元サヤの意味や使い方を解説!元サヤに戻るきっかけ&良好な関係を築く秘訣
元サヤに戻りたい…そう思っている男女も少なくないでしょう。元恋人と復縁できてうまくいく人もいれば、やはりダメになってしまう人もいます。
今回の記事では「元サヤ」という言葉の意味や使い方、元サヤに戻るきっかけ、良好な関係を築く秘訣を詳しく紹介します。
元サヤに戻りたいと思っている人は、ぜひ参考にしてくださいね。
Contents
元サヤとは
「元サヤ」という言葉はよく耳にしますが、具体的にどのような意味を指すのかわからない人もいるかもしれません。
まずは言葉の意味と使い方を見てみましょう。
言葉の意味・由来
「元サヤ」とは、元の鞘に収まるという言葉を略したものです。
サヤは漢字にすると鞘と書き、刀の鞘のことを指します。
いったん鞘から抜いた刀身を再び鞘に収めることが由来となっており、「元サヤ」は本来あるべき状態に戻るということを意味します。
つまり、破局したり絶交したりした人間関係が元通りになることを表すもので、恋愛関係で使われることが多く、一度別れた相手と再び付き合うことを指すのが一般的です。
使い方
元サヤは関係が修復される際に用いられる表現です。
以下のような使い方をします。
【例文】
- 別れ話のつもりが必死に謝られ、なんとなく元サヤに戻ってしまった。
- 結婚指輪を外していた上司だけど、最近またつけているところを見ると別れた奥さんと元サヤに収まった感じだね。
- もっといい相手がいると啖呵を切って別れたものの、今は元サヤを狙っている。
元サヤに戻るきっかけ
いったん別れを決意した2人が元サヤに戻るきっかけには、どのようなものがあるのでしょうか。
元恋人と復縁するきっかけを確認していきましょう。
別れたあとに寂しさを感じた
自分で選んだ別れでも、今まで一緒にいた人が急にいなくなると寂しさを感じる人が多いはずです。
毎日交わしていたラインが途絶え、電話で声を聞くこともなくなると別れの実感が湧いてきて、孤独に苛まれるようになります。
別れたあとに寂しさを感じたことがきっかけとなり、元サヤに戻るケースは少なくありません。
別れを後悔しはじめると、自ら壊してしまった関係を取り戻したいと思うようになるのでしょうね。
偶然再会した
別れた相手と偶然再会したことが元サヤに戻るきっかけとなることもあります。
不満や悪感情が募り、別れる以外の選択肢がなかった相手でも、時が経ち気持ちが収まれば、冷静に向き合えるようになるものです。
一度は恋人同士だったのですから、大切な相手であったことは間違いありません。感情の波が去ってしまえば、再び意気投合するのにさほど時間はかからないでしょう。
また、別れを後悔している人にとっては、偶然の再会は運命のように感じられることもあるはずです。
思い出の品を見つけた
写真フォルダを整理していたら別れた相手の写真が出てきたり、部屋掃除の際にデートで行った映画のパンフレットが出てきたりして、思い出の品を見つけたことがきっかけとなり、元サヤに戻ることもあります。
恋人として楽しく過ごした時期が長ければ長いほど、次から次へと思い出が蘇り、懐かしさが募ってよりを戻したいと思うようになるものです。
過去の恋愛感情が呼び起され、元恋人に連絡する人も少なくないでしょう。
元カレ・元カノから連絡が来た
元カレ・元カノから連絡が来たことで再び相手のことが気になり出すことも、元サヤに戻るきっかけとしてありがちです。
友達期間が長かったのであれば、単に友達に戻りたいだけということもありますが、そうでなければ相手に気持ちが残っている可能性は高いです。よりを戻したいと思い勇気を奮い起こして連絡してきたのかもしれません。
恥ずかしさや照れからそっけない態度を取ってしまえば、せっかくの機会を逃してしまいます。元サヤに戻りたい気持ちがあるときは慎重に対応することが大切です。
元サヤに戻っても恋愛関係がうまくいかない確率
