彼氏依存とは?恋人にすがってしまう原因や依存しない方法を解説
最近「彼氏のことばかり考えてるなあ」と思ったことはありませんか?
もちろん、恋人なのですから彼氏のことを考えるのは当然のことです。
しかし、行き過ぎた感情はいずれ「依存」につながります。
今回は、彼氏への依存について解説。
彼氏依存する女性の特徴や原因に加え、治し方も記載しているので、ぜひ参考にしてくださいね。
Contents
彼氏依存はどこから?好きとの違いは?
結論から言えば好きと依存の違いは「彼氏中毒」になっているかどうかです。
たとえば、彼氏以外にも頼れる人がいて、一人の時間を作りたいと思うなら純粋な「好き」でしょう。
一方彼がいないと生きていけない人は、彼氏中心の生活を送っており、彼氏中毒になっているのです。
恋愛はお互いに寄り添い、価値観を共有し育んでいくもの。
しかし、彼氏に執着するあまり自身を見失っていては、タバコやギャンブルと同じ依存症です。
依存は好きと似て非なるものだと知っておきましょう。
彼氏に依存する女性の特徴
彼氏なのですから大好きと思うのは当然のことです。
しかし、多くの人が彼氏に依存しているわけではありません。
実は、彼氏に依存する女性にはいくつか特徴があります。
「依存しているかも…」と不安な人は、特徴に当てはまるかチェックしてみてください。
彼氏中心の生活を送っている
日常生活が彼氏中心になっている人は、依存しがちです。
友達や家族より彼氏との約束を優先するなどがいい例でしょう。
いつでも彼氏との予定を入れられるよう、前もってスケジュールを空けていませんか?
また、彼氏に時間を使えるよう、趣味をやめた人もいるかもしれません。
交際しはじめならまだしも、この状態が数ヶ月以上続く人は重度の依存症です。
彼氏以外に頼れる人がいない
彼氏以外に頼れる人がいない場合も依存傾向が強いです。
相談したいことがあっても友達や家族とは、なかなか本音で話せなかったり、関係がよくなかったりする場合もあるでしょう。
そうすると、どうしても彼氏に相談するしかないので、彼氏依存に拍車をかけるのです。
彼氏から連絡がないと不安になる
彼氏からの連絡があるかないかに一喜一憂する人は依存しているかもしれません。
依存していないなら、彼氏から連絡がなくても「忙しいんだね」と深く考えずに待てるはずです。
しかし、依存していると自分の感情が最優先。
浮気を疑ったり、別れを切り出されると勘違いしたりなど不安が大きくなります。
また、勘違いではないにしても既読がつかないことばかりが気になり「連絡がなくて不安…」と思う人は依存していますよ。
彼氏の行動をすべて把握しておきたい
彼氏が「今はどこなのか・誰とどんな会話をしているか・誰と食事をしているか」など、すべての行動を把握したい人は彼氏依存症です。
彼のSNSを何度もチェックしていませんか?
彼を理解しようとしているといえば聞こえはいいですが、これらは紛れもなく依存ですよ。
ずっと彼氏のことを考えている
四六時中、彼氏のことを考えている人は間違いなく依存しています。
同棲していない限り、彼氏といる時間のほうが少ないです。
そうでないにしても家事や仕事、趣味などやらなければならないことはあるはず。
にもかかわらず彼氏のことばかり考え、なかなか手がつかないのは依存といってもいいでしょう。
自分で何も決められない
自分で何も決められず、彼氏に意見をもらって行動する人は依存症かもしれません。
たとえば、何か悩み事があれば誰に相談するか自分で決めますよね。
また、何かを買うにしても必要かそうではないかは自分自身で判断できるはず。
一方で、何かあるたびに相談し意見をもらうのは、彼に頼りきっているとしかいえません。
自分で考えることすらせず、彼に依存しているのです。
ネガティブ思考
根本的にネガティブ思考な人は、彼氏に依存しやすいです。
数日会えないだけで不安になったり、連絡がこなかったりするだけで「嫌われたかも…」と思っていませんか?
何でもネガティブに捉えるのは彼氏に依存している証拠です。
依存だけでなく自分に自信がないことの表れでもありますが、必要以上にネガティブになる必要はありません。
寂しがり屋
寂しがり屋な人も彼氏への依存傾向が強いです。
寂しくなった時、彼氏以外にも友達や家族に相談するのが一般的ですよね。
そうでなくても、寂しさを解消する方法はいくらでもあります。
しかし、寂しさや孤独を感じやすい人は彼氏にかまってコールしがち。
次第に感情が大きくなり「彼氏とずっといたい」と思い始めます。
孤独を埋めたいあまり、依存しているのでしょう。
彼氏に依存してしまう原因
交際していると誰しも「彼氏が好き」「一緒にいて楽しい」と思うことでしょう。
純粋な気持ちで、彼氏がいない時間も難なく過ごせるはずです。
一方「好き」の気持ちが歪めば相手を運命の人と思い込み「依存」へと変化します。
つづいては、彼氏に依存してしまう原因をみていきましょう。
彼氏を信頼できていない
依存する原因として彼氏に対する不安が考えられます。
たとえば、彼氏から連絡がないだけで浮気の心配をしていませんか?
