モラハラ彼氏の特徴は？エピソードやあっさり別れる対処法・弱点に効く言葉を紹介！

あなたの彼氏は、彼女であるあなたのことを大切にしてくれていますか？

恋人を名前ではなく「お前」と呼んだり、言動を激しく否定してきたりするなら、かなりのモラハラ気質かもしれません。

この記事ではそんなモラハラ彼氏の特徴や対処法を紹介します。

 

モラハラ彼氏とは？

「モラハラ彼氏」とは、彼女に対してモラルハラスメントを行う彼氏のこと。

具体的には彼女に対し道徳や倫理に反した嫌がらせ行為をする彼氏のことを指します。

といっても殴る・蹴るといった暴力的な嫌がらせではなく、言葉や態度で精神的に相手を追い詰めるのがモラハラの最大の特徴。

そのためモラハラは「精神的DV」と同等に扱われることもあります。

 

診断！モラハラ彼氏の特徴

モラハラをする彼氏には、いくつか共通する特徴があります。

「彼氏がモラハラ気質かもしれない」と思ったら、まずは以下の特徴に当てはまるかチェックしてみてください。

 

見下したり否定したりしてくる

モラハラ彼氏は、彼女の上に立ちたがります。

そのため、彼女の言動で気に入らない点があるとすぐに見下したり、否定したりすることが多いです。

仮に彼女の振る舞いに非がなかったとしても、執拗に責め立ててくるのも特徴の一つ。

ひどい場合は彼女の家族や友達を否定することもあります。

「お前なんて〜」とあなたを否定する発言が多い場合は、モラハラ男である可能性が高いといえるでしょう。

 

「お前」「おい」と呼ぶ

モラハラをする男性の特徴は、呼び方にも現れます。

もしあなたのことを「お前」「おい」など、名前やニックネーム以外の呼び方で呼ぶ場合は注意が必要です。

「ねぇねぇ」と呼ぶのは愛嬌がありますが、強い口調で「おい」と呼ぶ場合「あなたのことを支配したい」という心理が働いているかもしれません。

自分に置き換えて考えてみても、大切な人のことを「お前」「おい」とは呼びませんよね。

しばらく名前で呼ばれていないと思ったら、モラハラを疑いましょう。

 

自分の言動はどんなことでも正当化する

モラハラ男性はいつでも自分が一番正しいと思っています。

たとえどんなに悪いことをしたとしても「それはお前が〇〇したからだ」「気づかなかったお前が悪い」と責任転嫁し、相手が悪かったことにするのです。

ケンカをしたときに彼氏が非を一切認めない場合は要注意。

言い訳を並べるだけでなく、責任をあなたに押し付けてくるようならモラハラ確定です。

 

怒るとなかなか許してくれない

「自分が悪い」と認めたくないモラハラ彼氏は、一度怒るとなかなか許してくれません。

相手に歩み寄る態度を見せることはなく、むしろここぞとばかりに責め立ててくることが多いです。

こちらが謝ったとしても、すぐに許すことはほぼありません。

場合によっては謝り方に対してダメ出ししてくることも。

何があろうと自分の非は認めず、相手を困らせたり傷つけたりすることでプライドを守ろうとしています。

 

機嫌が悪いと態度にでる

モラハラ彼氏は機嫌が悪いと、すぐ態度に出ます。

口をきかなくなったり物にあたったりと、威圧的な態度で周囲を困らせるのです。

機嫌を取ろうとしても無視することが多く、怒るとなかなか許さないように機嫌もなかなか戻りません。

むしろ話しかけることによって、状況が悪化する場合もあります。

機嫌が悪くなると口をきかなくなる、物を投げたり叩いたりするなどの行動に心当たりがあれば、モラハラ彼氏かもしれません。

 