別れた恋人が再びめぐり逢い結ばれるというと、ドラマや映画のようでロマンティックに感じますが、現実はどうなのでしょうか。
マイナビウーマンが元サヤ経験のある女性を対象にアンケートしたところ、現在も交際が継続していると答えた人はわずか16%という結果が出ています。
元サヤになったもののすぐに別れた割合は35%、元サヤからしばらく交際が続いたものの結局別れてしまった人の割合は49%となっており、元サヤに戻っても恋愛関係がうまくいかない確率はかなり高いようです。
参考元:マイナビウーマン「【お悩み】「元サヤ」はうまくいかないもの?」
復縁できたからといって、必ずしも運命の相手としてそのままゴールインに向かう…というわけではなさそうですね。
お互いのことがわかっているだけにうまくいきそうに思えますが、相容れないポイントが結局別れの原因となってしまうのかもしれません。
元カノ・元カレと復縁したい!元サヤに戻る方法
復縁カップルが長続きする割合は決して高くはないようですが、それでも元カノ・元カレと復縁したいときにはどうすればよいのでしょうか。
ここでは、元サヤに戻る方法について解説していきます。昔の交際相手と恋人関係を復活させたい人は要チェックです。
冷却期間を置く
別れたあとは誰でも冷静ではいられません。こちらがすぐに後悔して元サヤを願っても、相手の気持ちが収まっているとは限らないのです。
まだ気持ちが高ぶっている最中に復縁を切り出せば、相手の逆鱗に触れないとも限らず、そうなれば永遠に修復不能になってしまう可能性もあります。
そのため、元カノ・元カレの気持ちが収まるまでは冷却期間を置くことが大切です。
最低でも3ヶ月は様子を見るようにしましょう。相手の状況次第では半年は接触を控えた方がいい場合もあります。
中途半端に接点を持てば、相手の怒りが再燃し、より修復に時間がかかることにもなってしまうため、元サヤを期待するなら急がば回れで、しばらくは孤独に耐える覚悟を決めましょう。
連絡を入れるのは、相手が昔を懐かしく思い出すようになったタイミングがベストです。
しかし、だからといって相手の情報を知りたいあまりにSNSを監視したり、共通の友人に探りを入れたりするのはいけません。復縁したいならじっと時を待ちましょう。
自分磨きを頑張る
冷却期間には自分磨きを頑張るのがおすすめです。
別れたときのままの自分では、せっかく再会できてもチャンスを最大限に活かすことはできません。それどころか、相手がわずかでも別れの原因があなたにあると考えていれば、当時のままの元恋人と対面したいとは思わないでしょう。
相手が記憶している姿のままでは嫌な思い出とリンクしてしまいます。元サヤを願うなら、自分自身をグレードアップさせることが復縁への近道です。
あの頃と明らかに違う自分になることで、元サヤの成功率を高めることができるでしょう。
違いをわかってもらうためにも、やはり見た目の変化は大事です。男性ならジム通いしたり、女性ならダイエットをはじめたりして、見た目の印象を変えましょう。
もちろん内面を磨くことも大切です。せっかく見た目を変えても、口を開けば昔と一緒の性格が丸わかりという状態では、かえって相手を幻滅させます。
見た目も中身も磨き上げ、再会するまでの準備を進めましょう。
さりげなくLINEを送る
冷却期間が過ぎても、すぐに再会のチャンスが訪れるとは限りません。一向に音沙汰なしの状況が続く場合は、さりげなくLINEを送ることで、相手の様子をうかがうのも手です。
ただし、ここで返信がなければ脈ナシと判断して諦めた方がいいかもしれません。スルーされたからといって何度も追撃してしまっては、ストーカー扱いされてしまいます。
もし返信があれば、何度かやりとりしてみましょう。ただ初回はしつこくせず、相手がもっと話したいと思うあたりで切り上げるのがおすすめです。
楽しい余韻を残すことで次に繋がりやすくなりますよ!
