「寂しい」気持ちはどう紛らわす?根本的な原因と9つの対処法を解説
人は孤独感と無縁ではいられません。
たとえ友達や家族、恋人が近くにいても「寂しい」と思ってしまう瞬間は訪れます。
今回の記事では、「寂しい」気持ちの根本的な原因と9つの対処方法について解説していきます。
「寂しい」「不安だ」という感情に悩まされている男子・女子は、ぜひ参考にしてみてください。
Contents
寂しいと感じる根本的な原因
なぜ私たちはふとした瞬間に「寂しい」と感じてしまうのでしょうか。
まずは、その根本的な原因について見ていきましょう。
自分に自信がない
自分に自信がない人は寂しいと感じる傾向が強いです。
自己肯定感が低く、自分は人よりも劣っていると思っているタイプは、他人といることで自分のマイナス部分が露呈してしまうのではないかと常に心配しています。
ゆえに、誰かと一緒にいることがかえってストレスになるなど、人間関係の中に孤独を感じやすいのです。
また、過去の経験や他人に嫌われたくないという恐怖から距離を縮めることにも躊躇するなど、人とのつながりが希薄になりがちです。
愛されたいという気持ちが強い
愛されたいという気持ちが強い人も寂しさを感じやすいです。
他者からの愛を求める気持ちが強いと、相手への期待値が高くなってしまいます。
しかし、他人はなかなか自分の思い通りには動かないものです。
このタイプは日常でも自分の思ったような愛情や反応がもらえないと悩んでしまい、そのため喪失感や孤独感が強くなってしまうでしょう。
夢中になれるものがない
夢中になれるものがなく、他人に依存してしまう人は寂しいと感じることが多いです。
趣味や仕事といった打ち込むことがある間は孤独を感じづらいもの。
しかし、手持ち無沙汰な時間が多いとさまざまなことを考えてしまい、寂しいと思ってしまいます。
また、誰かと一緒じゃないと物事に取り組めないタイプだと余計に孤独感に陥りやすくなるでしょう。
一方、自分ひとりでも夢中になれるものがある人は「寂しい」と思うことはほとんどありません。
不安を抱えている
仕事が思うように進まない、恋人と上手くいっていないなど、何らかの不安を抱えている人は寂しさを感じやすいです。
不安な感情が解消できないと、マイナス思考が加速して孤独感が強まってしまうのです。
友人に愚痴るなど適度にストレスを発散できればいいのですが、話し相手がいないと余計に寂しいという気持ちが強くなる可能性が高いです。
寂しい気持ちはどう紛らわす?9つの対処法
もし、突然寂しさに襲われてしまったときはどう対処すればよいのでしょうか。
ここでは、寂しい気持ちの上手な紛らわし方を解説していきます。
映画を見る
寂しい時には映画を見るのがおすすめです。
楽しい物語やスリリングなストーリーなど、自分とはかけ離れた世界に没頭することで寂しさを忘れることができるでしょう。
とにかく気分を上げたい人はコメディ映画、ロマンチックな雰囲気に浸りたいなら恋愛映画など、自分の気持ちに合った映画をセレクトしてみてください。
今は映画系サブスクも充実しているので、寂しさを感じたら家でゆっくり映画のストーリーに集中してみてはいかがでしょうか。
家族や友人と電話をする
家族や友人の声は、寂しい気持ちを紛らわすのにもってこいです。
人恋しくて寂しくなった時は、家族や親しい友人に電話してみましょう。
気を許せる間柄の人たちなら、気兼ねなく弱みを見せることもできるはずです。
寂しい時は我慢せず、信頼できる家族や友達を頼ってみてください。
気持ちを言葉で表現することで、ある程度はすっきりできるはずです。
身内に悩みを相談しづらいという人は、スクールカウンセラーや職場の臨床心理士に話してみるのもおすすめです。
没頭できる趣味を見つける
没頭できる趣味があれば、寂しい気持ちを紛らわすことができます。
人は暇な時間が多いと、自分の存在価値や生きる意味などを考えて余計に孤独感を強めてしまいがちです。
ぼんやりする時間ができないよう、自分が楽しめる範囲で趣味を見つけてみましょう。
趣味だからといって難しく考える必要はありません。
スマホゲームや読書、あるいは料理などすぐにできるような趣味でOKです。
