社内恋愛の経験はある？職場でのきっかけ・アプローチ方法、注意点を紹介

恋人との馴れ初めとして、職場が同じという話をよく聞くものです。

しかし、現実での社内恋愛は本当にうまくいくものなのか、疑問に思っている人もいるでしょう。

今回の記事では、社内恋愛のきっかけやアプローチ方法・続けていくための注意点などを紹介していきます。

社内に気になる相手がいる人はぜひ参考にしてくださいね。

社内恋愛したことはある？

成人男女200人にアンケート調査したところ、社内恋愛をしたことが「ある」と答えたのは93人、「ない」と答えたのは107人でした。

つまり、社会人の半数弱が社内恋愛を経験したことがあるということになります。

社内での恋愛はお互いをよく知った上でお付き合いできるのがメリットですが、一方距離が近すぎたり周囲に隠さなきゃいけなかったりといったデメリットも少なくありません。

社内恋愛をスムーズに進めたいならば、お互いを思いやった振る舞いを心がけることが大切なのです。

社内恋愛の相手はだれ？

社内恋愛といえば、気になるのがその相手です。

同僚や上司など、どんな相手が社内恋愛のパートナーとしてもっとも多いのか、アンケートを参考に見ていきましょう。

【男性にアンケート】

社内恋愛経験者の男性47人を対象にアンケート調査したところ、相手としてもっとも多かったのは「同僚（22人）」でした。

同僚は何かと話す機会も多く、仕事や飲み会を通じて親しくなりやすいのかもしれません。

一方、社内の仲間といえど「先輩」はやはり目上の人という意識が強いのか、お付き合いがはじまるほど親しくなるパターンは稀なようです。

【女性にアンケート】

社内恋愛経験者の女性46人にアンケート調査したところ、相手としてもっとも多かったのはダントツで「先輩」でした。

仕事で指導してくれたりアドバイスしてくれたりと、会社では頼りになる存在の先輩には恋愛感情が生まれやすいのでしょう。

一方、同僚や後輩は男性と比べると、恋愛関係になることはやや少ないといえます。

社内恋愛の始まり方・きっかけとは

続いて、社内恋愛がはじまるきっかけを紹介していきます。

デスク・飲み会で隣になる

好きになるきっかけとして、物理的に近いというのはやはりアドバンテージがあるものです。

デスクが隣同士、あるいは飲み会でしばしば近くに座るなど、いつも近い位置にいる相手とは会話する回数も多いため職場恋愛に発展することも珍しくないのです。

仕事できる姿が素敵だった

社内で仕事のできる人というのは、やはりモテます。

難しいプロジェクトを成功に導いた、面倒な顧客を上手くおさめてくれたなど、仕事のできる姿に惚れてしまったというパターンは多いです。

仕事っぷりが恋愛のきっかけになるというのは、社内恋愛ならではといえるでしょう。

仕事のミスをフォローしてくれた

仕事のミスをフォローしてくれたことがきっかけで恋愛関係になることもあります。

仕事上のトラブルを一緒に解決したという経験は、お互いの距離を縮めるには十分でしょう。

また、ミスを何とかしようと親身になってくれたり慰めてくれたりと、頼りになる姿を見て恋に落ちてしまうことも少なくありません。

プライベートでも連絡をくれた

社内では親しくても、何かきっかけがなければそれ以上距離は縮まらないものです。

しかし、プライベートでも連絡をくれたことで恋愛関係にまで進むこともあります。

休みの日に業務とは関係ないLINEをもらったなど、個人間で連絡し合うきっかけさえあれば、急激に距離が縮まることも珍しくないのです。

ちょっとした変化に気づいてくれた

ちょっとした変化に気づいてくれたことがきっかけで、恋愛関係になることもあります。

髪型やファッションの変化はもちろん、体調や気分の落ち込みなど、些細な変化をキャッチしてくれる人はそれだけ相手をよく見ているということです。

自分を気にかけてくれる相手はやはり好きになりやすいもの、気遣いがきっかけで恋愛対象になるパターンも少なからずあるのです。

社内恋愛を発展させるアプローチ方法

社内に好きな人がいる場合、どうアプローチすべきかは難しい問題です。

ここでは、社内恋愛を発展させるための適切なアプローチ方法を紹介していきます。

いつも笑顔で接する

社内での自分の好感度を上げたいなら、いつも笑顔で接することが大事です。

不機嫌そうな人やイライラしている人とは、仕事でも付き合いにくく同僚以上に親しくなるのは難しくなります。

まずは親しみやすい先輩や同僚でいるために、笑顔で会話することを心がけましょう。

