好きだけど別れたいと感じた理由は?別れるべきかどうかの判断基準も
どれだけ好きな彼氏でも別れが頭をよぎることがあります。
人生の分岐点に立ったときや価値観の違いに気づいたときに思い悩んだ経験がある人も少なくないでしょう。
交際を続けるべきか迷ったら、どうしたらいいのでしょうか。
今回の記事では、好きだけど別れたいと感じた理由と別れるべきかどうかの判断基準について紹介します。
Contents
好きだけど別れる決断をした人はどのくらいいる?
CanCam.jpが実施したアンケートによれば、「好きだけど別れた」ことがある男女の割合は49.4%でした。
半数にも及ぶ人が好きだった相手と別れた経験があると答えており、2人に1人は苦渋の決断をしていることがわかります。
別れの原因は必ずしも愛情が原因ではないといえそうですね。
好きだけど別れたいと思ってしまう理由
なぜ好きなのに別れを選ばざるを得なくなってしまうのでしょうか。
ここでは、好きだけど別れたいと思ってしまう理由を見てみましょう。
将来が想像できない
今は一緒にいられる2人でも、将来の目的や夢によってはいずれ違う道を歩まざるを得ないこともあります。
「そろそろ結婚したいな」と意識し出した頃に相手が「結婚したくない」と言い出せば、2人でいる将来は想像できなくなってしまいます。
結婚に限らず、2人の将来の選択が異なれば、好きな気持ちとは裏腹に別れを考えることもあるでしょう。
地元で暮らしたい彼女と海外で勝負したい彼氏の場合もどちらかが夢を諦めない限り、2人でともに暮らす未来は想像できません。
将来を見据えた場合、目指す先が違えば好きな彼氏でも別れを考える理由になってしまうのです。
相手がいなくても大丈夫だと思った
相手がいなくても大丈夫だと思ったら、彼に執着する必要はありません。
仕事も友達関係も充実しているけれど、彼氏と一緒の時間がないと物足りないと感じるようなら、別れたいとは思わないでしょう。
やるべきことややりたいことがたくさんあるのに、彼氏に束縛されると別れが頭をよぎるのは当然のことかもしれませんね。
友人に戻りたい
恋人関係になると何となく彼氏彼女の役割を期待されるようになるものです。
本人同士が気にしていなくても、周りからとやかく言われることもあります。
特に友達だった期間が長かったカップルほど、窮屈に感じることはあるでしょう。
彼氏になった途端、男らしさを気にし出したり、女性らしい振る舞いを期待されたりすると友人に戻りたいと思ってしまっても不思議はありません。
お金に対する価値観が違う
金銭感覚が違い過ぎると関係はギクシャクしてしまうものです。
奢りたい人と奢られたい人のカップルならうまくいくかもしれませんが、浪費家と倹約家のカップルだとそうもいきません。
お金に対する価値観が違うと、相手がルーズに見えたりケチに見えたりしてストレスを感じてしまいます。
デートのたびにお金のことで衝突するのが嫌で別れを切り出す人も少なくありません。
虚言や浮気など相手の悪癖が治らない
どれだけ好みのタイプでも、虚言や浮気など相手の悪癖が治らない場合、それが別れの理由になるケースもあります。
信用できない相手と一緒にいても、常に心は休まらず疑心暗鬼に陥っては相手を疑い、自己嫌悪に苛まれてしまいます。
不安やストレスの全ての元凶が彼氏の悪癖なら、別れる以外の選択肢はないでしょう。
成長が見えない
もっと上を目指したいと思っても、恋人と一緒にいる居心地の良さに挑戦を諦めてしまうこともあります。
仲がいいのは悪いことではありませんが、現状に満足し過ぎると成長は望めなくなってしまうでしょう。
特に若い頃はいろいろな人と出会い、新たな挑戦をして経験を積んでいける時期だけに、ともに成長できる関係が理想的です。
どれだけ好きな相手でもお互いの成長が見えないようなら、相性のいい相手ではないのかもしれません。
家族から反対された
家族仲がいい人にとっては、彼氏が家族に受け入れられるかどうかは重要な問題です。
家族から反対されたことが別れを考える理由になる場合もあります。
親と価値観が合わない人であれば、自分の好きな相手が親に気に入られるとは限りません。
しかし、親子で似た価値観を持っていれば、親の冷静な判断が「恋は盲目」状態から目覚めさせるきっかけになることもあるものです。
特に結婚を意識した交際の場合、家同士の付き合いは避けて通れないので、家族の意向を無視するのは難しいでしょう。
仕事が忙しい
