恋人を束縛してしまう人へ|束縛される側の心理と恋愛面での束縛をやめる方法
恋人を愛するあまり、つい束縛してしまうという人はいませんか?
激しすぎる束縛は、相手に負担になるだけでなく、別れの原因になるかもしれません。
束縛をやめられれば、今よりも良好な関係を築けるでしょう。
この記事では、束縛してしまう原因や対処方法を紹介します。
恋人を束縛している自覚があって悩んでいる人は、ぜひ参考にしてくださいね。
Contents
そもそも「束縛」とは?
「束縛」とは、相手の行動を制限して自由を奪う行為を指します。
特に恋愛において、独占欲を満たすために恋人を束縛するケースは非常に多いのです。
「恋人を独り占めしたい」という気持ちから、他の異性との交友関係をを制限したり、こまめな連絡を強要したりする人も後を絶ちません。
束縛彼氏・彼女は必要以上に嫉妬深いのが特徴で、たとえ仕事関係であっても異性と関わることを禁止しようとすることもあるほどです。
束縛された相手は自由を奪われることで息苦しさを感じるので、関係が長続きしない可能性も大いにあります。
束縛してしまう原因
恋人を束縛してしまう人は、どのような心理を抱えているのでしょう。
ここでは束縛してしまう原因を紹介します。
自分に自信がない
束縛してしまう人は、自己肯定感が低い傾向があります。
自分に自信が持てず、常に恋人に捨てられるかもという不安を抱えているため、離れないように束縛しているのです。
自分に魅力がないと思い込んでおり、恋人が他の異性と仲良くしているだけで「振られるのでは」と怯えています。
束縛して他の異性と関わらないようにすることで、不安を取り除いているのでしょう。
過去のトラウマ
恋人を束縛してしまうのは、過去のトラウマが原因かもしれません。
「大好きだった人に浮気された」「理由も言われずに振られた」など、辛い経験は心に深い傷が残ります。
二度と同じ経験をしたくないという心理が働いて、相手が裏切らないように束縛してしまうのでしょう。
また、トラウマによって恋人を失いたくないという思いが強くなりすぎて、依存関係に陥っている可能性もあります。
恋人のことを考えすぎるあまり、あらゆる行動に敏感になったり、些細なことを浮気に結びつけたりするのです。
束縛をされた側の心理
束縛する側は不安を抱えていますが、束縛をされた側はどのような心理状態なのでしょうか。
ここでは、束縛をされた側の心理を解説します。
信用されてもらえず悲しい
浮気を心配して、恋人を束縛する人は案外多いものです。
しかし、束縛をされた側からすると「そんなに自分は信用されてないのか」と感じてしまいます。
好き同士で恋愛関係になったのに、大した理由もなく浮気を疑われたら良い気はしません。
束縛をきっかけに2人の信頼関係にヒビが入ってしまう可能性もあるでしょう。
いちいち予定を共有するのが煩わしい
束縛する人は、恋人のスケジュールを把握しようとします。
そのため、束縛される側は常に「いつどこで誰と会うか」を伝えないといけないので、煩わしく感じるでしょう。
いちいち予定を共有するのは面倒なだけでなく、監視されている気がして息が詰まってしまいますよね。
連絡を無視すると電話がかかってきたり、怒ったりすることもあるので、一緒にいるだけでストレスが絶えません。
愛を感じられて嬉しい
ネガティブな印象の強い束縛ですが、好意的に捉える考え方もあります。
束縛は「恋人を手放したくない」という気持ちの表れなので、愛を感じられて嬉しいと感じる人もいるでしょう。
束縛も愛情表現の一つなので、束縛の度合いが強いほど、愛されていると感じる人もいます。
プライベートに口を出されることに、それほど抵抗がない人にとっては、束縛はポジティブな捉え方ができるのかもしれませんね。
束縛をやめる方法
恋人を束縛してしまうせいで、関係が上手くいっていないと悩んでいる人もいるでしょう。
