光源氏計画の意味とは?理想の人に育てる光源氏計画の実践マニュアル
「光源氏計画」という言葉をご存知ですか?
異性に対して明確な理想のタイプがある人は、一度は考えたことがあるかもしれません。
光源氏計画は、意味や内容を理解すれば誰でも実践することは可能ですが、道を間違えると相手との関係性が絶たれたり、理想のタイプとはほど遠くなったりする可能性があります。
そこで今回の記事では、光源氏計画の意味や光源氏計画の実践マニュアルを大公開します。
理想の男性・女性を育てたい願望がある人たちは、ぜひチェックしてみてください。
Contents
光源氏計画の意味とは
光源氏計画とは、男性が思いを寄せる年下の女性を、自分の理想通りに育て上げようとする計画のことです。
反対に、女性が年下の男性に対して計画した場合は「逆光源氏計画」といいます。
もう少し光源氏計画について知るために、言葉の元ネタや由来もチェックしていきましょう。
元ネタは小説「源氏物語」
光源氏計画の元ネタは、かの有名な紫式部が書いた小説「源氏物語」です。
光源氏は、最愛の義母「藤壺」の面影がある少女「若紫」に心を寄せ、彼女を自らの手で理想の女性へと育て上げる計画を立てるのです。
やがて若紫は光源氏の思い描いた通りの美しい女性へと成長し、とうとう光源氏の妻「紫の上」となります。
このような物話の内容から「光源氏計画」は、自分の理想とする大人の女性に育て上げるケースを指す言葉の元ネタとなったのです。
由来は漫画・アニメ「シティーハンター 」
「光源氏計画」という言葉の由来は、アニメ「シティーハンター」のワンシーンにあります。
主人公の冴羽リョウが、仕事のライバルの海坊主(伊集院隼人)とそのパートナーになった美樹の様子を、「光源氏にあやかって これぞ海坊主の頭光る源氏計画!!」と上手いこと言い表したのがはじまりだといわれています。
人気アニメ作品の中で使われた光源氏計画という言葉は、若者から広い世代へと認知されていきました。
光源氏計画・逆光源氏計画は、今では乙女ゲームや育成ゲームのテーマとして使われるケースも多いようです。
理想の女性に育てる「光源氏計画」の実践マニュアル
恋活・婚活中の男性や恋人がいる男性も、光源氏計画に憧れる人は少なくないはずです。
ここでは、目当ての年下女性を理想の女性に育てる、光源氏計画の実践マニュアルを紹介します!
たくさん甘えさせて、ときに厳しく指導する
光源氏計画を実践する場合は、たくさん甘えさせて、ときに厳しく指導することを意識してみてください。
まずはどんなときも動じずに大きな愛情で優しく包み、相手の好意を自分へ引き寄せることが大切です。
ただし、甘えさせるだけでは年下女性が付け上がり、わがままし放題となる可能性もあるので、言うべきことはビシっと厳しく指摘して、リードも忘れずに行うことがポイント。
アメとムチを上手に使いこなすことが、年下女性を理想の女性像に導くコツです。
1人の女性として扱う
相手を理想の女性に育てたいなら、子ども扱いはせず、1人の女性として扱うことが大切です。
可愛いと思われたい女性は多くても、子ども扱いされたい女性はいません。「まだまだ子どもだな」と思わせるような言動は、相手の反発心を育ててしまいます。
天邪鬼な女性になってしまうと、理想の女性に育てるのは至難の業です。
また、子どもでなく大人として扱うことで、相手の女性に大人としての意識が芽生えやすくなり、成長するきっかけを与えることもできるはずです。
光源氏計画は、対象の女性を1人の女性として扱うことがキーとなります。
普段から大人の包容力を見せる
光源氏計画実践中は、普段から大人の包容力を見せることも必要です。
優しくスマートな言動を心がけ、ちょっとしたわがままなら広い心で受け入れてあげましょう。
年下の女性が「頼りになる!」「相談したい…」と思うような態度を普段からとっておくと、いざ相談されたときに自分の理想をシレっと伝えながら手を引くことができますよ。
光源氏計画をスムーズに進めるためには、こうしたずる賢さも欠かせません。
相手を理想の女性へと導くためには、大人の振る舞いを意識して接することが大事です。
褒めながらアドバイスを入れる
相手を理想の女性に育て上げるには、褒めながらアドバイスを入れることがポイントです。
たとえば、自分の理想とは違う行動を女性がとった場合、指摘するだけではなかなか受け入れてくれない場合もあります。
そんなときは、「〇〇のそういう部分いいよね!さらに〇〇するともっとよくなると思うよ!」とさり気なくアドバイスを入れるのです。
女性を褒めると「嬉しい!」という気持ちと同時に、「もっと頑張ろう!」という気持ちも引き出すことができます。
そこでアドバイスを入れると相手も素直に受け入れやすくなるので、淡々と指摘するよりも断然効果的です。