挨拶のときも笑顔であれば、ぐっと話しかけやすくなるはずです。

仕事を手伝う

好きな相手の仕事は積極的に手伝うのがおすすめです。

困りごとがあればさりげなくフォローする、繁忙期には手分けして仕事をこなすなど、仕事上で頼りになる人だと思われれば信頼度もアップするはずです。

ただし、必要以上に相手の仕事に手を出してしまうと「お節介」になってしまうので、あくまで相手のやり方を尊重することが大事です。

悩み相談をする

あまり仕事で接点がない場合は、悩み相談をするという手があります。

この場合、相手の知らない人間関係のいざこざやプライベートに関わる相談は避けるのがベターです。

場違いな恋愛相談もできれば避けたほうが良いでしょう。

仕事関係の相談であれば、相手も答えやすくアドバイスを活かすこともできます。

また、相談された側も頼られることであなたに親しみを感じるようになるはずです。

仕事をがんばる

社内恋愛を発展させたいなら、仕事をがんばることも大事です。

一見素敵な人でも、仕事が手抜きだったり一生懸命さを感じられなかったりすれば、仕事仲間として信頼することが難しくなります。

好きな人と親しくなるには、恋愛感情よりもまず社内での信頼を得ることが必要なのです。

飲み会で隣の席をキープする

飲み会は仕事仲間と一気に親しくなるチャンスです。

好きな相手のいる飲み会では、ぜひ隣の席をキープできるようにしましょう。

飲み会は、普段聞けないような相手の恋愛事情を知るチャンスでもあります。

さりげなく近くの席に座って、趣味やプライベートの過ごし方などを聞いてみるのがおすすめです。

社内恋愛中に気をつけるコト

最後に、社内恋愛中に気を付けるべきコトや困ったときの対処法を解説していきます。

仕事とプライベートは分ける

社内恋愛を続けるには、仕事とプライベートをしっかり分けることが大切です。

会社でえこひいきしてもらおうとしたり、逆に仕事上でのことを家に持ち込んだりするのはNGです。

仕事とプライベートの境界が曖昧になってしまうと、お互いの心理的負担が重くなってしまいます。

円満な関係でいたいなら、できるだけ仕事とプライベートは切り離して考えるようにしましょう。

持ち帰った仕事は手伝わない

忙しい時期はどちらかが仕事を持ち帰ってくることもあるかもしれません。

しかし、そうした仕事には手を出さないのがマナーです。

なんでも一緒にやろうとするのは、相手のテリトリーへの越権行為と受け取られかねません。

いくら仕事場が一緒であっても、そこはしっかり線引きすることがお互いのためになるでしょう。

会社で馴れ馴れしくしない

職場に恋人がいると浮かれてしまうこともあるでしょう。

しかし、会社では恋人に馴れ馴れしくしないことをおすすめします。

とくに社内恋愛禁止の企業の場合、付き合っていることが公になるのはトラブルの元です。

会社での態度には気を付けて、プライベートで思う存分イチャイチャしましょう。

会社の異性に嫉妬しない

会社では恋人が異性と接するのを見る機会も多いと思います。

しかし、それにいちいち嫉妬していては身が持ちません。

そうしたことを理由に相手を詰っても、仕事上のことだからと困らせてしまうだけです。

あくまで仕事は仕事だと割り切って、態度に出さないことをおすすめします。

社内恋愛なことを理解する

社内恋愛は他のカップルと違い、隠さねばならない部分が多いものです。

他の社員がいそうなデートスポットは避けたりと、何かと気を遣うことも多いでしょう。

しかし、そうしたことに引っ掛かるようでは社内恋愛は上手くいきません。

社内での恋愛だということを重々理解し、軽率な行動はとらないよう気をつけましょう。

社内結婚さえできれば、それ以降は周囲を気にせず過ごせるようになるはずです。

じっくり距離を縮めて社内カップルを楽しもう！

会社の同僚や先輩・後輩とは親しくなるきっかけが多いことから、社内恋愛に発展するパターンは多いです。

もし社内恋愛を発展させたいなら、まずは仕事仲間としての信頼を勝ち取ることが必須。

相手の仕事をフォローしたり、仕事上の相談を持ちかけたりすることで距離を縮めることができるでしょう。

会社内での態度はもちろん、飲み会などのチャンスも上手く生かして、じっくりと関係性を深めていくことをおすすめします。

カップルになったあとは、社内恋愛であることを自覚して行動することも大事です。

好きな人がいつも近くにいるという幸せを噛みしめて、ぜひ社内恋愛を長続きさせてくださいね。