことはありませんか。
実はイイ匂いと感じる異性とは、遺伝子レベルで相性抜群といわれているのです。
匂いを手がかりにすれば、自分にぴったりの相手を見つけられるかもしれません。
今回の記事では、恋愛で好きな人の匂いが重要な理由を解説します。
Contents
恋愛において匂いは超重要!
シトラス系やフローラル系など匂いの好みは人によって異なりますが、好きな理由を説明できる人は少ないのではないでしょうか。
それは無意識によるもので、だからこそ対人関係においても無視できない感覚です。
まずは、恋愛において匂いが重要な理由を見ていきましょう。
嗅覚は本能に直接作用する
好きな異性の匂いは好ましく感じますが、これは恋愛感情に起因するものではありません。
実は遺伝子情報が遠い相手ほどいい匂いに感じるといわれているのです。
これは近親婚を避けるためで、思春期になると娘がお父さんの匂いを臭いと感じるようになるのもそのためです。
また人間の五感のなかで唯一、嗅覚は本能に直接作用するといわれています。
五感のうち視覚・聴覚・味覚・触覚の四つは、理性や思考を司る大脳新皮質に伝わります。
しかし嗅覚だけは、感情や本能を司る大脳辺縁系に直接伝わり理性が関与することはないのです。
体臭はなにで決まる?
人の体臭は個人により異なりますが、その匂いはなにで決まるのでしょうか。
もっとも影響が大きいのは、汗腺から分泌される汗といわれています。
また、食生活やストレス、年齢などによっても体臭は変化します。
40代になるとミドル脂臭、中高年になると加齢臭が生じることは知っている方も多いのではないでしょうか。
また、病気が原因の可能性もあり、体臭の変化で病気が判明することもあります。
本能で「イイ匂い」と感じる異性とは相性が良いのはなぜ?
本能に直接作用する匂いですが、恋愛においても匂いが果たす役割は決して小さくありません。
ここでは、本能で「イイ匂い」と感じる異性と相性が良い理由について解説します。
遺伝子レベルで惹かれ合っているから
イイ匂いだと感じるのは、簡単にいえば遺伝子レベルで惹かれ合っているからです。
人間は近親婚を避けるため、遺伝子が近い相手の匂いは不快に感じるようになっていますが、実はもう一つ大事な理由があります。
それは、感染症に強い子供を残すためです。
人間の身体には免疫に関わるMHC遺伝子またはHLA遺伝子があり、これが多様なほど免疫力が高まって感染症に強い子供が生まれます。
人間も生殖本能が備わっていますから、強い子供を持ちたいというのはある種の本能であるともいえるでしょう。
そのため人は免疫力の強い子供が生まれるとされている自分とは遠い遺伝子を、無意識的に匂いで嗅ぎ分けていると考えられています。
イイ匂い…と感じたら遺伝子レベルで惹かれている人だといってよいでしょう。
心が落ち着く
好きな人の服に顔をうずめ、匂いを嗅ぐと落ち着くという人は意外といるのではないでしょうか。
匂いは本能に直接作用するため、記憶や感情を呼び覚ましやすいといわれています。
好きな人の匂いは二人の思い出や気持ちを想起させてくれるため、心が落ち着きリラックスできるのです。
清潔感を感じる
匂いは本人の体臭だけではありません。
好きな相手からふと香るシャンプーや石鹸、柔軟剤などの匂いを好ましいと思った経験がある人は少なくないでしょう。
清潔感を感じる匂いは好印象につながりますし、相手の生活を垣間見た気がして、より身近に感じられます。
フェロモンと匂いの違いとは
フェロモンとは、動物や昆虫が仲間とコミュニケーションを取る際に用いる物質のことです。
人間にも異性を惹きつける性フェロモンが分泌されていると考えられ、かつてジャコウジカの性フェロモンであるムスクは媚薬として使われていました。
今でもムスクは香料として香水に配合されていますが、ここで注意しておきたいのはフェロモンは無臭という点です。
ムスクには確かに独特の匂いがありますが、その匂い成分にフェロモン効果があるわけではありません。
匂いは遺伝子レベルで相性のいい相手を見つけるのに役に立ちますが、それは異性を惹きつけるフェロモンとは別の働きということです。
匂い=フェロモンではないことを理解しておきましょう。
気になる異性の匂いはどこで分かる?
