どれくらいで自然消滅だと判断する?自然消滅する前兆や対処法を解説

別れ話をすることなくいつの間にか恋愛関係が終わってしまうことを自然消滅といいます。
はっきりとした別れ話もないまま関係が終わるので、「本当に別れたのだろうか」と未練や不安が残ってしまうことも少なくありません。
どれくらいの期間会わなかったり、連絡がなかったりしたら、自然消滅と判断できるのでしょうか。
この記事では、男女200人に聞いた自然消滅の判断基準を紹介します。
さらに、自然消滅が起こる前兆、対処法についても解説するので、切ない終わり方を迎えないために参考にしてくださいね。
Contents
自然消滅とは
恋愛における「自然消滅」とは、恋人同士が別れ話をすることなく、連絡を取らなくなったり、会わなくなったりすることで、いつの間にか関係が終わってしまう状態を指します。
明確な別れの言葉がないため、片方が関係が終わったと思っていても、もう片方は「まだ付き合っている」と思っている可能性もあるかもしれません。
はっきりしないまま関係が終わってしまうので、モヤモヤとした気持ちを抱いたままになってしまうことも多いです。
自然消滅を経験している人は6割以上!
恋愛関係の終わり方として、自然消滅は珍しいことなのでしょうか。
ハッピーライフでは、交際経験のある成人男女200人を対象に「自然消滅で恋愛関係が終わってしまった経験はありますか?」というアンケートを取りました。
結果がこちらです。
Q.自然消滅で恋愛関係が終わってしまった経験はありますか
- ある…123人(男性70人、女性53人)
- ない…77人(男性30人、女性47人)
※ハッピーライフ調べ(交際経験のある成人男女200人対象)
自然消滅を経験したことがある人が6割以上いることが分かりました。
自然消滅で恋愛が終わるのは、珍しくないようです。
どれくらいで自然消滅したと判断する?
どのくらいの期間連絡がなければ、自然消滅だと判断すべきなのでしょうか。
同じく交際経験のある成人男女200人を対象に「どれくらいの期間連絡を取らなかったら自然消滅だと判断しますか?」というアンケートを取りました。
結果がこちらです。
Q.どれくらいの期間連絡を取らなかったら自然消滅だと判断しますか?
- 1ヶ月未満…46人(男性15人、女性31人)
- 1ヶ月〜3ヶ月未満…80人(男性46人、女性34人)
- 3ヶ月〜半年未満…56人(男性30人、26人)
- 半年〜1年未満…14人(男性7人、女性7人)
- 1年以上…4人(男性2人、女性2人)
※ハッピーライフ調べ(交際経験のある成人男女200人対象)
「1ヶ月〜3ヶ月未満」と回答した人が80人で全体の約4割を占め、最多でした。
この結果から、明確な別れ話がないまま1ヶ月以上連絡がない場合は、自然消滅したと考える人が多いことがわかります。
自然消滅させたがる人の心理
はっきりと別れ話をせずに自然消滅を望む人も一定数いるようです。
ここでは、自然消滅させたがる人の心理について解説します。
きちんと別れを告げることのストレスが大きい
自然消滅させたがるのは、恋人にきちんと別れを告げるというストレスから逃れるためです。
別れ話をすることで傷つけたくない、相手と揉めたくないといった気持ちから、自然消滅を選んでしまうのです。
他に好きな人ができたけど言い出せない
パートナー以外に好きな人ができてしまい、罪悪感から別れを言い出せないケースもあります。
他の人を好きになったと正直に告げる勇気がないので、できるだけ波風を立てずに終わらせたいと考えているのです。
別れを受け入れてもらえる気がしない
「別れたい」と言っても、相手に受け入れてもらえる気がしないときに自然消滅を狙うケースもあります。
相手に「絶対に別れない」と言われてしまいそうだと思うと、別れを告げる決意も揺らいでしまうものです。
相手の依存心や束縛が激しく、別れを承諾してくれない場合に、穏便に別れるために自然消滅を選ぶこともあるでしょう。
気持ちが冷めたのでどうでもいい
相手への気持ちが冷めてしまったことで自然消滅を狙うケースも考えられます。
愛情が冷めたことでパートナーへの思いやりも薄れ、誠意のない「自然消滅」という形で関係を終了させようとするのです。
気持ちが冷めてしまう背景には、恋愛以外のことに興味や関心ができた可能性も考えられます。
要注意!自然消滅の前兆
