婚外恋愛とは?不倫とどう違う?主婦がハマりやすい理由&危険な5つの理由

「婚外恋愛」という言葉を聞いたことはありませんか?
婚外恋愛とはその名の通り、婚姻関係の外での恋愛を意味します。
近年、この婚外恋愛をする人が増えているのだとか。
しかし結婚相手以外との恋愛は倫理的にも法律的にもNGなはずです。
なぜ、そんな危険を冒してまで婚外恋愛にいそしむ人たちがいるのでしょうか。
そこで、今回の記事では「婚外恋愛」の実態やハマると危険な理由について解説していきます。
Contents
「婚外恋愛」とは?
「婚外恋愛」という言葉は、そもそもテレビドラマに由来する造語です。
文字通り「婚外」つまり、「結婚相手以外の人」との「恋愛」を指す用語ですが「不倫」よりも重い印象がないためか比較的カジュアルに使われることが多いです。
不倫とは違うの?
そもそも「不倫」や「浮気」と「婚外恋愛」に違いはあるのでしょうか。
不倫はご存知のとおり、既婚者が結婚相手以外と性的関係やそれに類する関係を結ぶことを意味します。
婚外恋愛も結婚相手以外の人が対象であることに変わりませんが、基本的には既婚者同士の恋愛である場合に使われます。
そこが、既婚者と未婚者という組み合わせを含む不倫との違いといえるでしょう。
また、不倫が性的関係を前提としているのに対し、婚外恋愛はプラトニックな関係であることも多いです。
そのため、婚外恋愛をしている人たちは「自分たちの関係は不倫ではない、純粋な恋愛なのだ」と主張する意味でも「婚外恋愛」という言葉を使うのです。
とはいえ、既婚者同士の恋愛には「W不倫」という言葉があるように、いくら当人たちが「婚外恋愛」だと主張しても、世間からは同じ不倫として見られるでしょう。
いくら言い方を変えても「婚外恋愛」は「不倫」と同様、訴訟や離婚などの大きなリスクのある行為なのです。
堺雅人主演「ドラマ:婚外恋愛」から探る5つの理由
続いては「婚外恋愛」という言葉が広がるきっかけとなったドラマ『婚外恋愛』から見る、婚外恋愛をする人の5つの理由について解説していきます。
『婚外恋愛』は2002年冬シーズンドラマ、テレビ朝日系列で放映された恋愛コメディドラマです。
主演は人気ドラマ『半沢直樹』や『リーガルハイ』でも知られる堺雅人さんと、映画での活躍が目覚ましい永作博美さん。
3組の夫婦である男女をめぐる恋愛模様が描かれた作品です。
残念ながら現在大手配信サービスでは見られない状態なので、興味のある人はDVDやレンタルがおすすめです。
既婚者の恋愛願望や夫婦関係というものを見直すきっかけになるかもしれませんよ。
足りないもの・刺激を配偶者以外で埋めている
結婚するときは「この人だけ」と多くの人が決意しているものでしょう。
しかし、結婚生活の中で相手への不満や足りない部分が見えてくるのも事実。
婚外恋愛をしてしまう人は、そうした「結婚相手では足りないもの」を配偶者以外に求めています。
たとえば、ドラマ『婚外恋愛』ではセックスレスの夫婦が婚外恋愛で体の関係を求めるなど配偶者以外から刺激を得ようとする場面があるのです。
とはいえ、足りない部分や不満があるのはお互い様なはず。
話し合いや改善をせずに外に刺激を求めてしまうのは、不誠実であると言わざるを得ません。
女性として、男性としての扱いを求めている
結婚生活が長くなると、どうしてもお互いへの接し方がマンネリ化してくるもの。
「オシャレしても気付いてくれない」「男として見られていない」なんていう不満を持つ人も増えてきます。
そうした「もっと女性・男性として意識されたい」という気持ちが、婚外恋愛に向かわせてしまうことも…。
ドラマ『婚外恋愛』の中でも、堺雅人演じる夫が「妻以外の女性に頼られて嬉しい」というくだりが出てきます。
どんな人でも持ちうる感情とはいえ、過度に「異性として見られたい」願望のある人は気をつけた方が良いかもしれません。
結婚の重みを感じなく付き合える
結婚はとくに女性たちにとって生活や育児、家事といったものが切り離せません。
しかし、婚外恋愛はそうしたものとは無縁。
ある意味無責任なまま関係を楽しむことができるのです。
結婚生活からの解放感を味わいたいがゆえに婚外恋愛を楽しむ人もいます。
育児がひと段落して余裕が持てるようになった
