同棲した方がいいカップルの特徴は?同棲のメリット・デメリットを解説!

同棲は結婚生活を具体的にイメージすることができるため、将来を共に歩みたいと考えているカップルにとって重要なステップです。
しかし、同棲は夢に思い描いたような楽しいことばかりではありません。
一緒に暮らすことで価値観の違いに気づき破局することも多いです。
そこで今回の記事では、同棲した方がいいカップルの特徴や、同棲するメリット・デメリットについて解説します。
また、同棲を成功させるためのコツも紹介するので、同棲を検討しているカップルはぜひ参考にしてください。
同棲した方がいいカップルの特徴
すべてのカップルが同棲に向いているわけではありません。
まずは、同棲した方がいいカップルの特徴を解説します。
お互いに結婚願望がある
同棲は結婚を前提として、一緒に生活をしてみる「お試し期間」としての意味合いが強いです。
そのため、お互いに結婚願望があるカップルにとって同棲は有意義な時間になるでしょう。
生活のペースや衣食住の趣味・趣向など、結婚生活の継続に欠かせない事柄をよく知ることができます。
同棲の解消は簡単ではないため、同棲を始める前にお互いの結婚に対する考え方や将来のビジョンについて話し合っておくことが大切です。
2人とも経済的に自立している
同棲するうえで家賃や水道光熱費、生活費など、同棲生活にかかる費用は分担する必要があります。
安定した同棲生活を送るためには、2人とも経済的に自立していることが大切です。
どちらか一方に負担が偏ってしまうと、不満につながって関係を悪化させる可能性もあります。
経済的に安定している2人なら、将来をしっかりと意識して生活しているため同棲に向いているといえます。
親への挨拶が済んでいる
同棲した方がいいカップルの特徴として、親への挨拶が済んでいるケースも挙げられます。
親が交際を認めているのであれば、同棲することで結婚への意思を示し、より安心感を与えられるでしょう。
親に認められていない状態で同棲を始めると、親の反感を買ったり家族のもめごとに発展したりする可能性があります。
事前にパートナーを紹介していれば、親の心配を和らげて、スムーズに同棲を始められます。
同棲するメリットとは
同棲には、2人の関係を深めるためのさまざまなメリットがあります。
ここでは、同棲することで得られるメリットについて解説します。
生活費や家賃を分担できる
一人暮らしの場合、生活費や家賃はすべて1人で負担する必要がありますが、同棲することでこれらの費用を分担することができます。
経済的な負担を軽減できるのは同棲の大きなメリットといえるでしょう。
浮いたお金は貯蓄に回したり、趣味や旅行を楽しむために使えたりと、経済的な余裕が2人の関係に良い影響を与えてくれます。
お互いへの理解が深まる
一緒に生活することで、デートのときには見えなかった相手の習慣や価値観などが明らかになります。
生活リズムや休日の過ごし方、お金の使い方など、細かい生活スタイルを共有することで、お互いへの理解がより深まるでしょう。
良い面だけでなく、これまで気づかなかった相手の嫌な一面を知ることもあるかもしれません。
結婚してから「こんな人じゃなかったのに…」となるリスクが軽減されるのは大きなメリットです。
結婚生活のシミュレーションになる
結婚してから一緒に暮らす場合、生活習慣や価値観の違いから関係が悪化することも少なくありません。
同棲生活を送るには、家事の分担や生活費の管理などの必要があり、結婚生活のシミュレーションをすることができます。
同棲を通してお互いの生活スタイルを理解しておけば、結婚してからトラブルになることも少ないでしょう。
同棲は一緒に暮らすことを明確にイメージできるので、結婚へのハードルが下がるのもメリットといえます。
2人で過ごす時間が増える
これまでデートのときしか会えなかった2人にとって、一緒に過ごす時間が増えるのは同棲のメリットといえるでしょう。
一緒に食事を作ったり何気ない会話をしたりと、2人で過ごす時間が増えることで、より親密な関係を育むことができます。
大好きな人と毎日一緒にいられる幸せは、同棲ならではの貴重な体験です。
同棲するデメリットとは
同棲には多くのメリットがある一方で、デメリットがあるのも事実。
続いて、同棲するデメリットを見ていきましょう。
喧嘩が増える可能性がある
同棲するデメリットとして、喧嘩が増える可能性があることが挙げられます。
一緒に暮らすことで、生活習慣の違いや価値観のずれなどを目の当たりにすることもあります。
