倦怠期とは?倦怠期カップルの特徴や乗り越える方法を紹介
付き合いたての頃は一緒にいるだけで幸せだったのに、最近は相手にときめくことがない、会話やデートがつまらない…と感じはじめたら、それは「倦怠期」かもしれません。
冷めた気持ちを放っておくと、大きな喧嘩や別れにつながってしまう可能性があります。
最悪の結末を迎えないためには、早めに対処することが大切です。
今回の記事では、倦怠期カップルの特徴や乗り越える方法を紹介していきます。
倦怠期とは
倦怠期は多くのカップルがぶつかる問題のひとつです。
そもそも倦怠期とはどのような状態を指す言葉なのか確認していきましょう。
倦怠期の意味
倦怠期とは、パートナーへのときめきが薄まり、新鮮味が失われている状態を指します。
「倦怠」は嫌になってしまうこと・飽き飽きしていることを意味する言葉です。
恋人にマンネリを感じているなら、倦怠期に突入している可能性が高くなります。
2人の間に不穏な空気が流れているときは、何かしら対処する必要があるでしょう。
倦怠期になりやすい時期
倦怠期は付き合って「3ヶ月」「半年」「1年」といった節目に訪れる傾向があります。
とくに付き合って間もない「3ヶ月」で、倦怠期に陥るカップルは意外と多いようです。
交際3ヶ月となれば好きな気持ちが落ち着き、冷静に恋人のことが見えてくる頃でしょう。
それゆえに、今まで知らなかった相手の欠点に気づき、恋愛感情が冷めてしまうことがあるのです。
一方、付き合って半年~1年くらいまで平穏なカップルでも、関係がマンネリ化して倦怠期を迎えることがあります。
恋人に飽きを感じる時期は、カップルによって変わるのです。
今から倦怠期に備えて対処法を知っておけば、2人の関係修復に役立てられるでしょう。
倦怠期カップルの特徴
続いて、倦怠期カップルの特徴を紹介していきます。
下記の内容に当てはまることが多いカップルは、倦怠期に突入している可能性大です。
会話や連絡の頻度が低くなる
会話や連絡頻度が下がるのは、倦怠期カップルの典型的な特徴です。
相手に興味があれば、いろいろなことを話したい、自分のことを知ってほしいという欲求が強いため、会話が弾みやすくなります。
一方、相手への興味が低下していれば、話していてもつまらないでしょう。
倦怠期に入るとコミュニケーションの必要性を感じず、会話や連絡が少なくなりがちです。
身だしなみに気を使わなくなる
倦怠期カップルは、お互い身だしなみに気を使わなくなります。
付き合いたての頃は、自分の一番可愛いところ・カッコいいところを見てほしいため、オシャレに気合いを入れる人が多いでしょう。
しかし、交際期間が長くなると相手の存在が特別ではなくなり、身だしなみに気を使うのが面倒になりがちです。
ありのままの自分を見せられるのは、2人の絆が深まっている証拠ともいえますが、恋人に「どう思われてもいい」と考えているなら倦怠期のサインかもしれません。
恋人との時間より他の予定を優先する
倦怠期カップルは、恋人との時間よりも他の予定を優先することが多くなります。
お互いに慣れや飽きを感じているので、デートが特別なものではなくなるからでしょう。
それゆえ、友達との約束や自分の趣味に比重を置き、2人の時間よりも各々の楽しみを優先してしまうのです。
ちょっとしたことにイライラする
倦怠期に入ると、恋人のちょっとしたことにイライラするようになります。
付き合いたての頃は両想いになれた喜びがあり、相手のいい部分ばかりが目につきやすいでしょう。
しかし、交際期間が長くなるとお互い冷静になってきて、恋人のマイナス面が見えてきます。
相手の嫌な部分をいちいち指摘していれば、言い合いになることは避けられません。
些細なことをきっかけに喧嘩が増えているなら、倦怠期の可能性大でしょう。
倦怠期に陥る原因
交際期間が長くなるほど、倦怠期が訪れる可能性は高くなります。
なぜ大好きだった恋人にネガティブな感情を抱いてしまうのでしょうか?
