痴話喧嘩の意味とは?痴話喧嘩が多いカップルの特徴&仲直りする方法
痴話喧嘩は、長く付き合っているカップルや夫婦なら一度は経験したことがあるのではないでしょうか?
しかし、理由はどうあれ言い争いをしても「仲直りしたい!」と考える人が多いはずです。
そこで今回の記事では、痴話喧嘩の意味や痴話喧嘩が多いカップルの特徴、仲直りする方法を徹底解説します!
大切な人と痴話喧嘩して悩んでいる男性・女性は、ぜひ参考にしてみてください。
Contents
痴話喧嘩とは
まずは、痴話喧嘩(ちわげんか)という言葉の意味を解説します。
「痴話喧嘩」の意味
「痴話喧嘩」とは、仲良しカップルや夫婦がするたわいもない喧嘩を指す言葉です。
「痴話」という漢字には、「愛し合う人たちが戯れながらする話」という意味があり、その会話の中で起こる言い争いが痴話喧嘩となります。
また、お互いに好意がある友達以上恋人未満という関係同士が行うライトな言い争いも、「痴話喧嘩」と呼ぶことがあります。
つまり、「痴話喧嘩」は、親密な間柄の男女がする些細な言い合いや口喧嘩のことで、暴力や別れ話に発展するような重々しい喧嘩は該当しません。
「痴話喧嘩」の類語
「痴話喧嘩」の類語は、以下のような言葉が該当します。
- 「夫婦喧嘩」 :夫婦が行う喧嘩
- 「男女のいさかい」:恋愛関連のもめ事
痴話喧嘩の類語ですが、それぞれ意味とニュアンスが異なるので、言い換える際には喧嘩している人たちの関係性や状況に注目して、適した言葉を選ぶ必要があります。
痴話喧嘩が多いカップルの特徴
些細な喧嘩はどんなカップルもするでしょうが、痴話喧嘩が絶えないカップルには、ある共通した特徴が存在します。
ここでは、痴話喧嘩が多いカップルの特徴を見ていきましょう。
何でも言い合える関係性を築けている
痴話喧嘩は、何でも言い合える関係性を築けているカップルに多く発生する傾向があります。
長年付き合っていたり、お互いに隠し事をしない主義だったりと、何でも言い合える関係性だからこそ、些細なことで喧嘩に発展することが多いのです。
反対に付き合いたてや相手に踏み込めない性格のカップルだと、対立するような会話になることも少ないので、痴話喧嘩をする可能性は低くなります。
完璧主義者で人に対しても厳しい
完璧主義者で自分だけでなく人に対しても厳しいカップルは、痴話喧嘩が多くなりがちです。
完璧主義を自分の中にだけ留めておける人ならまだしも、周囲に対しても同じことを求める人は、些細なミスや欠点を指摘したり、小さなことでも厳しく採点したりします。
そんな人が恋人だと衝突することが多くなり、痴話喧嘩の回数も自然と増えていきます。
ましてや似た者同士であれば、厳しさが2倍3倍にもなり、どちらからともなく痴話喧嘩がはじまることも少なくないでしょう。
最終的にはどちらかが精神的に疲弊して、些細な喧嘩では収まらなくなる可能性もあるので注意が必要です。
ストレスが溜まっている
痴話喧嘩が多いカップルは、どちらかがストレスが溜まりやすい環境で働いていたり、愚痴を吐き出せる相手が他にいなかったりする可能性があります。
ストレスが溜まっていて、その矛先を恋人に向けてしまい衝突してしまうのです。
恋人にあたることや、愚痴をこぼす以外のストレス解消法が選べない相手と付き合っていれば、痴話喧嘩をする回数も自然と多くなっていきます。
「ストレスが溜まってるから仕方がない…」と相手が快く受け入れてくれているうちはいいですが、八つ当たりに耐えきれなくなれば痴話喧嘩から別れ話に発展するかもしれません。
お互いへの期待値が高い
お互いへの期待値が高いカップルも、痴話喧嘩する頻度が高めです。
相手に対して、「彼・彼女なら察してくれる」「気が合うから価値観が違うことはない!」などと期待値が高い場合、意に反したことをされると必要以上にガッカリします。
