恋愛しない男女が増加中！恋愛をしない心理やメリット・デメリットを紹介

婚活パーティーやマッチングアプリなどで出会いを探す男女がいる中で、今恋愛しない男女も増えていることを知っていますか？

恋愛観は人それぞれですが、恋人が欲しかったり、結婚したかったりする未婚者から見ると「どうして恋愛をしないの？」と思うこともあるかもしれません。

今回の記事では恋愛しない男女にスポットを当て、恋愛しない心理や恋愛をしないことによるメリットやデメリットについて紹介していきます。

現在の男女が恋愛離れしている理由

恋愛から離れていってしまうには、少なからず理由があります。

現代の男女が恋愛離れをしている、主な理由について紹介していきます。

どんな恋愛事情を抱えているのか見ていきましょう。

ひとりでも寂しくない時代になった

「ひとりで生活をしていると寂しさを感じるから恋人が欲しい」といった考え方の人も多いですよね。

しかし、現在ではインターネットの普及により、家でひとりでいたとしてもSNSやゲームなどで、誰かと簡単にコミュニケーションがとりやすく、人と繋がっている感覚を得やすい時代となりました。

コンビニや漫画喫茶など24時間営業のお店も充実しているため、ひとりで生活していても寂しいと感じる機会が少なくなり、恋愛しない人が増えてしまったことが考えられます。

ひとりでも生きていけるから

昭和までの世代では、女性は外で仕事をせずに家庭に入り、男性に養ってもらう、というスタイルが当たり前でした。

しかし、現在では女性の社会進出が進み、女性であっても結婚せずに食べていける生活を手に入れることができるようになったのです。

生活のための金銭問題が解決したことにより、恋人をつくったり結婚したりしなくても、生活していけるようになったことが、恋愛しない人が増えてしまった要因のひとつとして考えられます。

恋愛にはお金がかかるから

気になる異性と食事に行くときや、恋人とデートをするときなど、何かと恋愛にはお金がかかります。

遠距離恋愛なら交通費も結構な出費となりますし、記念日にはプレゼントするための商品を買うとなると、ひとりでいるときよりも必然的にお金が必要です。

恋愛に割けるお金がないという人や自分にお金を使いたいという思いが強い人は、恋愛することをやめてしまうことがあるでしょう。

特に男性は女性と恋愛関係になると出費がかさむはずです。

恋愛しない女性の心理

恋愛しない理由には、女性・男性それぞれにある心理が隠れています

まずは恋愛をしない女性、通称「断食女子」の特徴について紹介していきます。

理想が高い

恋愛しない女性の中には、男性に対する理想が高く、理想に見合った男性がいないから恋愛をしない、という心理が隠れていることがあります。

自分の理想とした条件に見合う男性以外と付き合っても、その時間がもったいないという判断から、自分の認めた人以外とは恋愛をしない人もいるようです。

傷つきたくない

過去に大恋愛をしたあと、その相手と別れてしまったなど、恋愛で辛い思いをした経験のある人は、「もう傷つきたくない」という思いから恋愛から遠ざかってしまう場合もあります。

恋人が欲しくないわけではないけれど、またあんな思いをするくらいなら恋愛なんてしない、というタイプです。

また、過去に何かあったわけではなくても、傷つけられることがとにかく怖くて、恋愛に踏み込めない女性もいます。

過去のトラウマ

「昔、電車で痴漢行為に遭ったことがある」「親戚のおじさんからセクハラをされた」など、男性に対してトラウマがある女性は、恋愛に対して消極的になってしまう場合があります。

「男性が怖い」という気持ちから、うまく恋愛に歩み寄れなくなってしまうのです。

カップルと最悪な別れをしてしまった人も、トラウマを抱えてしまうことがあります。

興味がない

恋愛そのものに興味が湧かないという女性もいます。

男性にモテてアプローチされたとしても、「付き合いたいとは思わない」「男友達の関係でいた方が楽」など、恋愛をしなくても問題ないと思っています。

そもそも恋愛感情を抱いたことがないので、自分が恋愛をしたいと思っているかどうかすら分からない、という人もいるようです。

中にはアセクシュアル（無性愛）の人もいるかもしれません。

ひとりの方が楽

恋愛をするとどうしても、恋人の意見や生活パターンに合わせていかなければいけないときがあります。

相手に合わせることが煩わしいと感じて、ひとりの方がいいという理由で恋愛をしない人もいるのです。

恋愛しない男性の心理

次は、恋人が欲しくないという男性によく見られる心理についてです。

草食系男子よりも恋愛を遠ざけている「絶食系男子」と呼ばれる恋愛しない男性心理について、解説していきます。

2次元の方がいい

2次元に彼女がいるから、3次元では恋愛をしなくても問題ないというオタク系男子の心理が隠れていることがあります。

確かに2次元の彼女なら、好きなときに会えますし、ワガママを言うこともありません。

3次元の恋愛よりも、思い通りの恋愛がしやすいことがメリットです。

恋愛ゲームやアニメなど、男性がその世界に十分満足することで、恋愛しない人が増えている要因のひとつになっているのでしょう。

恋愛経験のない若者男性は、恋愛対象が3次元になってしまうことがあります。

仕事が忙しい

恋愛をしたいけれども、仕事が忙しくて時間がとれないという社会人男性もいます。

とくに新卒の若者たちは、恋愛よりも仕事を覚えることに必死だったり、仕事が終わった後も、会社の付き合いで飲みに連れていかれたりと、なかなか自分のために割ける時間がありません。

