夫婦関係を修復する7つの方法&心得・修復不可能なケースを徹底解説
夫婦関係をどうにかしたいと悩みながらも、このまま我慢するか別れるしか方法はない…と諦めていませんか?
もしお互いに問題を解決したい気持ちがあるなら、まだ夫婦関係は修復できるかもしれませんよ。
この記事では、夫婦関係を修復するための7つの方法や心得、修復が難しいケースについても詳しく解説します。
Contents
夫婦関係の修復は可能?
結婚生活は家庭によってさまざまなので、夫婦間のトラブルや深刻度もそれぞれ異なります。
しかし、関係修復可能な夫婦には共通する特徴も。
それは、お互いに相手への愛情がまだ残っていること、そして言いたいことが言い合える夫婦仲であることです。
完全に相手への気持ちが冷めてしまっている関係や、一方が絶対的な力を持って相手を服従させているだけの関係では、夫婦の仲はなかなか変わりません。
ただしお互いに関係修復への意欲があり、そのための変化を受け入れようとする心構えがあるならば、夫婦関係の修復はまだ間に合います。
夫婦関係の修復が不可能なケース
修復可能な夫婦関係がある一方、修復が困難なケースもあります。
その場合は、お互いのために別居や離婚など別の解決策を検討する必要があるでしょう。
次は、夫婦関係の修復が不可能なケースを紹介します。
DVがおこなわれている
夫婦間でDVがおこなわれている場合は、関係の修復より一日も早く別の解決法を取る必要があります。
肉体的なDVだけでなく、経済的・精神的な暴力などの場合も同様です。
一方が暴力、暴言で相手を服従させている状態なので、夫婦関係の改善は難しいと考えましょう。
このまま関係を続ければ、暴力を受けている配偶者や子どもにさらなる危険が及ぶ可能性もあります。
モラハラなどは外見的にはわかりづらいですが、受け続けると精神的に病んで行動できなくなってしまうこともあるので、早急に相談機関などの力を借りて対処しましょう。
不倫を繰り返している
一度きりの不倫ではなく、何度も浮気を繰り返している夫婦の関係修復は、とても難しいでしょう。
不倫は相手やお互いの家族をひどく傷つけるもの。
つい出来心でしてしまったことでも、パートナーの気持ちを考えれば深く反省し、過ちは繰り返さないはずです。
しかし、夫婦関係を解消しないまま不倫を繰り返すような場合は、もともとの浮気癖が原因なので治ることはないでしょう。
毎回許してくれるパートナーに対して、「何をしても許してくれる人」と安心しているはずなので、今後も2人の信頼関係は変わりません。
会話ができない
家庭内で夫婦の会話がなく、家庭内別居のような状態の夫婦も、関係の修復は難しいでしょう。
仕事や育児で忙しく十分に会話の時間が取れないときも、工夫してお互いに意思の疎通が取れているなら大丈夫です。
しかし、言いたいことがあるのに「言っても無駄だから」と黙って胸に秘めていたり、相手への関心が薄れて会話を避けたりしているのは危険信号。
夫婦喧嘩をすることはなくても2人の気持ちはどんどん離れて行き、気付いたら修復不可能な状態になっている可能性があります。
夫婦関係を修復する7つの方法
次はいよいよ夫婦関係を修復するための方法です。
まずは、自分たちでできるところから始めてみましょう。
原因が分からない場合でも、お互いに歩み寄る気持ちさえあれば、関係を修復できる可能性がありますよ。
問題解決に向けて話し合う
初めに、お互いが冷静になって問題解決に向けて話し合う機会を作りましょう。
パートナーに夫婦関係の修復をしたいことを伝えて、時間を作りゆっくり話し合ってみてください。
何が原因で今のようになってしまったのか、本当はどうありたいのかを素直に話し合うことが大切。
心を開いて話し合うことで、今まで知らなかった相手の不満や自分の本当の気持ちが明らかになり、関係修復への糸口が見つかるはずですよ。
自分の悪いところは反省する
夫婦関係に問題があるときは、全て相手に責任があるように思いがちですが、自分にも悪いところは無かったかじっくり考えてみましょう。
もし自分に非があったなら素直に認めて反省し、過ちを繰り返さないよう努力することが大切です。
相手に悪いところを変えてもらおうと思っても、なかなか思い通りに行きません。
しかし、自分のミスなら自分で改めることができます。