外面が良く周りからの評価は高い

モラハラ彼氏が非人道的な行動を取るのは、彼女に対してのみであることが多いです。

会社や友達、家族の前では人当たり良く振る舞います。

また、裏では彼女の家族や友人を否定しますが、モラハラ男は「素敵な人」と思われたい願望が強いため、本人たちの前ではいい人を演じることが多いです。

そのため、モラハラであることが周囲からわかりにくいのも特徴の一つ。

あなたが助けを求めなければ、周りはなかなか気づいてくれないと覚えておきましょう。

 

モラハラっぽいと感じた彼氏のエピソード

続いては、実際に彼氏がモラハラっぽいと感じたことがある女性のエピソードをご紹介します。

あなたにも似たような経験があるなら、彼氏のモラハラを疑いましょう。

 

「お前、常識ないんじゃないの？」

彼とスーパーで買い物をしていて、お釣りが出ないように小銭を探していたとき。

そんなに時間をかけていたつもりはなく、後ろには誰も並んでいませんでしたが「みんな待ってるよ、お前常識ないんじゃないの？」と大きな声で言われました。

他の面でも「常識がない」と否定されることが多く、不思議なことに言われ続けると「私って本当に常識がないのかも」と思うようになってしまうんです。

自分に自信がなくなる前に別れてよかったと思っています。

 

「俺に口出しするんじゃねぇよ」

同棲していた彼氏が完全にモラハラ男でした。

掃除をしているとき、軽い気持ちで「もっとこうした方が綺麗になるよ」と言った途端、彼が「俺に口出しするんじゃねぇよ」とブチ切れ。

それを機にちょっとしたことで「口出しすんな」と怒られるようになり、ついには話しかけることが怖くなってしまいました。

はじめは私の伝え方が悪かったのかと思いましたが、そうではないと思ったので別れることを決意。

気持ちが楽になりました。

 

「誰のおかげで生活できてると思ってんの？」

これは結婚を前提に同棲していた彼氏によく言われたセリフです。

確かに部屋は彼氏名義でしたが、家賃や生活費は折半、家事に関してはほとんど私が行なっていました。

それにもかかわらず、喧嘩するたびに「誰のおかげだと思ってるんだよ」と罵る彼。

私は精神的に追い詰められ、一時は「もっと彼に尽くさなきゃ」と思うこともありましたが、友達から「別れた方がいい」と言われ目が覚めました。

一人になってから心が軽くなった気がします。

 

モラハラ彼氏の心理・本音

モラハラをする彼氏は、なぜ平気で彼女を傷つけるような行動・発言ができるのでしょうか？

モラハラ男性に隠された心理や本音を解説します。

 

本当は自分に自信がない

モラハラ彼氏が「自分は正しい」と思い込みたいのは、実は自分に自信がないからです。

威圧的な態度を取るのは、弱いと思われたり否定されたりするのが嫌だからこそ。

つまりモラハラ男は、根底に強い劣等感を抱えている可能性が高いのです。

また、モラハラ行動の矛先が彼女に向いてしまうのは、彼女のことを欲している現れ。

「彼女と離れたくない」と思っていても自分に自信がないため、強い態度を取ることで彼女を支配しようとしているのでしょう。

 

周囲から「いい人」と思われたい

モラハラ彼氏は周囲の目にとても敏感です。

みんなから「いい人」と思われたいため、外にいるときは常に完璧に振る舞おうとします。

外だと彼女に優しく、誰に対しても外面がいいのはそのため。

だからこそ、その反動で気を許している彼女にあたったり、嫌味を言ったりします。

外でも高圧的な態度を取る場合は「彼女の面倒を見ている頼り甲斐のある彼氏」を演じたいという心理が働いていると考えられます。

 

一人になるのが怖い

モラハラ彼氏は一人になることを異常に恐れているケースもあります。

自分にとって身近な存在である彼女が他の男性に奪われたり、自分の元から去ってしまったりするのが怖いため、彼女の言動を否定して洗脳しようとするのです。

「誰のおかげだと思っているんだ」という発言はまさにこの心理ゆえのもの。

彼女に「彼がいないと生きてきない」と思い込ませ、自分の元から離れないようにしているのでしょう。

 