彼氏と会えない時期が続くと、2人の関係は危機的状況に陥りやすいです。
特に社会人カップルは、仕事が忙しいことが別れの原因になることもあります。
会社や部署が違えば、休みが合わなかったり繁忙期がずれていたりで、デートするのもままなりません。
好きだからこそ会えないのは辛いもので、時間をやりくりするのに疲労困憊してしまうと、関係を続けるのは難しくなってしまうでしょう。
別れるべきかどうかの判断基準
好きな相手との別れは苦渋の選択といえるでしょう。
別れてから後悔しないためには、何を基準に決断すればよいのでしょうか。
最後に、別れるべきかどうかの判断基準を紹介します。
幸せな未来が想像できるかどうか
まずは、2人の幸せな未来が想像できるかどうか考えてみましょう。
大好きな相手でもずっと一緒にいられるかどうかは未知数で、お互い目指すところが違えば、いずれ別れが訪れるかもしれませんよね。
たとえば結婚して家族になりたいと思っていても、相手が結婚を望んでいなければ、どちらかが妥協するか別れるかの二択になるでしょう。
また、キャリアを積んでいきたい人は、恋人の転勤について行く道を選ぶのは難しいものです。
好きという感情とは別に2人が進む道をチェックすれば、別れるか否かの判断材料になるはずです。
お互いに歩み寄り話合いができるかどうか
円満な関係を維持するには、お互いに歩み寄り話合いができるかどうかどうかは、とても大切なポイントです。
恋人は対等な関係でいるのがベストなので、喧嘩をしたり意見が合わなかったりしたときに、常に相手に譲らせて自分の意見を通そうとするようなら幸せな関係は築けません。
もし彼氏にマウントを取りたがるモラハラ気質が見えるなら、別れた方がいいでしょう。
惚れた弱みで彼氏に尽くしてしまう人もいるかもしれませんが、ますます下に見られるだけです。
自分で自分を幸せにするためにも、付き合う相手は選びましょう。
価値観が合っているかどうか
価値観が合っているかどうかは長く付き合っていく上でとても重要です。
生まれも育ちも違う同士が交際するのですから、価値観は違って当たり前です。
自分にとっては常識でも、相手にとっては非常識ということもありますが、どちらが正解ということはありません。
自分のやり方を相手に押し付けるような相手なら、別れた方がいいでしょう。
自分がどうしても譲れない場合も、別れて同じ価値観の相手を探した方が賢明です。
お互いにとってベストの選択をしましょう。
彼氏が自分のことを好きかどうか
付き合っているはずなのにお互いの愛情に差があると、片思いをしているような気持ちになってしまうこともあります。
自分は大好きでも彼からの愛情をあまり感じないようなら、事態の改善はこの先もあまり期待できないでしょう。
別れが頭をよぎる時点で自分の愛情もピーク時よりは落ち着いてきているはずです。
彼氏が自分のことを好きかどうか考えて、そこまで愛されていないと思うようなら潮時かもしれません。
結婚願望の有無
結婚を考えている女性の場合、相手の結婚願望の有無も別れるか否かの判断材料になるでしょう。
結婚する気がない男性と付き合い続けても、婚期が遅れるだけで、何一ついいことはありません。
相手と同じ未来を思い描けないなら、妥協するか別れるかの二択です。
結婚を諦めて一緒にいるか、それとも別れて結婚願望のある男性との新たな出会いを求めるか、どちらかを選ぶことになります。
好きだけど別れたいと感じたら一度判断基準と照らし合わせてみて
好きな相手と両想いでいられるのはとても素敵なことです。
しかし、それでも別れが頭をよぎる時、とても辛い選択をせざるを得なくなります。
好きだけど別れたいと感じたら一度判断基準と照らし合わせてみましょう。
別れを選んだ理由を明確にしておけば、のちのち後悔せずにすむはずです。
好きな人と一緒にいられるのは幸せなことですが、その幸せと引き換えに将来の夢や希望を諦めなければならないのなら、真剣に考える必要があります。
場合によっては辛くても別れを決断しなければならないこともあるでしょう。
しかし、それはより大きな幸せのための選択でもあります。
自分を幸せにするのは、自分自身の選択であることを忘れないでくださいね。
- 調査によれば、好きだった相手と別れた経験がある人の割合は約半数にも及び、2人に1人は苦渋の決断をしていることがわかる
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