自然消滅が起こる前には、いくつかのサインが現れていることが多いです。
ここでは、注意すべき自然消滅の前兆を解説します。
連絡が遅くなる
これまで頻繁に連絡を取り合っていたのに、メッセージの返信が遅くなったり、既読がつかなくなったりするのは自然消滅の前兆です。
恋人への関心が薄れて、コミュニケーションを取る優先順位が下がっている可能性があります。
そのまま連絡頻度がどんどん低くなっていくようであれば、要注意です。
一緒にいてもつまらなそうにしている
デート中に相手が楽しそうにしていなかったり、上の空だったりする場合も、自然消滅の前触れです。
会話が盛り上がらない、笑顔が少ない、スマホばかり見ているなど、一緒にいてもつまらなそうにしているのは恋人に興味を失っているサインです。
恋人への関心が薄れてしまうことは自然消滅への第一歩なので、気をつけましょう。
話したことや約束を忘れてしまう
以前話したことや2人で決めた約束を忘れてしまうのも自然消滅の前兆の一つです。
相手が本当に大切に思ってくれているのなら、ちょっとしたことでも覚えてくれているはずです。
約束を守ってくれなかったり、デートをドタキャンされたりすることが増えた場合は黄色信号だといえるでしょう。
会う頻度が低くなる
急に会う頻度が低くなったり、相手から会うことを避けたりするようになったら、自然消滅は近いかもしれません。
2人の時間を作ることに積極的でなくなり、何かと理由をつけて会わないようにするのは気持ちが冷めている証拠です。
とくに、「気が乗らないから」「面倒くさい」など、相手の気分を理由にデートを先延ばしにされたときは注意しましょう。
自然消滅を防ぐための対処法4選
自然消滅は避けたいものですし、できることなら良好な関係を続けたいですよね。
最後に、自然消滅を防ぐための対処法を解説するので、ぜひ参考にしてください。
お互いの気持ちを話し合う時間をきちんと作る
自然消滅を防ぐには、普段からお互いの気持ちを話し合う時間をきちんと作るようにしましょう。
どんな話も受け入れてくれると思える仲であれば、何も言わずに別れるという選択は取りにくいはず。
お互いの気持ちを素直に伝え合える関係を築ければ、自然消滅で終わることはまずありません。
忙しくても連絡するタイミングを2人で決める
自然消滅を防ぐためには、連絡するタイミングを決めるのが効果的です。
仕事の忙しい時期を境に連絡が減って、そのまま自然消滅というケースは多いです。
どんなに忙しくても、連絡するタイミングを決めておけば、連絡が途絶えることもなくなるはず。
忙しくなったときは、「忙しくなるからしばらく連絡できないかも」と事前に伝えておくことで、すれ違いを防ぐことができるでしょう。
依存や束縛をしないように気をつける
自然消滅を防ぐには、依存や束縛をしないように気をつけましょう。
依存や束縛は、相手に別れ話を切り出しにくくさせる原因の一つといえます。
恋人と良好な関係を築くには、依存や束縛で相手を逃さないようにするのではなく、相手を尊重することが必要です。
感謝や愛情を言葉にして伝える
自然消滅を防ぐには、日頃から感謝や愛情を言葉にして伝えるようにしましょう。
愛情表現が不足すると、相手は「愛されてないのかも」と不安になって、心が離れてしまう原因になることもあります。
「ありがとう」「好きだよ」など、気持ちを言葉にすることで、相手は大切にされていることを実感してくれるでしょう。
自然消滅しないように普段からコミュニケーションを取ろう
自然消滅は2人の間でコミュニケーションが不足して、関係が希薄になることで起こる場合がほとんどです。
連絡が遅くなったり、会わないようにしたり、約束を忘れたりと、自然消滅にはいくつかの前兆があります。
自然消滅を防ぐには、日頃から相手と向き合い、コミュニケーションを取りましょう。
相手を思いやる気持ちを忘れず、良好な関係を築いてくださいね。
- 自然消滅とは、別れ話をすることなくいつの間にか関係が終わってしまう状態のこと
- 6割以上の男女が自然消滅を経験したことがある
- 1ヶ月以上連絡がないと自然消滅だと判断する人が多い
- 自然消滅の前兆は「連絡が遅くなる」「一緒にいてもつまらなさそう」「話したことや約束を忘れる」など
- 自然消滅を防ぐには「きちんと話し合う時間を作る」「連絡するタイミングを決めておく」「感謝や愛情を言葉にする」などを心がけよう