そのため、自動的に恋愛できない環境に置かれていることがあります。

たとえ恋人ができても、彼女のことを構う余裕がなくないという男性もいるでしょう。

趣味を優先してしまう

熱中できる趣味がある場合、恋愛よりもそちらを優先してしまうという男性もいます。

恋愛にはお金がかかるため、それよりもイベントやフェスなど自分の趣味にお金を使いたいと思うのです。

また、彼女と過ごす時間よりも、趣味のために時間を割いた方が有意義だと感じる男性もいます。

振り回されたくない

彼女ができると、彼女に気を使ったりワガママに振り回されてしまったりするため、恋人をつくりたくないという人もいます。

仕事で疲れていても毎日LINEをしたり、休日は一緒に過ごしたりなど、女性に振り回されたと感じたことがある人は、恋人をつくりたくないと思う場合もあるようです。

コスパが悪い

恋愛をすると、男性はどうしても、デートや食事でお金を出す機会が多くなります。

そのため、時間もお金もひとりでいるときよりも多くかかり、コスパが悪いと感じてしまう場合もあります。

恋愛以外に投資するものがある人は、コスパの良い方を優先して恋愛しない男性もいるのです。

恋愛しない生き方のメリット

恋愛をしないと聞くと、あまりメリットがあるように感じない人も多いかもしれませんが、実はそんな生き方にもメリットはあるものです。

ここでは、恋愛をしない人たちのメリットについて、代表的なものを3つ紹介していきます。

お金がかからない

前述したように恋愛をするためには、どうしてもお金がかかります。

「毎回自宅デートならお金はかからない？」と思うかもしれませんが、それでも電車代や飲食代はかかるため、毎回0円でデートするというのは難しいです。

そのため、「今は全力で貯金したい」「家を買いたい」などの目標を持っている人は、恋愛をしない方がお金がかからず、自分の目標が達成できる可能性が高まります。

生活のベースが崩れない

自分の生活のペースを乱さずに過ごしたいという人は、恋愛をしない方がいい場合もあります。

恋人ができると、定期的に会う時間を設けなければなりませんし、結婚を急かされるなど、自分の計画や生活習慣が崩れてしまう原因にもなるのです。

とくに実現したい夢がある場合、自分のペースでスケジュールを進めていきたい人が多いため、恋愛をしないことがメリットに働くケースもあります。

精神的負担が少ない

恋愛は他人の生活や気持ちに介入し、深く関わっていく行為です。

そのため、精神的負担も多く、自分の感情を上手くコントロールできない人の場合、ブレーキが利かず、恋愛のトラブルに巻き込まれてしまう場合があります。

恋愛そのものをしなければ、そういったリスクがない分、精神的負担を軽減できることもあるでしょう。

しかし、何かに失敗して落ち込んだとき、恋人がいたおかげで辛い気持ちが和らぐこともあるので、恋愛しないことが100%精神的負担が少ないということには繋がりません。

恋愛しない生き方のデメリット

最後に、恋愛をしないことによるデメリットを紹介していきます。

メリット・デメリットを比較して、自分にとってはどちらが重要か、一度考えてみるのもいいかもしれません。

人間的な成長を感じにくい

恋人ができると、友人とは違った付き合いが必要になってくるため、それまでとは異なる場面で頭を使うことが多くなります。

そのため、恋愛をすると成長し、考え方が大人になっていく傾向があります。

感覚は人それぞれなので、一概に恋愛をしない人は人間的な成長を感じにくいとも言い切れませんが、恋人がその人を成長させる存在である可能性は高いです。

深い人間関係の人をつくらず、恋愛に希薄な人は、そういった成長のチャンスを逃している可能性があるのです。

感動が薄い人生になる

人は生活の中で刺激的な出来事がないと、だんだん気持ちが動かなくなっていくものです。

日常に感動が少ない生活を続けていくと、結果として何事にも無感動な薄っぺらい寂しい人生になってしまうこともあるかもしれません。

恋愛をすることで毎日が刺激的になり、活力が湧いてくることもあるので、「最近、感動が薄いな」と感じている人は、恋人をつくってみるといいかもしれません。

恋愛をしない分、思い出が少なくなる

恋愛をして、結婚をするとさまざまなことを経験します。

デートやプロポーズ、旅行、子供など、恋愛をしていると思い出が積み重なり増えていくものです。

恋愛をしないと、自分の人生を振り返ったときに思い出が少ないことに気づき、寂しさを感じる可能性があります。

自分にぴったりの相手は絶対にいる！

恋愛はメリットもありますが、デメリットもあります。

ひとりで生きるのが容易い現代において、恋愛に必要性を感じなくなってしまうのは仕方ないかもしれません。

しかし、どんな人でも絶対に運命の相手はいます。

恋愛に興味がない人も、ふとした出会いで人生が一変する可能性だって否定できません。

今まで恋愛経験がなくても、諦めずに出会いを探すのが大切です。

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恋愛についての価値観は人それぞれ

世の中には恋愛をしなくても平気という人もいれば、恋愛しなくては生きていけない、という人もいます。

人それぞれ恋愛の価値観は違い、また、人生においてどれくらいの比重を恋愛に置くのかも違うものです。

結婚して子供が欲しければ、恋愛は必須事項でしょうし、ひとりの人生を満喫したいと思うなら、恋愛は必ずしも必要なものではありません。

自分の生きていきたい人生のビジョンを見据え、恋愛をするべきかしないべきかきちんと判断していくことが大事です。

関連の調査報告や『恋愛しない若者たち コンビニ化する性とコスパ化する結婚（著者：牛窪恵）』といった関連書籍を読むのもおすすめ。

レビューを参考にすれば、自分が欲しい情報を手に入れることができるはずですよ。