実は婚外恋愛をする人たちには、育児がひと段落した世代が多いのだとか。
ドラマ『婚外恋愛』の夫婦は子供はいませんでしたが、子育てをしなくていい状態なのは一緒です。
子供がいなかったり育児から離れたりと、時間や立場に余裕ができることで外の世界に目が向きやすくなるのでしょう。
そこから恋愛への興味が出てくると、婚外恋愛に走ってしまうケースもあります。
簡単に出会える・不倫が悪と感じないから
近年、SNSや出会い系アプリなどを使って、主婦たちや既婚者とも簡単につながれるようになりました。
そうした背景から不倫や婚外恋愛へのハードルが下がってしまう場合も。
また、そもそも「結婚していても恋愛すること」に対する罪悪感がない不倫肯定派の人も少なくありません。
時代や価値観の変化によって、不倫や婚外恋愛へのハードルが下がっているともいえそうです。
婚外恋愛は絶対NG!ハマると危険な5つの理由
パートナーに対する不満や刺激が欲しいという気持ちから、「婚外恋愛してみたい」という人もいるかもしれません。
しかし婚外恋愛は絶対おすすめできません。
最後に、なぜ婚外恋愛はNGなのかその理由について見ていきましょう。
バレたときの信用の失い方は半端ない
婚外恋愛では「お互いの家庭を壊さない」ことを前提としている場合も多いですが、それはあくまで婚外恋愛している人同士の話。
パートナーからしたられっきとした裏切りです。
また、パートナーだけでなく他の家族や友人、場合によっては会社の人の信頼まで失う可能性があります。
「婚外恋愛」というと聴こえがいいかもしれませんが、結局は「パートナーを裏切った信頼できない人」という烙印を押されかねない行為なのです。
配偶者にバレたら訴えられるor離婚される
「婚外恋愛」と言葉を変えても、既婚者の恋愛は「不倫」です。
自分の配偶者にバレれば離婚されても仕方ありません。
また、相手の配偶者からは訴えられる可能性もあるでしょう。
法律的にも民法では「不貞行為」であり、慰謝料請求の対象にもなります。
子供がいれば親としての立場を失う
子供がいて婚外恋愛がバレた場合はもっと深刻です。
自分の父親や母親が、既婚者にもかかわらず他の人と恋愛するのを喜ぶ子供はいないでしょう。
場合によっては一気に子供からの信頼を失う可能性もあります。
特に思春期の子供にとって、親の不貞行為ほど嫌なものはないはずです。
親としての立場を失いたくないのなら、婚外恋愛は絶対やめておくべき行為です。
婚外恋愛相手に揺すられる可能性も・・・
もし婚外恋愛をはじめたら、その相手は本当に信頼できると言い切れるでしょうか。
本当に愛し合っている、と思っているのはあなただけかもしれません。
交際の事実をネタに脅してくるかもしれないし、別れようとしたらストーカー化する可能性もあります。
そもそも既婚者の恋愛自体が弱みになりやすい行為です。
婚外恋愛は自分から不利な部分を作ってしまうようなものなのです。
デート内容など探偵に調査されすべて晒される
婚外恋愛が完全に隠し通せるとは限りません。
様子がおかしいと感じた配偶者や親族が、探偵を雇う可能性も。
探偵が調査した場合、その結果をすべて配偶者は知ることになります。
また、裁判に持ち込まれれば、あなたの行為はすべて白日の下に晒されることになるでしょう。
それらの証拠を基に、配偶者や相手のパートナーが弁護士に相談することも十分考えられます。
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「婚外恋愛」と聞くと、純粋な恋愛であり不倫とは違う甘美さを感じる人もいるかもしれません。
一見、自由な生き方に思える婚外恋愛という選択ですが、実際は家庭を壊す行為です。
もしも婚外恋愛に憧れている、あるいは婚外恋愛に足を踏み入れてしまっているのなら、一度立ち止まって冷静になることをおすすめします。
特に、婚外恋愛の顛末を描いた経験者の実録ブログや書籍が参考になるでしょう。
婚外恋愛といっても、実際は甘くないということがわかるはずです。婚外恋愛はパートナーへの裏切りに他なりません。
全てを明らかにされ、家族や友人の信用を失い、それでもまだ「婚外恋愛」したいと思えるでしょうか。
深みにハマってしまう前に、婚外恋愛に対する憧れは捨てることが大切です。