目線からわかる恋愛心理学・視線で伝える会話術・男女共通の脈あり目線とは
好きな人ができると、「彼はわたしのことをどう思っているんだろう?」「あの子は脈ありかな?」と、相手の気持ちが気になってしまうもの。
だからといって直接聞くのも難しいですよね。
そこでヒントになるのは「相手の目の動き」です。
「目は口程に物を言う」とのことわざがあるように、相手の目線をみればたくさんのことがわかるもの。
そこで今回の記事では、恋愛心理学における目線の意味や視線を利用したアプローチ方法などを紹介していきます。
Contents
目線からわかる恋愛心理学の意味
目線というのは時に口よりも雄弁な場合があります。
会話中の相手の目線が、右下なのか左横なのかあるいは左下に向いているのか、その方向で読み取れることもあるのです。
まずは恋愛心理学における、代表的な目線の意味について見ていきましょう。
【左上】
会話している相手の目線が「左上」「左斜め上」の方向を向いている場合、その人は過去を思い出そうとしています。
会話内容に関わるような何かが、過去にあったのかもしれません。
自分自身の過去のデータベースから話を広げようとしてくれているということは、あなたの話を真剣に聞いている証拠です。
【右上】
会話中に「右上」「右斜め上」を見ている人は嘘をつこうとしている可能性があります。
事実ではないことをイメージしたり作り話を考えたりしているとき、人の目線は右上にいきがちなのです。
相手に質問中こうした視線の動きがあれば、その人は何かをごまかそうとしているのかもしれません。
ちなみに、右横に目線が向いている場合も『音を創造している』状態といわれており、嘘をついている可能性大です!
【上向き(上目遣い)】
相手を見上げるような目線や上目遣いは、甘えたい気持ちのサインです。
あるいは尊敬する相手や目上の人に対しても、そのような目線になることが多いとされています。
特に女性の場合、好きな相手に特に意識せず感覚的に上目遣いをする場合もあるのではないでしょうか。
まさにこれは相手に甘えたい、可愛がられたいという心理と一致しているといえるでしょう。
【下向き(見下す)】
相手を見下ろすような目線は、自分が相手よりも上の立場であることを意識していることの表れです。
優位に立ちたい、相手を自分の支配下に置きたいといった気持ちも含まれており、この目線をよく使う人はモラハラ気質を持っている可能性もあります。
立場上、優位感覚に浸っており本人は気付かずに見下すような目線になっていることも。
すべての人がそうだというわけではないのですが、他の言動でも気になる部分があれば距離を置いたほうが良いといえますね。
【じっと見る】
じっと見つめてくるような視線を送ってくる人は、ズバリあなたに好意をもっている証拠です。
気になる相手のことはつい目線で追ってしまうもの。
見つめてくるということは、つまりその対象に興味がある、あるいは好感を持っているからといえます。
また、臆さず相手をじっと見つめられるような人は自信家でモテるタイプが多いです。
【泳ぐ】
目線が泳いでしまうのは、緊張している証拠です。
あなたと一緒にいて目が泳いでしまうなら、その人は何らかの理由で緊張しているのかもしれません。
さらに目線が泳ぎながら、目が合い横下を向いて恥ずかしそうにしているのならば、あなたのことが好きだけど、どうすれば良いかわからないと思っている可能性もあります。
人付き合いが苦手でシャイな人に多い傾向ですが、じっくり付き合うことで緊張もほどけていくはずです。
【視線が合う】
やたらと視線が合う人は、あなたのことを好ましく思っている可能性が高いです。
恋愛心理学において「視線が合う」というのは相性の良さを感じている証拠。
趣味や好み、会話の波長などがしっくりくる相手として認識しているといえます。
気になる人とよく目線があうのなら脈ありと考えてもよいでしょう。
逆になかなか視線が合わない場合は、残念ながら興味を持たれていない可能性が高いです。
ただし、目が泳ぎ気味だったり緊張していたりする様子があるのなら、好きすぎて目線をそらしているケースも。
視線だけでなく、相手の態度などから総合的に判断することをおすすめします。
会話中に気持ちを伝える目線の送り方
目線や声のトーンを変えることは交渉学においても大いに活用されています。
そんな目線を上手に利用すれば、好きな相手にさりげなく気持ちを伝えることも可能です。
告白にはまだ早いけど、自分の気持ちをアピールしておきたい!という人はぜひ試してみてくださいね。
自分が話し始める前に目線を送る
自分が話を振るときは、まず先に相手に目線を送ることをおすすめします。
そうすることで「私はあなたを重要視していますよ」というサインになるのです。
目線を送られた相手は、自分を気にかけてくれているとあなたのことを好ましく思ってくれるでしょう。
このテクニックは大勢で話す時、特に有効です。
ちらりと目線を送る
好きな人に目線を送る場合は、ちらりと相手を見る程度が効果的です。
あまりじっくり見つめてしまうと、人によっては「ちょっと怖い…」と思われてしまうことも…。
ちらりと目線を送る程度でも相手には十分伝わります。
タイミングがわからないという人は、相手に同意したい時などポイントを決めて目線を送ると良いでしょう。
話の最後にも視線を送る
話を終える時、視線はどうしていますか?