その主な原因は以下の通りです。
一緒にいるのが当たり前になってしまうから
一緒にいるのが当たり前になってしまうと、倦怠期に陥りやすくなります。
どんなに好きな相手でも、毎日顔を合わせていたら、特別感がなくなるのは当然です。
付き合いが長くなるほど相手の存在に新鮮味がなくなり、「飽き」が生まれてしまいます。
その「飽き」が倦怠期に陥る原因となるわけです。
恋愛のドキドキが減ってしまうから
ときめきの低下は倦怠期につながりやすくなります。
付き合いたてのラブラブな感情をずっと継続させるのは難しいものです。
時間が経てば相手に慣れてくるため、「恋愛のドキドキ」は減ってしまいます。
キスしたり抱き合ったりなど、スキンシップに慣れてきたなら倦怠期突入のサインです。
とくに恋愛に刺激を求めるタイプの人は、別れを意識しやすくなるので注意しましょう。
行動がマンネリ化してしまうから
交際期間が長くなると、行動がマンネリ化しがちです。
デートコースや食事するお店、メッセージのやりとりなど、すべてのことがワンパターンになってくれば、倦怠期に陥る可能性が高くなります。
同じことの繰り返しになると、飽きがくるのは仕方がありません。
しかし、行動のマンネリ化は2人の新鮮味を奪い、倦怠期の原因になってしまいます。
ときにはサプライズしたり、旅行の計画を立てたりすると、飽きから脱出できるかもしれません。
倦怠期を乗り越える方法7選
恋人へのドキドキが薄れたからといって、すぐに別れを決断するのは時期尚早です。
2人の不穏な空気を解消できれば、仲良しカップルに戻れる可能性は十分あります。
最後に、倦怠期を乗り越えるための方法を紹介しますので、ぜひ実践してみてください。
本音で話し合う
倦怠期を乗り越えたいなら、まずは2人の現状をしっかり認識することがポイントです。
そのためには、自分がどう思っているのか、今後についてどう考えているのか、お互い本音で話し合う必要があります。
何も言わないままそっけなくしていれば、不安になるだけで関係性の悪化は免れません。
ぜひお互いの気持ちを伝え合い、愛情を再確認してみてください。
2人で新しいことに挑戦する
2人で過ごす時間に飽きを感じているなら、一緒に新しいことに挑戦してみましょう。
インドアデートが多いカップルには、山登りやキャンプ、スポーツなどを楽しんでみるのがおすすめです。
アウトドアデートが多いカップルなら、お家で映画を見たりゲームをプレイしたりして、2人きりの空間で過ごしてみてください。
何か新しいことを取り入れれば、一緒に新鮮な気持ちを取り戻すことができるでしょう。
適度な距離感を保つ
倦怠期で相手にイライラしてしまうときは、適度な距離感を保つことが大事です。
お付き合いしているからといって、常に一緒にいなければいけないわけではありません。
連絡やデートの回数を減らすなど、適度に自分の時間を確保することで「会いたい」という気持ちが戻ってくるはずです。
感謝や謝罪を言葉にする
倦怠期中は恋人と会話をすること自体に、めんどくささを感じてしまうかもしれません。
しかし相手への感謝や謝罪は、しっかり言葉にして伝えましょう。
倦怠期に突入したカップルは、お互いそっけない態度をとりがちです。
感謝や謝罪の言葉を口にしないと、2人の気持ちがどんどん離れていく可能性があります。
まずは自分から「ありがとう」「ごめんね」と伝えるようにしてみてください。
そうすれば相手は穏やかな気持ちになり、次第に態度が変わってくるはずです。
倦怠期を乗り越えるには、「親しき仲にも礼儀あり」を意識する必要があります。
相手の外見を褒める
倦怠期を抜け出すには、「素敵」「オシャレ」などと相手の外見を褒めるのが有効です。
とくに付き合いが長くなったカップルだと、恋人の見た目に慣れてポジティブな感想を伝える機会が少なくなる傾向にあります。
人は褒められないと承認欲求や自尊心が満たされません。
パートナーの不満が大きくなれば、2人の関係が修復されることはないでしょう。
倦怠期を抜け出すには、外見を褒めて恋人の欲求を満たしてあげることがポイントです。
素直に感情を伝えるようにする
付き合いが長くなると、言葉にしないことが増えてくるものです。
「察してくれて当たり前」と思うかもしれませんが、恋人はエスパーではありません。
実際は言わなければ伝わらないパターンがほとんどでしょう。
相手が何を考えているかわからなければ、倦怠期はどんどん長引いてしまいます。
不穏な空気を解消したいなら、嬉しい・悲しいと感じたことは素直に伝えるよう心がけましょう。
期間を決めて会わないようにする
倦怠期を乗り越える最終手段として、期間を決めて恋人と会わないことが挙げられます。
些細なことでイライラして衝突を繰り返すようなら、お互いに頭を冷やす時間が必要です。
一人で考える時間が増えれば、冷静さを取り戻し自分の気持ちと向き合うことができます。
離れてみてやっぱり好きだと思えたら、倦怠期を抜け出すまであと一歩です。
再会したときは自分の気持ちを素直に伝えて、意地を張らず向き合えればきっと2人の関係を修復できるでしょう。
恋人と向き合って倦怠期を乗り越えよう
倦怠期が到来すると、恋人とのコミュニケーションがめんどくさくなるかもしれません。
しかし冷めた関係を放置するのは、別れの可能性を高めるので危険です。
相手の存在が当たり前になりすぎて感謝の気持ちを忘れていたり、気を遣わなくなったりしているなら、今一度自分の態度を見直す必要があります。
お互いにギクシャクしている場合は、本音で話し合うことが大切です。
しっかり恋人と向き合って関係性を立て直すことができれば、きっと倦怠期を乗り越えられるでしょう。
- 倦怠期とは、パートナーへのときめきが薄まり、新鮮味が失われている状態を指す
- 倦怠期カップルは会話や連絡頻度が減り、身だしなみに気を使わなくなりがち
- 倦怠期の主な原因として、一緒にいることが当たり前になる、恋愛のドキドキが減る、行動のマンネリ化などが挙げられる
- 倦怠期を乗り越えるには、お互いの気持ちを素直に伝え合い、2人で新しいことに挑戦するのがポイント