【街頭インタビュー】【DV相談】男女間のトラブルでお困りの方必見!【モラハラ対策】【ナジャ・グランディーバ】
【コイラボ〜秘密の恋愛研究所〜】は若者の恋愛を応援するチャンネルです!
今回は、街角恋バナ調査「マチコイ」ということで、恋愛に関するさまざまなテーマについてインタビューを行う企画をお届けします。
Contents
テーマは「一歩踏み込んだ恋愛の話(DV編)」
DV(ドメスティック・バイオレンス)の被害に遭う人は後を絶ちません。
知らないだけ、気が付かないだけで、DVの被害を受けた経験がある人や現在進行形でDVを受けている人が身近にいる可能性は大いにあります。
そこで今回は「一歩踏み込んだ恋愛の話(DV編)」をテーマに、街角でインタビューを行いました。
DV被害の実体験とは、どのようなものなのでしょうか?
早速チェックしていきましょう。
アンナさん(23歳/恋人あり)
「浮気と暴力で別れた」と話してくれたアンナさん。
カレが旅行中にアンナさんは浮気をしてしまったそうで、カレはその事実を知った上で「それでも付き合ってほしい」と言ってきたそうです。
しかし、その後1か月ほど付き合っていると、カレから暴力を振るわれるように…。
いきなり人が変わったかのようになってしまったそうで、そこで別れを決断したのだとか。
この実体験に対してお友達からは、「重いなぁ」というツッコミが。
どんな理由があっても、暴力を振るうことは許されることではありませんよね。
ルリコさん(25歳/恋人なし)
次にインタビューに答えてくれたルリコさんは、なんと3日前にモラハラ彼氏と別れたそう…。
カレはルリコさんに対して、「あんたはこっちの方が似合うからそう着なさい」と服装について強く意見したり、LINEの返信にも「絵文字を使いなさい」と注意したりと、めちゃくちゃ指示を出してくるタイプだったそうです。
そんなカレに対して、次第に苛立ちを募らせていたルリコさんが別れを切り出したところ、カレは「別れたくない」と言い、「別れよう」「別れたくない」の押し問答に…。
別れてもらえないと悟ったルリコさんは、カレに嫌われようとたくさん浮気をしたのだとか。
しかし、その行動は残念ながら裏目に出てしまい、「俺の自尊心をへし折ったからお前が直せ」と言われてしまったそうです。
「お話が通じない」と思ったルリコさんが、あらゆる公的機関に相談した結果、カレは公的機関お墨付きの「ヤバい人だ」という結論に。
カレには家や職場も知られており、話も通じないので、ルリコさんは警察に相談をしに行ったそうです。
警察には「とりあえず別れなさい」と言われ、勝手に引っ越そうとしていたところ、引越し前にカレにバレてしまったそう…。
身分証を預かるとまで言われてしまったルリコさんは警察を呼び、警察の前で「別れます」と言って最終的に別れたそうです。
女性相談センター・警察・弁護士団体などに無料相談をしたと教えてくれたルリコさん。
「元彼がおかしいのかな?」と気づいたのは、高校のとき「デートDV(恋人同士の間で起きる暴力のこと)」の授業を受けたことをふと思い出したのがきっかけだったそうです。
最後には、「そういう教育は大事だなと思った」と語ってくれました。
聞いているだけで、壮絶さがうかがえますよね。
少しでも違和感を感じたら我慢せず、勇気を出して周りへ相談することが大切だということがよくわかるエピソードでした。
ナジャさんの意見
「衝撃的やったね…」と語りはじめたナジャさん。
「実際に経験した女の子の話は生々しいから、いっそう伝わってくるものがある」とのこと。
また、「ランダムにインタビューをしてDVの話をする人がいるということは、結構な人が経験してるってことやと思う」との意見も。
実際に、配偶者暴力相談支援センターにおける、令和元年(2019年)の相談件数は以下のとおりです。
“男性:2,902件
女性:116,374件
総数:119,276件”
引用元:配偶者暴力相談支援センターにおける相談件数等(令和元年度分)
また、年別の相談件数は以下のとおりです。
“2002年:35,943件
2007年:62,078件
2014年:102,963件”
引用元:配偶者暴力相談支援センターの相談件数 – 配偶者からの暴力に関するデータ
データを見てみると、年々増加傾向にあることがわかりますね。
ただし、「相談件数が増えている=今まで表に出て来れなかったDV被害者が声を出せるようになってきてるという証拠でもある」と話してくれたナジャさん。
増加傾向にあることが悪いのかというと、そうでもないのでは…とのこと。
ナジャさんが聞いた話によると、DVをする男性は暴力を振るったあとに抱きしめたりするそう…。
だからこそ女の子は分からなくなってしまう…「私のためを思っての暴力だったのかな」という風に思ってしまっている女の子も多いと思うと私見を教えてくれました。
しかし、「一度でも暴力を振るう男はろくでもない男」だということをインプットしておくべきとの見解も。
※DVは身体的な暴力だけでなく、精神的・性的な暴力も含まれます。
最後には、「少しでも居心地が悪いなと思ったらちょっと疑ってかかった方がいいし、然るべき場所に出向くことが大事だと思う」と語ってくれました。
DVに関するQ&A
ここでは、DVに関するQ&Aを見ていきましょう。
東京ウィメンズプラザの相談支援センターに寄せられた質問をもとに、以下でご紹介します。
優しいときもあるし、いつも暴力をふるうわけではない。これはデートDV?
