別れ話を電話でするのはアリ?電話での上手な別れ方&注意点を徹底解説
恋人関係を終わらせるときに避けては通れない「別れ話」。
自分が切り出す側であれば、直接会わずに電話やメールで終わらせたい、という男性や女性は多いでしょう。
実は、直接言うパターンと同じくらい多いのが電話を使った別れ話です。
とはいえ、電話でスムーズに別れることは可能なのでしょうか。
そこで今回の記事では、電話で別れを上手に伝える方法や注意点について解説します。
恋人との別れを決意した男女は要チェックです!
Contents
別れ話を電話でするのはアリ・ナシのケースがある
電話で別れ話をする人は少なくありませんが、NGなイメージが強いのも事実です。
しかし、状況や関係性によっては別れを電話で伝えるのもアリなケースが存在します。
まずは、別れを告げる際に電話で済ませるのがアリなケースとナシなケースを紹介します。
「アリ」のパターン
以下のようなパターンに当てはまる場合は、直接よりも電話での別れ話がおすすめです。
- 遠距離などで直接会いづらい
- 直接会うとなんだかんだとごまかされそう
- 関係がすでに壊れていて、もう相手の顔も見たくない
- 今までの不満や別れの理由をはっきり伝えたい
- 相手と疎遠になってもかまわない
- 相手に暴力を振るわれる可能性がある
第一に、遠距離などで物理的に会うのが難しいのなら、電話での別れ話でも相手は納得するはずです。
また、相手と直接会うことでトラブルになりそうな場合や、言いたいことをはっきり伝えてケリをつけたい場合なども電話の方が良いでしょう。
いずれにせよ、直接会うことでメリットよりもデメリットが上回るようであれば、電話できっぱり別れを伝える方がスムーズにいきやすいです。
「ナシ」のパターン
一方、電話での別れ話は避けたほうが良いパターンもあります。
- 相手を嫌いになったわけではなく復縁の可能性がある
- 友人関係は続けていきたい
- 付き合ってきた年数が長くお互い情がある
上記のように、決定的な亀裂が入ったわけではないものの別れを選ぶ場合は、今後の関係性を考えて直接話し合うのがおすすめです。
誠実な別れ方をしていれば、その後友人に戻るにせよ復縁をするにせよ、別れ方が足枷になるようなことはないでしょう。
電話で別れ話をするメリット
電話で別れを伝える場合のメリットは以下の通りです。
本音で話せる
別れ話を電話する大きなメリットとしては、本音で話せるということがあります。
目の前に相手がいると、つい顔色を伺ってしまい、言いたいことの半分も言えなかったという経験がある男子や女子は多いのではないでしょうか。
しかし、電話なら相手の顔を見ずに済むので、表情や雰囲気に惑わされることはありません。
自分のペースで本音を話すことができるので、別れ話が終わった際は気持ちがスッキリするでしょう。
時間を無駄にしなくて済む
これから別れる相手に時間や労力を使いたくないという人は、別れ話を電話で済ませることにメリットを感じられるでしょう。
電話ならわざわざ会いに行く必要がなく、サクッと別れを伝えることが可能です。
また、すがられたりしつこくされたりする可能性も低いので、別れ話がこじれそうな場合は電話を選ぶのがおすすめです。
電話で別れ話をするデメリット
電話での別れ話には以下のようなデメリットが存在します。
誠意が伝わりづらい
別れ話を電話で済ませてしまうことの最大のデメリットは、誠意が伝わりにくいことです。
「恋人同士の重要な話を電話1本だけなんてひどい」と、思われる可能性があるでしょう。
電話だけでの別れ話では納得できないという人も少なくありません。
いくら誠心誠意対応しても相手に伝わらなければ、どんどん別れ話がこじれていくでしょう。
その結果、大きな揉め事に発展した場合は、復縁や友人関係に戻ることは難しくなるので注意が必要です。
相手を必要以上に傷つける可能性がある
電話での会話は顔が見えないぶん、言葉がストレートに伝わりがちです。
そのため、別れ話のような辛い内容は、より相手の気持ちを傷つけてしまう危険性があります。
直接会うことでこじれてしまうパターンもありますが、お互い冷静に話し合えそうなら電話以外の選択肢も検討することがポイントです。
なるべくパートナーを傷つけず別れたいのであれば、表情が直接見られるような別れ方を選んだ方が良いでしょう。
電話で別れ話をするときの切り出し方
別れ話の難しいところは、話を切り出すタイミングです。
とくに電話で別れ話をすることを選んだなら、少しでもスムーズに進むよう切り出し方を工夫することが必要です。
ここでは、電話で別れ話をするときの切り出し方を紹介します。
事前に不穏な空気を漂わせておく
急に「別れよう」と伝えても相手は納得しません。
いざ電話で別れ話をしようと決意したら、事前に不穏な空気を漂わせて相手にも心の準備を促すのがおすすめです。
LINEや普段の電話で「ちょっと距離をおきたい」「忙しいから会えない」など、何となく別れたい気持ちを匂わせておくと良いでしょう。
