「距離を置く」と言ってくる恋人の心理は?その意味から対処法まで徹底解説
突然、恋人から「距離を置きたい」と言われたら、どうしますか?
「なんで距離を置きたいの?」
「距離を置くってどういう意味があるの?」
と、さまざまな疑問や不安が浮かびますよね。
ときに気になるのが「距離を置きたい」という相手の気持ちではないでしょうか。
今回の記事では「距離を置く」と言ってくる恋人の心理について解説します。
「距離を置きたい」と言う恋人が意味するもの
男性・女性が「距離を置く」ことに対し、それぞれに共通している認識は「距離を置きたい=会わない(冷却期間)」ということです。
家に遊びに来るのはもちろん、基本連絡を取らないことが「距離を置きたい」という言葉に含まれています。
また、マイナビウーマンのアンケート調査では「恋人と別れたくて距離を置きたいと言う」という意見が、男女ともに60%もいることが分かっています。
参考元:マイナビウーマン「冷却期間の連絡はOK?男女別「距離を置く」の意味と効果」
「距離を置く」という意味合いには「恋人と別れる」という目的が含まれていることも無視はできません。
距離を置くときの心理
気になるのは恋愛関係にある恋人と「距離を置きたい」と考えるときの心理ですよね。
さっそく解説していきます。
恋人と別れたい
先ほど触れたアンケート結果にもあるように、恋人と別れたいから距離を置くというパターンがほとんどです。
これは、男性心理・女性心理どちらにも共通していえることです。
「相手と別れたい」と思っているけど直接いいづらい…と思う人は少なくありません。
そこで、別れたい気持ちを相手に察してほしくて「距離を置きたい」と言うことがあります。
基本的に恋人から「距離を置きたい」と言われたら、別れることを視野に入れている可能性が高いでしょう。
反省を促している
彼氏や彼女に態度や言動を改めてほしい、反省してほしいと思っている場合も、距離を置くことがあります。
たとえば、相手が短気ですぐに怒ったり、悪気はなくてもすぐ人の陰口を言ったりする人であれば、一緒にいるのが嫌になりますよね。
そこで「相手が反省して直してくれたら…」と期待をこめて、「距離を置きたい」と切り出すことがあります。
相手との関係性をよくしたいという思いがあるからこそ距離を置こうと思うのです。
仕事など他にやりたいこと・やるべきことがある
仕事や勉強など、やりたいこと・やるべきことがある人は、恋人と距離を置きたいと思う場合が多いです。
彼氏・彼女と会う時間より優先しなければいけない仕事がある、プライベートで挑戦したいことがあるなど、人によって理由はさまざまです。
恋人といつもの距離感で会っていると、自分の目的となっていることが達成できないと判断した場合、距離を置きたいと切り出すことがあります。
気持ちが重い
相手の自分への気持ちが重いと感じていると、距離を置きたくなることがあります。
頻繁に電話やLINEをくれる、自分のことは後回しにしてでも世話を焼いてくれるなど、好きな気持ちが相手の負担になっている可能性があります。
よかれと思ってやっていたことも、相手の迷惑になっているとしたら意味がありません。
きちんと相手の反応を見て振舞うことがポイントになるでしょう。
自分の気持ちが分からなくなった
付き合っている期間が長いと、お互いの価値観のズレが気になって仕方がない、ケンカが多いなど、うまくいかない時期がやってきますよね。
そんなとき「この人とこのままつき合っていて大丈夫かな?」「好きで付き合ったはずなのに…本当は好きじゃないのかな?」と自分の気持ちがわからなくなって、距離を置きたいと思うことがあります。
この心理によって距離を置く場合は、自分の気持ちや相手の気持ちを確かめるための冷却期間といえます。
「距離を置く」と相手に言われたときの対処法
相手から急に「距離を置きたい」と言われたら、誰だってどうしていいか困るものです。
相手の気持ちがわからず、不安に感じてしまい動揺してしまうでしょう。
そんなときでも落ち着いて対処できる方法を紹介します。
原因を探す
相手と元に戻りたいと思うなら、「距離を置きたい」と言われた原因を探しましょう。
距離を置きたい理由は、1人の時間を奪ってしまっていたり、仕事を頑張りたい時期に入っていたりなどさまざまあります。
相手を思っているなら、思い当る節はあるはずです。
原因がわかれば、きちんと理解して改善できるように心がけましょう。
なぜ距離を置くか聞いてみる
距離を置こうと言われたとき、自分の価値観だけで物事を見ないことも重要なポイントです。
自分で考えてもわからない場合は、素直に相手に「なぜ距離を置こうと思ったの?」と聞いてみましょう。
ただし、相手の気持ちがすでに離れていて煙たく感じているようなら、しつこくならないよう注意する必要があります。
連絡は必要最小限にする
関係修復のために原因を突き止めることも大切ですが、何回も連絡を取ってしまうと距離を置いている意味がありません。
相手にもっと嫌がられる可能性が高いので、距離を置いている間の連絡は必要最小限に留めておきましょう。
もし聞きたいことがあれば、距離を置きはじめた頃に聞き、それ以降は連絡したくても我慢です!