そのため、お互いへの期待値が高いカップルは、気がつけば痴話喧嘩していることも少なくありません。
しかし、喧嘩の内容は「あっちのお店を利用したかった!」「○○ならこの公園を絶対喜ぶと思ってたのに!」と結構くだらないパターンが多いです。
常に自分が正しいと思っている
常に自分が正しいと思っているパートナーだと、痴話喧嘩に発展することが多くなります。
小さな意見の食い違いが起きても、自分が正しいと思っている人は主張を撤回することはありません。
しかし、それが当然間違いの場合もあるので、納得できない相手にひるむことなく伝えると、言い方によっては口喧嘩が勃発してしまうのです。
お互いに自分の意見を主張し続けるのであれば、痴話喧嘩を回避できないのは当然のことかもしれませんね。
【事例】痴話喧嘩に発展したエピソード
痴話喧嘩が絶えないカップルや夫婦は、事例をチェックして自分たちの言動を見直してみるといいかもしれません。
続いて、痴話喧嘩に発展したエピソードを紹介します。
かなり無理のある要求をされた
「好きなら今すぐ飛んできて!(遠距離)」「本当に申し訳ないと思ってるなら仕事中でも電話でれるでしょ!」というように、痴話喧嘩によくありがちなエピソードでは、かなり無理のある要求をされているケースも珍しくありません。
相手からしたら本気の要求なのでしょうが、本人も冷静になって考えたときに、「なんてバカな発言だったんだ…」と気づくこともあるでしょう。
感情任せに言い放った要求から喧嘩に発展した場合、収束させるにはお互いに冷却期間が必要かもしれませんね。
お互いの優しさで衝突した
お互いの優しさで衝突して痴話喧嘩するカップルや夫婦もいます。
「いつもやってくれてるから今日は俺が料理作る!」「いや!疲れてるあなたに包丁持たせるなら私がする!」というように、相手を思いやる気持ちがお互いに譲れず、喧嘩に発展…こんな微笑ましいエピソードもあります。
とはいえ本人たちは真剣なので、心中は穏やかではないのでしょう。
交際後に禁止事項を言いつけられた
交際後に彼氏・彼女から禁止事項を言いつけられて、痴話喧嘩に発展するエピソードもあるあるです。
「飲み会に行く頻度を減らすように言われて喧嘩になった」「フィギュア集めが趣味なのに、それを止めるように言われてしまった」
付き合う前はなんとも言われなかったことなのに、付き合った途端に禁止されたら、誰もいい気分はしませんよね。
好きだからこそ相手に求めてしまうものですが、禁止事項をどんどん増やして痴話喧嘩が頻発するようになれば、2人が別れるまでは時間の問題かもしれません。
痴話喧嘩から仲直りする方法
痴話喧嘩とはいえ放置しておけば、別れ話に発展してしまう可能性があります。そのため、できるだけ早く仲直りすることをおすすめします。
これから痴話喧嘩から仲直りする方法を紹介するので、喧嘩したカップルはぜひ参考にしてみてください。
素直に謝る
痴話喧嘩して仲直りしたいときは、素直に謝るのが一番です。
遠回しに機嫌をとったり、喧嘩をなかったことにしたりすると、相手に「都合が悪いことから逃げる人」と思われてしまい、逆効果になる可能性があります。
自分が悪いと思うなら、許してもらえるまで真摯に謝ることが大切です。
また、謝るときは、喧嘩の原因を分析して改善点を提示することも重要なポイントです。「ちゃんと悪いことをわかって考えてくれたんだ」と感じて、相手に謝罪を受け入れてもらいやすくなります。
そして事態が大きくなる前に、すぐに行動することも大事です。最初は痴話喧嘩でも、時間が経てば経つほど許せない気持ちが強くなり、仲直りが難しくなるケースもあります。