なかなか趣味が見つからない人は、とりあえず「趣味を見つける」ことを目標にするのもおすすめです。
買い物に出かける
寂しい気持ちの時は、買い物も良い気分転換になります。
散財するのではなく、自分のためにじっくりと何かを選んでみてください。
家でゆったりするためのルームウェアやマグカップ、あるいは買い替えが必要な電化製品を吟味してみるのも良いでしょう。
もし誰かの誕生日が近いなら、他人のプレゼントを選ぶのもおすすめです。
品物を使うシチュエーションを考えながら買い物すれば、前向きな気分で過ごすことができますよ。
思い切り泣く
寂しくてどうしようもない時は、思い切り泣くという方法があります。
あえて悲しい曲やドラマなどをBGMにして、泣く気持ちを盛り上げてみるのもおすすめです。
一旦寂しいという感情を爆発させてしまえば案外すっきりするものです。
気持ちのデトックスだと思って、時には子供のように思いっきり泣いてみてください。
知人のSNSは見ない
知り合いのSNSは時として孤独感を強める危険性があります。
寂しい気持ちの時は、できるだけ知人のSNSをチェックすることは避けましょう。
リアルに知っている人たちが楽しそうだと、そうではない自分と比較してより寂しさを加速させてしまうからです。
とくに交流関係が広く人気者タイプの人、いわゆる「リア充」な知人のアカウントは見ないに限ります。
SNSから離れるのは勇気がいることですが、自分の心を守りたいなら距離を取ることも大切です。
体を動かす
寂しさで心がモヤモヤしたときは、ぜひ体を動かしましょう。
スポーツや筋トレはもちろん、普段体を動かさないタイプなら散歩やサイクリングでもOKです。
体を動かすことに集中していれば、寂しい気持ちをうやむやにすることができます。
また、体を動かすことで気分を安定させる効果のある「セロトニン」や「エンドルフィン」の分泌を促すため、ストレス解消にもつながるでしょう。
健全な心身を保つためにも、普段から体を動かすことを心がけてみてください。
自分磨きをする
寂しい気持ちを紛らわせるには、自分磨きもおすすめです。
ダイエットや筋トレで外見から磨くも良し、習い事や資格試験の勉強などで内面のスキルアップを目指すのも良いでしょう。
小さなことでも何かが達成できれば、自己肯定感の向上にもつながります。
没頭できる時間が増える上、自分に自信がつけば一石二鳥です。
寂しさを吹き飛ばすためにも、ぜひ前向きな気持ちで自分磨きに励んでみてください。
マッチングアプリで人と会う
恋人や友人がいないことが寂しさの原因になっているなら、マッチングアプリを活用するのがおすすめです。
マッチングアプリなら、年齢や趣味などから自分に合った相手を見つけることができます。
たくさんの人と会うのは苦手というタイプでも、1対1でやり取りできるマッチングアプリなら気軽に気の合う相手を探せるでしょう。
最初から「恋人を作ろう」と意気込まなくても、気の合う友達ができたらいいな、くらいの気持ちでチャレンジしてみてもいいかもしれません。
寂しいときこそ、暇な時間を作らないようにしよう!
寂しさにさいなまれると、自分でもどうすればいいかわからなくなってしまいます。
寂しい気持ちの根底には、自信のなさや他人に愛されたいという願望、自分の存在価値への不安感などが隠れていることが多いです。
もし寂しくて辛いときは、上手に紛らわせて自分の感情をコントロールしましょう。
趣味や楽しいことに没頭する、体を動かして発散するなど、一人で考え込む時間を減らすことが大切です。
また、どうしても辛い場合はカウンセラーや精神科医といった専門家に相談することも考えましょう。
寂しい時こそ暇な時間を作らず、自分にとっての楽しいことを増やしていってくださいね。
- 「寂しい」と感じる根本的な原因としては、自信のなさ・夢中になれるものがない・不安を抱えているといったことが挙げられる
- 寂しい気持ちを紛らわせるには、映画を見たり趣味に没頭したりと充実した時間を過ごすのがおすすめ
- 孤独感を増すSNSは見ない、あえて思い切り泣いてみるなど、自分自身で寂しさをコントロールすることも大事
- 人恋しくて寂しいなら、家族や友人を頼ったりマッチングアプリを活用したりしてみよう