好意の返報性とは?恋愛で活用するためのテクニックや成り立つ条件を解説
好意を向けられると同じように好意を返したくなる法則を「好意の返報性」といいます。
つまり、この好意の返報性を上手く利用すれば、好きな人に効果的なアプローチができるのです。
今回の記事では、好意の返報性を恋愛で活用するための条件や気をつけるべきことを解説していきます。
男女別のアプローチ方法についても解説するので、恋愛中の人はぜひ参考にしてください。
Contents
好意の返報性とは
「好意の返報性」とは、「自分に好意を見せてくれた相手に同じように好感を持つ」という心理のことです。
心理学には「返報性の原理」というものがあります。
これは「プレゼントをもらった相手にはお返ししたくなる」「敵意を示されたら同じように敵意を向けたくなる」といった法則のことです。
「好意の返報性」は、この「返報性の原理」を応用した恋愛テクニックを指します。
自分のことを好きそうな人のことを好きになりやすいのは、好意の返報性が働いているからだといえるでしょう。
つまり、好きな人には好意をアピールした方が有利ということです。
好意の返報性の成り立ちやすい条件やポイントを踏まえた上で、ぜひ好きな人へのアプローチとして活用してみることをおすすめします。
好意の返報性が成り立つ条件や気をつけるべきこと
好意の返報性は、すべての恋愛に効果があるわけではありません。
まずは、好意の返報性が成り立つ条件や気をつけるべきポイントを紹介します。
最低限のコミュニケーションが取れている
好意の返報性を成り立たせるには、相手と最低限のコミュニケーションが取れている必要があります。
つまり、相手に認識されていない状態では、好意の返報性は意味をなさないわけです。
挨拶や雑談をできるような関係になれたら、ようやく好意の返報性を活かすことができるでしょう。
また、認識されていてもマイナスの感情を持たれている場合、好意の返報性は成り立ちません。
本格的にアプローチする前に、相手に嫌われていないか、苦手だと思われていないかをよく確認することも大事です。
相手に好意を受け取る余裕がある
好意の返報性を活用するときは、相手に好意を受け取る余裕があるかどうかも重要です。
相手が仕事や勉強に必死になっている時期やプライベートで余裕がないときにアプローチすると、「空気を読めない人」と思われ、逆効果になる可能性があります。
好意の返報性を成立させたいなら、心身ともに相手に余裕があるタイミングを狙いましょう。
付き合いが長すぎると効果が薄い
好意の返報性は、付き合いが長すぎると効果が薄くなります。
お互いのことをよく知っているため、好意以外の要素が入り込みやすく、素直に好意を返しづらいからです。
「異性として意識されてるかもしれないけど、友情を大事にしたい」と思われてしまうと、別角度からのアプローチが必要になるでしょう。
告白ではなく好意を匂わせる
好意の返報性は、告白することではありません。
ストレートに気持ちを伝えるのではなく、好意を匂わせるようにしましょう。
しぐさや言葉、行動などで、徐々に好意を伝えていけば、好意の返報性は成立しやすくなります。
告白は、相手からの好意を感じてからにしましょう。
【女性から男性にアプローチ】好意の返報性を恋愛に活用するテクニック
では、女性から男性にアプローチする場合、どのように好意の返報性を活用すればいいのでしょうか。
ここでは、女性に向けて好意の返報性を恋愛に活用するテクニックを紹介していきます。
ストレートに褒める
男性は鈍感な人が多いので、遠回しに褒めても好意は伝わりません。
女性が好意の返報性を使って男性にアプローチする場合、ストレートに褒めることを意識しましょう。
「〇〇くんはカッコいいよね」「仕事ができて尊敬する」など、わかりやすく褒めるのがコツです。
ただし、同じ言葉ばかり使うと効果が薄れるので、褒め言葉のバリエーションを増やすようにしてください。
目を合わせて微笑む
