彼氏の親に挨拶はいつ行く?実家訪問のきっかけや挨拶の流れ、注意点を解説
彼氏との仲が深まると気になってくるのが相手の親との関係です。
そろそろ挨拶に行くべきなのか、まだ早いのか判断がつかないことも多いでしょう。
そこで今回の記事では、彼氏の親に挨拶に行くきっかけや流れ、注意すべきポイントについて解説します。
近いうちに彼氏の親への挨拶を考えている女子はぜひチェックしておきましょう!
彼氏の親に挨拶に行ったことはある?
成人女性100人に「彼氏の親に挨拶に行ったことはあるか」アンケート調査したところ、7割近くの女性が「ある」と回答しました。
「親への挨拶」と聞くと重く考える人もいるかもしれませんが、すべてが結婚を前提にしているわけではありません。
お付き合いしている彼女として、あるいは実家に遊びに行ったからなど、もっとライトな意味で挨拶することもあるでしょう。
ある程度付き合いが長くなってくれば親に紹介されるのも自然なことです。
「そろそろ挨拶すべき?」と思ったら、まずは彼氏と相談してみることをおすすめします。
どれくらい付き合ったら親に紹介する?
成人男性100人にアンケート調査したところ、親への紹介時期としてもっとも多かったのは「付き合ってから1年くらい」でした。
付き合ってから数ヶ月では別れてしまう可能性もあり、それほど親に紹介する必要性は感じないのでしょう。
しかし、1年近くお付き合いが続けば将来を見据えた関係性になる確率も高く、親への紹介が現実的になってくるのかもしれません。
親に挨拶に行くのはどっちが先?
親への挨拶が決まったら、気になるのが「カップルどちらの親を先にすべきか」です。
基本的に、結婚挨拶であれば「女性側への親への挨拶」が先になります。
今はそこまで意識している人も少ないかもしれませんが、親世代では結婚というと「お嫁さんをもらう」という感覚が根強いのも事実です。
そのため、先に女性の親から了承をもらうのがベターでしょう。
もし婿取りの場合は「男性側の両親」から、遠方に住んでいるなどやむにやまれぬ事情があるのなら都合の良いほうに合わせてもOKです。
また、結婚の挨拶というわけではなく単に顔見せの意味合いが強いなら、順番はそこまでこだわらなくてもよいでしょう。
彼氏の実家に挨拶に行く理由とは
続いて、彼氏の実家に挨拶に行く理由を見ていきましょう。
結婚の話をするため
やはり挨拶の理由として多いのは「結婚の話をするため」です。
プロポーズでお互いの意思を確認したのなら、次に必要なのは親への連絡です。
成人であれば親への了承がなくても結婚自体は可能ですが、よほどの理由がない限り親からも了承をもらったほうが何かとスムーズになるでしょう。
良い印象を持ってもらうためにも、結婚が決まったらなるべく早く挨拶に行きましょう。
同棲をはじめるため
同棲をはじめるために親に挨拶をするというパターンも多いです。
同棲の場合、結婚のときほど挨拶を重要視する人は少ないかもしれません。
しかし、一緒に住むのだからけじめとして話を通しておきたい、結婚への前段階として知っておいてもらいたいという場合はやはり挨拶が必須でしょう。
真剣なお付き合いであるというアピールにもつながるため、今後もよい関係を築きたいなら挨拶しておくのがおすすめです。
彼氏が紹介を提案したため
彼氏側からの提案で挨拶に行く人も少なくありません。
もし彼氏からそのような話が出た場合は、相手の真意を知っておく必要があります。
単に彼女を紹介したいだけなのか、結婚を前提としたものなのか、彼氏の考えがわからないとどんな気持ちで挨拶すればいいかわかりませんよね。
「親に紹介したい」と言われたら、先にお互いの考えをすり合わせておくことをおすすめします。
遊びに行ったついで
相手が実家住まいの場合は、家に遊びに行ったついでに挨拶するパターンもあります。
この場合は相手の家に行っているのだから、顔を合わせたら挨拶は必須です。
いくら緊張するからといって、挨拶無しですぐに彼の部屋に行ってしまうのは印象がよくありません。
そこまで話し込む必要はありませんが、顔を合わせたのならきちんと挨拶はしておきましょう。
彼氏の親に挨拶に行くときの流れ
彼氏の親に挨拶に行くときの流れは以下の通りです。
事前に段階をチェックしておけば、当日も焦らずスムーズな挨拶ができるでしょう。
【準備】彼氏に日程調整をしてもらう
挨拶することが決まったら、まずは彼氏に日程調整をしてもらいましょう。
彼の実家の状況にもっとも詳しいのは彼自身です。
ゆえに、彼氏から相手の親御さんと相談してもらうのがもっともスムーズでしょう。
また、あくまでこちらはご挨拶させてもらう側なので、ある程度親側のスケジュールを優先することをおすすめします。
【準備】彼女のことを親に伝えてもらう
挨拶に緊張しているのはあなただけではありません。
