恋愛が気持ち悪いと思うのは病気?嫌悪感を抱く理由と対処法を紹介
「恋愛が気持ち悪いと感じるのは病気?」「好意を持たれると引いてしまう」と、悩んでいる女性も多いのではないでしょうか。
片思いのときは好きな人と会えるだけで楽しいのに、両思いになった途端、急に冷めてしまう場合も少なくありません。
そこで、恋愛が気持ち悪いと感じる原因や、対処法について紹介します。
Contents
恋愛が気持ち悪いと思うのはなぜ?
恋愛が気持ち悪いと感じる人には、いくつかの共通点があります。
生活の充実や心を満たすためには、愛情のつながりが必要だと感じる人も少なくありません。
その一方で、不安や嫌悪感など、恋愛に対しネガティブなイメージを持つ人も一定数いるのです。
そこで、恋愛が気持ち悪いと感じる原因を紹介します。
スキンシップに抵抗がある
スキンシップに抵抗があることは、恋愛が気持ち悪いと思う原因の一つです。
「男性に触れられるとゾッとしてしまい、受け入れられない!」
このような女性は、恋人ができると「交際=スキンシップが当たり前」という認識に疑問を抱くのです。
もし意中の男性であってもスキンシップを迫られると、相手を恋愛対象とみなし、交際前に抱いていた好意が徐々になくなっていきます。
そのため、女性側の急な気持ちの変化に戸惑う男性も少なくないです。
恋愛経験が少ない人がスキンシップに抵抗を感じ、嫌悪感を抱きやすい傾向があります。
スキンシップに慣れていないため、違和感や不快な気持ちが心を独占し、気持ち悪いと思ってしまうのです。
恋愛にトラウマがある
元カレとの交際でトラウマがある人は、恋愛が気持ち悪いと感じる傾向があります。
暴力や激しい束縛など、過去につらい経験がある人ほど、恋愛がトラウマになりやすいのです。
トラウマがあると、男性に対してネガティブな印象を抱いていたり、男性への恐怖心が消えていなかったりと、恋愛に一歩踏み出せなくなってしまいます。
また、一度嫌な思いをしてしまうと、彼氏ができても「暴力を振るわれるのではないか」「束縛されたらどうしよう」など、考えてしまうのです。
元カレとの交際でトラウマを抱えている人は、異性と必要以上に深い関係になることに対して、良いイメージを持っていません。
元カレとのつらい思い出が蘇り、恋愛が気持ち悪いと感じるのです。
恋愛中の自分を受け入れられない
恋愛中の自分を受け入れられない人は、恋愛が気持ち悪いと感じる傾向があります。
このケースは、自己肯定感の低い人や自身を卑下する人に多く、自分に自信がないことが原因です。
恋愛にのめり込んでいる自分を想像するだけで恥ずかしい気持ちになったり「他人が見たら見苦しいだろうな」と感じたりするのです。
そのため、好きな人ができても積極的になれずに実らない恋が多く、恋愛自体を受け入れられないことも。
恋愛中の自分を好きになれないため、自分から縁を遠ざけている可能性もあるのです。
恋愛が気持ち悪いと思うのは病気?
前項で恋愛が気持ち悪いと思う原因を紹介しましたが、このような状態が続くと「病気なのでは?」と不安になってしまいますよね。
「将来的に結婚や出産が望めないかもしれない」という悩みにつながり、深刻化しやすい問題の一つだといえます。
しかし、決して病気ではありません。
これらの現象には名前があるので、紹介していきます。
蛙化現象
蛙化現象とは、第三者に好意を抱いている状況で、相手も自分に対して好意があることが発覚したとき、急に相手に対して嫌悪感を抱く現象を指します。
また、SNS上では「好きな人のささいな部分を見て気持ちが冷める」といった意味合いで用いられ、本来の意味とは異なる内容で認知されているのです。
ここで、SNSでよく取り上げられている蛙化現象の事例を紹介します。
- 初デートで相手の服装がダサかった
- イケメンなのに異常なほどのオタクだった
- 優柔不断な人だった
このように、日常生活の何気ないところから蛙化現象は起こります。
恋愛に対して高望みをしている人も蛙化現象を引き起こしやすいため、少しでもイメージと違うと、気持ちが冷めてしまうことがあるのです。
リスロマンティック
リスロマンティックとは、自分が誰かを好きになっても、その人からの愛情は一切求めないセクシュアリティのことを指します。
リスロマンティックに当てはまる人は、片思いのときが楽しいと感じ、両思いが発覚すると「気持ち悪い」と嫌悪感を抱くのです。
異性との肉体関係を求めていないため、プラトニックな関係を好んでいる人も多く、恋愛を連想させる行為を受けつけません。
とはいえ、リスロマンティックの人でも、結婚して家庭を持っている人も。
「生活のため」や「安心感を得たい」など理由はさまざまですが、どのような人間関係を望むかは人によって異なります。
恋愛が気持ち悪いと感じるときの対処法は?
