彼氏と別れたい理由とは?別れられない心理と上手な別れ話の切り出し方を解説
付き合っている彼氏との別れを、一度は考えた経験がある人は多いかと思います。
一時的な感情で「別れたい」と思ったとしても、また元通りの仲良しカップルに戻れればいいですが、別れる別れないの感情に悩んでいる女性もたくさんいるのです。
今回は、彼氏と別れたいと思う理由や、なかなか別れられない女性心理。
そして別れを決めた後、上手に切り出す方法を例文も交えて解説します。
彼氏との関係に悩んでいる人は、ぜひ参考にしてみてください。
Contents
彼氏と別れたいと思う理由
女性が彼氏と別れたいと思うのには、どんな理由があるのでしょうか。
ここではどのような時に別れたいと感じるのか、代表的なケースを紹介します。
気持ちに温度差を感じた
気持の温度差は、感じ始めると精神的に辛くなるものです。
自分ばかりが相手を思い応えて貰えないのはもちろん、相手からの愛情を重く感じてしまう場合も、別れを考えるきっかけになります。
お互いの気持ちが釣り合っていない状態では、この先どうなるのか不安や悩みが多くなりますよね。
こうなると別れたほうが楽なのではと、思うようになるのです。
一緒にいて楽しさを感じなくなった
長い間一緒にいると、どうしても関係がマンネリ化してくるもの。
しかし一緒にいて楽しくないのは、それだけが理由でない場合もあります。
本当に好きな相手なら、付き合い始めのような盛り上がりがなくても、一緒にいて楽しさや落ち着きを感じます。
「楽しくない」の中に「一緒にいると苦痛」「何を言われても一切面白いと思えない」など負の感情が大きい場合は、気持ちが離れているサインの可能性が高いです。
我慢することが増えてきた
一緒に過ごす中で、自分の我慢が増えて不満に思うことが増えたと感じるのも別れを考える切っ掛けになります。
喧嘩をした場合や、相手に注意したいことがあっても、その後揉めるのが面倒で自分が折れてしまっていませんか?
恋人は対等な立場でないと、付き合いがどんどん辛くなっていきます。
不平不満の溜まりを感じているのなら、気持ちが別れに向き始めていると言えるでしょう。
結婚する姿がイメージできない
付き合っている彼氏と、将来の話が出ることもありますよね。
未来の2人を思い描いた時、どうしてもこの人と結婚している姿が想像できないと思った場合も、別れを思う切っ掛けになります。
特にある程度付き合いが長かったり、年齢が高くなっているならこの思いは不安にも繋がっていくもの。
嫌いではないけれど、どうしても別れが頭をよぎってしまうという、心理的にも複雑なケースでもあります。
しかし、未来がイメージできない場合は離婚する確率も高いので、慎重に考えましょう。
価値観が合わなくなってきた
お互いの価値観のズレは、付き合った後でわかってくることも。
それを話し合い、歩み寄れれば解決できるのですが、すぐ喧嘩になったり話にならない場合は別れたいと思う原因になり得ます。
不満やストレスが溜まってくれば相手への愛情も薄れ、別れたいと思うようになるのは当然であると言えるでしょう。
「価値観の違い」が別れの原因になるケースは、一般的にも多いものなのです。
他に気になる人ができた
彼以外の人が気になる場合も、別れを考える理由になります。
特に、彼が嫌いになったわけではないけれど「他に好きな人ができたかも…」といった場合は、自分自身の気持ちに嫌悪感を抱くこともあるでしょう。
また、自分が本当に選ぶべきはどちらだろうと悩むケースもあるかもしれません。
中途半端な付き合いは確実に人を傷つけるため、自分の気持ちと冷静に向き合い、しっかり決断することが大切です。
彼氏と別れたいのに別れられない女性心理
別れたい気持ちはあるのに、いつまでも別れられない女性も多くいます。
なぜ、別れを決断できないのでしょうか。
彼氏と別れられない女性心理によくある特徴を紹介します。
彼に依存している
別れられない理由のひとつとして、愛情が依存に変わってしまい、離れられなくなっている可能性があります。
「彼以外にいない」「この人じゃないとダメ」これらは、とても強い愛情にも聞こえますが、執着しているだけの可能性も。
