遠距離恋愛はどこから?男女の定義や中距離恋愛の頻度の悩み、長続きのコツ
遠距離恋愛はカップルにとって大きな壁です。
会いたくても会えない状況で関係を続ける難しさは、遠距離恋愛を経験していない人にもある程度想像できるでしょう。
しかし遠距離恋愛といっても片道数時間の場所から海外までと幅広く、正直どこからが遠距離恋愛と判断していいのかわからないですよね。
そこでこの記事では、【遠距離恋愛はどこから?】に焦点を当てて、一般的な意見と男女の間で異なる遠距離恋愛の定義について解説します。
また、遠距離恋愛の悩みや長続きさせるコツなども紹介するので、ぜひ参考にしてください。
Contents
どこからが遠距離恋愛だと思う?
そもそもどこからが遠距離恋愛と呼ばれるのでしょうか。
オンライン総合旅行サービス「DeNAトラベル」が10代〜60代の男女1,488名にアンケート調査した結果があります。
Q.どれくらい離れていると遠距離恋愛だと思いますか?
1時間以上 | 4.2% |
2時間以上 | 18.2% |
3時間以上 | 28.2% |
4時間以上 | 9.5% |
5時間以上 | 6.3% |
6時間以上 | 6.1% |
半日以上 | 10.5% |
海外 | 14.8% |
その他 | 2.2% |
引用元:https://www.skygate.co.jp/
遠距離恋愛と感じる時間で最も回答が多かったのが「3時間以上」でした。
1時間2時間であれば、同じ市内の可能性がありますし、同じ学校でもそのくらい距離があることもありますよね。
しかし3時間以上となれば、会いに行こうと思えば行ける範囲ですが、往復の時間を考えると日帰りでは難しい距離になります。
「会いたい」と思ったときにすぐには会えない距離が一般的な遠距離恋愛の基準と考えられるでしょう。
遠距離恋愛の割合は?
楽天グループの結婚相手紹介サービスの株式会社オーネットは25歳~34歳の恋人がいる男女を対象に「独身男女の遠距離恋愛に関する実態・意識調査」を実施しました。
その結果、今現在遠距離恋愛中であると答えた人は、24.9%でした。
つまり、恋人がいる人のうち4人に1人は遠距離恋愛をしているということになります。
中距離恋愛はどこから?
明確な定義は決まっていませんが、会いに行くのに2時間前後かかるのであれば、中距離恋愛といえるでしょう。
日帰りでも会いに行けますが、デートの時間が限られているので、もどかしい思いをすることも多いです。
遠距離恋愛はどこから?男女で違う定義
どこからを遠距離恋愛と捉えるかは男女によっても違いがあります。
ここでは男女で違う遠距離恋愛の定義について解説するので、異性の考え方を理解して恋活に役立てましょう。
男性:毎日会えない距離
男性は毎日会えなければ遠距離恋愛と感じます。
これには男性特有の理由があり、男性の「会いたい」の中には「エッチしたい」という気持ちも含まれているからです。
とくに付き合いたての彼氏であれば「毎日会いたい」と思ってしまうでしょう。
エッチしたいときにできない距離をストレスに感じてしまう男性も多いです。
男性:交通手段が乏しい
距離が近かったとしても気軽に会えなければ遠距離恋愛になります。
というのも、辺鄙なところに住まいがあるとして、会うとなれば男性側が足を運ぶことが多いでしょう。
交通手段が乏しければ、帰りが遅くなったり何かと心配事があるので、それは男性の優しさといえます。
しかし、このような点から遠距離恋愛と捉える要素になるのです。
山奥で一日数本のバスしかなかったり、連絡船しかない離島だったりすれば気軽に会えません。
会いに行けたとしても車で片道3時間以上かかる距離なら日帰りで会いにいくのはためらってしまう場合もあるでしょう。
男性:交通費がかかる
交通のアクセスが良かったとしても交通費がネックになるのが遠距離恋愛です。
新幹線や飛行機で一時間で会いに行けても片道で一万円以上かかる場合は、それだけで大きな負担になります。
デートをするたびに交通費がかかるのであれば、気軽に会うのは難しくなってしまうでしょう。
女性:お泊まり必須の場所
女性はお泊まり必須の場所は遠距離恋愛と感じます。
お泊まりするなら着替えやメイク道具を事前に準備しなければいけませんよね。
日帰りならデートの延長に感じますが、お泊まりはそれなりの支度が必要になるので遠距離と感じる場合が多いでしょう。
女性:知らない場所
近い距離であっても知らない場所であれば遠距離感があります。
知らない場所へ行くには交通手段を調べなければいけませんし、慣れない土地では不安に感じることもあるでしょう。
知らないことが精神的なストレスになって「気軽に会いに行けない」と思うようになります。
女性:環境が違う場所
環境の違う場所へ移り住むことで「遠く離れてしまった」と感じる女性も多いです。
直線距離は近くても、ビルに囲まれた都会から自然豊かな田舎へ移動すると見える景色が違って遠く感じますよね。
女性にとっては、実際の距離よりも環境の違いから感じる心理的な距離が重要なポイントといえるでしょう。
遠距離恋愛より中距離恋愛のほうが辛い?
