プラトニックラブで得られるメリット5つ!夜の関係なしの心理とは

精神的な愛で結びつきたいカップルが選ぶ純愛のカタチ「プラトニックラブ」。
「体目的なのでは?」という心配をする必要がなく、信頼と深い愛情を実感するお付き合いができます。
肉体的な関係を結ばないプラトニックラブにはメリットがたくさんあります!
今回の記事ではプラトニックラブについて詳しく解説していきます。
Contents
プラトニックラブとは
そもそもプラトニックには、「純粋に精神的であるさま」という意味があります。
つまりプラトニックラブとは、恋愛感情があっても肉体関係を持たない関係性のことです。
キスやハグを含めるかどうかは人それぞれ見解が違いますが、愛し合っていてもセックスはしません。
起源は哲学者であるプラトン
「プラトニック」の語源は、古代ギリシャの哲学者、プラトンです。
「恋愛は肉欲ではなく、精神的な結合を大切にすべきだ」という言葉が由来とされています。
ただし、プラトンが語ったのは、同性愛に対してだそうですが…。
今では男女間の恋愛関係にプラトニックラブという言葉を使われますが、時代に流れによって元の意味から変化したようですね。
プラトニックラブで得られる5つのメリット
愛し合っているなら肉体関係を持つのが当たり前と思っている人にとって、プラトニックラブは理解しがたいことかもしれません。
しかし、プラトニックラブならではのメリットもあるんです。
ここではプラトニックラブで得られるメリットを5つ紹介します。
信頼関係が強くなる
身体での愛情表現という方法を取らないプラトニックラブの関係は、言葉や行動で愛情を表します。
不満などがあってもセックスでごまかすことなく、その都度話し合うことができるので、2人の信頼関係は強くなるでしょう。
セックスのストレスがない
セックスには人に言えない悩みがつきものです。
たとえば女性なら「彼の要求に応えるのが苦痛」「頻度が多すぎる」「少なすぎる」「体を見られるのが恥ずかしい」などさまざまあります。
男性側も、彼女には言えないけれど不満を持っているという人もいるでしょう。
ところがプラトニックラブの恋人同士なら、セックスのストレスが一切ありません。
男性も女性も、性的欲求に関する悩みを抱えなくてすむのです。
しっかり話し合える
肉体的関係があると、喧嘩してしまったときもお互いに納得するまで話し合って解決することなく、セックスでうやむやにしてしまうことがあります。
そのような方法はその場しのぎで、不満の原因を解消していないので、また同じような喧嘩を繰り返すかもしれません。
しかしプラトニック志向の2人なら、身体ではなく言葉や態度でコミュニケーションを取りますので、問題があるときはしっかり話し合ってきちんと解決します。
会話することでお互いの価値観を理解し合えるため、より一層強い繋がりを築くことができるでしょう。
お互い努力する
プラトニックでないカップルは、パートナーの身体に魅力を感じることがあります。
体の相性の良さを感じて、離れられないカップルもいるほどです。
しかし、プラトニックラブを貫くカップルは、自分の肉体的魅力でパートナーを虜にすることはありません。
そのため、それ以外の魅力をアピールする努力が必要になります。
それぞれが、いつまでも魅力的であるための努力をするので、付き合う期間が長く続く傾向にあります。
精神面が安定する
プラトニックラブは、肉体関係がなくても精神的につながっているということで、お互いに深い愛情を感じることができます。
女性にとっては彼が軽々しく肉体関係を迫らないことで、「大事にされている」と実感するでしょう。
簡単に体の関係になると、女性は不安になってしまうこともあります。
その点、プラトニックラブはお互いに心の繋がりを感じるので、精神的に安定する関係といえるのです。
プラトニックラブを選ぶ心理とは
愛し合っていても肉体の関係を持たないプラトニックラブ。
愛し合っているからこそスキンシップでコミュニケーションを取るのが当たり前という人には、理解が難しいかもしれません。
プラトニックラブを選ぶ人の心理を見ていきましょう。
本当のパートナーか見極める
