「恋の病」ってどんな状態？恋の病に陥った人のあるあるな症状や治し方とは

人は誰でも「恋」をしますよね。

そして、誰かに恋をしているときは、「恋の病」と表現することがあります。

今回の記事では、恋の病にかかった状態の説明や、自分が恋の病にかかっていないかのチェック項目を紹介しています。

恋の病に苦しんで「少しでも楽になりたい」という人のために、恋の病の治し方についても詳しく説明していますので、ぜひ最後まで読んでみてください。

恋の病とは

恋の病とは、四六時中相手のことを考えてしまって何も手につかないことを言います。

「病」とついていますが、治療が必要なものではありません。想いが強すぎると精神や肉体をむしばみ、害を及ぼす危険性もないとは言い切れません。

悩み相談したり気分転換したりするなど、適切な処置や対処をしていかなければ、本当の「病気」になってしまう恐れもあるので注意しましょう。

いつ患うかわからない…それが恋の病

予防しようにもしようがないのが恋の病です。

いつ、どこで、誰を好きになるかなんて分かるはずがありません。それは男性も女性も同じです。

唐突に発症することがあるので「自分は大丈夫」と思っていたらいつの間にか恋の病にかかっていることもあるかもしれませんよ。

恋の病に関しては、身近な人だけではなく、芸能人や二次元、ネットの相手に対しても患ってしまう人もいます。

aikoの楽曲『愛の病』を紹介

2000年の3月1日にaikoさんが『愛の病』という曲をリリースしました。

恋の病にかかった人は1度は聞いたことがあるかもしれません。

“あたしのこの余計な考えを今すぐとっぱらってよ

もう離しはしないと約束しなくてもいいから

不安で眠れない夜　隣にいて下さい

今夜そうして下さい”

引用元:https://utaten.com/lyric/ja00008804

この歌詞に共感して、涙する人も多いのではないでしょうか。

【診断チェック】あなたは重症？恋の病に陥った人の症状あるある

これから紹介する9つは、恋の病に陥った人あるあるの症状です。

当てはまっている数が多いほど、恋の病にかかっている可能性が高いです。

あなたが今恋の病に陥っていないか、一緒に診断チェックしていきましょう。

体が火照る

気になる相手を目の前にすると体温が上昇し、ドキドキしませんか？

恋の病の初期症状に当たるのが体の火照りです。

顔が赤くなったり、少し息苦しく感じたりするのが特徴です。

なにもかも手につかなくなる

社会人なら仕事中のミスが多くなる、学生なら成績が落ちるようなことがあれば、恋の病にかかっている可能性があります。

四六時中相手のことが気になり、何も手につかなくなるのです。友達や取引先の人の会話や情報も、耳に入ってこなくなるので「ちゃんとしろ！」と怒られることもあるでしょう。

