日本アカデミー賞だけじゃない!2018年大注目の映画祭in東京

映画祭というと日本アカデミー賞を思い浮かべる人も多いのではないでしょうか。
実は日本アカデミー賞以外にも、たくさんの映画祭が全国で開催されています。
授賞式だけでなく気軽に作品が観られる映画祭もあるため、デートにもぴったりのイベントです。
そこで今回は、2018年に東京で開催される注目の映画祭を紹介します。
どこにデートに行こうか迷っている人はぜひ参考にされてくださいね!
Contents
ちなみに…日本アカデミー賞とは?
まずは日本アカデミー賞がどのような映画祭なのかチェックしてみましょう。
概要
日本アカデミー賞は日本映画人のために創設された映画祭です。
日本アカデミー賞協会の協会員の投票によって、作品賞やアニメーション作品賞、監督賞など正賞が15作品、新人俳優賞や話題賞などその他の賞が7作品選ばれ、正賞にはブロンズ像が贈られます。
■公式サイト・日本アカデミー賞
http://www.japan-academy-prize.jp/index.php
映画祭の歴史
第1回日本アカデミー賞の授賞式は、1978年4月6日に帝国劇場で開催されました。
1998年以降、グランドプリンスホテル新高輪 国際館パミールで行われるのが恒例となり、毎年催される歴史ある映画祭として知られています。
授賞式は日本テレビで放送されるので、ドレスやタキシードに身を包んだ女優や俳優をテレビを通して楽しむことができます。
2018年の主な受賞作品
2018年の主な受賞作品を紹介します。
- 最優秀作品賞:「三度目の殺人」
- 最優秀アニメーション作品賞:「夜は短し歩けよ乙女」
- 最優秀監督賞:是枝裕和「三度目の殺人」
- 最優秀主演男優賞:菅田将暉「あゝ、荒野 前篇」
- 最優秀主演女優賞:蒼井優「彼女がその名を知らない鳥たち」
- 最優秀助演男優賞:役所広司「三度目の殺人」
- 最優秀助演女優賞:広瀬すず「三度目の殺人」
- 最優秀外国作品賞:「ラ・ラ・ランド」
- 新人俳優賞:中条あやみ「チア☆ダン ~女子高生がチアダンスで全米制覇しちゃったホントの話~」/浜辺美波「君の膵臓をたべたい」/北村匠海「君の膵臓をたべたい」/竹内涼真「帝一の國」
第42回授賞式の日程は2019年3月1日(金)に決定しています。
次回の開催を楽しみに待ちましょう!
東京国際映画祭
アジア最大級ともいわれる「東京国際映画祭」について紹介します。
2018年の開催日程
「第31回東京国際映画祭」
【開催期間】2018年10月25日(木)~11月3日(土・祝)
【会場】六本木ヒルズ・EXシアター六本木 他
■公式サイト・東京国際映画祭
概要
東京国際映画祭(TIFF)は、1985年に創設された国際映画製作者連盟・FIAPF公認の国際映画祭です。
1989年までは隔年開催でしたが、1991年以降毎年開催されるようになりました。
また、2009年以降は渋谷から六本木ヒルズをメイン会場に移しています。
日本だけでなく世界中の長編作品が集まることでも注目され、TOHOシネマズ六本木ヒルズなどで気軽に受賞作品を観ることができます。
また、オープニングには六本木ヒルズアリーナでカーペットイベントも行われます!