最後に束縛をやめる方法を紹介するので、ぜひ実践してみてください。
自分の時間を大切にする
束縛する人は自分に自信がなく、恋人に自分の存在意義を見出す傾向があります。
自分の時間を大切にすることで、束縛をやめられるかもしれません。
没頭できる趣味や自分磨きに励むことで自信がつき、恋人に依存することも少なくなるでしょう。
運動習慣を身に着けたり、十分な睡眠をとったりして、普段からストレスを溜め込まないことも大切です。
恋人以外の人間関係にも目を向ける
束縛してしまう人は、恋人以外の人間関係にも目を向けてみましょう。
家族や友達など、恋人と過ごす時間とは違った楽しみ方に気付けるはず。
また、恋の悩みを打ち明けたら、心が軽くなったり、意外なアドバイスが貰えたりするかもしれません。
さまざまなタイプの人と関わることで視野が広がって、恋人との関係性に良い影響をもたらしてくれますよ。
SNSと距離を置く
束縛する人の中には、恋人のSNSを頻繁にチェックしてしまう人もいるでしょう。
余計な不安を感じないために、SNSと距離を置くことがおすすめです。
スマホの通知をオフにしたり、思い切ってアプリを削除したりすることで、他人に心をかき乱されることもなくなります。
きちんと自分自身に向き合う時間が増えれば、きっと恋人との関係も改善されるはずです。
相手の気持ちも受け入れる
恋人から「束縛しないでほしい」「そっとしておいてよ」といった不満を漏らされたことはありませんか?
自分の気持ちを優先して行動するのではなく、相手の気持ちを受け入れることも大切です。
一方的に自分の気持ちを押し付けているだけでは、相手の心を動かすことはできません。
まずは、相手の気持ちを受け入れることで、自分の気持ちも伝わりやすくなるでしょう。
お互いの違いを許容する
たとえ好き同士で付き合った男女でも、考え方や価値観には違いがあります。
その違いをどちらかに無理やり合わせるのではなく、お互いの違いを許容しましょう。
恋人との違いをネガティブに捉えるのではなく、新しい考え方だと前向きに受け入れることで、きっと不安な気持ちも薄れますよ。
今までの思い出を振り返る
恋人が本当に自分を好きなのか不安になって、束縛してしまう人もいるでしょう。
愛情が感じられないときは、今までの思い出を振り返るのが効果的な対処法です。
デートしたときの写真を見返したり、日記を読み返したりすることで、愛されている自信が湧いてくるはず。
普段から嬉しかったことをスマホやノートに書き残しておくと、いつでも確認できるのでおすすめです。
デートをとことん楽しむ
束縛が激しくなるのは、2人の関係を不安に感じているのが原因です。
恋人との関係が不安になっているときは、デートをとことん楽しみましょう。
一緒に過ごせる時間を思い切り楽しむことで、恋人もあなたを大切に思ってくれます。
楽しい思い出が増えるほど、絆が深まって、束縛する必要もなくなるでしょう。
束縛してしまうときは自分に原因があるかも…やめる方法を試して恋人といい関係を築こう!
恋人の自由を制限する束縛は歪んだ愛情表現です。
愛情を感じられて嬉しいと思う人も一定数いますが、ほとんどの人は悲しかったり、煩わしかったりとネガティブに捉えられます。
束縛してしまうのは、自分自身の心に原因があるかもしれません。
あなたの束縛がきっかけで恋人との関係が上手くいかないなら、すぐに改善するように努力しましょう。
このページで紹介した束縛をやめる方法を実践して、ぜひ恋人と素敵な関係を目指してくださいね。
- 「束縛」とは、相手の行動を制限して自由を奪う行為
- 束縛する原因は「自分に自信がない」「過去のトラウマ」など
- 束縛された側は「信用されず悲しい」「予定を共有するのが煩わしい」といった心理を抱えている
- 束縛されることで愛情を感じる人も一定数いる
- 束縛をやめるには「自分の時間を大切にする」「お互いの違いを許容する」「思い出を振り返る」などが効果的