嫉妬心が生まれる理由とは?嫉妬心の強い自分に嫌気がさした時の対処法

嫉妬なんてしたくないのに、誰かに嫉妬してしまったという人は多いのではないでしょうか。
エネルギーの無駄使いだし、人間関係も悪くなるし、そんな自分に嫌気がさす人も多いはずです。
今回の記事では、嫉妬心が生まれる原因や、嫉妬心を感じたときの対処法について解説します。
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嫉妬心の意味
嫉妬心とは、自分が大事にしている人や物を失うこと、また失うことを恐れる懸念や不安感などネガティブな感情のことです。
ネガティブな感情と言いましたが、逆に良い影響を与える嫉妬心もあります。
職場でライバルに良い嫉妬心を抱いていれば、モチベーションのアップにつながり、仕事がはかどることもあります。
恋愛で嫉妬心を感じる理由
恋愛では、「自分の恋人が他の人に奪われる」と思う感情が嫉妬心につながります。
好きな異性が他の誰かと仲良くしていたり、楽しそうに言葉を交わしていたりすると、「あの人を好きになってしまったらどうしよう」という不安や恐れる感情が生まれます。
さらには自分の欠点を相手と比べることで自分の価値を落とし、より深い嫉妬心が生まれてくることもあります。
嫉妬心から独占欲が生まれることもある
嫉妬心から逃げるために「独占欲」が生まれることもあります。
相手と自分を比較することで自分の方が劣っていると感じ、自信をなくします。
さらに「自分の悪い部分」だけが見えて落ち込んでいく、という負の連鎖が始まるのです。
自分の大切な人を誰にも奪われないように束縛すれば、その不安な感情を消すことができます。
つまり、嫉妬心が大きくなると、嫉妬したくない対処法として「独占欲」が生まれてしまうのです。
「異性と話さないで欲しい」「連絡先を交換しないで欲しい」というような気持ちは、嫉妬心からくる独占欲になっているかもしれません。
嫉妬心を英語で言うと
嫉妬心は英語で「jealousy」です。
日本語でも「ジェラシーを感じる」などと言いますよね。
例文:She was seized with jealousy at the sight of the big diamond on her friend’s finger.
意味:友人の指の大きなダイヤモンドを見て、嫉妬心がむらむらと起こった。
「seized with」は、「胸が締め付けられそうになる」とか「むらむらと感情が沸き起こる」「~したいという衝動に駆られる」というような意味があるので、「jealousy」とセットで使うことが多い熟語です。
嫉妬心が強い人の特徴と心理
ここでは、嫉妬心が強い人はどのような特徴があるのか、また心理状況なのかについて解説します。
嫉妬心が強い彼氏の特徴
男友達と話をしているだけで、機嫌が悪くなる男性に心当たりがありませんか。
それは、嫉妬心からくる感情表現かもしれません。
ここでは、嫉妬心が強い彼氏(男性)の特徴を見ていきましょう。
- 機嫌が悪くなる
男性は嫉妬をしていても、その気持を相手に伝えることを「恥ずかしい」と思う人が多いです。
自分から「嫉妬をしている」という気持ちは伝えませんが、デート中に機嫌が悪くなるなど、なにかと態度に出てきます。
嫉妬心が強い男性は感情の起伏が激しいので、少しでも気に入らないことがあると機嫌が悪くなる人が多いのです。
- 他の女性と仲良いところを見せてくる
男性は自分の口で「嫉妬をしている」ということを伝えないので、自分も同じことをして恋人にわかってもらおうと考えます。
女性はそれをわかったうえで、「私も嫉妬しているよ」とアピールすれば、男性は満足するかもしれませんね。
- 拗ねる
機嫌が悪くなって嫉妬心をアピールするわけでもなく、ただ拗ねるという男性もいます。
拗ねる理由は、「自分のことをもっと見てほしい」という承認欲求です。
「わがままを言う」「甘える」なども同じような心理状況です。
嫉妬心が強い彼女の特徴
次は、嫉妬心が強い彼女(女性)の特徴を見ていきます。
- 行動を管理しようとする
嫉妬心が強くなったとき、女性は男性よりも独占欲が強くなる傾向があります。
特に独占欲が強い女性は、彼氏の行動を管理したり、制限したりすることがあるのです。
- 予定を細かく聞く
嫉妬心の強い女性は、嫉妬心を感じると不安になり、彼氏の予定を細かく聞いて安心感を得ようとします。
彼氏の浮気を疑ったり、彼氏の生活をすべて把握していないと不安になるというような特徴があります。
- 他の女性との話の内容を聞こうとする
彼氏が自分以外の女性と話をしていると、何を話しているのか気になってしまいます。
嫉妬心の強い女性の中には、話の内容を聞かずにはいられないという人もいるようです。
嫉妬心が強い子供の心理
嫉妬心は大人だけではなく、小さい子どもにもあると言われています。
具体的には、嫉妬ややきもちなどの感情は1歳半ごろからみられるようになります。
幼児の場合、嫉妬の対象は他の乳幼児に対してです。
たとえば、自分の母親が自分以外の子どもをだっこしたり、笑顔であやしていたりすると、その子どもに攻撃することがあります。
幼児の嫉妬という感情は、大人になるにつれて育まれるたくさんの感情のうちのひとつです。
表現の仕方は大きくなるにつれて変わってくるので、それほど心配しなくても大丈夫ですよ。
嫉妬心をなくす・克服する方法
嫉妬心が強いときの心理状況や、嫉妬しやすい人の特徴を解説しましたが、あなたにも当てはまる部分はありましたか?
