好きじゃない人と付き合うのはしんどい?メリット・デメリットや付き合うときの注意点
恋愛対象として見ていなかった相手からアプローチされたらどうしますか?
好きじゃない相手と「とりあえず」付き合うのはアリなのでしょうか。
今回の記事では、好きじゃない相手とお付き合いするメリット・デメリットをそれぞれ解説していきます。
恋していない相手からのアプローチに迷っている人はぜひ参考にしてください。
Contents
好きじゃない人と付き合ったことはある?
成人男女200人を対象としてアンケート調査したところ、なんと約半数の人たちが「好きじゃない相手と付き合った経験がある」と回答しました。
しかし、お付き合いは両想いであることが前提です。
それでも好きじゃない人と付き合う理由には、以下のことが挙げられます。
<好きじゃない人と付き合う理由>
- 告白されたから
- 好きになるかもしれないと思った
- なんとなくの勢いで付き合った
- 一人で過ごすのが寂しかった
- とにかく恋人が欲しかった
- 断れなかったから…
- 人生に欠かせない存在と思ったから
告白してくれたから、好きになれるかもしれないから、と前向きな理由で付き合う人もいれば、寂しかった、とにかく恋人が欲しかったなど「誰でもいいから」という理由で付き合うパターンもあるようです。
「好きでもない人と付き合うなんて!」と思う人も少なからずいると思いますが、理由はともあれ付き合ってみることで気持ちが変化する可能性も否めません。
「好きじゃない人」と付き合うかどうか迷ったら、そうすることで得られる可能性やデメリットについてよく知っておくことが大切です。
好きじゃない人と付き合うメリット
まずは、好きじゃない人とお付き合いすることで得られるメリットを見ておきましょう。
カップルのイベントが楽しめる
好きじゃない人とはいえ、恋人がいればカップルのイベントが楽しめるというメリットがあります。
クリスマスや夏祭りなど、恋人がいればなぁと思ってしまうイベントは意外と多いです。
そうしたイベントをカップルで楽しみたいという願望があるのなら、好きじゃない相手でも付き合うメリットは大きいといえます。
緊張がなく自分らしく付き合える
好きすぎる相手だと、緊張して上手く付き合えないというパターンは多いです。
しかし、それほど好きじゃない相手であればそうした緊張とは無縁でいられます。
変にいろいろ考えず冷静に振る舞えるので、自分らしく付き合えるのはメリットの1つです。
嫉妬深い人や好きすぎると疲れるというタイプの人にとっても、付き合いやすい相手といえるでしょう。
休日に寂しい思いをしなくていい
休日に一人だと、急に寂しさに襲われることはないでしょうか。
恋人がいないと辛さを感じる、常に誰かと一緒にいたいというタイプの人にとって、好きじゃなくても近くにいてくれる人は有難い存在です。
最初は寂しさの埋め合わせかもしれませんが、お付き合いを続けることで本当に好きになる可能性もありうるでしょう。
好きになる過程を楽しめる
好きじゃない人とのお付き合いは、好きになる過程を楽しめるというメリットがあります。
付き合っていくうちに相手の魅力を知ったり、意外な面を見てときめいたりすることもあるでしょう。
好きじゃないとはいえそこそこ好感度の高い相手なら、時間が経つうちに恋愛感情が育っていく可能性は高いです。
好きじゃない人と付き合うデメリット
好きじゃない相手と付き合うことには、当然デメリットも存在します。
勢いで付き合って後悔しないためにも、デメリットの可能性も知っておくことが大事です。
相手への罪悪感でしんどくなる
好きでもない相手と付き合うことは、少なからず失礼な行為です。
そのうち好きになれるはずと楽観的に考えられるならともかく、相手との気持ちの差が気になる場合は心理的にしんどくなってしまいます。
「それほど好きではない」ことに罪悪感を覚えてしまう性格なら、最初から付き合わないほうがよいでしょう。
他に好きな人ができたとき困る
いくらそれほど好きじゃない相手でも、付き合いはじめたら恋人同士です。
