恋愛での嫉妬とは?ヤキモチとの違いはある?嫉妬深くなる原因や対処法も
恋愛中は相手の一挙手一投足にやきもきしてしまうもの。
とくに、他の異性と親しくしていたり自分よりも友達を優先されたりすると、嫉妬心が芽生えてしまうという人は多いでしょう。
しかし過度の嫉妬は恋人との関係性に悪影響を及ぼしかねません。
そこで今回の記事では、恋愛における嫉妬の特徴や原因・対処法について解説していきます。
Contents
恋愛における嫉妬とはどんな感情?
嫉妬とは、自分よりも優れた人を羨んだり妬んだりする気持ちのことですが、恋愛においての嫉妬は少し事情が違います。
一般的な嫉妬感情は男女問わず誰にでも起こりえますが、恋愛における嫉妬の対象は「好きな相手」です。
好きな人に「自分だけを思ってほしい」「自分だけを愛してほしい」という恋愛感情が高じたときに、嫉妬心が芽生えるのです。
また、好きな相手が原因の嫉妬心は「やきもち」とも言い換えられます。
やきもちは好きな相手が素っ気ないときや、自分以外の相手と仲良くしているときに起こる感情です。
そのため、恋愛における嫉妬はやきもちとほぼイコールですが、一般的な嫉妬は「やきもち」とは言わないのです。
恋愛面で嫉妬してしまう原因
恋人のある行動について激しく嫉妬する人もいれば、気にならないという人もいます。
これは、嫉妬心の発生源が相手というよりもその人の中にあることが多いからです。
なぜ恋愛において強い嫉妬が発生してしまうのか、その原因について詳しく見ていきましょう。
自分に対する自信のなさ
嫉妬心の強い人は自分に自信がない傾向があります。
劣等感が強いため、恋人が本当に自分を愛しているのかイマイチ信じられません。
相手の関心が少しでも自分以外に向くと不安になってしまい、それが強い嫉妬心へとつながるのです。
容姿にコンプレックスがある、自分の価値が低いと感じているといったタイプの人は、自己肯定感が低く強い嫉妬心を抱きやすいでしょう。
プライドの高さ
プライドの高さも恋愛面における嫉妬の原因になります。
プライドが高い人は、恋人に対しても自分を一番にしてほしいという気持ちを強く持っています。
そのため相手が自分よりも仕事や友人を優先すると、プライドを傷つけられたと思って嫉妬心が強くなってしまうのです。
独占欲の強さ
独占欲の強さも嫉妬心の原因です。
恋人には自分だけを見てほしい、というのは誰でも思うことでしょう。
とはいえ、彼氏・彼女のみを優先して他人は無視というのは現実的ではありません。
しかし、独占欲が強いと上手く折り合いが付けられず、恋人を束縛したり相手の人間関係に口を出したりと、嫉妬心から暴走してしまうパターンも多くあります。
恋愛における嫉妬心への上手な対処法
少しのヤキモチなら恋愛のスパイスですが、過度の嫉妬は相手の負担になってしまいます。
上手く付き合っていくためにも、嫉妬心への上手な対処方法を知っておきましょう。
嫉妬している自分を受け入れる
恋愛における嫉妬心をコントロールするためには、まず「嫉妬している自分」を受け入れましょう。
嫉妬は必ずしも悪いことではありません。
相手を大切に思い、愛情を持っているからこそ生まれてくる感情だからです。
自分がそこまで好きな相手を見つけられたことに感謝し、嫉妬してもある程度は仕方ないのだとポジティブに受け止めてみてください。
嫉妬してしまう自分を無理に否定せず、肯定的になったほうが上手く対処できるはずです。
恋人の感情も尊重する
お付き合いはひとりでしているわけではありません。
恋人と向き合ってこそのお付き合いであり、相手にも感情があることを理解しましょう。
自分が嫉妬するのなら、相手の嫉妬もある程度許容しなければいけません。
また、嫉妬からの過度な束縛が相手の負担になっているのなら止めるべきでしょう。
フェアなお付き合いのためには、恋人の感情も尊重してあげることが必要です。
自分の嫉妬心と向き合う時間を作る
どうしても嫉妬が止められないなら、あえて嫉妬心と向き合う時間を作りましょう。
例えば10分間は嫉妬と真正面から向き合うと決め、嫉妬したときの気持ちや理由、相手への文句などを書き出してみるのです。
しっかり向き合うことで冷静になれ、思ったよりも嫉妬心に客観性を持てるようになるはずです。
期待しない
嫉妬心を抑えるには、相手に過度な期待をしないことも大切です。
非の打ち所がない完璧な恋人というのは存在しません。
相手だって人間であり、何もかもあなたの思い通りに行動することはないでしょう。
自分の気持ちを先読みしてほしい、つねに自分のことを優先してほしいといった期待はせずに、フラットな気持ちでお付き合いすることが大事です。
相手にあまり期待しなければ、もやもやすることもなく嫉妬心も生まれづらくなるでしょう。
習慣を見直す
嫉妬深い人は変な習慣が身についている可能性があります。
例えば、相手のSNSを逐一チェックしたり会えない日のスケジュールを事細かに聞いたりと、恋人への干渉が習慣化してはいないでしょうか。
もし、思い当たるような習慣があるのなら今すぐ見直すことをおすすめします。
やっても仕方のないことを続けても不安が募るだけです。
少しくらい大雑把になったほうが、余計な妄想をせずに心穏やかに過ごせるでしょう。
直感を信じる
相手の行動がどうしても気になる場合は、自分の直感を信じましょう。
嫉妬心や妄想からではなく、本当に「何か変だな」と思ったなら直感が当たっているかもしれません。
また、自分の気持ちを伝えても相手がはぐらかしたり、怒ってきたりした場合はとくに要注意です。
ただの恋愛嫉妬なのか直感なのかを見分けるためにも、普段から自分の嫉妬心を見つめなおすよう心がけることをおすすめします。
開き直る
嫉妬心の裏には「相手からの裏切り」に対する恐怖が隠れています。
誰でも恋人からは裏切られたくないものですが、とはいえ100%裏切らないという保証もありません。
嫉妬しようがしまいが大丈夫な時は大丈夫、裏切られるときは裏切られるのです。
もちろん杞憂であることがほとんどですが、嫉妬心に振り回されて本質が見えなくなってしまわないよう「何があっても何とかなる」と開き直ってしまうほうが心の平和のためにもよいでしょう。
恋愛における嫉妬心とは「自分だけのものでいてほしい」という願いでもある
恋愛において嫉妬深くなってしまう人は、独占欲や心配が強くなっていることが多い傾向にあります。
大好きな人の関心が他に向いてしまったり、自分よりも好きな人ができてしまうのは確かに恐怖でしょう。
しかし、根拠なく嫉妬しすぎるのは相手の負担になるだけです。
まずは嫉妬してしまう要因を客観的に見つめなおし、嫉妬する自分を許容することが大切です。
嫉妬は相手を思う気持ちの表れでもあり、決して悪いことばかりではありません。
嫉妬心を上手にコントロールしながら良い距離感を保ってくださいね。
- 恋愛関係における嫉妬は、好きな人に自分だけを見ていてほしい気持ちから起こる
- 自分への自信のなさ・プライドの高さ・独占欲の強さは嫉妬の原因になりやすい
- 恋愛における嫉妬心へ上手く対処するには、嫉妬している自分を受け入れつつもある程度開き直ることが必要