脳内から女性を美しくしてくれる「恋愛ホルモン」の種類・効果・向上方法
「女の子は恋をすると綺麗になる」ってよくいいますよね。これは、恋をすると脳内から分泌される「恋愛ホルモン」の働きによるものなのです。
恋愛ホルモンの分泌を高めることで、心も体も魅力的な女性になれますよ。
この記事では、女性を美しくしてくれる恋愛ホルモンの種類や効果、向上方法を紹介します。
好きな人に「綺麗になったね」といわれたい人や恋活・婚活に励んでいる人はぜひチェックしてみてください。
Contents
恋愛ホルモンとは?5つの種類と効果
女性が恋をすると、脳内からさまざまなホルモンが分泌されて精神や身体に良い影響を与えます。
はじめに、恋愛ホルモンの5つの種類と効果について解説します。
エストロゲン
女性ホルモンのひとつであるエストロゲンは、女性の健康的な心と体を保つホルモンです。
エストロゲンの分泌が増えると、胸がふっくらしたり肌や髪がツヤツヤになったりと女性には嬉しいことがたくさんあります。
恋のときめきでエストロゲンを活性化させることができるので、恋をすることで綺麗になれるのです。
エストロゲンは恋をするだけでなく、食事や睡眠でも増やすことができますよ。
フェニルエチルアミン(PEA)
フェニルエチルアミン(PEA)は恋をすると分泌が増す脳内物質です。
このホルモンは、恋の初期段階で特に多く分泌され、「最強の恋愛ホルモン」ともいわれています。
好きな人ができるとその人のことばかり考えて仕事が手につかなくなることってありますよね。この恋の病になるのはPEA分泌のせいなのです。
そのほかにも、新陳代謝を良くして体を引き締めるなどの美容効果も期待できます。
恋愛テクニックでよく使われる吊り橋効果でも、フェニルエチルアミンが分泌されるといわれていますよ。
オキシトシン
オキシトシンは母性ホルモンとも呼ばれ、相手に対する愛情を高めて良好な関係を保つ手助けをしてくれる物質です。
ハグやキスなどのスキンシップによって分泌され、生活の中で感じるストレスや痛みを和らげる効果もあります。
スキンシップだけでなく、会話をするだけでもオキシトシンが分泌されるといわれているので、意中の男性には積極的に話しかけてみましょう。
ドーパミン
ドーパミンは嬉しいときや幸せだと感じるときに分泌される神経伝達物質です。
好きな相手と話せたときや褒められたときに高揚感を感じ、舞い上がってしまうのはこのドーパミンの効果です。
ドーパミンには一種の薬物のような効果があるとされており、またあの幸せな気分を味わいたいと思うことから、ダイエットを継続・キレイになる努力を続けることができるのです。
エンドルフィン
エンドルフィンは「脳内麻薬」ともいわれる強いパワーを持った恋愛ホルモンです。
ストレスや痛みを緩和する効果があるとの研究結果がプレスリリースされており、強い鎮痛力を持つモルヒネの6倍以上の効果があるともいわれます。
このエンドルフィンは心から信頼できる人といるときに分泌され、安心感や幸福感をもたらしてくれます。
穏やかな恋愛では、エンドルフィンが分泌されて心から幸せを感じることができるでしょう。
恋愛ホルモンが発動される期間は?
恋愛ホルモンが発動され、恋に影響を与えるのには期限があります。
その期限はどのくらいの期間なのでしょうか。
交際して「3年」といわれている
恋のはじめに分泌されるフェニルエチルアミンは、恋のときめきに大きく関わります。
付き合い始めたばかりの相手にドキドキするのは、この恋愛ホルモンが分泌されているからなのです。
しかし、このホルモンの分泌は交際から3年目にはほとんど分泌されなくなるという期間限定のもので、その代わりにエンドルフィンやセロトニンなどの安心感を感じさせる恋愛ホルモンが分泌されます。
お互いに異性として意識せずにリラックスできるのですが、相手にときめきを感じられないため別れてしまうカップルが出てきてしまうのです。
「恋の賞味期限は3年」とよくいわれるのは、このことが原因だといえます。
恋愛ホルモンが活発になると女性はどうなる?