あなた自身が変われば、その影響を受けてパートナーも変わってくるかもしれません。
パートナーの良い面に目を向ける
結婚したばかりの頃は気付かなかったのに、一緒に暮らすうちにパートナーの悪い面がだんだん目につくようになってきますよね。
しかし、長く一緒に過ごしたからこそ気付く、相手の良い面もあるはずです。
いつもそばにいる家族ならではの視点で、悪い面ばかりでなく良い面にも目を向けるようにしてみましょう。
そうすれば「こういうところは良いかも」と、新たな発見があるかもしれません。
意識的にパートナーの長所を探すことで、自然と感謝の気持ちや愛情を思い出し、夫婦関係を修復するきっかけとなるでしょう。
一緒にいる時間を増やす
仕事や育児で忙しい毎日、すれ違いばかりで単なる同居人になっていると感じるのなら、一緒にいる時間をなるべく増やしてみましょう。
食事の時間が別々なら、食後のお茶やお酒の時間を一緒に過ごしてみたり、休みの日は一緒に出かけてみたりと、意識的に一緒にいる時間を作るようにします。
別々の部屋があっても、あえて同じ空間で過ごすようにすると、夫婦のつながりを再び感じられるようになるでしょう。
相手の行動を真似る
相手に寄り添って行動を真似るのも、夫婦関係の回復に役立ちます。
同じ時間に出かけたり同じ時間に寝たり、相手が好きなテレビ番組を一緒に観るのも良いでしょう。
同じ行動を取ることで、お互いに親近感が生まれてだんだんと関係性が良くなっていきます。
また、同じ趣味を始めて一緒に過ごせる機会を増やせば、相手の新しい一面を知ることができるかもしれませんよ。
夫婦関係修復にまつわる本を読む
夫婦関係に悩んでいる人は意外と多く、夫婦の関係改善に役立つ本もたくさん出版されています。
自分で考えるだけでなく本を読んでみると、自分だけの悩みかと思っていたことが意外とよくある悩みだと気付いたり、夫婦関係修復方法が見つかったりするかも。
次は、夫婦関係の修復にヒントを得られる3冊を紹介しましょう。
『なぜ妻は、夫のやることなすこと気に食わないのか エイリアン妻と共生するための15の戦略』 石蔵文信
出典元:https://www.amazon.co.jp/dp/4344983556
「昔はこんな女ではなかったのに」と悩める夫向けの本ですが、妻が読んでも納得のユニークな解説本です。
これを読むと、お互いのことをもっと理解できるようになりますよ。
『「夫婦神話」を捨てたら幸せになっちゃいました』 心屋仁之助
出典元:https://www.amazon.co.jp/dp/4866212225
心理カウンセラーが夫婦がうまくいかない理由を、わかりやすく説明してくれます。
パートナーシップについて、新たな気付きを得たい方にもおすすめです。
『なぜ夫は何もしないのか なぜ妻は理由もなく怒るのか』 高草木陽光
出典元:https://www.amazon.co.jp/dp/4865281746
タイトルに思わずドキッとした方も多いでしょう。
夫婦問題カウンセラーが、夫婦のお互いの違いや受け入れる方法について、分かりやすく解説しています。
一定期間、別居をしてみる
感情的なわだかまりがあって、話し合いや冷静な対応が難しいと感じる場合は、思い切って一定期間別居をしてみるのも1つのアイデアです。
お互いが1人になってじっくりと考えられるうえに、相手を失った後の生活を実感として体験することもできます。
離婚調停などの手続きを考える前に、このまま別れるべきかそれとも夫婦関係を修復するべきか、気持ちを確かめたいときは試験的な別居も検討しましょう。
夫婦関係を修復したいならカウンセリングを受けてみるのもアリ
自分たちだけの力では難しいと思われる夫婦関係の修復なら、プロの夫婦カウンセリングを受けてみるのもおすすめです。
先入観や偏見に囚われず、第三者として公平な立場で話を聞いてもらえますよ。
次は、東京と大阪で夫婦関係の修復に定評のあるカウンセリングを紹介します。
【東京】夫婦問題相談室フォルテ
夫婦問題に特化した相談室で、夫婦問題カウンセラーによるカウンセリングを個別でも夫婦でも受けられます。
必要に応じて弁護士の紹介なども行ってくれるので、どこに相談したら良いか悩んでいる方は一度相談してみると良いでしょう。