体目的ではなく、本当に心から結び付けるパートナーなのか見極めるために、プラトニックラブを選ぶカップルもいます。
相手のことを見極める前に性的な関係を持ってしまうと、本当に心から愛せる人なのか、そして自分の事を相手が愛してくれているのか、自信がないまま結婚に至るかもしれません。
プラトニックラブであれば、本当に心から愛し合える相手なのか見極めたうえで夫婦になることができます。
結婚後に価値観の違いに気づくということもないでしょう。
単純に性欲がない、興味がない
プラトニックラブを選ぶ理由として、性欲がないということが挙げられます。
特に女性の場合は、性的な関わりに関心がないプラトニック志向の人や、過去のトラウマなどが理由で男性に触れられるのが苦手なケースがあります。
そのような彼女の気持ちを理解して、セックスを我慢してでも彼女と付き合いたいと考える硬派な男性もいるようです。
相手が既婚者のため
既婚男性や既婚女性と恋に落ちてしまった場合、いくら好きになっても肉体関係を持つことは倫理的にも法律的にも許されません。
相手が既婚者のため、体の関係を持たずにお付き合いができるよう、プラトニックラブを選ぶ人たちも少なくありません。
既婚者が配偶者以外の異性を好きになり、デートを重ねれば浮気ということになるでしょうが、プラトニックな関係であれば不倫とまでは言われません。
しかし、浮気相手と体の関係を持ってしまうと確実に不倫になります。
たとえば独身女性が既婚者男性と肉体関係を持てば、不倫ということで彼の奥さんから慰謝料を請求されるかもしれません。
そのため不倫関係にはならないよう、既婚者との恋愛ではプラトニックラブが選ばれます。
もちろん既婚者同士の恋愛もW不倫になってしまうとリスクが大きすぎるため、肉体的な関係を持たないようにしている人たちがいます。
プラトニックラブへの男女の見解
プラトニックラブへの考え方は人それぞれ違います。
心のつながりを重視するためプラトニックラブでなければ嫌だという人もいれば、愛し合っているのに体の関係がないのは不自然という人も。
プラトニックラブへの男女の見解を見ていきましょう。
男性の恋愛脳は肉体関係あってこそ
ほとんどの男性は、友人関係から脱却して女性と付き合うことになれば、肉体的な関係を持つことを望んでいます。
お互いに相手のことが好きなら触れ合いたいし、彼女のことを独占したいので、セックスなしの恋愛なんてあり得ないという男性もいます。
しかし、好きになった女性がプラトニックな関係を望むこともあるでしょう。
その場合は自分の欲求を押し付けたりせず、彼女の希望を尊重しなければ関係は続かない可能性大です。
せめてキスやハグくらいはしたいという男性もいますので、どこまでOKとするかは2人でよく話し合うことが大切でしょう。
女性は肉体よりも精神的に結ばれたいと願っている
女性は男性に比べると、プラトニックな関係を望む人が多い傾向にあります。
肉体よりも精神的に結ばれることで、彼から本当に愛されていると実感することができるのです。
しかし自分がプラトニックラブを望んでも、男性はそうでない場合も多いでしょう。
本当はプラトニックな関係を理想としつつも、彼が肉体的な関係を持ちたいことを理解して、受け入れる人もいます。
また、体目的で女性と付き合う男性もいますので、簡単に体を許したくないという女性もいます。
その場合、彼が体目的ではないということを見極めるまでの間は、プラトニックな関係を維持することになるでしょう。
プラトニックラブはお互いを理解することではじめて成立する
プラトニックラブは、どちらか片方だけが望んでも成立しません。
お互いに望むのが理想的ですが、男性か女性のどちらかが望んだ場合は、相手の希望を尊重することではじめて成立します。
肉体関係を望む相手に我慢を強いるのは、プラトニックラブが成立しているとは言えませんので、お互いを理解することが良好な関係を築く秘訣となります。
- プラトニックラブは肉体関係を結ばないお付き合い
- 起源は古代ギリシャの哲学者「プラトン」
- 本当のパートナーか見極めるためにあえてプラトニックラブを選ぶ人もいる
- 既婚者の恋愛はプラトニックラブを選ぶことが多い
- プラトニックラブはお互いを理解することによって成立する