付き合い始めのカップルが長続きさせるためにやるべきことは?彼氏・彼女の親に挨拶するかの判断基準も
大好きな異性と晴れて両想いになれたら誰もが嬉しいものです。
やっと手に入ったこの幸せをできるだけ長く続けたいのなら、付き合い始めの時期が重要なカギになります。
今回の記事では、付き合い始めのカップルが長続きさせるためにやるべきことと彼氏・彼女の親に挨拶する時期の判断基準について解説します。
Contents
長続きカップルになるために付き合い始めが大事な理由
「恋は盲目」といわれるとおり、付き合い始めの頃は相手の良いところしか目に入りません。
しかし、一般的には3ヶ月を過ぎればときめきやドキドキも薄れてしまうというのが定説です。
これは恋愛ホルモンの分泌量がもっとも多いのが恋愛の初期段階で、時が経つにつれて次第に落ち着いていくためです。
つまり、付き合い始めはホルモンによる恋愛感情の増量期間中ということになります。
この時期を何もせずに過ごしてしまうと、ホルモンの分泌が落ち着くに従って気持ちが急激に冷めてしまうので注意しましょう。
人間にとってパートナーは2種類あるといわれています。
一時的な関係を望む短期的配偶と長期にわたる関係を望む長期的配偶です。
短期的配偶なら恋愛ホルモンの効果が切れる前に恋は終わります。
しかし、長期的な関係を望むならホルモンに頼らない関係を築く必要があり、そのときに必要となるのが恋人の良き友人になれるかという点です。
付き合い始めのうちに相手の人となりをよく理解し、尊重し合える恋人関係を築くことが長続きカップルになるための秘訣なのです。
付き合い始めにやるべきこと
長続きするカップルは、お互い良きパートナーであり良き友人でもあります。
信頼し合える恋愛関係を築いていくためには何をすべきでしょうか。
まずは、付き合い始めにやるべきことを見ていきましょう。
お互いの価値観やライフスタイルを確認する
交際を長続きさせたいなら、早いうちからお互いの価値観やライフスタイルを確認するよう心がけましょう。
恋愛観や経済観念などお互い違って当たり前なのですから、相手のことをよく知ったうえで自分の価値観と擦り合わせていくことが大切です。
もちろん全て相手に合わせる必要はありませんが、お互い本音を言い合えることも息の長い関係を築くためには必要なことです。
思いやりの気持ちを忘れず、2人の新しい価値観を見つけていきましょう。
居心地のいい距離感を掴む
お互いにとって心地のいい距離感を掴むことは、交際を長続きさせるうえで欠かせません。
両想いになれたからといって、舞い上がってつい頻繁に連絡を入れたりデートに誘ったりしていませんか?
自分は連絡を密に取り、常に会いたいタイプかもしれませんが、相手も同じとは限りません。
相手の仕事が多忙な時期や、精神的に大変なときに何度も連絡がきたりデートのお誘いがきたりしては、相手の負担になってしまいます。
そのままでは関係を長続きさせることは難しいでしょう。
お互い無理をせず付き合える距離感を探っていくのがベストです。
休日や忙しい時間帯を把握する
無理なく交際を続けるには、お互いの休日や忙しい時間帯を把握しておくようにしましょう。
連絡を取り合うにしてもデートをするにしても、2人の予定が合わなければ叶いません。
相手の都合も考えず行動すれば、すぐに愛想を尽かされてしまうでしょう。
連絡方法や時間帯を確認する
お互いやり取りしやすい連絡方法や時間帯も確認しておくとよいでしょう。
LINEやメールなどのメッセージのやり取りが苦手だからなるべく電話にしたい、夜勤があるから電話は難しいなど、個人の考えや事情もあります。
恋人との会話はもちろん楽しいものですが、やりすぎは時に相手の負担になります。
例えば早朝出勤を控えている彼氏彼女に夜遅くまで電話をしたり、繁忙期に朝から晩までメッセージを送りつけたりすれば、相手を疲れさせてしまうでしょう。
長電話しがちな場合は予め時間を決める、メッセージはまとめて送るなどお互いの負担にならない方法を見つけてくださいね。
お互いの呼び方を決める
付き合い始めたら、お互いの呼び方を決めておくのもおすすめです。
呼び方が変われば関係が変わったことを実感しやすいですし、恋人らしい行動も取りやすくなります。
意外と呼び方を変えるのはタイミングが難しいものです。
最初のうちに思い切って変えておきましょう。
付き合い始めの注意点
付き合い始めは「恋は盲目」になりやすいだけに好きな気持ちが暴走しないよう注意しましょう。
ここでは、付き合い始めの注意点を紹介します。
相手に合わせすぎてストレスをためない
相手に合わせすぎてストレスをためないよう注意しましょう。
大好きな恋人に嫌われたくないあまり、つい相手の言うがままになってしまう人もいますが、無理をすれば関係は長続きしません。
取り繕った関係はいずれぼろが出てしまいます。
長く付き合いたいなら、自分にも正直でいることです。
しつこく連絡しない
しつこい連絡はNGです。