相手の都合がつく時間を確認しておく
別れ話は少なからず相手を動揺させるものです。
忙しい時期や非常識な時間にそんな話をされても、相手は冷静に聞けなくなってしまいます。
きちんと気持ちを伝えるためにも、連絡OKな日時を確認しておきましょう。
相手も自分も心理状態の落ち着いた、ゆっくりと時間の取れる時期がベストです。
電話での上手な別れ方
顔が見えないぶん、電話での別れ話は気持ちをしっかりと伝えることが重要です。
ここでは、電話で上手に別れ話を進めるためのコツを紹介します。
通話がスタートしたらすぐ本題に入る
別れ話のつもりで電話をかけたのに、関係ない会話でいつまでたっても言いたいことが言えないままでは、お互いにとって無駄な時間になりかねません。
別れを伝えたいのなら、通話がスタートしたらすぐ本題に入るのがおすすめです。
雑談や近況報告は基本的に不要です。
別れるための電話なのだから、ストレートに内容を伝えた方があなたの気持ちが伝わりやすいでしょう。
別れたい理由を正直に言う
電話で別れを伝える際は、その理由も正直に伝えるようにしましょう。
恋人に気を使って理由を濁してしまうと、相手は「食い下がればなんとかなるかも」と別れ話が長引いてしまうかもしれません。
とくに表情やニュアンスの伝わりにくい電話での別れ話では、きちんと理由を伝えるのがベターです。
「愛情が冷めた」「他に好きな人ができた」など、相手への愛がないことをしっかり言葉にしましょう。
最後は感謝の気持ちを伝える
電話での別れ話を選んだということは、もうあまり会いたくない相手なのかもしれません。
しかし、後味の悪い別れ方は後々しこりを残す可能性があります。
別れを相手に納得してもらえたら、「今までありがとう」と感謝の気持ちを伝えるのがおすすめです。
そうすることで、別れることにはなったけれど付き合った時間は無駄じゃなかった、とお互い前向きな気持ちになれるでしょう。
電話で別れ話をするときの注意点
電話で別れ話をするときは、以下の点に注意しましょう。
落ち着いて話すことを心がける
電話で別れを伝えるときは、できるだけ冷静に落ち着いて話すことを心がけましょう。
感情的になってしまうと伝えたいことの半分も伝わらないかもしれません。
もし相手が激昂して通話を切られてしまったら、別れ話どころではなくなってしまいます。
電話での別れ話は、落ち着いて本心を伝えることが鉄則です。
復縁を匂わせる態度はとらない
別れを切り出す方は、どうしても悪者になったような気がしてしまうものです。
しかしきちんと別れたいのなら、曖昧なことを言ったり復縁を匂わせるような態度をとったりするのはNG。
優柔不断な態度は相手に期待を持たせてしまう原因となります。
別れると決意したのなら腹をくくって、毅然とした態度で話を進めるようにしましょう。
相手が「会いたい」と言ってきた場合は直接会う
別れ話を切り出したことで、相手が「やっぱり直接会って話がしたい」と主張してくるかもしれません。
その場合は「また会ってしっかり話そう」と一旦話を切り上げるようにしましょう。
自分が別れを要求している立場なのですから、相手の希望も受け入れる姿勢を見せることが大切です。
結果的に後日直接会わなくても、相手側が冷静になって別れを受け入れてくれるかもしれません。
強引な別れ方はしない
たとえ話し合いが上手く進まなかったとしても、強引な別れ方をするのはおすすめできません。
相手が納得していない状態だと、ストーカー化したり逆恨みされたりする危険性があります。
電話での話し合いで解決しないようなら、第三者を挟んでの話し合いも考えた方が良いでしょう。
別れ話は電話と直接会うのとどっちがいいかは状況次第!
別れ話をするのは気が重いものですが、別れを決意したなら避けることはできません。
もし直接会っても上手く話せそうにない・なかなか会える状況にないなどの理由があるのなら、電話での別れ話を選ぶのも1つの手です。
スムーズに電話で別れを切り出したいなら、事前に不穏な空気を漂わせる・相手に都合がつく時間を聞くなどのポイントを押さえることが大切です。
ただし、しっかり誠意を伝えたいと考えているのであれば、やはり直接会って話し合うのがベターでしょう。
電話と直接会うのとどちらがいいかは、状況やお互いの気持ちによって異なります。
キレイに関係を終わらせるためにも、2人にとってベストな別れ方を慎重に検討してみてくださいね。
- 遠距離恋愛でなかなか会えない・関係がすでに壊れている場合など、状況によっては電話での別れ話もアリ
- 別れ話を電話でするメリットには、本音で話せる・時間を無駄にしなくて済むなどがある
- 電話での別れ話には、誠意が伝わりにくい・交際相手を必要以上に傷つけるなどのデメリットがある
- 電話で別れ話をするなら、落ち着いてしっかり気持ちを伝えることが大切
- 別れ話を電話でするときは、強引に話を進めず最後は感謝の気持ちを伝えるのがポイント