店舗名 | 夫婦問題相談室フォルテ |
住所 | 東京都新宿区戸山1-2-7-204 |
TEL | 03-6262-9650 |
営業時間 | 10:00-20:00 |
定休日 | 不定休 |
アクセス | 都営大江戸線「若松河田駅(河田口)」より徒歩5分 |
公式HP | https://fufu-forte.jp/counseling/lp10/ |
【大阪】ハミングバード
夫婦・カップル専門のカウンセリングルームで、公認心理師、臨床心理士などの資格を持つカウンセラーによるカウンセリングを受けられるのが特徴です。
価値観の不一致やパートナーのうつ、アルコール依存など、幅広い相談に応じてくれます。
店舗名 | 夫婦・カップル専門カウンセリングルーム ハミングバード |
住所 | 大阪市西区京町堀1-13-23 岡崎ビル 201 |
TEL | 06-6147-2416 |
営業時間 | 9:00-21:00 |
定休日 | 不定休 |
アクセス | 地下鉄四つ橋線「肥後橋駅」より徒歩5分 地下鉄各線「本町」より徒歩5分 |
公式HP | https://www.hummingbird-cr.com/index.html |
夫婦関係を修復する際の心得
夫婦関係の修復にはいろいろな方法がありますが、人によって効果の表れ方は異なります。
すぐに成功しなかったからといって、自分にダメ出ししたり、相手を責めたりする必要はありません。
最後に、夫婦関係を修復する際に気を付けたい心得について紹介しましょう。
さまざまな方法を試す必要がある
夫婦問題の原因は人それぞれなので、ネットや本などで知った修復法を試しても状態が変わらないこともあります。
1つの方法がうまく行かなかったからと「うちはもう修復できない」と諦めないで、いろいろな方法を試すことも必要です。
また、劇的な改善はなくても少しずつ前進している場合や、続けていくうちに急に良くなる場合もあるので、気長に取り組みましょう。
相談相手のアドバイスを鵜吞みにしない
夫婦関係が悪いときは、友達や経験者に愚痴ったり相談したりすることもありますよね。
しかし、相談相手のアドバイスを鵜呑みにして、100%正しいと思うのは危険です。
なぜなら、夫婦の問題はその夫婦にしか分からないこともありますし、相談相手が良かれと思って言ったアドバイスが、逆効果になってかえって修復できなくなる場合もあります。
気持ちが落ち込んでいると特に判断力が弱りやすいので、人のアドバイスはあくまでも1つの意見とし、参考程度にすることを忘れないようにしましょう。
夫婦関係が修復できないなら新しい出会いを見つけよう
夫婦関係はお互いに思いやることで修復することができるかもしれません。
しかし、DVや相手の浮気癖など、どんなに修復しようとも改善できない状況もあります。
そういった場合は早めにお別れをして、新しい出会いを見つけましょう。
あなたに相応しい人は、別にいるかもしれませんよ。
おすすめはマッチングアプリ【ハッピーメール】を使った出会いの方法。
累計会員数3,000万突破しているのできっと自分に相応しい人に出会えるはずです。
自分のペースでやりとりができるので、ゆっくり相手のことを知ることができますよ。
【ハッピーメール】で新しい思い出を作りましょう。
夫婦関係の修復が難しい場合もある
お互いに愛情が残っていて言いたいことを言い合える関係なら、夫婦関係の修復は可能です。
夫婦関係を修復するには、冷静な話し合いや行動を共にする工夫、相手の良いところに目を向ける意識の変化などが大切。
夫婦問題解決に役立つ本を読んだり、カウンセリングを受けたり、第三者の情報も参考にしながら焦らずに進みましょう。
しかしDVやモラハラ、不倫の常習化など、対等な会話ができない夫婦の場合は、修復は難しいかもしれません。
どうしても修復できないと感じたときは、新たな人生の一歩を踏み出す勇気も大切ですよ。
- 夫婦関係はまだ愛情があり、お互いに言いたいことが言えるなら修復可能
- DVや浮気常習、会話のない夫婦の夫婦関係は修復できない
- 夫婦関係の修復には、行動、意識の変化、第三者への相談など自分たちに合ったものを試そう
- 夫婦関係の修復はすぐには難しいときもあるので、気長にいろいろ試すことが大切