恋愛が気持ち悪いと感じる人の中には「このままでいいのかな」と、悩んでいる人もいるのではないでしょうか。
恋人と楽しい時間を過ごしたいのか、それとも異性と恋愛関係になること自体を望まないのか、自分の気持ちを明確にしたうえで、対策を考えることが大切です。
そこで、恋愛がしたい場合とそうでない場合にわけて、対処法を紹介します。
恋愛したい場合
恋愛をしたいと思っている場合、ネガティブな気持ちから離れ、少しずつ克服していく必要があります。
自分の感情を変えるのは難しいと思わず、少しだけ思考を変えることで、恋を楽しむチャンスが大幅に増え、恋愛モードにもなりやすいのです。
そこで、恋愛をしたい場合の対処法を紹介します。
相手の長所を見るようにする
相手の長所を見るようにすることで、恋愛が気持ち悪いと感じにくくなる傾向があります。
短所しか見えていない男性から恋愛相手として思われてしまうと、どうしても嫌悪感を抱いてしまいます。
そのため、相手の長所を見るようにすることで「気持ち悪い」という感情が薄れていきます。
たとえば「気が利く」「思いやりがある」「前向き」など、相手の長所に注目するようにしましょう。
そうすることで、徐々に恋愛へのネガティブな感情がなくなっていくのです。
ポジティブになる
恋愛が気持ち悪いと感じる場合、ポジティブになることで、克服できるケースがあります。
ネガティブな気持ちになるときの多くは、ものごとを悪い方向に考えてしまうからです。
そのため、どんな状況であっても悪い方向に考えず、良い意味で捉えるようにしましょう。
では、ポジティブな考え方の具体例を紹介します。
- 私服がダサい→個性的なファッション
- イケメンなのに異常なオタク→熱中できることがあるのは素晴らしい
- 優柔不断な人→慎重に考えているからこそ決められない
このように、物事をポジティブに変換することで、相手の印象が変わります。
考え方を少しだけ変えることで「気持ち悪い」という感情が徐々になくなり、恋愛に対しても前向きになっていけますよ。
コミュニケーション能力を高める
コミュニケーション能力を高めることで、恋愛に対する「気持ち悪い」という感情が抑えられる効果が期待できます。
意思疎通がスムーズにいくだけではなく、適切な言葉選びや表現力の向上につながるからです。
好きな男性と楽しく会話ができれば、気持ちが恋愛モードになり「もっと話したい」「一緒にいたい」という感情が出てくる可能性があります。
最初から恋愛を意識しすぎず、その場を楽しむことから始めていけば、男性へのネガティブな印象が薄れていくのです。
できるだけ多くの人と接点を持つことで、コミュニケーション能力を高められます。
そのため、職場やコミュニティでは積極的に人と関わるように心がけましょう。
第三者に相談する
恋愛が気持ち悪いと感じる場合、第三者に恋愛相談をすることで、ネガティブな気持ちから解放されるケースがあります。
友達に恋愛の悩みを打ち明けることで、気持ちがラクになり、前向きになれる可能性があるからです。
過去のつらい経験を聞いてもらうだけで、精神面での回復が期待できます。
気持ちを切り替えるきっかけにもなるので、おすすめです。
また、友達に恋人がいるなら、幸せなエピソードを聞くのも方法の一つ。
「自分も恋したいな」というように、恋人がいる楽しさを再確認でき、新しい出会いを求めたくなるのです。
このように、恋愛相談は自分の価値観が変わる可能性があるので、恋愛経験が豊富な友達に話を聞いてもらいましょう。
「人として」の部分を見る
恋愛が気持ち悪いと感じる場合、男性の「人として」の部分を見るようにしましょう。
一人の男性として見ると恋愛を意識してしまい、その人の本来の良さに気づけない場合があります。
そのため、相手の「人として」の部分を見ることで、ネガティブな感情を薄れさせる効果が期待できるのです。
たとえば、相手の男性に対して「常識がある人」「誠実な人」というように、相手の良さが分かると、嫌いになれません。