気軽に会えない遠距離恋愛よりも、会おうと思えば会える中距離恋愛のほうが悩みは少なそうですよね。
しかし、実際には中距離恋愛のほうがお互い辛くなってしまうケースが多いです。
ここでは中距離恋愛でカップルが抱える悩みを紹介します。
無理すれば会えるのがしんどくなる
中距離恋愛は会おうと思えば、頑張って時間を作って会える距離のこと。
無理をすれば会える距離というのが駆け引きになったり、相手に気を遣ったりして、しんどくなってしまうケースが多いです。
「会いたいから会いに来て」と相手のわがままに振り回されることも、遠距離恋愛とは違う悩みになるでしょう。
どちらかが相手に合わすことになる
二人の中間地点で会うのがお互いに負担が少なく理想といえます。
しかし、実際には時間に余裕のあるほうや会いたい気持ちが強いほうなど、どちらかが相手に合わせることになる場合が多いです。
会いに行くための交通費は微々たるものでも毎回だと負担になります。
来てもらっている側も申し訳なさから気を遣ってしまう可能性もあるでしょう。
会う頻度は確保できても時間が短い
中距離恋愛は会う頻度は確保できても、移動に時間がかかるので会える時間はどうしても短くなります。
楽しんでいても途中で帰らなければならなかったり、時間を気にしてデートしたりと我慢することがたくさん出てくるでしょう。
わがままを言って相手を困らせないように気持ちを我慢するのもストレスが溜まる原因になります。
結婚についてや将来のことなど本音で話せないせいで気持ちがすれ違ってしまったり、関係が進まなかったりと別れに繋がってしまう可能性も否めません。
実は、その価値観は男女で少し違うんです!
このマンガ動画では男女の価値観の違いや、長続きさせるコツも紹介しています。
遠距離恋愛中、これから遠距離になる、そんな人はぜひ参考にしてみてください
恋人と距離が離れていることで起こる問題とは?