ストレスを発散したい

単純にストレス発散のために、モラハラ発言をしている男性もいます。

先ほど紹介したように「いい人」を演じる中で蓄積されたストレスの場合もあれば、仕事や人間関係などで溜まったストレスなど原因は様々。

一般的には趣味に没頭したり、友人や恋人と遊んだりすることでストレスを発散します。

しかしモラハラ彼氏は彼女に八つ当たりし、彼女が落ち込んだり困惑したりする姿を見てストレスを発散しているのです。

 

モラハラを受けて育ってきた

モラハラをする人は、自分自身も過去にモラハラを受けた経験を持っていることがあります。

この場合は恋人関係におけるモラハラよりも、両親によるモラハラの可能性が高いでしょう。

幼少期に親から否定され続ける、自由のない生活を強要される、などの支配的な環境で育っている場合、愛情表現の方法がわからないまま大人になります。

その結果、自分が受けてきたモラハラ行為を愛情表現だと勘違いし、彼女にも同じ対応をしてしまうのです。

また、本人がモラハラを受けていなくても、自分の両親の間でモラハラがあった場合もその悪い影響を受けることがあります。

 

モラハラ彼氏の弱点に効く言葉

モラハラ彼氏とうまく付き合うには、自信のなさを埋めてあげるかモラハラであることを気付かせるのがポイント。

恋人からのモラハラに悩んでいる人は、次の言葉を投げかけてみてください。

 

「〇〇くんの彼女で良かった！」

モラハラ彼氏の根底には「認められたい」という心理が隠れています。

そのため相手の存在を認める言葉を投げかけると、モラハラ行為を行わなくなるかもしれません。

彼のいいところを見つけたら、すかさず「〇〇くんの彼女で良かった！」と嬉しそうに言ってみましょう。

彼がニコニコしながら「ありがとう」と言うことはないかもしれませんが、心の奥底では喜んでいるはずです。

 

「いつもありがとう。頼りにしてるよ」

モラハラ彼氏は「褒められたい」「頼られたい」と思い続けている承認欲求の塊です。

「いつもありがとう。頼りにしてるよ」と感謝を伝えると、彼の承認欲求が満たされます。

これは何かしてもらったときだけでなく、ふとした瞬間に伝えるのがポイント。

モラハラ彼氏は「感謝されて当たり前」と思っているため、なんでもないタイミングで伝えた方が心に響きやすいでしょう。

 

「その言い方は酷いよ」

モラハラ彼氏の中には、自分が酷いことを言っていると気付いていない人もいます。

そのため傷つけるような発言をした場合は、すぐに「その言い方は酷いよ」と指摘しましょう。

彼氏がモラハラに気付く可能性があるだけでなく、あなたがきっぱりと思いを伝えることで「支配できない」と思わせることができます。

泣いたり落ち込んだりすると相手の思う壺なので、毅然とした態度で接しましょう。

 

「わかってくれないんだね」

モラハラ男は否定されることを激しく嫌います。

もしあなたの意見や気持ちが否定された場合は「わかってくれないんだね」と言い返しましょう。

すると相手に「理解力がないと思われたくない」という心理が働き、それ以上の追及は避ける傾向があるようです。

とはいえ、相手と同じように強い口調で言い返すのはNG。

少し寂しそうな雰囲気で伝えるのがおすすめです。

 

「あなたからの愛情が感じられない」

モラハラ行為が愛情表現だと思っている男性には、きっぱりと「あなたからの愛情が感じられない」と伝えましょう。

この言葉により、高圧的な態度や発言が間違いであることに気付くでしょう。

「今の言動は傷ついた」「こんなことされたくない」など、モラハラ行為をされても嬉しくないことを伝えるのがポイント。

モラハラ彼氏は彼女が離れていくことを怖がっているため、あなたの気持ちが薄れていることを感じて態度を改めるかもしれません。

 