食事やお茶に誘う
何度かメッセージを交わして好印象の手ごたえがあれば、食事やお茶に誘ってみましょう。
最初は夜のデートよりも昼の時間帯を提案すると、相手の気持ちのハードルを低くできます。
デートは冷却期間に頑張った自分磨きの成果を見せるときです。再会後の印象はかなり大事ですから、気合いを入れて臨みましょう。
好印象を与えることで「なんで別れたんだろう」と相手に思わせることができれば、元サヤに戻る成功率はぐんと上がります。
元サヤに戻り良好な関係を築く秘訣
せっかく復縁できても長続きしなければ意味がありません。
最後に、元サヤに戻り良好な関係を築く秘訣を紹介します。
過去の話を掘り返さない
元サヤだからといって、過去の話を掘り返さないことが大切です。
そもそも別れた相手ですから、過去の思い出はよいものばかりではありません。今さら「あのときは~」と言い訳したところで反省していないと思われるだけですし、ましてや過去の話を蒸し返して相手を責めるのはマナー違反もいいところです。
昔のことを水に流せないようなら復縁は諦めるしかありません。そもそもマイナスからのスタートであることを忘れないようにしましょう。
過去の教訓からしっかり学ぶ
元サヤに戻り良好な関係を築くなら、過去の教訓からしっかり学ぶ必要があります。相手のことをよくわかっていながら同じミスを繰り返すのは、相手を軽く見ている証拠です。
改める姿勢が見えなければ、そういう人だと思われて再度関係を切られてしまっても仕方がありません。三度目はないと考えて、しっかり向き合っていきましょう。
ポジティブな未来を想像する
いつまでも同じミスを繰り返すのはNGですが、かといって別れを恐れるあまり、悪い部分ばかり考えて不安になる必要はありません。
相手の顔色をうかがってばかりでは楽しくないですし、それでは復縁する意味がないですよね。幸福な関係を続けるためにはポジティブな未来を想像することが大切です。
もちろん同じ失敗を繰り返すのは避けるべきですが、ミスそのものがダメなわけではありません。意見が衝突することもあるでしょうが、お互いの気持ちをぶつけ合ってこそ、よりよく理解し合えることもあります。
何事も前向きに考えるようにして、明るい未来に向かって進んでいきましょう。
コミュニケーションを積極的に取る
別れの原因はコミュニケーション不足であることが多いものです。付き合いが長くなると「言わなくてもわかるはず」「察してくれてもいいはず」と相手に期待ばかりして伝える努力を怠りがちになります。
今度こそ良好な関係を築こうと思ったら、コミュニケーションを積極的に取るようにしてください。言うべきことを飲み込んで「自分ばかりが我慢している」「気づかない相手が悪い」と考えていては、再び別れは訪れてしまいます。
言いたいことははっきりと口に出し、飲み込むと決めたら相手のせいにしないことです。どうしても伝えたいと思ったら、我慢せずに言ってしまえばいいのです。
腹蔵なく言い合える関係づくりが長続きの秘訣です。
昔の恋人を忘れるには新しい恋を始めるのが効果的
一度別れた恋人への気持ちが再燃して、元サヤに戻ることは珍しいことではありません。
お互いに惹かれあった関係ですし、楽しかった思い出もたくさんあるでしょう。
しかし、その関係がうまくいかずに別れたということを忘れてはいけません。
元サヤに戻っても同じ道を辿り、再び別れてしまうことも少なくありません。
昔の恋人への思いを断ち切るには、新しい恋を始めるのが一番です。
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元サヤとの結婚はよく検討すべき
恋人との別れは軽く見るべき出来事ではありません。十分に考えた末にそれなりの覚悟を持って決断したはずです。
時とともに苦しい思いや悲しい記憶は薄らいでいきますが、2人に別れるだけの理由があったことに違いはないのですから、元サヤとの結婚はよく検討すべきです。
別れの原因がはっきりしているのであれば改善することもできますし、再発を予防することもできるでしょう。
しかし、漠然とした違和感や生理的な嫌悪感といったものは解決できない場合が少なくありません。誰が悪いということではなく、それは相性の問題です。
元サヤを望む際には別れた理由を分析して、乗り越えられるものなのかよく考えてみてくださいね。