浮気など裏切りを受けても、すぐに許してしまう場合はこの傾向が強くなっています。
本当に彼と過ごしていくことが、自分にとってプラスになるのかを、もう一度考え直してみましょう。
揉めることへの恐怖心
好んで、もめ事を起こす人はほぼいないと思います。
別れ話は場合によってトラブルに繋がるので、それに対する恐怖心からなかなか伝えられない場合があるでしょう。
特に彼が別れを強く拒否する可能性があるなら、言い出すのは容易ではありません。
それならこのまま我慢して付き合おうと、気持ちから逃げてしまうケースもあるのです。
自分だけで伝えるのが難しい場合は、第三者に協力をお願いするのも対処法になりますよ。
情が湧いてしまっている
付き合いが長い場合は、彼に情が湧いてしまい別れられないケースがあります。
「別れたら彼氏がかわいそう」「別れ話をするのが申し訳ない」という感情が出てきてしまい、なかなか別れの決断ができなくなってしまうのです。
一度は好きになった相手なので気持ちはわかりますが、愛情と情は違います。
今一度、彼に対する気持ちが恋愛感情なのかをしっかり考えて、情しか残っていない場合は決断することも必要です。
損得を考えてしまう
恋愛感情は薄れていても、損得感情で別れを決断できないという女性も多くいます。
たとえばすでに同棲している場合「2人の収入でやりくりしていて、別れれば生活水準が下がる」といった例があげられます。
また容姿や仕事など、どうしても手放したくない彼のスペックに執着してしまっているケースも少なくありません。
しかし損得での付き合いは、いずれ2人の関係性に綻びが生まれます。
愛情が損得勘定を下回るのであれば、別れを決断するのが未来のためには大切です。
一人になることへの不安
一人になることへの不安も、別れられない女性心理に多いものです。
また「この人と別れて、また次があるのか」といった心配や「またいちから婚活・恋愛をする気力がない」といった気持ちも、別れを留まらせてしまいます。
ただし、ただ不安なだけで別れない恋愛こそ、未来に悪影響を及ぼしかねません。
行動をせずにズルズル付き合って、いざ別れた時には今以上に次が探しにくい状況になっていた…。
そんな状況にならないよう、自分の気持ちとしっかり向き合いましょう。
まだ好きな気持ちが残っている
一番複雑なのが、別れを考えているけれどまだ恋愛感情が残っている心理状況です。
別れに繋がる何かがあったとしても、今までの中で楽しい思い出もあったはず。
またあの頃に戻れるかもしれない期待や、彼を嫌いになり切れない気持ちが混ざって、自分の気持ちを見失ってしまいがちです。
その「好き」が本当に恋愛感情なのか、人として好きなのかなど、冷静に考えてみましょう。
彼氏としてこの先の付き合いを続けていくうえで、今の気持ちを抱えたまま過ごすのは心の負担が大きくなりますよ。
彼氏と別れたい時にするべきこと
勢いで別れを告げると、後々困る状況になることもあります。
別れを決めた場合は、告げるまでに準備をしておくと比較的スムーズに話を進めることができます。
ここでは、別れを決めた後にしておくべきことを紹介します。
別れたいサインを出す
普段と変わらない状況でいきなり別れを告げては、相手も混乱し話がスムーズに進まない可能性があります。
別れを告げたのであれば、少しずつ連絡を控えたりデートの頻度を減らしたりと、サインを出していきましょう。
察するのが上手い相手であれば、あなたの変化にも気付きます。
一旦距離を置くのは、自分の気持ちを整理するための良い時間にもなるでしょう。
友達に相談しておく
信頼のおける友達がいるなら、別れ話をする旨を話しておきましょう。
自分の気持ちを知って、味方でいてくれる人がいれば当日も心強いですし、その後何かあったときに相談相手がいることも大切です。
別れ話は全てがスムーズに解決するものばかりではないので、頼れる相手を作っておくといいでしょう。
別れる理由をまとめておく
別れ話の前にはしっかりと理由をまとめておきましょう。
曖昧だったり、遠回しだったりすると相手が納得しきれないのはもちろん、話がこじれる可能性があります。
