愛おしいの意味とは?どんな感情?好きや恋しいとの違いや愛しさを感じる理由
誰かを「愛おしい」と思ったことはありますか?
愛おしさはどこからくるのか、ただ相手を好んだり惹かれたりする感情とはどう違うのか、気になっている人もいるでしょう。
そこで今回の記事では「愛おしい」という感情の意味や理由、「好き」や「恋しい」との違いについて解説していきます。
Contents
「愛おしい」の言葉の意味とは?
「愛おしい」とは、大好きな相手を大事にしたい・可愛がりたいという気持ちです。
子供や恋人、あるいは大切にしている家族やペットなどに湧き上がる感情だといえるでしょう。
また、人や動物だけでなく「ささやかな日常」や「物」など有形無形あらゆるものに使うことが可能です。
「愛おしい」とはどんな感情?
続いて「愛おしい」に含まれる具体的な感情を見ていきましょう。
守ってあげたい
愛おしい相手は大好きで大切な存在であり、それゆえにあらゆる危険や苦しみから守ってあげたいという気持ちになります。
相手を嫌なことから守りたい、ずっと笑顔でいてほしいと思うのは「愛おしい」からこそだといえるでしょう。
見返りを求めない
愛おしいと思う対象には決して見返りは求めません。
例えば、愛おしい飼い猫に対して「エサをあげたのだから〇〇してほしい」と思う人はいないでしょう。
相手に何かしてあげるのは、あくまで「自分が」したいからであり、そこに見返りが欲しいという発想は出てこないものなのです。
可愛がりたい
愛おしいという感情には「可愛がりたい」という気持ちが含まれています。
単に好きだとか気に入っているという感情以上の、可愛がってずっと大事にしたいという気持ちがあるのなら、それは愛おしさを感じているからなのです。
家族愛に近い気持ちがある
愛おしさを説明する場合、家族愛に近い気持ちだといえます。
親兄弟、あるいは子供に対する愛情と言うのは、ただ相手の幸せのみを祈るものです。
そこに見返りを求めるような気持ちや、自分を一番に考えてほしいといったエゴは含まれません。
「愛おしい」は「好き」や「恋しい」と何が違う?
「好き」や「恋しい」も「愛おしい」と似た言葉ではありますが、一体何が異なるのでしょうか。
ここでは、「愛おしい」と「好き」「恋しい」との違いや使い分けについて解説していきます。
好き|人の好みだけを表している
「好き」とは、単純に好みだけを表す言葉です。
りんごが好き・〇〇さんが好き、というように、その人の好悪について語るときに使えます。
「愛おしい」とは異なり、相手を守りたい・可愛がりたいといったニュアンスまでは含まれていないため、「好き」のほうがカジュアルでライトな感情を表しているといえるでしょう。
恋しい|心が強く惹かれることを表している
「恋しい」は好ましい対象を求める感情が強いものです。
好きな人に会いたい、魅力的な相手に強く惹かれているときの気持ちを表すことが多い言葉です。
「恋しい」も「愛おしい」も好きな相手に向けた感情ではあるものの、方向性は異なるという点に注意が必要です。
なぜ異性を愛おしいと思うの?
そもそも、なぜ私たちは好ましい異性に「愛おしい」という感情を持つのでしょうか。
その理由を3つの観点から解説していきます。
生物学的な理由
第一に挙げられるのは生物学的な理由です。
多くの動物は繁殖するために、異性を魅力的に感じるとされています。
ゆえに、好きになった相手を「愛おしい」「守りたい」という気持ちが湧いてきやすいのは自然なことだといえます。
社会的な理由
異性を「愛おしい」と思うのは、社会的な要因も無関係ではありません。
ジェンダー的役割や性的志向、あるいは恋愛はこういうものだという社会的な刷り込みが好きな相手への感情に少なからず影響を与えています。
心理的な理由
個人の心理的な理由も「愛おしい」という感情に影響を与えています。
好きな相手を守りたい、大切にしたいという心理は「愛おしい」という気持ちにつながりやすいからです。
こうした考え方には、本人の成育歴や自尊心の高さ、過去の恋愛によって形成されることが多く、自己肯定感が低かったり認知にゆがみがあったりする人は好きな相手に愛おしさよりも支配欲や執着心を感じてしまうでしょう。
愛おしいと互いに思える恋をしよう!
愛おしく思う恋人、愛おしく思ってくれる恋人がやっぱり欲しい!と思いませんか?
そんなトキメキを感じたくなった時が恋のチャンスです!
累計会員数3,500万を超える「ハッピーメール」だからこそ、あなたにぴったりの相手が見つけられるはず。
さっそく、恋の相手探し始めませんか?
愛おしいという感情は、見返りを求めない深い愛情
大好きな恋人ができると、愛しているという以上に「愛おしい」という気持ちが湧いてくるものです。
愛おしさは好きよりも深い感情であり、相手に見返りを求めることはありません。
もし好きな人に愛おしさを感じているなら、それは強く愛している証拠でしょう。
愛おしさを感じられるほどの相手はとても貴重です。
巡り合えたことに感謝しつつ、お互いの関係性を大切にしていってくださいね。
- 「愛おしい」とは好きな相手を可愛がりたい・守りたいという気持ち
- 「愛おしい」という感情には、守りたい・見返りはいらない・家族のように慈しみたいという感情が含まれる
- 「愛おしい」が庇護欲や見返りを求めない愛情を表す一方、「好き」は単なる好み、「恋しい」は相手に強く惹かれている感情を表す
- 生物学的・社会的・心理的な理由から、人間は他者に「愛おしい」という気持ちを抱きやすい