人としてリスペクトできる部分があれば、男性に対しての評価が高くなり、恋愛感情が出てくる可能性があります。
徐々に気持ちが変われば、アプローチがあっても自然に受け入れられるようになるので「人として」の部分にも注目しましょう。
恋愛したくない場合
恋愛を気持ち悪いと思う人は、現状に変化を求めている人ばかりではありません。
新しい出会いや恋人を作る気持ちになれない人も多く「今が楽しいから満足」と感じる人も一定数います。
しかし、出会いや恋人を求めない一方で、周りとの考え方の違いに悩む人もいるのではないでしょうか。
そこで、恋愛したくない場合の対処法を紹介します。
恋愛が気持ち悪いと感じる原因を分析する
恋愛が気持ち悪いと感じる原因を分析することで、自己理解を深められます。
原因を明確にすることで、悩みの解決につながる可能性があるのです。
恋愛自体に関心がなければ、無理に考え方を変える必要はありませんが、いずれ結婚をしたいのであれば、少しずつ克服していきましょう。
なかには、恋愛が気持ち悪いと感じる原因がすでにわかっている人もいるかもしれません。
まだ、はっきりとした原因がわからない人は、明確にすることで次に移すべき行動が見えてきます。
そこまでわかれば、あとは行動するだけです。
将来的に結婚を望むのであれば、焦らずにゆっくりなペースでいいので、少しずつ行動していきましょう。
恋愛から距離を置く
恋愛から距離を置くことで、ネガティブな感情が改善できる可能性があります。
苦手意識のあることから離れることで、気持ちがラクになり、不安やネガティブな感情から解放されるのです。
特に、酷い破局を経験した人は、一度恋愛がうまくいかなかったことに対して、マイナスな気持ちが強く残っている人も少なくありません。
しかし、無理に新しい出会いや再婚などに目を向けなくても、心を休めることを優先にすることで、ストレスの少ない時間を過ごせるのです。
人生は、恋愛がすべてではありません。
自分が前向きになれたときがタイミングだと考え、それまでは無理に動く必要はないのです。
自分と向き合う
恋愛を気持ち悪いと感じてしまう人は、自分と向き合うことが大切だといえます。
無理やり考えを変えるのは難しいため、まずは自分と向き合い、最終的にどうなりたいのかを明確にすることが重要です。
好きな人がいる場合は「恋人になりたいのかどうか」をはっきりさせましょう。
彼氏がいる人は「このまま交際を続けていくべきなのか」を考え、自分の気持ちを整理することが大切です。
恋愛をしたいのかどうかがわからない人は、恋愛模様が描かれた本や漫画を読むことで「こんな風になりたい」という希望や理想像が見えてくる可能性も。
いずれにしても、焦る必要はありません。
自分と向き合い、今後進むべき道をゆっくりと決めていけばいいのです。
恋愛が気持ち悪いと感じたら自分と向き合うことが大切
今回は、恋愛が気持ち悪いと感じる原因や、対処法について紹介しました。
この感情は、決して病気ではありません。
恋愛に対して、考え方は人それぞれ。
「これが正しい」と決めつけず、自分のことを否定したり責めたりせずに、向き合うことが大切です。
しかし、なかには周りとの考え方の違いに戸惑う人や、将来に対しての不安を抱えている人も一定数います。
そういった場合は、少しずつ克服に向けて動いていきましょう。
焦って無理に考えを変えようとせず、自分を大切にしながら一歩ずつ前に進んでいくことで新しい道が切り開かれるのです。
- なぜ、恋愛が気持ち悪いと感じるのかを理解するところから始めよう
- 恋愛が気持ち悪いと感じるのは、病気ではない
- 恋愛をしたい場合、思考を変え、積極的に行動することが大切である
- 恋愛をしたくない場合、無理に考え方や状況を変えようとせず、自分を向き合うことで思考を変えられる
- 恋愛が気持ち悪いと感じても、行動次第では克服できる