痴話喧嘩から仲直りしたいなら、できるだけ早い段階で素直に謝りましょう。
相手を思う気持ちを伝える
相手を思う気持ちを伝える方法も、痴話喧嘩から仲直りするときに有効です。
謝罪とともに、「喧嘩したけどずっと一緒にいたいと思ってる」「好きな気持ちは変わらない」というように気持ちが伝わる言葉も添えると、相手も快く許してくれるはずです。
カップルや夫婦の場合は「好きな気持ち」を、交際前のカップルは「大事な存在であること」「いつものように仲良くしたい」ことを、仲直りする際に伝えてみるのがおすすめです。
喧嘩しても相手を想っていることが伝われば、痴話喧嘩する前よりも仲良くなれる可能性がありますよ。
感情的にならずに気持ちを落ち着かせる
痴話喧嘩から仲直りしたいなら、感情的になることは絶対に避けましょう。
感情的になってしまえば、相手の神経を逆なでする可能性があります。最悪の場合、些細な喧嘩が大きく発展し、別れにつながることになるかもしれません。
痴話喧嘩で感情的になりそうになったら、気持ちを落ち着かせるように意識してください。その場で深呼吸したり、少し時間を置いたりして、感情任せに発言しないことがポイントです。
冷静に話をすることができれば、仲直りの糸口も見つけやすくなるでしょう。
自分の価値観を押し付けない
痴話喧嘩の際に、自分の価値観を押し付けてしまえば、仲直りがさらに難しくなります。
自分の価値観を否定されたり、無視されたりすることは気分がいいことではありません。お互いの価値観を尊重しつつ、譲歩できるところを見つけることが大切です。
痴話喧嘩から仲直りしたいのであれば、自分の価値観を押し付けずに、相手の言い分も聞くように努めてください。
たわいもない喧嘩なだけに、「そういう考えもあるよね」と受け入れるだけで、2人の関係が修復する可能性はかなり高いです。
一方的に押し付けるようなことはやめて、言い争いは最小限に留めることが大事です。
警察介入もあり得る…痴話喧嘩を悪化させるNG行動
些細な喧嘩や言い争いの際に、間違った対応をしてしまえば、思いもよらない事件に発展する可能性もあります。
最後に、痴話喧嘩を悪化させるNG行動を紹介するので、絶対にしないように注意しましょう。
相手を責める
「あなたが悪い」と相手を一方的に責めるのは、たわいもない喧嘩の場合でもNGです。
相手に非があるケースでも責任を問い詰めてしまうと、逃げ場を失ったことが原因で意固地になってしまう可能性があります。思いやりの欠片もなく、相手を責め続ければ、どんどんお互いにヒートアップして、関係の修復が難しくなるかもしれません。
相手を責めるのではなく、「自分にも悪いところがあったかも」というスタンスで話し合いをすれば、ただの痴話喧嘩で収まるはずです。どんなときでも、相手のことを考えて発言することを心がけてください。
過去の話を引き合いに出す
痴話喧嘩が勃発した際に、「でも前も同じようなことしたよね」と過去の話を引き合いに出すのは絶対に止めましょう。
たとえそれが事実であっても、今喧嘩になっていることとは別問題です。すでに解決している過去の話をぶり返しても、決していい方向には進みません。
相手の神経を逆なでし、さらに怒らせてしまうことにもなりかねない行為です。今現在の相手と向き合って、お互いに話し合うことが大切です。
痴話喧嘩によって2人の絆が深まることがある
「喧嘩するほど仲がいい」という言葉があるように、喧嘩によって男女の絆を深めることができる場合があります。
そのためには、痴話喧嘩してもお互いにきちんと向き合って、仲直りすることが大事です。
些細な言い争いが別れのきっかけになるか、絆を深めるきっかけになるかは2人次第です。痴話喧嘩を乗り越えて、いつまでも仲良く素敵な関係を築いていってくださいね。