また気持ちを伝えるのが苦手な人は、相手に圧されて別れ話が白紙にされてしまうかもしれません。
なぜ別れたいのか、自分の気持ちを予めまとめ、当日は相手に簡潔に伝わるようにしておいてください。
私物を回収しておく
彼の家に頻繁に遊びに行っている場合は、早めに私物を回収しておきましょう。
別れ話の日に、私物が全て無くなっている状況がベストです。
後日回収に行くのは気まずさもあり、男性側も元彼女の私物が置きっぱなしになっているのはいい気分ではありません。
また、すでに同棲している場合は引っ越しが絡んでくる場合もあるため、別れ話をした後でもOKです。
ただし自分が出ていくことが決まっているのであれば、荷物をまとめておくといいですね。
別れを告げる方法や場所を考えておく
別れを告げる場所や方法を決めるのも大切です。
できれば対面で直接話せるのが一番ですが、遠距離など物理的に難しい場合もあります。
電話やLINEで別れを告げるのであれば、お互いにある程度時間が取れる日を選びましょう。
また、対面であればファミレスや公園など、周りに人目がある場所を選ぶようにしてください。
個室のような2人きりの場所では、感情的になる可能性があり、トラブルになる危険もゼロではありません。
【例文付き】上手な別れ話の切り出し方
いざ別れ話を切り出すのは、緊張するしタイミングにも迷うものです。
別れの理由や期間などによって状況は変わりますが、ここでは数か月~1年程付き合ったカップルを想定。
状況別に例文を交えて、上手な切り出し方のポイントを紹介していきます。
LINEの場合
LINEでの別れ話には賛否があります。
ですが、相手と物理的な距離があり顔を合わせる時間が取れない場合や、直接話すと喧嘩や、相手が感情的になる場合はLINEを活用しましょう。
別れの原因が自分にある
別れの原因が自分の心変わりなどによるものの場合は、気持ちを隠すことなくしっかりと伝えましょう。
曖昧な表現を使ってしまうと、相手に気持ちがしっかりと伝わらず、話を流されてしまう可能性があります。
また、一旦はLINEで伝えるけど後日改めて話す意思があることを示すのも大切です。
【例文】
お疲れさま。
ここしばらく考えてたんだけど、〇〇君と別れたいです。
楽しい日もあったけど、時間が経つにつれて私の気持ちが変わってしまいました。
〇〇君には、たくさんの愛情をもらったのに本当にごめんなさい。
でもこれ以上自分に嘘をついてまで、付き合い続ける自信がありません。
まずは私の気持ちを伝えたくてLINEしました。
時間がある時に連絡待っています。
別れの原因が相手にある
相手に原因があるのならば、別れる意志を明確に示しましょう。
怒りがあったとしても感情的な文章を送ってはいけません。
冷静に「別れる」ということを伝え、これ以上話合う気がないという旨を伝えるのもいいでしょう。
【例文】
お疲れさま。
あれから考えたんだけど、やっぱりもう〇〇君と付き合っていくのは難しいので、別れてください。
一時的な感情ではなく、自分の気持ちに向き合って出した答えです。
なので、やり直したいといった気持ちは一切ありません。
楽しい時間もあったので、私と付き合ってくれたことは心から感謝しています。
今まで本当にありがとうね。
LINEで別れを告げる時のポイント
LINEは文字だけで気持ちを伝えるため、簡潔・明確な言葉選びが必要となります。
「別れよう」といった極端な短文はNGですが、以下のポイントに気を付けて文章をまとめて送りましょう。
- 曖昧な表現は使わない(別れたいかも…等)
- 敬語を使って真剣さを出す
- 相手が読みやすい時間を考えて送る
- 状況がどうであれできるだけ低姿勢で
威圧的な文章を送ると、相手も反論してきて話が長引く恐れがあります。
別れの原因がなんであれ、付き合ったお礼は忘れずに冷静な文章を送りましょう。
また、送った後電話が来た場合はスルーせずに出ることも大切です。
自分から別れを切り出した以上は、最後まで誠意ある対応を心がけましょう。
電話の場合
電話はリアルタイムで相手の反応がわかるため、LINEよりも気持ちが伝わりやすい方法です。
その分、直接声を聞くことで言いたい言葉が出て来なくなってしまう場合もあります。