誰でも好きな相手とはいつでも繋がっていたいものですが、だからといってしょっちゅう電話をしたり、LINEを送ったりしていては相手をうんざりさせてしまいます。
相手が応じないとすぐに不安になって何度も着信を残したり、追撃LINEを送り続けたりするのは、相手の愛を信じていない証拠です。
楽しいはずの恋人との時間が苦痛になれば、付き合い続けるのは難しいでしょう。
初めの段階で信頼関係を築くためにも、まずは相手を信じることから始めましょう。
スキンシップは場所を弁えてする
恋愛感情が暴走するとつい人目も憚らずイチャイチャしたくなりますが、相手も同じとは限りませんし、誰が見ているかわかりません。
良からぬ噂をたてられると2人の関係にヒビが入る可能性もありますから、スキンシップは場所を弁えてするようにしましょう。
会えない日が続いても執拗に会いたいと言わない
恋人なら会いたい気持ちはあって当然ですが、相手が忙しくて会えない日が続いても執拗に会いたいとは言わないようにしましょう。
恋人の都合も考えず会いたがるのは、愛情ではなくわがままです。
相手がどういう人かわかっていれば、会えない時間に相手が何をしているか、どう思っているかも理解できるはずです。
それでも不安になるのは相手の愛情を信じていないからと言わざるをえません。
一方的に何度も愛を伝えない
自分のペースで一方的に何度も愛を伝えないようにしましょう。
恋愛への気持ちが良い意味で落ち着いている状態のときに、盲目的な愛を告げられると引かれてしまうこともあるからです。
恋をすると恋愛ホルモンが分泌されますが、実は男女でホルモンが放出されるペースは異なります。
男性は一気に大量放出されるのに対し、女性の方はゆっくりと放出されます。
だからこそ、男女で気持ちの盛り上がりに差ができてしまうこともあるのです。
性別によってテンションの上がり方は違うため、相手の心理状態に合った形で愛を伝えていきましょう。
結婚を匂わせる発言は控える
付き合い始めの頃は気持ちも盛り上がってしまいがちです。
しかし、まだお互いのことをよく知らないうちから結婚を匂わせる発言は控えましょう。
関係性が出来上がっていないのに結婚を言い出すのは、恋に恋している状態にしか見えません。
結婚してもおかしくない年頃であれば、重たく思われてしまいます。
付き合い始めは結婚に繋がる付き合い方を見定める時期だけに、軽々しく結婚を口にするのは避けた方が賢明です。
付き合い始めてすぐに親に挨拶するべき?
真剣交際が始まると、相手の親に挨拶に行った方がいいのか、気になる人もいるでしょう。
最後に、付き合い始めてすぐに親に挨拶するべきかどうかについて解説します。
すぐに挨拶にいくべきパターン
結婚を見据えた交際の場合、早い段階で親に恋人のことを話す人もいます。
相手が親に話をしているなら、できるだけ早く挨拶に行った方がいいでしょう。
親としても自分の子供の交際相手がどんな人物か、気になってしまうのは当然です。
早めに挨拶しておけば親に安心してもらえますし、誠意ある人物と見てもらえるでしょう。
それに親公認となれば、今後のお付き合いもスムーズになるはずです。
様子を見てから決めるべきパターン
結婚を意識していなければ、付き合い始めてすぐに親に挨拶に行くカップルはそう多くはないでしょう。
相性がまだわからない段階では別れるリスクもないわけではありません。
お互いがまだ早いと感じているうちは挨拶を急がず、様子を見てから決めましょう。
付き合い始めだからこそお互いに向き合う姿勢を忘れないで!
付き合いたての頃は恋愛ホルモンの分泌も増え、好きな気持ちが高まります。
それだけに恋する気持ちが暴走しがちですが、何事も始めが肝心です。
恋に恋する状態に陥ってしまうと、せっかくの2人の関係も長続きしませんから、恋人の人となりをきちんと理解するよう努めましょう。
付き合い始めだからこそお互いに向き合う姿勢を忘れないことが大切です。
恋する気持ちを後押ししてくれる恋愛ホルモンも無尽蔵(むじんぞう)ではありません。
ホルモンの分泌が落ち着いた後に2人を強く結びつけるのは、お互いへの信頼感です。
魅力的な恋人であるとともに良き友人として恋人の気持ちを理解し、支え合える関係を築いていきましょう。
- 長続きカップルになるためには付き合い始めのうちに恋人であると同時に良き友人としての信頼関係を築くことが大切
- 付き合い始めにやるべきことはお互いの価値観やライフスタイルを確認・居心地のいい距離感を掴む・休日や忙しい時間帯を把握・連絡方法や時間帯を確認・お互いの呼び方を決める
- 付き合い始めの注意点は相手に合わせすぎない・しつこく連絡しない・スキンシップは場所を弁える・執拗に会いたいと言わない・一方的に何度も愛を伝えない・結婚を匂わせる発言は控える
- 結婚を意識した交際で相手が親にその旨を話している場合は付き合い始めてすぐに親に挨拶すべきだが、そうでなければ様子を見て親に挨拶に行くかどうかを決める方がよい