きっと、彼の親もどんな彼女が来るのかとドキドキしているはずです。
当日スムーズに会話を進めるためにも、事前に彼からあなたについて伝えてもらうのがベターです。
出身地や職業、年齢といった基本的な情報が先に伝わっていれば、お互い挨拶までの心の準備もしやすいでしょう。
また、簡単にでも彼の親の情報についても聞いておくとよいかもしれません。
【準備】手土産を用意する
相手のお宅に行くのなら、手土産はなるべく用意することをおすすめします。
そこまで高価なものでなくて大丈夫なので、3000円程度で個包装になっているお菓子などが無難でしょう。
また、相手の好みを聞いておくと選ぶときに迷わなくて済みますよ。
【当日】TPOに合った服装・メイクにする
挨拶当日はTPOに合った服装・メイクで行くのがおすすめです。
とくに結婚報告の挨拶であれば、あまりラフ過ぎないワンピースやスカートなどのきちんと感のある服装がよいでしょう。
また、派手なメイクや髪色は難色を示す親世代も多いので、なるべくナチュラルで清潔感のある雰囲気に仕上げていくのがベターです。
【当日】玄関先で挨拶・自己紹介をする
彼の親の家に着いたら、まず玄関先で挨拶と自己紹介を済ませましょう。
「〇〇さんとお付き合いさせていただいている△△です。今日はお招きありがとうございます」と簡潔に挨拶できればOKです。
また、靴を脱いだら揃えるのも忘れないようにしましょう。
【当日】着席前に手土産を渡す
手土産を用意したものの、いつ渡せばいいの?と迷ってしまう人もいるでしょう。
手土産は部屋に通された後、着席する前に渡すのが良いタイミングです。
ただし、すぐに冷蔵庫にいれなければいけない食品の場合は「生ものなので…」と、早めに玄関先で渡してしまっても問題ありません。
【帰宅】お礼の電話orメールをする
挨拶を無事終えたあとも気を抜いてはいけません。
帰宅後、すこし落ち着いたらお礼の電話かメールを入れておきましょう。
「今日はとても楽しかったです。これからもよろしくお願いします」と一言伝えておけば、彼の親もきっと好印象に思ってくれるはずです。
彼氏の親に挨拶に行くときの注意点
最後に、彼氏の親に挨拶に行くときに気を付けるべきこと・注意点を紹介します。
彼氏のことを愛称で呼ばない
親の前では彼のことを愛称で呼ぶのは避けましょう。
いつもはあだ名だとしても、彼の親がいる場では「〇〇さん」「〇〇くん」のような呼び方がベターです。
また、彼のお父さん・お母さんのことも「〇〇さんのお父さん・お母さん」と呼ぶのがよいでしょう。
家事を任せっきりにしない
いくらお客様でも、家事をすべて任せっきりにするのは良い印象を与えません。
料理や後片付けなど「私も手伝います」と率先して申し出ることをおすすめします。
相手は「いいよ」「座っていて」と言ってくれるかもしれませんが、その場合は使った食器を下げるくらいはしましょう。
丁寧な言葉遣いで話す
彼氏の親の家では言葉遣いに注意してください。
丁寧語でハキハキと受け答えできればOKですが、言葉遣いに自信がない場合は事前にマナー本やネットの例文などを確認しておくとよいでしょう。
また、挨拶とお礼はとくにしっかり伝えるのがおすすめです。
偽った自分ばかりを見せない
彼氏の親だと思うと、つい猫を被ってしまうという人も多いでしょう。
しかし、偽った自分ばかり見せてしまうと後で自身の首を絞めることになりかねません。
完璧な彼女を演じようとせず、誠実に向き合ったほうがあなたの素敵な人となりが伝わるはずです。
彼氏の失敗談は話さない
和ませたいからといって、彼氏の失敗談を使うのはNGです。
親御さんにとって彼氏は大切な息子であり、失敗談で落とすような話をされても嫌な気持ちになるだけです。
それよりも彼氏に感謝している部分や尊敬しているエピソードを話したほうが、彼の家族も喜びあなた自身も好印象を与えられるでしょう。
彼氏の親への挨拶は事前準備が重要!
彼氏の親に会うというのは、もっとも緊張するイベントの1つです。
もし彼の両親に挨拶することが決まったら、失敗のないようしっかり準備を整えてから行きましょう。
事前に親の好みや趣味を彼から聞いておいたり、自分自身のことも彼から親に伝えておいてもらったりするとスムーズです。
また、手土産選びの際も彼からアドバイスをもらうことをおすすめします。
彼と相談しつつ、しっかり準備しておけば親への挨拶も上手くいくはずですよ。
- 7割近くの女性が彼氏の親に挨拶した経験あり!
- 結婚の意志を伝える・同棲をはじめるといった理由で親に挨拶をする人が多い
- 彼氏の親に挨拶する前は、彼から事前に自分のことを伝えてもらうと話がスムーズ
- 彼氏の親に会う当日はTPOに合ったメイクや服装を心がけよう
- 彼氏の親の前では丁寧で偽りのない態度を心がけることが大事