普段からあまり電話が得意でない人は、言いたいことを書き出して確認しながら気持ちを伝えましょう。
別れの原因が自分にある
電話の場合も、自分の気持ちが原因で別れたい場合は理由をしっかり伝えましょう。
ここでも曖昧な表現を使うのはNGです。
相手は「別れ」という言葉にビックリして、話が頭に入りづらくなっている可能性があるので、あまり長々と話をせずに、用件のみ伝えてください。
【例文】
忙しいところごめんね。
気付いてるかもしれないけど、私と別れてください。
理由は私の気持ちが薄れてしまったことです。
ワガママなのはわかってるけど、これ以上気持ちに嘘をついて付き合い続けることは出来ません。
今まで付き合ってくれて本当にありがとう。
元気でね。
別れの原因が相手にある
相手に原因があった場合、電話だとLINE以上に怒りや悲しみの感情をぶつけたくなってしまいます。
しかしここはグッと堪えて、別れることだけを簡潔に伝えましょう。
【例文】
忙しいところごめんね。
あれからいろいろ考えたんだけど、やっぱり終わりにしたいです。
冷静になっても、〇〇君と別れたい気持ちは変わりませんでした。
改めてやり直す気持ちもありません。
私と付き合ってくれたことに心から感謝しています。
今まで本当にありがとう。
元気でね。
電話で別れを告げる時のポイント
電話で相手の声を直接聞くと、気持ちが揺らいでしまう場合もあります。
ですが、別れを決めた以上はどんな返答が返って来ても「別れる」という強い意志があることを伝えましょう。
電話で別れる時のポイントは以下の通りとなります。
- 別れることを第一に伝える
- 気持ちを伝えるのが苦手な人は、メモを見ながら
- 相手がどんな態度できても冷静な対応を
- 場合によっては内容の録音も検討
こちらの気持ちを伝えても、相手が納得しなかったり激高する場合も考えられます。
最悪の場合、脅迫まがいのことを言ってくるケースも。
電話でトラブルになりそうな場合は、録音の準備をしておくことも大切です。
対面の場合
対面は、しっかり話合いができるので一番好ましい方法です。
ただし顔を合わせることで感情的になったりする可能性も考えられます。
話し合う場所や時間を考え、落ち着いて話せる状況を作りましょう。
どちらが原因でも冷静に伝える
対面は会話のやり取りが大切なため、原因が何であっても冷静に話し合うことを心がけましょう。
なので例文を用意することは難しいですが、LINEや電話と同様に「別れる」ことを明確に伝え、理由や自分の気持ちをしっかり話してください。
相手の表情をうかがって、変に気を遣ったり遠回しな言い方をすると、話がこじれてしまうので注意が必要です。
対面で別れを告げる時のポイント
対面での別れ話は、一番緊張するかもしれません。
ですがその分しっかり気持ちを伝えられるため、臆せずに話合いに挑みましょう。
対面で別れ話をするときのポイントは以下の通りです。
- 喧嘩などが予想される場合は人目のある場所で
- 相手の顔色をうかがって気を使わない
- 曖昧や遠回しな言い方はしない
対面の場合は、話が終わったらすぐに立ち去るのが好ましいのでカフェや軽食屋などがおすすめです。
円満に解決したとしても、雑談などはせずに用件のみを話して別れましょう。
ひとりで不安な場合は、友達や知り合いに立ち会ってもらうのも効果的です。
別れたい理由や気持ちを整理して円満な方法で彼氏と別れよう!
別れたい理由はさまざまですが、トラブルは避け、できるだけ円満に終わらせたいですよね。
気持ちが揺れてしまい、別れに悩んだりなかなか別れられない女性は多いもの。
だからこそ、自分の気持ちを冷静に見直し、別れを決めたなら準備をしっかりしておくことが大切です。
今回ご紹介した別れの準備や、気持ちを伝える際のコツを参考に、彼氏との関係をスッキリ解消し、新しい未来に進んでくださいね。
- 別れたい気持ちはあるのに、彼氏との別れを決断できない女性は多くいる
- 別れを見極めるには自分の気持ちと向き合うことが大切
- スムーズに別れ話をするためには準備も重要
- 状況により別れを告げる手段を使い分け、自分の気持ちをしっかり伝えよう