“Q.彼(彼女)は優しいときもあるし、いつも暴力を振るうわけではありません。これも交際相手暴力(デートDV)ですか?”
ナジャさんの意見としては、「1回でも暴力があった時点でDVになるような気がする」とのこと。
実際には、どうなのでしょうか?
アンサーは以下のとおりです。
“A.交際相手暴力(デートDV)はケガをするような激しい暴力がいつもおきているのではないかと思う人もいますが、多くの場合は、そうではありません。
交際相手暴力(デートDV)にはサイクルがあると考えられていて、「緊張が高まる時期」「大きな暴力が起きる時期」「優しい時期」と3つの時期を繰り返すと言われています。
このサイクルは繰り返すことにより、暴力が起きる頻度が高くなり、暴力の程度もひどくなるともいわれています。
しかし、中には「優しい時期」が無く、緊張と暴力が交互に起きることもあります。
この「優しい時期」の存在が、被害者が交際相手暴力(デートDV)から脱することを困難にするひとつの要因だと言われています。”
引用元:どんな相談がきていますか?(交際相手暴力相談Q&A)
このアンサーを踏まえて、「優しい時期を上手いこと使ったりするんやろうな」とナジャさん。
ただ怖いのは、最終的に優しい時期がなくなってしまったときに、ずっと緊張と暴力が繰り返されることだと語ってくれました。
ナジャさんが言われるように、ちょっとでもおかしいと思う人は相談することが大切です!
また、WEB上に掲載してある質問に自分が気になっていたことが該当するかもしれません。
Q&Aを見てみるだけでも、解決への糸口が見えてくる可能性は高いといえます。
相談機関に相談すると交際相手や周りの人に知られないか心配です。
“Q.相談機関に相談すると交際相手や周りの人に知られないか心配です。”
この質問に対して、「それはそれで逆上されるってことやもんな…」とナジャさん。
相談をするにしても、もしも知られてしまったら…と不安や恐怖に襲われますよね。
気になるアンサーは以下のとおりです。
“A.被害を受けた相談内容が交際相手や周りの人に知らされることはありません。
相談の秘密は守られます。
また、相談すると交際相手が拘束・逮捕されるのではないか、と心配される方もいますが、相談したことを理由に交際相手が即、拘束されたり、逮捕されることはありません。”
引用元:どんな相談がきていますか?(交際相手暴力相談Q&A)
ナジャさんは、「まだ相手のことを想ってるの!?」と驚きを隠せない様子。
「暴力をふるう相手のことをまだ心配している…そこも心配」とのこと。
「少しでも思い当たる節がある人は、手を上げてみても良いかもしれない。早いに越したことはない!」そして、「今は平気だという人も、おかしい行動やその際の相談先があることは頭の隅に入れておくべき!」と語ってくれました。
確かに、知っておいて損はないですよね。
誰しもDV被害に遭う可能性は決してゼロではないため、必要な知識として頭に入れておきましょう。
相談をしたいという人は、お住まいの都道府県ごとに無料のDV相談窓口(東京都女性相談センター、警視庁総合相談センターなど)があるので、以下のワードを参考にネット検索してみてください。
【例】
- DV 相談 東京
- DV 相談 大阪
- DV 相談 福岡
今回は、「一歩踏み込んだ恋愛の話(DV編)」をテーマに、街角インタビューをお届けしました。
DVは身体的な暴力だけではありません。
精神的に負荷をかけてくるモラハラや、性的なこともDVに含まれます。
些細なことであったとしても悩んでいるのであれば、勇気を出して相談をしてみてくださいね。
周囲へ話してみることで心も軽くなり、解決への糸口が見えてくるはずです!
さて動画の終盤では、今回インタビューに答えてくれた人たちの中から、一番恋を応援したい人を選ぶことに…。
果たして、ナジャ・グランディーバさんは誰を選んだのでしょうか?
気になる人はぜひ、動画でチェックしてみてくださいね。