モラハラ彼氏の対処法＆あっさりな別れ方

モラハラ彼氏でも一緒にいたいと思う人、反対にすぐに別れたいと思う人など、同じ女性でも考え方は様々。

最後にモラハラ彼氏の対処方法や別れ方を紹介するので、今後の参考にしてくださいね。

 

一度相手を受け入れてみる

モラハラ彼氏と付き合い続けていくなら、一度相手の気持ちを受け入れましょう。

といっても自分に対する暴言を真に受ける訳でなく、酷いことを言われたら「この人は自分に自信がないからこんなことを言ってしまうんだな」と一歩上から理解するのがポイント。

そのうえで「ありがとう」「頼りにしてるよ」など、相手の承認欲求や心の隙間を満たす言葉をかけてみてください。

そうすることで相手のモラハラ行為が少なくなるかもしれません。

しかし、あなたに精神的な余裕がなくなってしまうようであれば、距離を置くことをおすすめします。

 

嫌なことは嫌と伝えてモラハラを自覚させる

先ほど紹介した通り、モラハラをする人は自分がモラハラをしていることに気づいていない場合があります。

そのため、嫌なことをされたり言われたりした場合は、その場で「嫌だ」とはっきり伝えましょう。

相手がモラハラであることを認識しなければ、悪い言動が治ることはありません。

また、一度や二度伝えただけで改善することもありません。

意見すると怒り出す可能性もありますが、付き合い続けるなら何度でもぶつかる覚悟を持って嫌なことは嫌と伝えましょう。

 

相手が嫌う女性を演じる

モラハラ彼氏と別れたいと思っているなら、相手が嫌う女性を演じるのがおすすめです。

というのも、モラハラ彼氏に「別れたい」と伝えたところで、さっぱり別れられる確率は低いです。

一人になることを嫌うため、より酷い態度をとってでも繋ぎとめようとするでしょう。

それならば、相手から嫌いになってもらうのが得策。

モラハラ彼氏は自分に意見をする人や自分の思い通りに動かない人を嫌うため、毅然とした態度で接し、嫌われるのを待ちましょう。

 

自分が悪かったことを強調しつつ別れを切り出す

モラハラ彼氏が嫌う女性を演じる自信がない人は「私のせいで別れる」というスタンスで別れを切り出すのも一つの手です。

プライドが高いモラハラ男は、自分の性格や言動が理由での破局は認めたくないもの。

しかし、彼女側に理由があるなら別れを承諾する可能性がアップします。

「私は〇〇くんに見合うような人間じゃない」「一緒にいても迷惑をかけるだけ」など、あくまで自分に非があるスタンスで別れを切り出してみてください。

 

連絡を断ち身を隠す

別れ話がどうしても進まない場合は、思い切って身を隠し連絡を断ちましょう。

相手が家を知っている、または同棲している場合は一度部屋を出るのがおすすめ。

ホテル等に身を隠すか、もしくはモラハラ彼氏が連絡を取れない友人・家族に頼るといいでしょう。

彼から連絡が来ても、応答したり既読をつけたりと反応するのはNG。

誤って応答することがないよう、着信拒否やブロック等で完全に連絡を断ちましょう。

 

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モラハラ彼氏は危険！心身が傷つく前に自分を守ることが大切

あなたが傷つくことを平気で言ったり、威圧的な態度をとったりするような男はモラハラ彼氏度が高めです。

今は耐えられるかもしれませんが、相手の言動がエスカレートすることも考えられます。

また、日常的に酷い扱いを受けることで、あなた自身の心が限界を迎えるかもしれません。

心がポッキリ折れてしまうと、そこから回復することはかなり難しいです。

取り返しがつかないことになる前に、モラハラ彼氏とは縁を切りましょう。

あなたのことを大切にしてくれる男性は世の中にたくさんいます。

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