匂いが対人関係に影響を及ぼすことはわかりましたが、どの程度の距離まで近づけば、相手の匂いはわかるのでしょうか。
人間の周囲には目に見えない心理的縄張りが広がっているといわれており、これをパーソナルスペースといいます。
人が踏み入ると不快に感じる領域のことで、その広さは相手との関係性によって異なります。
親しい相手なら狭く、知らない相手なら警戒心から広くなるわけです。
相手の匂いがわかる距離は45cm以内といわれていますが、これはかなり親密度が高くなければ近づけない至近距離です。
出会ってすぐに匂いがわかれば相性も判断できますが、残念ながら相手に相当近づかないと匂い自体わからないということになります。
街コンなどで相手の匂いをチェックしたいなら、できるだけ近くの席をゲットした方がよさそうですね。
男女別|みんなの好きな異性の香りは?
人は体臭だけでなく、シャンプーや香水の匂いをまとっていることもありますが、どのようなニオイが異性に受けるのでしょうか。
最後に、好きな異性の香りを男女別に紹介します。
男性が好む女性の香り
1位…石鹸・シャンプーの香り(46.4%)
2位…無臭(11.8%)
3位…フローラルの香り(11.5%)
4位…柑橘系の香り(9.8%)
5位…爽やかなグリーン系の香り(5.8%)
男性が好む女性の香り第1位を獲得したのは、2位と30ポイント以上の差をつけた「石鹸・シャンプーの香り」です。
意外にも2位につけているのが「無臭」で、僅差で「フローラルの香り」が続きます。
天然由来の香りが多くランクインしており、自然の香りを好む男性が多いことがわかります。
フローラルや柑橘系といった女性ならではの甘い香りも男性に好評のようですね。
女性が好む男性の香り
1位…石鹸・シャンプーの香り(28.6%)
2位…無臭(24.2%)
3位…爽やかなグリーン系の香り(18.2%)
4位…柑橘系の香り(11.7%)
5位…ムスクの香り(7.5%)
女性が好む男性の香りのツートップは、意外にも男性のランキングと同じ結果となりました。
もっとも女性は1位と2位に男性ほど大きな差は見られません。
女性のランキングにも天然由来の香りが多く、男性ランキングにあったフローラルに代わり、ムスクが5位にランクインしています。
男性は可愛い香り、女性はセクシーな香りを好むというのは面白いですね。
男女ともに無臭を好む人が多いですが、無臭とは文字通り匂いがないことです。
汗臭いのは対象外ですから汗対策を怠らず、常に清潔に保ちましょう。
出会いを重ねて理想の相手を見つけよう
相性のいい相手を見極めるのに、匂いを判断材料にするのはひとつの手です。
しかし、匂いだけでなく、性格や価値観なども含めて総合的に判断することが大切。
たくさんの出会いを重ねて、理想のパートナーを見つけましょう。
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ぜひハッピーメールで、素敵な恋をはじめましょう。
匂いはあくまでも本能で惹かれるもの。一番大事なことは人間性を見極めること
私たちの遺伝子が子供の免疫力を高めるため、恋する相手を選別しているというのは驚きですね。
イイ匂いと感じた相手は遺伝子がGOサインを出しているということになりますが、それはスタートラインに過ぎません。
遺伝子レベルで相性がいいというだけで、運命の相手に巡り合えたわけではありません。
実際にイイ匂いだと感じる異性は一人だけではないでしょう。
匂いはあくまでも本能で惹かれるもので、恋を始めるにあたって一番大事なことは人間性を見極めることです。
本能で惹かれた相手の人となりもしっかり見極めてくださいね。
- 嗅覚は本能に直接作用し体臭は汗の匂いで決まる
- 本能で「イイ匂い」と感じる異性と相性が良いのは遺伝子レベルで惹かれ合っているから・心が落ち着く・清潔感を感じるからと考えられる
- 異性にアピールするといわれる性フェロモンは無臭で、匂いとは働きが異なる
- 相手の匂いが分かる距離は45cm以内
- 好きな異性の香りは男女とも「石鹸・シャンプーの香り」「無臭」がツートップ
- 匂いはあくまでも本能で惹かれるもので一番大事なことは人間性を見極めること