恋は盲目とは|恋をすると盲目になる理由やなりやすい人の特徴を紹介
「恋は盲目」とはよく言われる言葉です。
恋愛に夢中なのは悪いことではないものの、周りが見えなくなってしまうのは少々危険かもしれません。
そこで今回の記事では、恋に盲目になる理由やなりやすい人の特徴を紹介していきます。
自分も恋愛中は「盲目状態になっているかも…」と心配な人はぜひ参考にしてくださいね。
Contents
「恋は盲目」の意味とは
「恋は盲目」とは、恋愛に夢中になるあまり理性や常識さえ失った状態になってしまうことを意味する言葉です。
好きすぎて相手のことしか見えなくなり、思いもよらぬ行動や態度に出てしまった、なんて苦い経験をしたことのある人も少なくないでしょう。
恋はそれほどに人から冷静さを奪い、周りを見えなくしてしまうのです。
「恋は盲目状態」になるあまり、良くない相手と付き合ったり周囲のアドバイスを聞き入れなくなったりするのは避けたいところ。
恋に夢中になりすぎて思わぬリスクを背負わないよう、ある程度の冷静さを見失わないことも大事なのです。
周りに「恋は盲目」な人はいる?
成人男女200人を対象に「周りに恋に盲目な人はいるか」アンケート調査したところ、6割近くの人が「いる」と回答しました。
半数以上ともなると、割と身近に恋は盲目状態の人が存在しているといえそうです。
タイミングによっては、誰もが恋に盲目になってしまう可能性があるかもしれないのです。
恋をすると盲目になるのはなぜ?
そもそも、恋をすると盲目になってしまうのはなぜなのでしょうか。
まずはそのメカニズムについて詳しく見ていきましょう。
周りが見えなくなるから
恋に落ちると、相手のことしか見えなくなってしまいます。
どんな人よりも自分の彼氏・彼女が素晴らしいと思ってしまうため、もし周囲から窘(たしな)められるようなことがあっても耳に入りません。
自分が知っている相手こそが真実の姿であり、客観的にはひどい扱いをされていても「愛されている」と思い込んでしまうのです。
思い込みが先行しているから
思い込みが先行していると、恋は盲目状態になりがちです。
仕事をしていないのは夢を追っているから、周囲に異性が多いのは魅力的だから、と一般的にはマイナス要素でも思い込みが強いと肯定的にとらえてしまいます。
明らかな嘘であっても、相手に夢中なうちはその思い込みを疑うことはないのです。
自分より相手を優先しているから
恋は盲目状態の人は、自分よりも相手を優先してしまいます。
相手が会いたいと言ってきたら、どんな時間・場所でもすぐにかけつける、お金がないと言われたら自分が払うなど、相手のこと第一主義になりがちです。
そのため、周囲との人間関係はないがしろになり、ほぼ恋愛相手との交流ばかりになってしまいます。
恋は盲目になりやすい人の特徴
「恋は盲目」になりやすい人は、実は共通した特徴をもっています。
もし、以下のチェックポイントに当てはまる部分が多かったら、くれぐれも注意しましょう。
自己評価が低い
恋は盲目状態になりやすい人は、自己評価が低いという特徴があります。
自分に自信がないから与えられる愛情に敏感であり、恋に夢中になってしまう傾向が強いのです。
自尊感情が低いと相手からの押しに弱く、求められることで満たされるため理不尽な要求をされても喜んで受け入れてしまいます。
また相手にも依存しやすく、のめり込みやすいので恋愛中は周囲が見えなくなりがちです。
世話を焼くのが好き
世話を焼くのが好きなタイプも「恋は盲目」になりがちです。
〇〇してあげたい気持ちが強い人は、尽くせば尽くした分だけ相手をもっと好きになります。
また、尽くすことで自分自身ももっと愛されるにちがいないと思っているのです。
そのため、片方だけが過度に尽くすようなバランスの悪い関係が形成されることもしばしばです。
人の顔色を伺うのが癖
人の顔色を伺うのが癖になっている人も、恋は盲目状態になることが多いです。
そもそも自己評価が低くコンプレックスを抱いているため、カップル間でも無意識に上下関係を築きがちです。
