プロポーズから結婚までの順番を紹介!挨拶や入籍・結婚式準備の進め方
プロポーズが成功すれば一安心ですが、結婚までの道のりは長いものです。
2人の新生活をはじめるためには、さまざまなプロセスをクリアしていく必要があります。
とはいえ、お互い初婚であれば「どう段取りすべきかよくわからない…」と悩んでしまうことが多いでしょう。
そこで今回の記事では、プロポーズから結婚までの流れについて解説していきます。
プロポーズから結婚までの順番【全10ステップ】
プロポーズが成功したら即結婚というわけにはいきません。
結婚が決まれば、怒涛の準備がはじまります。
まずは、プロポーズから結婚までの基本的な10ステップを見ていきましょう。
①2人の今後について話し合う
結婚が決まったら、まずは2人の今後について具体的に話し合いましょう。
- 結婚式は挙げる?
- 仕事は続ける?
- お金の管理はどうする?
- 子供は何人ほしい?
- 親との同居は必要?
など、結婚後のトラブルを防ぐためにも、お互いの考えをしっかり確認しておきましょう。
とくに結婚式を挙げるとなれば非常にお金がかかります。
結婚指輪や新婚旅行代金なども含めると、一般的には400万程度必要です。
準備にも時間がかかるため、事前にどうするのか話し合っておいたほうがよいでしょう。
②両親への結婚挨拶
プロポーズ後の重要なステップとして、両親への結婚挨拶があります。
結婚の意思が固まってから1ヶ月ほど経過した頃、それぞれの家に挨拶に行くのが一般的です。
遠方ですぐに報告に行けない場合は、事前に電話で伝えておくとスムーズです。
女性側の家から先に挨拶することが多いようですが、こだわり過ぎずそれぞれの都合に合わせればOKでしょう。
よほどの事情がない限り、まずは礼儀としてしっかり家族への挨拶を済ませておくことをおすすめします。
③婚約指輪の購入
プロポーズの後に婚約指輪を選ぶ場合は、両家顔合わせの前に購入しておくのがおすすめです。
婚約指輪は注文してから手元に届くまで1〜2ヶ月ほどかかることがあるので、お披露目のタイミングが決まっている人はくれぐれも注意しましょう。
また、最近は婚約指輪なしというカップルも増えています。
お互い必要性を感じないのであれば、無理に購入しなくても大丈夫です。
④両家顔合わせ・結納
結婚の挨拶をして両親の承諾を得たあとは、両家顔合わせと結納です。
通常、これらは結婚式の半年ほど前に行われます。
結納は正式に婚約したことを示すための儀式であり、結納品と受書を取り交わすのが一般的です。
正式結納か略式結納か、どの形式を採用するかは両家の親を交えて話し合っておきましょう。
ただし、現在は結納をしないというカップルも少なくありません。
その場合はホテルや料亭などで、両家顔合わせ食事会のみ行うことが多いです。
⑤入籍日と結婚式の日取りを決める
両家の顔合わせが無事に済んだら、より準備が具体化していきます。
スムーズな結婚のためにも、入籍日と結婚式の日取りを決めておきましょう。
式場探しは2〜4ヶ月、結婚式の準備は6〜8ヶ月ほどかかるのが一般的です。
とくに結婚式は招待される側の都合もあるため、早めに決定することをおすすめします。
⑥結婚指輪を準備する
永遠の愛を象徴する結婚指輪は、婚約中の男女にとって憧れのアイテムです。
婚約指輪同様、手元に届くまである程度の期間が必要ですので、指輪探しは早めにはじめるのがおすすめ。
フルオーダーとなれば、完成までに相当な時間がかかります。
結婚指輪は式予定日の半年前くらいに注文しておけば安心でしょう。
⑦新居を探して引っ越す
結婚式の準備と平行して、新居探しもしなければなりません。
お互いの通勤時間や交通の便などをよく考慮して、新しい生活の場を選びましょう。
引っ越しがスムーズにできるよう、現在の家の片付けも進めておくといいかもしれません。
⑧会社や友達、親戚に結婚報告
8番目のステップは会社や友達、親戚への結婚報告です。
式の3〜4ヶ月前までには報告しておくのがおすすめです。
とくに会社は結婚後の手続きや退職の引継ぎなど、お世話になることも多いので報告を怠らないようにしましょう。
⑨入籍手続きを済ませる
2人で決めた入籍日には、役所の受付時間内に入籍手続きを済ませましょう。
入籍手続きには婚姻届以外にも、戸籍謄本や印鑑、本人確認書類などが必要です。
忘れてしまうと当日のうちに入籍できない可能性があるので、事前にしっかりチェックしてから手続きすることをおすすめします。
⑩結婚式を挙げる
最後のステップは結婚式です。
前日はしっかり休んで、万全の体制で結婚式に臨みましょう。