目を合わせて微笑むのもおすすめです。
微笑むという行為は、「あなたに好意があります」「好ましく思っています」というアピールになります。
何度か繰り返すうちに、相手も微笑み返してくれるはずです。
恥ずかしくてそらしてしまうと、「嫌われているのかな?」と相手に誤解を与える可能性があるので、勇気を持って微笑んでください。
さりげなくボディタッチする
好意の返報性を活用するには、さりげないボディタッチも効果的です。
肩をたたいて相手に呼びかけたり、会話中に手に触れたりすれば、さりげなく相手に好意をアピールすることができます。
ただし、触りすぎると警戒される可能性があるので注意してください。
ちょっとしたわがままで甘えてみる
少し高度なテクニックですが、ちょっとしたわがままで甘えてみるのも好意のアピールになります。
わがままは、相手に心を許しているという証です。
ちょっとしたわがままで甘えれば、相手は「心を許してくれている」と思ってくれるでしょう。
ちょっと荷物を持ってもらう、ついでに送ってもらうなど、あまり相手に負担をかけないわがままを言うことで、相手も好意を感じ取ってくれるはずです。
【男性から女性にアプローチ】好意の返報性を恋愛に活用するテクニック
次に、男性に向けて好意の返報性を恋愛に活用するテクニックを紹介していきます。
会う回数を増やして徐々に距離を縮める
男性が女性に好意をアピールするときは、会う回数を積極的に増やすのがおすすめです。
友達などを交えてグループで会ったり、物の貸し借りをしたりして、少しずつ距離を縮めましょう。
接触する回数を増やせば、女性も徐々に心を開いてくれるはずです。
共感を意識して話を聞く
女性に好意をアピールしたいなら、共感を意識して話を聞くようにしましょう。
無理にアドバイスしようとするよりも、「わかる」「自分もそう思う」と相手に共感を示した方が、女性との信頼関係は築きやすいです。
「また話したい」と思ってもらえたら、より関係を深めることができるでしょう。
細かいポイントを具体的に褒める
女性に好意を示したいなら、相手の細かいポイントを具体的に褒めましょう。
ざっくりとした褒め方をされても、女性はあまり心に響きません。
上辺だけ褒めるのではなく、「今日の服のコーディネートが似合ってる」「ネイルが可愛い」といったように具体的なポイントを褒めるようにしましょう。
そうすることで、相手は「私のことをよく見てくれている人だ」とあなたへの好感度がアップするはずです。
見た目で減点されないように心がける
相手からの好感度が低ければ、好意の返報性の効果はありません。
見た目で減点されないように、ファッションや清潔感には気をつけましょう。
多くの女性にウケがいいのは、スタンダードでキレイ目なファッションです。
清潔感がなかったり、イケイケなファッションをしていたりすると、好感度がダウンしてしまうので注意してください。
好意の返報性を活用して好きな人と距離を縮めよう
好意の返報性は、好きな人へのアプローチ方法として使いやすい心理テクニックです。
成立するために条件はありますが、上手く活用すれば効果的なアピールになります。
気になる人がいるのなら、今回紹介してきたポイントを参考に、好意の返報性を使ってみてください。
きっと相手もあなたのことを意識するようになるはずですよ。
- 「好意の返報性」とは、「自分に好意を見せてくれた相手に同じように好感を持つ」という心理のこと
- 好意の返報性が成り立つ条件は、最低限のコミュニケーションが取れている・相手に好意を受け取る余裕がある
- 好意の返報性の気をつけるべきことは、付き合いが長すぎると効果が薄い・告白ではなく好意を匂わせる
- 女性が男性に好意の返報性を使ってアピールする場合、ストレートに褒める・目を合わせて微笑むなどの方法がおすすめ
- 男性が女性に好意の返報性を使ってアピールする場合、会う回数を増やして徐々に距離を縮める・細かいポイントを具体的に褒めるなどの方法がおすすめ