まさに恋の病の定番症状ですね。

食欲がなくなる

「好きな人のことを考えただけで胸がいっぱい」という現象から、食欲がガクン！と落ちます。

この症状は女子に多く、恋の病にかかると勝手に痩せることがあります。

また、「好きな人に可愛い（綺麗）と思われたい！」という心理が働いて、食事を抜いたダイエットをする人も多いでしょう。

眠れない夜が続く

好きな人のことを考えると、ドキドキして興奮状態になります。

そうなってしまうと、寝ないといけない時間も目が冴えてしまい、不眠になるのも恋の病の症状です。

また、好きな人とLINEやメールができる関係性であれば、何度も見返したりSNSをチェックしたりして、さらに興奮して寝れない日々が続くでしょう。

恋愛コラムを片っ端から読み漁る

恋の病にかかると、恋愛コラムやまとめサイトを見る人が多くいます。

恋愛について気になることがあると、ネットで検索をかけがちです。

• どうすれば振り向いてくれるのか
• この文章に脈ありの可能性はあるのか
• 好かれるためにはどうすればいいか

このように、気になることがどんどん増えていって、朝まで読み漁ることも少なくありません。

情緒不安定になる

恋の病を患ってしまうと、情緒不安定になります。好きな人の言葉や態度ひとつで一喜一憂するようになるからです。

「おはよう」と挨拶をしたときに、相手の返事が少し冷たいと感じてしまうと、その日1日中憂鬱になり、周りが心配するレベルまで落ち込みます。

反対に、好きな人が機嫌よく声をかけてくれた日は、とてもハッピーに過ごせます。

好きな人に関することに敏感になって落ち込んだり喜んだりと、自分でも疲れるほど情緒が不安定になってしまうのです。

好きな人中心に行動するようになる

生活リズムの中心が全て好きな人になってしまうのも、恋の病にかかる人のあるある症状です。

好きな人の好みに合わせたファッションや髪型に変えることは、誰でも一度はあるかもしれません。

ただし、日常生活に支障をきたしている場合は、重症化している証拠です。相手に合わせすぎは要注意です。

たとえば、生活が苦しくなるほど服を買い込んでしまったり、相手を思い過ぎて過剰に連絡をとったりしている人は、日常生活に支障をきたしている可能性が高いですよ。

四六時中妄想してしまう

「もしも付き合ったら…」と妄想する時間が増えていくのも、恋の病にかかっている証拠です。

表情や態度に出さない妄想なら1人で楽しめますが、周囲が困るまでヒートアップして感情を爆発させてしまえば「変な人」と思われてしまいます。

ハッピーな妄想だけではなく、ネガティブな方向に思考を巡らす人もいます。

好きな人が近くにいると緊張する

誰でも好きな人が近くにいると、緊張してドキドキしてしまうものです。

上手く喋れなかったり、手が震えたり、瞬きの回数が増えたりするのもあるあるです。重症な人は本当に息苦しくなって、過呼吸をおこすこともあります。

一度深呼吸して冷静になれたらいいですが、そう簡単にいかないのが恋の病です。

片思い中の男女必見！恋の病の治し方

心身共に辛い思いをするほど重症化しているのなら、早めに手を打たなければなりません。

いくつか恋の病の治療法・対処法があるので、ぜひ参考にしてみてください。

リラックスして冷静さを取り戻す

好きな人のことで常に頭をフル回転させているのは、正直疲れますよね。些細なことで気分が変わるのもストレスの原因になっています。

「考えるな」というのは無理があるかもしれませんが、できるだけリラックスをして冷静さを取り戻していきましょう。

• ヨガやストレッチ、軽い運動を日常生活に組み入れる
• 香りの良い入浴剤を使って浴槽でゆっくりとした時間を過ごす
• アロマやお香を炊いて読書をする

一度頭を空っぽにして無になる時間をつくれば、自分の気持ちも冷静に見えてくるはずです。

ハッピーエンドの恋愛映画を観る

恋の病にかかると少しのことで落ち込み、「どうせ私なんて…」というネガティブ思考へ走りがちです。

ハッピーエンドの恋愛映画を観ることで、恋愛の楽しさや切なさ、大切さを感じられるので、恋愛ごとで不安になっている人は観てみてください。

きっと今の恋愛を前向きに考えたり、少し背中を押してくれたりしますよ。

好きなことにのめり込む

恋の病になると自分の趣味すら忘れがちです。ここで一度、あなたの好きなことを思い出して、取り込んでみるといいでしょう。

夢中になるものがあると、良い意味で好きな人のことを忘れられて、心が軽くなります。

夢中になり過ぎている気持ちを、別のところに分散することで、恋の病の症状が和らぎますよ。

ポジティブ思考を身につける

恋の病を治すには、ポジティブ思考になるように努力してみることも大事です。

正直、あなたが不安に思っているほど、相手は気に留めていません。現在や未来を恐れてばかりでは、気持ちがすり減るだけです。

それより、些細なことでハッピーな気持ちになれるように、ポジディブ思考を身につければ、今の恋愛をより楽しめることができますよ。

覚悟を決めて告白する

荒療治に感じるかもしれませんが、相手との関係性次第では、覚悟を決めて告白してみるのも治療方法のひとつです。

恋の病は片思いだからこそ起こる現象です。片思いから両思いになるために、自分磨きをして告白することで、恋の病から脱却できるかもしれません。

恋の病をマイナスに捉えず恋愛を楽しもう！

恋の病にかかって、一喜一憂している時間ってもったいないと思いませんか？

それなら、自分磨きをして相手に、「好きです」というアピールをしている方が、相手の気を引けますし、恋愛にも前向きになれます。

不安になって落ち込む日もありますが、恋愛とはそういうものです。

そんな日もあればハッピーな日もあります。下を向いても何もはじまりません。

上を向いて、好きな人に向けて行動できるように努力して、ポジティブ思考を身につけていくと、恋の病から脱却することができますよ。