意外と無頓着な人が多いかもしれません。
しかし、好きな人との会話では最後にしっかり相手に視線を送るようにしましょう。
そうすることで、自分のことを気に掛けながら会話してくれていたのかな、と相手に好印象を残すことができるからです。
男性女性に共通する脈あり目線【決・定・版】
最後に、目線からわかる脈ありサインを解説していきます。
男性・女性どちらにも共通のサインなので、気になる相手の目線をよく観察しアプローチに活用してみてくださいね。
目が合う回数が多い
脈あり目線としてもっともわかりやすいのが、目が合う回数です。
目が合うことが多ければ、相手もあなたを何となく意識している証拠。
ただし、よく目が合うからといって「完全に好き」な段階とは限らないため、まずは友人として距離を縮めることをおすすめします。
二人のときは見つめてくる
二人きりのときにじっと見つめてくる人は、あなたのことがかなり好きな可能性が高いです。
「この人と恋人になりたい」「お付き合いしたい」という気持ちがつい目線にも表れている、と考えられます。
一方、目が合うと途端にそらすパターンもあります。
恥ずかしがり屋さんにはこのタイプが多いので、目線を外されたからといって「嫌われているかも…」と早合点しない方が良いでしょう。
見つめてくるにしろ、サッとそらされるにせよ「あなたの目線」を意識している証拠だといえます。
大人数になると目が合わない
複数の人で集まっている時は、目が合わない方が脈ありの可能性が高いです。
これはあまり相手を見てしまうことで、他人に気持ちがバレることを恐れているから。
なので、大人数のシーンで好きな人と目が合わないとしても、あまり気にしなくて大丈夫です。
瞬きの回数が多い
好きな人と一緒にいる時、相手の瞬きの回数をチェックしてみましょう。
平均的な人間の瞬きの回数は3秒に1回程度。それ以上のスパンであれば瞬きが多いといえます。
目に違和感を感じた時だけでなく、緊張している状態の時にも瞬きの回数は多くなります。
相手の目を観察して、普段よりもパチパチと瞬きを繰り返しているようなら、脈ありを期待してもいいでしょう。
目が挙動不審
目が落ち着きなく挙動不審に動いているような場合も、目の前の人を意識している可能性が高いです。
シャイな人や他人とのコミュニケーションが苦手な人に多いパターンであり、相手に慣れれば落ち着いていくことも。
挙動不審さがなくなったならあなたに心を開いてきたということなので、次のステップに進んでみましょう。
目線を見れば嘘も本気も心理がバレる!
ポーカーフェイスを装っていても、表情や仕草には意外と感情が出てしまうものです。
それが好きな人の前なら、なおさらといえるでしょう。
もし好きな人の気持ちが知りたいなら、ぜひ目線を観察してみてください。
これまで紹介してきたような動きがあれば、相手もあなたを意識してくれているのかもしれません。
逆に相手に気持ちを伝えたいときにも目線は強力な武器になります。
上手に目線のテクニックを使うことができれば、きっと相手もあなたの恋心に気付いてくれるはず!
ぜひ目線を活用して、好きな人との仲を深めてくださいね!