嫌いじゃないけど好きじゃない心理＆好きでもない相手に告白されたら？

人の気持ちは「好き」と「嫌い」だけではありません。

「嫌いじゃないけど好きじゃない」という微妙な気持ちになることもありますよね。

今まで友達として見ていた人に、自分が恋愛対象として見られていることが分かれば、「嫌いじゃないけど好きじゃない」と戸惑うかもしれません。

この記事では、「嫌いじゃないけど好きじゃない…」そんな超微妙な心理について解説します。

「嫌いじゃないけど好きじゃない」と言って振られた…その心理とは？

まずは、「嫌いじゃないけど好きじゃない」と言って振る人の心理を紹介します。

マンネリ感がある

マンネリ感があると、「嫌いじゃないけど好きじゃない」と言われることがあります。友達でいる期間が長いことで、飽きている可能性が高いです。

長い間友達として接していると、友達という関係に居心地の良さを覚え、それ以上の関係になろうと思わなくなることがあります。

他の友達よりも親しく本音を話せる相手だったとしても、今まで友達だったため今更感が出てしまうのでしょう。

恋人として見ることができない

「嫌いじゃないけど好きじゃない」と言われて振られたときは、恋人として見ることができないと思われている可能性もあります。

どんなに仲が良くて心を開ける相手だとしても、彼氏・彼女になってほしいと思う気持ちはまた別物です。

恋愛をはじめるには、「異性」としての魅力やドキドキ感が必要不可欠です。

男性と女性の間に「性としての意識」が存在しなければ恋愛はスタートしません。

片方が恋愛対象として見ていても、もう片方が同じ気持ちでなければ、今の関係性を壊さないために、「嫌いじゃないけど好きじゃない」とやんわり断るケースがあります。

本当は嫌い・苦手だけど言えない

本当は相手を嫌っている、もしくは苦手だけど言えないという人もいます。

上司と部下・先輩と後輩といったように、自分とパワーバランスが同じではない人に告白されると、どんなに相手のことが嫌いでもストレートに振ることはないでしょう。

ハッキリ断って相手の感情を逆なですると、なにか自分に不利益が生じる可能性がありますし、今後の付き合いにも支障が出てしまうかもしれません。

断るのが難しい相手には、「嫌いじゃないけど好きじゃない」と言うことで、遠回しに「嫌いです」と伝えている可能性大です。

眼中にない

「嫌いじゃないけど好きじゃない」と言う人の心理には、「相手のことが一切眼中にない」という人も少なくありません。

嫌いでも好きでもない…つまり、完全に無関心で興味がないということです。

友達とも思われていない可能性が高く、相手にとって空気のような存在なのでしょう。

稀に告白をきっかけに意識してもらえることもありますが、確率としては非常に低いです。

逆に嫌いじゃないけど好きでもない相手に告白されたらどうする？

誰から告白されても気持ちが嬉しいと感じる人もいますし、好きな人以外からの告白は迷惑という人もいます。

では、嫌いじゃないけど好きでもない相手に告白されたらどうするのが正解でしょうか。

いくつか方法を紹介します。

期間を決めて保留にする

嫌いじゃないけど好きでもない相手に告白されたら、期間を決めて保留にするのがおすすめです。

今まで友達として接してきた相手に急に告白されると驚きますよね。しかし、友達として仲良くできていた相手なら、もしかしたら恋人としてもアリな可能性があります。

今自分に恋人がいなければ、相手と自分の価値観を重ね合わせてみて、似たところがいくつもあるようならば、OKの返事をしてもいいかもしれません。

しかし、一目ぼれをしがちなタイプの人は、相手との共通点が多かったとしても、なかなか恋愛スイッチが入らないので難しいです。

相手の気持ちを宙ぶらりんにさせないためにも、しっかりと期間を決めて考えましょう。

尊敬できる面があれば付き合ってみるのもアリ

嫌いでも好きでもない相手に尊敬できる面があれば、付き合ってみるのもアリです。

どんなに小さなことでも尊敬できる部分があれば、一緒に時間を過ごしていくうちに、「嫌いじゃない」が「好き」に変化していく可能性があります。

ただしこれは一般的な話しではなく、あなたの価値観で尊敬できることが大切です。

世間でいわれる「恋人としての条件」をいくら満たしていても、あなたが尊敬できなければ幸せな関係を築くことは難しいです。

「弱い者に優しい」「子どもと遊んでいるときの笑顔が素敵」など、些細なことでもいいので、尊敬できる面があるかどうかをしっかり考えましょう。

恋人同士になったところを想像する

嫌いじゃないけど好きじゃない相手に告白されたら、恋人同士になったところを想像するのがおすすめです。

今は恋愛特有のドキドキ感やワクワク感がなかったとしても、一緒にいて楽で嫌悪感がなければ、これから好きになる可能性を秘めています。

とくに結婚相手を探している人ならば、ドキドキ感よりも一緒にいて楽なほうが大切です。

結婚生活は一生のことなので、どんなに自分のタイプの人と一緒になることができても、緊張したりプレッシャーを感じたりするような生活では、ストレスが溜まっていく一方です。