2017年の主な受賞作品
2017年に開催された第30回東京国際映画祭のコンペティション部門受賞作品を紹介します。
- 東京グランプリ:「グレイン」(セミフ・カプランオール監督/トルコ・ドイツ・フランス・スウェーデン・カタール)
- 審査員特別賞:「ナポリ、輝きの陰で」(シルビア・ルーツィ監督・ルカ・ベッリーノ監督/イタリア)
- 最優秀監督賞:エドモンド・ヨウ監督(「アケラットーロヒンギャの祈り」/マレーシア)
- 最優秀女優賞:アデリーヌ・デルミ(「マリリンヌ」/フランス)
- 最優秀男優賞:ドアン・イーホン(「迫り来る嵐」/中国)
- 最優秀芸術貢献賞:「迫り来る嵐」(ドン・ユエ監督/中国)
- 最優秀脚本賞:「ペット安楽死請負人」(テーム・ニッキ監督/フィンランド)
- 観客賞:「勝手にふるえてろ」(大九明子監督/日本)
国際映画祭というとフォーマルな印象がありますが、映像の世界を気軽に楽しめるフェスティバルです。
通常の映画料金よりもお得に映画を観ることができるので、ぜひ会場に足を運んでみましょう。
ショートショート フィルムフェスティバル & アジア
短編作品を対象にした「ショートショート フィルムフェスティバル & アジア」もおすすめの映画祭です。
2018年開催日程
「ショートショート フィルムフェスティバル & アジア 2018」
【開催期間】2018年6月4日(月)~2018年6月24日(日)
【上映劇場】表参道ヒルズ スペース オー・ラフォーレミュージアム原宿・アンダーズ 東京・iTSCOM STUDIO & HALL 二子玉川ライズ・シダックスカルチャーホール・六本木ヒルズ ヒルズカフェ/スペース 他
■公式サイト・ショートショート フィルムフェスティバル & アジア 2018
http://www.shortshorts.org/2018/
概要
「ショートショート フィルムフェスティバル & アジア」は、俳優の別所哲也さんが代表を務め、短編作品とも呼ばれるショートフィルムを対象とした国際短編映画祭です。
公募条件は25分以内となり、世界各国・地域から1万本以上の作品が集まります。
インターナショナル部門・アジアインターナショナル部門・ジャパン部門の優秀賞の中からグランプリに選ばれた作品は、次年度のアカデミー賞短編部門のノミネート作品として選出されます。
2017年の主な受賞作品
2017年の受賞作品を紹介します。
- グランプリ:「シュガー & スパイス」(Mi mi Lwin監督/ミャンマー)
- インターナショナル部門優秀賞:「窓から見える世界」(Zoe McIntosh監督/ニュージーランド)
- ジャパン部門優秀賞&都知事賞:「born、bone、墓音。」(ゴリ監督/日本)
- アジアインターナショナル部門優秀賞&都知事賞:「シュガー & スパイス」(Mi mi Lwin監督/ミャンマー)
上映作品は無料(※一部有料)で観ることができます。
開催期間は会場によって異なるので、公式サイトで上映開始時刻・上映スケジュール・チケット販売情報をチェックしましょう。
秋葉原映画祭
映画を楽しむために開催される「秋葉原映画祭」も、注目したい映画祭のひとつです。
2018年開催日程
「第3回 秋葉原映画祭2018」
【開催期間】2018年 5月3日(木)・5月4日(金)・ 5月5日(土)
【上映会場】秋葉原UDXシアター・アキバシアター
■公式サイト・秋葉原映画祭
概要
秋葉原映画祭は、アニメを中心に漫画やライトノベルズ、ゲーム作品などポップカルチャー作品を上映する映画祭です。
開催期間中にアイドルとコラボレーションしたライブも行われ、秋葉原のカルチャーを楽しむことができます。
2018年の開催内容は?
第3回となる秋葉原映画祭。
2018年は2会場上映されました。
発声・応援・合唱・サイリウム・コスプレOKの発声上映も実施され、物語だけでなく秋葉原映画祭ならではの雰囲気を体感できる内容となっていました。
気になる人は来年の開催を期待して待ちましょう。
【主な上映作品】
- 「君の名は。」(アニメ/合唱上映)
- 「猫カフェ」(声優主演/プレミア上映※舞台挨拶あり)
- 「KING OF PRISM by PrettyRhythm」(アニメ/応援上映)
- 「ハッピーメール」(アイドル出演/プレミア上映※舞台挨拶あり)
- 「ONE PIECE FILM GOLD」(漫画原作/発声上映)
話題になった人気作品が目白押しの映画祭になっているため、公開時に観逃してしまった人にもおすすめです!
新鮮な東京デートをするなら映画祭で決まり!
全国各地で映画を観ることはできますが、1年に1度の映画祭で観る映画は格別です。
映画好きな女性・男性なら思い切り楽しめるイベントでしょう。
作品上映のある映画祭は通常よりも料金が安かったり、無料で観られたりと映画をお得に観ることができるので、あまり映画を観る機会がない人も参加しやすいイベントです。
水族館や遊園地など定番のデートに飽きたら、映画祭で新鮮な東京デートを楽しんでみましょう!
- 「日本アカデミー賞」は日本映画人のために創られた歴史ある映画祭
- 「東京国際映画祭」は六本木をメイン会場に行われるFIAPF公認の映画祭
- 「ショートショート フィルムフェスティバル & アジア」は短編作品を対象にした国際短編映画祭
- 「秋葉原映画祭」はポップカルチャー作品を上映する映画祭
- いつものデートに飽きたら映画祭がおすすめ