そのため、お付き合い後に万が一好きな人ができたとしても、すぐに乗り換えるのは難しいでしょう。
相手にも不誠実な上、自分自身も深く後悔することになりかねません。
他の出会いを求める可能性があるのなら、好きじゃない相手との交際は避けるのがベターです。
スキンシップが嫌になる
キスやハグ、あるいはそれ以上の行為は、ある程度好きな相手じゃなければハードルが高いです。
とはいえ、恋人同士なのにスキンシップを避けるのは不自然であり、そうしたすれ違いから関係性にヒビが入ってしまうかもしれません。
スキンシップできる程度には好感を持っている相手じゃなければ、お付き合いを続けるのは難しいでしょう。
時間を無駄にすることも…
好きじゃない人と付き合うことで、時間を無駄にしてしまう可能性もあります。
付き合っていくうちに好きになれるパターンもありますが、誰もがそう上手くいくとは限りません。
そうなると好きじゃない相手と無意味に過ごすことになり、時間やお金を浪費してしまったと後悔してしまうでしょう。
好きじゃない人と付き合うときの注意点
最後に、好きじゃない相手と付き合う場合の注意点を紹介していきます。
お互いが無駄に傷つかないように、好きじゃない相手であっても誠実な態度を心がけてくださいね。
付き合う前に本当の気持ちを伝える
好きじゃない相手からのアプローチを受け入れるなら、事前に本当の気持ちを伝えることをおすすめします。
「まだそこまで好きじゃないけど、前向きに考えてみたい」と伝えれば、相手もある程度あなたの気持ちを受け入れた状態で交際をはじめることができます。
もしそうした気持ちに納得できない人なら、その場で断ってくれるでしょう。
お互いの意思確認のためにも、付き合う前に正直な気持ちを話しておくのがおすすめです。
好きになれないときは早めに別れる
お付き合いしても、やっぱり異性として見られないという可能性もあります。
どうしても好きになれない、友達としか思えないときは、早めに別れるのが誠実です。
好きになれない相手とズルズル関係を続けても、相手や自分の時間を浪費するだけです。
変に相手に気を遣わず、好きになれないなら早めに解放してあげたほうがよいでしょう。
ときめきだけが恋愛じゃないことを理解する
好きじゃない相手と付き合うのなら、「恋は情熱的なもの」という思い込みや恋愛観を捨てることも大切です。
燃え上がるようなときめきだけが恋愛というわけではありません。
一緒にいて心地よいとか、安心感があるといった気持ちが恋愛感情につながることもあります。
ときめくわけではないけど、側にいてしっくりくる相手なら「好き」の可能性を捨てないでくださいね。
好きになる努力は怠らない
付き合うと決めたなら、相手を好きになる努力を怠ってはいけません。
彼氏・彼女の良い部分を積極的に見つける、趣味やスポーツなど一緒にエンジョイできそうなデートを探すなど、いかに2人でいることを楽しめるかがポイントです。
相手のことをポジティブに受け入れられるようになれば、好きになれるまであと一歩!
無理する必要はありませんが、好きになる努力だけは続けるようにしましょう。
恋は多種多様なので好きじゃない人と付き合うのもアリ!
恋愛対象として見ていなかった相手でも、アプローチされたら「付き合ってみようかな」と心が揺らぐこともあるでしょう。
好きじゃない相手と付き合うのは、決して後ろ向きな選択ではありません。
今後好きになれる可能性は十分ありますし、お互い常に同じ温度でいることだけが恋愛ではないからです。
ただし、好きじゃない相手と付き合うなら、メリットやデメリットを考慮することも大事です。
お互い後悔しないよう、誠実な態度で交際するかどうかを考えてみてくださいね。
- 好きじゃない相手と付き合った経験のある男女は約47%!
- カップルのイベントが楽しめる、好きになる過程を味わえるなど、好きじゃない相手と付き合うメリットはそれなりにある
- 好きじゃない相手と付き合うと、罪悪感でしんどくなる、スキンシップが辛いといったデメリットの可能性も
- 好きじゃない相手と付き合うなら、好きになる努力を怠らず相手と誠実に向き合うことが大事!