恋をして恋愛ホルモンが活発になると、女性にとってたくさんの良い影響がありますよ。
ここでは、恋愛ホルモンが活発になることにより、女子に与える影響を紹介します。
世界観が変わる
恋愛ホルモンが活発になると行動力が生まれ、自分の世界観が変わることがあります。
好きな人ができると、「彼の好きなものを知りたい」と今まで興味がなかったことにも目を向けるようになりますよね。好きな人ができると新しいことにチャレンジでき、自分の世界が広がるのです。
さらに、オキシトシンの作用により積極的に人と関わろうとする気持ちが生まれます。
ひとりでいるのが好きだった人でも人間関係が広がり、新しい世界に飛び込めるようになるでしょう。
自分らしさを表現できる
恋をすると、恋愛ホルモンの働きによって前向きな気持ちになれます。
新しいメイクやファッションにも挑戦し、自分らしさも表現できるようになれるのです。
自分の可能性を知り、幅を広げられるのは恋をすることによる大きなメリットといえるでしょう。
かわいい自分を発見できる
恋をするとさまざまな女性ホルモンが分泌され、女性を美しくしてくれます。
見た目だけでなく、精神にも影響を与えるので、性格や人との接し方も変わる可能性があるでしょう。恋をすると今まで真面目だった人でも、可愛らしく振る舞ったりすることがあります。
このように、自分でも気付けなかった新しい一面を発見するきっかけにもなるのです。
仕事に集中しやすくなる
恋愛ホルモンの分泌により、精神的に前向きになり仕事に集中しやすくなります。
特にエストロゲンは集中力に大きく関わるホルモンです。エストロゲンが分泌されていない状態では、イライラしやすくなり記憶力や集中力も低下します。
仕事に前向きに取り組んでいる女性は、男性からも魅力的に見えるでしょう。
恋愛ホルモンを向上させられる食べ物7選
恋愛ホルモンは恋をするだけでなく、食事でも分泌を促すことができます。
最後に、恋愛ホルモンを向上させられる食べ物を紹介します。恋愛ホルモンを活性化させて、意中の男性をメロメロにしましょう。
チョコレート
チョコレートの原料であるカカオにはフェニルエチルアミンの分泌を促す効果があるといわれています。
フェニルエチルアミンには、相手のことを好きだと錯覚させる効果があるとされているのです。
そのため、プレゼントでチョコレートを好きな相手に贈れば、あなたのことを恋の相手として意識させることができる可能性がありますよ。
チーズ
チーズは、フェニルエチルアミンの分泌を促す代表的な食べ物です。
さらに、不安と緊張を和らげてくれる効果もあるので、お酒デートの際はおつまみにはチーズを選ぶようにしましょう。
ワイン
チーズと相性ぴったりの赤ワインにも、フェニルエチルアミンの分泌を活発にする効果があります。
おしゃれなワインバーや飲み比べなどしながら、いい雰囲気に持ち込みましょう。大人デートにおすすめですね。
イソフラボン
大豆製品に含まれる大豆イソフラボンは、エストロゲンと似た働きをする成分です。
肌の調子を整えたり、胸をふっくらさせたりする効果があり女性らしいボディに近づけてくれます。
豆腐や納豆、味噌などの大豆製品を多く取れる和食中心の食事習慣を意識しましょう。
キャベツ
キャベツに含まれる「ボロン」というミネラル成分には、エストロゲンの分泌量を増やす効果があります。
エストロゲンの分泌が安定すれば、気になる彼の前でも穏やかな心でいられますよ。
キャベツは食物繊維とビタミンが豊富なので、便秘解消や美肌にも効果的です。
ナッツ
ナッツは、エストロゲンの分泌を高めるボロンと、若返りのビタミンとも呼ばれるビタミンEを豊富に含む美容効果が高い食材です。
メリハリのあるボディラインと、ツヤツヤのお肌を作ってくれますよ。
鶏肉
鶏肉に多く含まれるタンパク質は、女性ホルモンの材料となる栄養素です。
さらに、鶏の手羽先には美肌を保つうえで欠かせないコラーゲンも豊富に含まれています。
鶏肉を使った料理を積極的に食べて健康で綺麗な体を保ちましょう。
片思いでも恋愛ホルモンが向上するので綺麗になりたい女性は恋をしよう!
恋愛ホルモンには、女性が綺麗になり精神的にも前向きな気持ちになる効果があります。
自分磨きをもっと頑張れるようになり、今まで気付けなかった新しい自分を見つけられるチャンスにもなりますよ。
両想いのカップルや結婚している夫婦だけでなく、片思いでも恋のときめきによって恋愛ホルモンが向上します。
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