元に戻りたいなら、距離を置くことを受け入れて、誠実に対応することがポイントです。
思い切って恋人以外にアクティブになる
距離を置くとネガティブに考えがちですが、あえてポジティブに考えてみましょう。
距離を置く期間をいいきっかけと考え、「1人の時間を楽しもう!」と思い切ってアクティブになってみるのがおすすめです。
家族や友達を誘って食事や遊びに出かけたり、やりたかったことに挑戦してみるのもいいでしょう。
恋人といてはできなかったことをして、距離を置いている期間を楽しんでみてください。
自分磨きをする
距離を置く期間を利用して、自分磨きをしてみるのもおすすめです。
次に会うときに「かわいくなったな」「かっこよくなった」と思ってもらえれば、距離を置いた時間も無駄ではなかったと思えるはずです。
また、なにかに打ち込んでいれば、離れている寂しさも少しはまぎれることでしょう。
ジムで体を鍛えたり、ファッションを研究したりと努力してみてください。
距離を置いても復縁する方法
「距離を置きたい」と言われた時点で、別れを告げられたかのように絶望を感じてしまう人もいると思いますが、悲観的になるのはまだ早いですよ。
これから、距離を置いても復縁する方法を紹介します。
距離を置く目的をはっきりさせておく
重要なことは、「距離を置きたい」と言われたときに、距離を置く目的をはっきりさせることです。
「最近喧嘩ばかりだったし…一度お互い冷静になろう」
「離れて相手への気持ちを確かめたい」
「パートナーに反省してほしい」
などどんな目的であれ、はっきりさせておかなければ復縁に対して行動は移せません。
距離を置くときの2人の目的は何なのか、きちんと考えておくことが大切です。
距離を置く期間を決めておく
距離を置いても復縁する方法として大事なことは、距離を置く期間を決めておくことです。
期間を決めておかなければ、
「気づいたら距離を置こうって言われて半年くらいになる…」
「いつまで待てばいいのかわからなくて不安」
なんてことになりかねません。
期間がはっきりしていれば、待っている方も安心して待ってられますし、自分磨きや態度を改める目標も決めやすくなります。
距離を置く期間は、短すぎても長すぎてもよくありません。
短いと「距離を置く意味あった?」と小さなわだかまりの元となりますし、長いとそのまま自然消滅する可能性もあるので、程よい期間を設定できるよう相手と話し合ってください。
冷静になる
距離を置こうと言われたときは、逆上せず一旦冷静になりましょう。
好きな相手から距離を置こうと言われたら、誰でも戸惑うものです。
相手への想いが大きければ大きいほどショックを受けたり、泣いて取り乱したりする可能性もあります。
しかし、相手は今あなたとの関係を見直したいと思っている状態です。
そうやって相手への執着心を見せるのは逆効果になり、結果的に別れる原因になることも考えられます。
相手と別れたくないと思っているなら、辛い気持ちをグッと抑えて冷静になってください。
原因を改善する
距離を置くことになった原因が自分にあるなら、改善しましょう。
相手と元に戻れたとしても原因が取り除かれてなければ、また距離を置くあるいは別れるなんてことにもなりかねません。
また、原因の多くはすぐ改善できない可能性が高いので、原因がはっきりした時点からすぐさま努力を開始することをおすすめします!
相手に執着するのは逆効果になる
カップルにとって「距離を置きたい」と言われることは一大事ですよね!
突然相手から言われることでショックを受け、慌てて取り乱すこともあるかもしれません。
しかし「距離を置きたい」と言われるには必ず理由があります。
そのため別れたくないからといって相手に執着すると、逆効果になります。
相手を想う気持ちがあるのなら、自分の湧き出る感情をグッとこらえて冷静に接してみてください。
そして、自分を見つめ直し、相手との関係性が以前よりもよくなるように努力すれば、復縁する日はそう遠くないはずですよ。
- 「距離を置きたい=会わない(冷却期間)」という意味がある
- 距離を置きたい60%の男女は別れたいと思っている
- 距離を置くときは期間や目的を決めることが大事
- 距離を置きたいと言われても相手に執着するのは逆効果
- 距離を置くのをきっかけに2人の関係性をよりよくするために努力すべし