ここからは、自分の嫉妬心をなくしたい人のための方法を紹介します。
嫉妬するのは自分の問題ととらえる
嫉妬をするのは恋人のせいではなく、ましてや恋人と仲良くしている人のせいでもありません。
嫉妬は相手と自分を比較したときに生まれる「自分の心の問題」だと、とらえることが大切です。
特に嫉妬心の強い人の中には、自分の短所と相手の長所を比べてしまい、自己嫌悪に陥ってしまう人もいます。
「完璧な人間はいない」と自分に言い聞かせ、相手と比較しないようにしましょう。
余裕をもつ
嫉妬心が強く出てしまっているときは、どうしても心の余裕がなくなってしまうものです。
視野が狭くなり、冷静な判断ができなくなっています。
そんなときは一度頭を冷やし、冷静になることが大切です。
「今自分は嫉妬している」と気づくことができれば、冷静になって心に余裕が生まれます。
周りを見渡せるほど心に余裕ができれば、自分や嫉妬の対象を客観的に見ることができ、嫉妬心がおさまるのです。
考える時間をなくす
嫉妬心は、自分の物や大切な人を失う恐怖心ということでしたが、恐怖心は「失いたくない」という「欲求」からくるものです。
心理学的に「欲求」は、その対象に注意を向ければ向けるほど強くなる傾向があるといわれています。
たとえば、今までお腹は空いていなかったのに、目の前に美味しそうなお菓子が置かれると食べたくなりませんか?
「嫉妬心」もそれと同じで、考えれば考えるほど欲求が強くなってしまいます。
「意識的に別のことを考える」「考える暇がなくなるほど仕事や趣味に時間を使う」など、考える時間をなくせば、嫉妬心は自然と消えていくものです。
承認欲求が強い場合は比較対象を自分にする
承認欲求とは、誰かから認められたいという欲求のひとつです。
誰かと自分を比較して、「自分のほうが優れているとわかってほしい」という欲求なので、嫉妬心と近いのです。
承認欲求は「ライバルに勝ちたい」という良いモチベーションにもつながるので、悪い欲求ではありません。
ただ承認欲求が大きくなりすぎると、ライバルに嫉妬したり、相手の価値観を否定してしまったり、「自分はダメな人間だ」と自分の価値を下げてしまうことに繋がります。
そんなときは、比較の対象をライバルではなく「自分自身」にするのがおすすめです。
過去の自分のデータや、理想の自分という目標を立てて、過去の自分と今の自分を比較するようにすれば、嫉妬心を克服することができますよ。
自信をもつ
嫉妬心が強い人は、自分の評価を下げてしまうという特徴があります。
そのため、自分にしっかり自信を持っていれば嫉妬心は生まれません。
「嫉妬している」と感じたところで、自分の良いところを見直すことができれば、嫉妬心は自然と消滅していきます。
彼氏が別の女性と楽しくしゃべっていたとしても、「彼氏が本当に好きなのは自分だ」と自信を持つことで、嫉妬心は抑えることができます。
心理カウンセラーの石川稀月さんも、「嫉妬はするものではなくさせるもの」と言っています。
自分を自慢できるくらい自信を持つことが、嫉妬心を抑えるには良いことなのかもしれません。
「嫉妬心」といえばボカロ
「嫉妬心」と聞くとボカロの曲を思い浮かべる人も多いのではないでしょうか?
「嫉妬心」はLunaさんが作ったボカロの人気曲で、Lunaさん自身の23作目の曲です。
「嫉妬心」の解釈
Lunaさんが書かれた「嫉妬心」の歌詞は少し抽象的ですが、タイトルやその曲調から「強い嫉妬心を感じている自分」というテーマが伝わってきますね。
見た目や能力など、相手の何に嫉妬しているのかまでは書かれていませんが、あえてそれを言わないことで聴く人の想像をかきたてる面白さがあります。
嫉妬心をなくせば、恋愛面でもいいことばかり
嫉妬は誰でもするものです。
しかし、激しい嫉妬心を抱くといいことは何もありません。
まずは余裕も持って、誰かと比べないようにしましょう。
嫉妬心をなくせば、異性からも注目される存在になれます。
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嫉妬心は誰もが抱く感情ですがコントロールすることもできますよ!
嫉妬心を抱いてしまうのは、「自分を良く見せたい」という承認欲求や、「ライバルに負けたくない」という気持ちが強い証拠です。
誰もが抱く感情なので、嫉妬しているからと言って自分の評価を必要以上に下げなくても大丈夫です。
冷静になればコントロールすることも可能なので、まずは自分の気持ちを見直すことから始めてみましょう。
- 嫉妬心は自分の物や大事な人を失う恐怖心や不安からくる感情
- 恋愛だけではなく仕事でも嫉妬心は生まれる
- 嫉妬心が強い人は他人と自分を比較して自分の価値を下げてしまう
- 嫉妬心は考え方を変えれば自分でコントロールできる感情
- 心に余裕を持てば嫉妬心はおさまる