現段階で特別な感情が芽生えていなくても、これからより多くの情報を共有するようになれば、「大切な人」になっていく可能性がありますよ！

彼氏・彼女や夫婦関係で「嫌いじゃないけど好きじゃない」と思う理由

彼氏・彼女の関係になっても夫婦関係でも、「嫌いじゃないけど好きじゃない」と思うことがあります。

人間の気持ちは一定ではなく変化するので、カップルになってから「あれ？」と思うことがあっても不思議ではありません。

次は彼氏や彼女、夫婦関係で「嫌いじゃないけど好きじゃない」と思う理由を解説します。

倦怠期の訪れ

カップルが、「嫌いじゃないけど好きじゃない」と思う理由は、倦怠期が訪れている可能性があります。

付き合ってから数年たっていれば、恋人が隣にいることが当たり前になってきます。付き合い立てのときのような新鮮な気持ちは、次第に失われていくものです。

また、夫婦であれば毎日同じ家で生活しているので、1年もすればいい意味でも悪い意味でも相手に慣れてくるでしょう。

倦怠期になると今まで相手のために、「こうしてあげたい」と思っていたことも、「どうしてこんなこともしてくれないのだろう？」と不満が出てくるものです。

些細なことでイライラが募り、嫌いじゃないけど好きじゃないという気持ちになるのです。

たいして好きじゃなかったことに気づいた

付き合ってから、相手のことがたいして好きじゃなかったことに気づくというパターンもあります。

「恋人もいないし付き合ってみようかな」というノリで付き合いはじめると、心から相手を好きな状態ではないので、一緒にいてもあまり幸せを感じられません。

嫌いじゃないけど好きじゃない相手とは、「別れるに至る原因もないけれど、付き合い続けていく理由もない」という非常に中途半端な状況になりがちです。

求める理想と現実のギャップを感じた

「嫌いじゃないけど好きじゃない」というカップルは、求める理想と現実のギャップを感じたことが原因の場合もあります。

付き合ってみるまで相手の本性って分かりませんよね。

理想が高すぎる人ほど相手の欠点に気付いたときに幻滅しやすく、「なんか違うかも…」と思いはじめるのです。

価値観の違いが発覚した

価値観の違いが譲れない部分だった場合、たとえカップルでも「嫌いじゃないけど好きじゃない」という状態になりがちです。

とくに金銭感覚や交友関係については、価値観が違いすぎると、嫌いになるほどではなくても気持ちが冷めてしまうことがあります。

付き合ってから価値観の違いがどんどん発覚すると、「最初はあんなに好きだったのに…」と、好きじゃなくなる可能性が高いでしょう。

他に好きな人ができた

他に好きな人ができた場合も、パートナーに対して「嫌いじゃないけど好きじゃない」と思うことがあります。

他に好きな人ができたからといって、自分の恋人が嫌いになるわけではありません。

しかし、恋人よりもう1人の相手のほうが新鮮に思えるので、「嫌いじゃないけど好きじゃない」という状態になってしまう傾向があります。

嫌いじゃないけど好きじゃない人との復縁や結婚は賛否両論

恋愛模様は千差万別で、カップルの数だけその人たちなりの愛の形があります。

また、結婚して長く一緒にいれば、次第に好きとか嫌いという感情がなくなり、嫌いじゃないけど生活のために一緒にいると思うこともあるでしょう。

もちろん、心から好きになれない人とは幸福感が半減するから、一緒にならないほうがいいという意見もあります。

復縁や結婚について悩みがある人は、占いに頼ってみるのもひとつの方法です。

占い師は恋愛の専門家でなくても、今どうしたらいいかという対処法や、ヒントをくれる可能性があります。

基本的に質問者の心に寄り添った回答をしてくれますし、今はオンラインでできる占いもあるので、忙しい人にもおすすめです。

今は嫌いじゃないけど好きじゃない状態でも人の気持ちは変わるもの

人の気持ちほど不確定なものはありません。今は嫌いでも好きでもない状態でも、未来はどうなるか分からないのです。

全然恋愛対象じゃないと思っていた相手を好きになるかもしれませんし、今付き合っている人を嫌いになることだってあり得ます。

もし嫌いじゃないけど好きじゃない相手に告白されたら、シャットアウトするのではなく、連絡を取り続けてみましょう。

そのうち、あなたにとっての相手の存在の意味が見えてくるかもしれませんよ。