違いを受け入れられなかったり、考え方を変えてもらおうとしたりすると、衝突する可能性が高いです。
喧嘩することは悪いことではありませんが、関係が修復できなくなってしまうと同棲を解消するどころか別れを選択する必要がでてくるかもしれません。
相手の嫌な部分が目につきやすい
同棲することで、これまで気づかなかった相手の嫌な部分が目につくこともあるでしょう。
お金の使い方や掃除の仕方など、どれだけ好きな相手でも自分と違うところが気になってしまうのは仕方がないことです。
しかし、ちょっとしたことが積み重なると、ストレスにつながって一緒に暮らすことが苦痛になることもあります。
相手の嫌な部分が目につきやすくなるのは、同棲のデメリットと捉えることもできます。
1人の時間が減る
同棲すると一緒にいる時間が増える分、これまで自由に使えていた1人の時間が減ってしまいます。
趣味に没頭したり、のんびり過ごしたりする時間が十分に取れず、ストレスが溜まってしまうかもしれません。
カップルによっては1人ずつ部屋を用意したり、決まった時間にはどちらかが出かけたりと、プライベートな時間が確保できるような工夫が必要になります。
別れるときが大変になる
同棲中に関係を解消することになった場合、一人暮らしに戻るために多くの手続きが必要になります。
別れることを決めてから、新たな引っ越し先を見つけるまでは同棲を続けなければいけません。
お互いに嫌いあって別れる場合は、同棲が苦痛に感じてしまうでしょう。
結婚を前提に同棲を始めるカップルが多いと思いますが、別れることを視野に入れておくことも大切です。
同棲を成功させるためのコツや注意点
同棲を成功させるためには、事前にルールを決めておくことが大切です。
最後に、同棲を成功させるためのコツや注意点を紹介するので、ぜひ参考にしてください。
部屋は2人で相談して決める
快適な同棲生活を送るために部屋選びは重要です。
間取りや立地、家賃、通勤の利便性など、それぞれの希望や生活スタイルを考慮して2人が納得できる物件を探しましょう。
お互いに妥協点を見つけながら、2人の理想に近い部屋を選ぶことで、同棲生活の満足度に大きく影響します。
家事の分担の仕方を決めておく
どちらか一方に家事の負担が偏ってしまうと、不満が生まれて喧嘩の原因になりかねません。
料理や洗濯、掃除、買い出しなど、それぞれの得意なこととできることを話し合って、家事の分担の仕方を決めておきましょう。
家事ごとに分担するのもいいですし、曜日ごとに当番制にしたり、相手が忙しいときは率先して家事をしたりと状況に合わせて柔軟に対応するのも大切です。
お金の管理方法を決めておく
同棲をするうえで、お金の管理方法を決めておくことも重要です。
家賃や光熱費の支払い方法や貯金の目標など、お金の管理を曖昧にしてしまうと、後々トラブルに発展する可能性もあります。
共通の口座を作ったり、毎月決まった金額を出し合ったりして定期的に収支を確認し、経済的な負担が平等になるように心がけましょう。
大まかな同棲期間を決めておく
結婚を前提とした同棲であれば、あらかじめ大まかな同棲期間を決めておきましょう。
期限を決めずに同棲を始めてしまうと、ダラダラと一緒に暮らすだけで、婚期を逃してしまう可能性が高いです。
「1年後に結婚の話し合いをする」「お互いの生活リズムを知るために半年間同棲する」など、期間を決めておくことで、同棲に対するモチベーションが高まります。
同棲をただの共同生活で終わらせないためには、結婚に向けた重要なステップだと意識することが大切です。
結婚を見据えているカップルは同棲した方がいい!
同棲は将来の結婚生活を具体的にイメージしながら、お互いを深く理解できる貴重な時間です。
好きな人と一緒に暮らせば楽しいことだけでなく、生活習慣の違いや価値観のずれなどを目の当たりにし、衝突することもあるでしょう。
違いを受け入れて歩み寄る経験は、円満な結婚生活を送るために必ず役に立ちます。
同棲のメリットとデメリットを理解したうえで、きちんと2人で話し合い、より充実した同棲生活を目指しましょう。
- 同棲した方がいいカップルの特徴は「お互いに結婚願望がある」「2人とも経済的に自立している」「親への挨拶が済んでいる」
- 同棲するメリットは「生活費や家賃を分担できる」「お互いへの理解が深まる」「2人の時間が増える」など
- 同棲するデメリットは「喧嘩が増える可能性がある」「相手の嫌な部分が目につきやすい」「別れるときが大変」など
- 同棲を成功させるには「部屋は2人で相談して決める」「家事の分担を決めておく」「お金の管理方法を決めておく」など事前にルールを決めることが大切