バカにしたり威張らない
「そんなことも知らないの?」「くだらないことでくよくよするなよ」などと、相手をバカにして威張るような態度は光源氏計画には絶対NGです。
誰だって見下されたような態度を取られるといい気分ではないですし、そんな人を尊敬したくはありませんよね。それは年下の女性でも同じことです。
自分の年齢を武器にしてバカにしたり、威張ってアドバイスしたりすると、相手の女性に届かないどころか逆効果になる可能性大。
最悪の場合、心が離れていき理想の女性に育てるどころではなくなってしまいます。
理想の女性へと導くためには相手の年齢や立場に寄り添って、傲慢な振る舞いはしないように注意してください。
理想の男性に育てる「逆光源氏計画」の実践マニュアル
大昔ならともかく現代に生きる女性なら、気になる年下男性を理想の男に育てたい人もいるはずです。
ここでは、年下の男性を理想的な王子に育てたい女性に向けて、逆光源氏計画の実践マニュアルを紹介します。
基本的に何でも褒めて伸ばす
年下男子といえど、男たるものプライドが高い生き物です。
理想の男性に育てたいからと、毎回「あれはダメ、これもダメ」と指摘ばかりしていては嫌になります。
逆光源氏計画の基本は、何でも褒めて伸ばすことです。
「すごいね!」「イイ感じ!」と褒めることで相手に自信をもたせ、やる気を引き出していきましょう。
男性の自尊心を満たすことができるので、とくにネガティブ思考な男性に効果的です。
自分の理想像を年下男性に伝える際には、「この前友達が言ってたんだけど…」と、さりげなく第三者を介してメッセージを伝えるのがおすすめです。
男性に理想の役割を与える
逆光源氏計画をスムーズに進めたいなら、男性に自分の理想の役割を与えることがポイントです。
たとえば、理想が「努力家の男性」なら、普段から「仕事頑張っててすごい!努力家だね!」というように、セリフの中に「努力家」というフレーズを度々含ませます。
そうすることで、男性に「努力家」という役割をさりげなく与えることができます。
さらに、役割を通じて褒めていくことで、男性は率先してそれに相応しい振る舞いを行うようになり、次第に理想通りの男性へと成長していくはずです。
年下の男性には、密かに自分の理想の役割を与えて導いていきましょう。
少し背伸びした理想の場所に男性を連れて行く
年下の男性を理想的に育てる計画の1つとして、少しだけ背伸びした理想の場所に相手を連れていくことも有効です。
落ち着いた雰囲気のバーや高級レストランなど、この場所にふさわしい男性になってほしいと思う場所に男性を誘ってみてください。
大人の世界を実際に知ることで、自然と「俺もおしゃれになりたい」「この場所に相応しい人間になる!」と思わせることができるはずです。
また、経験を積ませることで、TPOに合わせた服装や振る舞いに対する意識を高めることにも繋がりますよ。
自分がしてほしいことを実行して見本となる
逆光源氏計画で重要なことは、自分がしてほしいことは自ら実行して見本となることです。
「素敵なデートプランを考える男性になってほしい」「スキンシップを大切にしてほしい」など、相手にしてほしいことがあるなら、まずは自分で実行してみてください。
男性に上から目線でアドバイスをすることはご法度ですが、さりげなく自分の理想を見せることで、相手に気づきを与えるきっかけになります。
男性側が実際の行動を目にしたり、嬉しさやメリットを実感したりすることで、相手のやる気を引き出すことができるでしょう。
【診断】自分が「光源氏計画」されているかも…?
反対に自分が「もしかして光源氏計画されているかも…?」と感じている人は、次の項目をチェックしてみてください。
- 服装や髪型のアドバイスをしてくる
- 行動に対してルールを決めてくる
- 特定の進路や就職先を勧めてくる
- 習い事を勧めてくる
- 気がつけばいつも相手の言う通り行動している
上記の項目に当てはまる数が多いほど、光源氏計画されている可能性が高いです。
「光源氏計画に巻き込まれたくない!」と考えるなら、相手との関係性を今一度見直してみてください。
ありのままの自分を愛してくれる人の方が幸せになれるかもしれませんよ!
光源氏計画はほどほどに行うことが大事
光源氏計画または逆光源氏計画を行う側は、幸せな結末を夢見て過程を楽しめるかもしれません。
しかし、対象となる年下の男性・女性の立場になってみれば、計画されている事実を知ればショックを受ける可能性があります。
光源氏計画・逆光源氏計画は、ほどほどに行うことが大事です。
自分の理想を押し付けてばかりいると、相手がうんざりして去ってしまう可能性が高いです。
相手の気持ちを尊重することも忘れずに、嫌がることはしないように注意してくださいね。