「こんな自分を好きになってくれた人だから」と、相手の機嫌を損ねないよう立ち回るのが癖になってしまい、盲目状態で何でも受け入れてしまいます。
友達の意見に耳を傾けない
恋は盲目状態になりやすい人は、友達の意見に耳を傾けず情報を遮断しがちです。
友達は冷静な第三者であり、恋愛に不自然な部分を感じたら忠告してくれることもあるでしょう。
しかし、その貴重な意見を聞き入れずに恋人のことだけを頑なに信じてしまうのです。
結果、ますます2人だけの世界に閉じこもってしまうことにもなりかねません。
恋愛が何よりも重要
恋愛が何よりも重要な、恋愛第一主義の人は恋は盲目に陥りやすいです。
恋愛をしてなきゃ意味がない、くらいの考え方なので、恋人ができると一気にのめり込んでしまうのです。
また、恋愛感情に振り回されすぎて仕事や友人関係が犠牲になることも少なくありません。
恋は盲目に陥らないための注意点
「恋は盲目」状態が続くと、友人関係が破綻したり日常生活が疎かになったりと思わぬ代償を払うことになりかねません。
最後に、恋は盲目に陥らないためのポイント・注意点を解説していきます。
自分を客観視する
恋が自分の生活に支障をきたさないためには、自分の状況を客観視することが大事です。
相手の欠点から目をそらさず、客観的にどんな人なのか見つめなおしてみましょう。
もし客観的に分析しづらいのなら、信頼できる友人や家族に聞いてみるのがおすすめです。
恋愛に依存しない
「恋は盲目」になってしまう人は恋愛が全ての中心になりがちです。
恋愛に依存しないよう心がければ、盲目状態に陥りにくくなるでしょう。
彼氏・彼女だけと遊ばずに友達や家族との交流も大切にする、趣味や仕事の時間も疎かにしないなど、恋愛だけじゃない自分でいられるようアンテナをひろげてみてくださいね。
人の意見は聞く
恋愛中はどんな人でも冷静ではいられません。
だからこそ、恋人ではない第三者の意見にはなるべく耳を傾けることが大事です。
もし耳の痛いことを言われたとしても、「そんなことない!」と一蹴せず一度冷静に考えてみることをおすすめします。
人の意見を聞く余裕を持っていれば、恋は盲目状態に陥ってしまうこともないでしょう。
自分軸を持つ
いくら大好きな恋人でも全ての意見に従うことはおすすめできません。
しっかり自分軸を持って、相手の無理な要求には「NO」と言えるようになりましょう。
たとえば、大切な約束や仕事のスケジュールを変更してまで相手の都合に合わせる必要はありません。
何かあったとき、対等に話し合える関係性を築くことが大切です。
恋愛以外の楽しいことを見つける
人生の楽しみは恋愛だけではありません。
芸術作品を楽しんだりスポーツをしたり、他にも気持ちを豊かにする方法はいろいろです。
恋は盲目状態に陥らないためにも、恋人とは関係ない自分だけの楽しみを見つけるようにしましょう。
新しい趣味へのチャレンジや友達同士での旅行など、楽しいと思えるものをたくさん持っておくことが大事です。
恋は盲目はほどほどに、素敵な恋愛を楽しもう!
誰もが陥る可能性のある「恋は盲目」ですが、ほどほどにしないと生活にまで影響してしまうかもしれません。
恋愛中は相手に依存してしまう、他人の話を聞き入れなくなってしまうといったタイプの人は要注意です。
恋は盲目で失敗しないよう、一度冷静に自分を見つめなおすことをおすすめします。
自分軸をしっかりもって行動できれば、恋愛にのめり込みすぎることもないでしょう。
「恋は盲目」にならないよう自分を上手にセーブしながら、素敵な恋愛を楽しんでくださいね。
- 「恋は盲目」とは、恋愛のせいで理性や常識まで失った状態になること
- 周りが見えなくなったり思い込みが先行したりするせいで、恋は盲目状態になりやすい
- 恋は盲目に陥りやすい人には、自己評価が低い・相手の顔色を伺うのが癖・恋愛が何よりも重要、などの特徴がある
- 「恋は盲目」にならないためには、自分を客観ししつつ恋愛に依存しすぎないことが大事