当日の朝は何かとバタバタするため、持ち物チェックは事前に済ませておくのがポイント。
結婚式を挙げたあとは夫婦、そして家族として新しい一歩を踏み出していきましょう。
両親を除いた結婚報告の順番&タイミング
職場や友達といった周囲の人たちへの結婚報告を誤れば、祝福を受けられないかもしれません。
ここでは両親を除いた人たちへの、適切な結婚報告の順番やタイミングを解説します。
職場の上司
入籍後もお世話になるであろう、職場への結婚報告は非常に重要です。
一般的には以下の順番で結婚報告を行います。
- 直属の上司
- 同じ部署の先輩
- 親しい同僚
- 他部署の人たち
先に直属の上司に報告することで、その後の対応を指示されるケースがあります。
その場合は上司の指示に従えばOKでしょう。
また、退職を考えている人は引継ぎ時のトラブルを防ぐ意味でも、最低3ヶ月前には伝えておくことが大切です。
友人
友人の場合は職場のような決まった順番はありません。
通常は親しい人から報告するケースが多いでしょう。
同グループ内では、集まったときやグループLINEなど同じタイミングで報告するのがベターです。
特定の人にだけ先に伝えると、報告を受けていない友人が疎外感を抱く可能性があります。
とくに結婚式に呼びたい友人なら、なるべく同じタイミングで伝えるよう心がけるといいでしょう。
親族
親族の場合は親を通して伝えてもらうのがマナーです。
親しい親戚にはつい自分から言いたくなってしまうかもしれませんが、親からの報告が終わってから個人的に連絡したほうが良いでしょう。
結婚式に呼ぶ親族は、祖父・祖母・叔父・叔母が一般的です。
結婚後もスムーズに親戚付き合いをするためにも、一度両親と報告の仕方について話し合うといいかもしれませんね。
結婚式準備の順番・進め方
結婚を進めていく中で、もっとも時間や手間がかかるのが「結婚式の準備」です。
挙式当日を成功させるためにも、結婚式準備の順番や進め方を紹介していきます。
結婚式を考えているカップルはぜひチェックしてください。
【12~8ヶ月前】やることリスト
- 結婚式会場の情報収集
- 気になる会場のブライダルフェアに参加
- 結婚式場、日取りの決定
- 招待客のリストアップ
【8~5ヶ月前】やることリスト
- ウエディングドレスやお色直しの衣装を検討、決定
- 結婚式の前撮り
- ブライダルエステを開始
- 招待状の準備
- 祝辞・祝杯をしてもらう人への依頼
【4~3ヶ月前】やることリスト
- 招待状の作成と発送
- 引き出物・引き菓子を検討
- ドリンク・料理メニューの検討
- 披露宴の演出内容の検討
- 装花・ブーケのイメージを検討
- 友人への余興の依頼
- オープニングムービーやウエルカムボードの準備
【3~2ヶ月前】やることリスト
- 二次会の会場を決定、幹事を頼む人への依頼
- 式・披露宴のプログラムを決定、司会者との打ち合わせ
- BGMの検討、決定
- ケーキデザインの決定
- 装花・ブーケの決定
- 引き出物・引き菓子の決定
- ドリンク・料理メニューの決定
- 席次表・席札の準備
- プチギフトの準備
- ヘアメイクの打ち合わせ
【2~1ヶ月前】やることリスト
- 新郎新婦の衣装最終確認
- ヘアメイクのリハーサル
- 両親への記念品・手紙などの準備
- ゲストへのお車代・お心付けの準備
- ゲストの宿泊手配
- 持ち込みアイテムを式場へ運ぶ
- 式場との最終打ち合わせ
- (挙式3~7日前)ブライダルシェービングを受ける
- (挙式1~7日前)ブライダルネイルを施す
- 挙式費用の支払い
結婚挨拶の順番は間違えないよう注意しよう!
結婚が決まるとそれだけで安心しがちですが、実際はそのあとが忙しいものです。
とくに結婚挨拶は、周囲の人たちとの今後の関係性を大きく左右する重要なもの。
会社の上司や親戚への伝え方はいい加減にせず、しっかりと気を配ることが大切です。
「あの人は知っていたのに、自分は初めて聞いた!」という状況はトラブルの種にもなりかねません。
くれぐれも挨拶の順番を間違えないよう注意しましょう。
スムーズに2人の新生活がはじめられるよう、ぜひ正しいプロセスで結婚準備を進めてくださいね。
- プロポーズ後は、両親への挨拶や新居探し、会社への挨拶といった準備をしっかり進めよう
- 会社の関係者に結婚挨拶をする場合、直属の上司→同じ部署の先輩→同僚といった順番が一般的
- 友人に結婚報告をする場合、同じグループの人には一括報告するのがベター
- 親族への結婚報告は、親を通して行うのがマナー
- 結婚式準備は時間も手間もかかるので、順番を確認しながら進めるのがおすすめ