彼氏が出かけるだけで、ソワソワする人もいるかもしれませんね。
こう思うのは、あなたが彼氏を信頼できていないからです。
「嫌われたらどうしよう」「飽きられたら…」と思い込み、束縛しているに過ぎません。
恋愛以外に夢中になれるものがない
「恋愛が唯一の居場所」という人も、彼氏への依存傾向が強いです。
「恋愛がすべて」ということは、夢中になれるものが彼氏しかいないということ。
ほかへの興味が一切なく、彼氏がいなくなったら終わりというスタンスなのです。
熱中できることがないため、寂しさと孤独から彼氏に依存するのでしょう。
自分に自信がない
自分に自信がない人は、彼氏に依存しがちです。
理由は、彼氏が自己肯定感の低い自分を受け入れてくれる唯一の存在だから。
周囲が自分を評価してくれなくても、彼氏だけが自分を認めてくれればいいという考えです。
「自分なんて…」と思う一方、自己価値を実感できる相手なので、彼氏に依存するのでしょう。
幼少期の愛情不足
幼少期の愛情不足も、彼氏依存の原因と考えられます。
昔両親から愛情をあまり注いでもらえなかったり、片親で寂しい思いをしたりなど愛されたことが少ない人は、彼氏で埋めようとするのでしょう。
さらに、二度と寂しい思いをしないよう、彼氏をつなぎとめようとします。
それで自分でも気づかないうちに、彼氏に依存しているのです。
彼氏への依存をやめたい…治し方はある?
原因を知っても、依存体質はそう簡単に克服できるものではありません。
しかし、放っておくと自分はもちろん、彼氏もつらい思いをします。
楽しい恋愛ができなくなり、関係性が冷え切ってしまう危険性も。
彼氏依存をやめたい人は、ここで解説する治し方を参考にしてくださいね。
恋愛以外の楽しみを見つける
恋愛以外の楽しみを見つけてはいかがでしょうか?
彼氏に対して不安になったり、ネガティブ思考になったりするのは一人で時間を持て余しているから。
することがないと、どうしても彼氏のことを考えてしまいます。
なので、彼氏のことを考えなくて済むよう、趣味を見つけてください。
ジムに通って運動するのもよし、読書で知識を増やすのもよし。
趣味に没頭して忙しくなれば、充実した一人の時間を過ごせますよ。
新しいことに挑戦してみる
趣味を見つけるのと同様、新しいことに挑戦してみるのもおすすめです。
たとえば、思い切って海外留学してみるのはいかがでしょうか?
まったく違う環境で、さまざまな価値観や文化に触れることで成長できます。
海外に行かずとも、自分ができないことに挑戦してみることが大事。
彼氏依存な自分を変えるチャンスです。
一人の時間を作る
あえて一人の時間を作ることも、彼氏依存から抜け出す方法です。
とはいえ、ただ何もせずにぼーっとするのはNG。
料理をしたり、映画を観たりなどなんでも構いません。
あるいは、自分磨きに時間を使うのもおすすめです。
いずれにしても、一人の時間を有効活用できるかがポイント。
彼氏のことを考える時間を少なくしましょう。
上下関係を作らない
彼氏との間に上下関係を作らないのも、依存から脱却する方法です。
相手に依存するのは、自分より彼氏のほうが上だと思っているから。
何でも彼氏が正しいと思い込み、自分の意見を伝えられないままだからです。
しかし、恋愛においては彼氏・彼女ともに対等な関係。
上も下もありません。
なので、遠慮せず自分の気持ちを伝えられるようになりましょう。
自分の将来の姿を考えてみる
依存から抜け出したいなら、自分の将来の姿を考えてみてください。
彼氏に依存したまま、執着や束縛で生きていきたいですか?
自分らしく元気ハツラツに過ごしたいものですよね。
あなたの人生は自分だけのものですし、一度きりしかありません。
なので、彼氏のことは一旦頭の片隅に追いやり、自分が理想とする将来像をイメージしましょう。
彼氏に依存する暇もなくなりますよ。
自分の意思で決められるようにする
彼氏に頼らず、自分の意思で決められるようになりましょう。
依存するのは、いつも彼氏が正しいと頼り切ってアドバイスを求めるから。
彼氏がいないと生活できない状態になっているのです。
しかし、それではいつか完全にダメになります。
なので、ヘルプを出したくなったら、彼氏がいない前提で行動してください。
「今、誰も頼れる人がいない」と思えば、自ら意思決定するしかありません。
これを習慣化することで、依存から抜け出せるでしょう。
家族や友人との人間関係を大切にする
彼氏が優先な人は、思い切って一緒にいる時間を減らしましょう。
もちろん、好きな人と過ごす時間は大切ですが、普段なかなか会えない友達もいますよね。
彼氏のことばかりで、家族とも疎遠になっているかもしれません。
そんな時こそ、友達や家族といる時間を増やしましょう。
ランチやカラオケ、ぱっーと買い物するのもありです。
新鮮な気持ちで会話できるので、心が軽くなるでしょう。
彼氏への依存度も低くなるはずですよ。
彼氏依存は克服できる!原因と対処法を知って幸せな関係を築こう
恋人関係なのですから、彼氏を好きなのは当然のことです。
嫌われたくないと思うのも間違ったことではありません。
しかし「好き」の感情が歪み「彼がいないと無理」となったら、それはもう「依存」です。
付き合いはじめならまだしも、数ヶ月続くなら解決策を見つける必要がありますよ。
簡単なことではありませんが、意識すれば彼氏依存を克服できます。
原因と対処法を知って、彼と一緒に幸せな関係を築いていってくださいね。
- 「依存」と「好き」は似て非なるもの
- 彼氏に依存する原因は人それぞれ
- 意識と努力で彼氏依存はやめられる
- 彼氏中心の生活から脱却することが大切
- 彼氏以外に頼れる人を見つける