どこから遠距離恋愛と捉えるのか、男女・カップルによってさまざまですが「遠距離恋愛をしている」とどちらかが思っている以上は間違いなく遠距離恋愛になります。
そんな遠距離恋愛カップルには、どのような壁があり交際が難しくなるのでしょうか。
ここでは恋人と距離が離れていることで起こる問題を紹介します。
月に何回会うか決められない
遠距離恋愛カップルは会う頻度を決めるのがとても困難です。
住まいの近い恋人であれば月に会う回数を決めなくても、仕事帰りや30分だけ会うなんてこともできますが、遠距離の場合そうはいきません。
休みが合っても毎週会うのは交通費の問題や相手に気を遣うこともあります。
月に一度は会うように決めても社会人なら仕事の都合で難しい場合もあるでしょう。
海外の場合、半年〜一年会えないのもザラ
国内での遠距離恋愛なら頻繁には無理でも会おうと思えば、無理をしてでも会えますよね。
しかし相手が海外の場合は、頑張ってもすぐに会うことは難しいでしょう。
場合によっては、半年〜一年会えないこともザラにあります。
会えないことが当たり前になると「なんで付き合っているんだろう?」と関係を続けられなくなるケースも珍しくありません。
浮気される(してしまう)可能性が高い
遠距離恋愛は浮気される、もしくは自分が浮気してしまう可能性が高くなります。
寂しさを埋めたいがために浮気相手を作ってしまうケースや、頻繁に会う人・距離の近い人に親しみを感じて好意を抱いてしまうこともあります。
お互いに離れているぶん浮気はバレにくいですが、遠距離恋愛に「信頼」は絶対条件のため、一度の浮気でも別れに繋がることは珍しくありません。
慣れるまでは寂しい・辛い
初めて遠距離恋愛をする人にとっては、慣れるまでは寂しさと辛さでいっぱいになってしまうでしょう。
近距離恋愛しかしたことがない人にとって恋人と会えるのは当然のことですよね。
大好きな恋人と会えない状況は精神的に辛いものがあります。
遠距離恋愛経験者でなければ、会えない悲しみは耐えることができないでしょう。
気持ちが離れやすくなる
遠距離恋愛で離れてしまうのは物理的な距離だけではありません。
会えないことで気持ちが離れやすくなるのも遠距離恋愛の大きな問題といえます。
遠距離恋愛を始めたばかりはお互い会いたい気持ちが強くても、些細なきっかけで会えないことが増えてしまうケースは多いです。
会えないせいで気持ちが冷めて破局に繋がることもあるでしょう。
遠距離恋愛でも長続きさせる4つのコツ
遠距離恋愛はカップルの今後を大きく左右する分かれ道といえます。
会えないときにできる努力や会えたときのポイントを守れば、きっと良好な関係でいれるはずです。
最後に遠距離恋愛でも長続きさせる4つのコツを紹介するので、ぜひ参考にしてください。
連絡をマメに取り合う
遠距離恋愛は会えない時間が長いので、寂しさや不安を感じやすいです。
そのため普段から連絡をマメに取り合うことを心がけましょう。
電話やLINEでコミュニケーションを取ることはお互いの寂しさを和らげる効果的な方法です。
マメに連絡を取り合ってお互いの気持ちが繋がっていれば浮気の心配もないでしょう。
遠距離なことを卑屈に思わない
「会えない寂しさがある」「浮気が心配」と遠距離なことを卑屈に思ってはいけません。
社会人であれ学生であれ、遠距離恋愛になってしまうのには仕方がない理由があります。
遠距離恋愛になった事実を自分の中できちんと受け入れて、前向きに遠距離恋愛を楽しみましょう。
相手を惚れ直させるくらい自分磨きを頑張ったり、デートプランを考えたりしながら次に会うときを楽しみに待つのもおすすめです。
会ったときはたくさん愛情を伝える
遠距離恋愛で会える時間はとても貴重です。
寂しい思いをした分、会ったときはたくさん愛情を伝えるようにしましょう。
会っていない期間が長いと緊張したり、恥ずかしくなったりして上手く喜びを表現できないかもしれません。
しかし嬉しくなさそうだと「会いたくなかったのかな?」と相手を不安にさせてしまいます。
素直に「会えて嬉しい」と言葉にするのも大切ですし、とびきりの笑顔で喜びを表現するのもいいでしょう。
デートの思い出はしっかり作る
久しぶりのデートは思い出をしっかり作るのも遠距離恋愛成功の秘訣です。
寂しさや不満が溜まっていても相手にぶつけてしまうのは絶対にNG。
会えたときの楽しい思い出があれば、会えない時間も乗り越えて今後も仲の良い関係でいられます。
ツーショットや旅行先の写真をたくさん撮って思い出を形に残しておくのもおすすめです。
デート中は遠距離恋愛であることを忘れるくらい思いきり楽しみましょう。
心はいつでも近距離なパートナーを見つけよう
恋人と良好な関係を維持するには、物理的な距離よりも心の距離を遠ざけないことが大切です。
どれだけ離れていても、心で通じ合っていられる素敵なパートナーを見つけましょう。
もし身近に出会いがなければ、マッチングアプリを利用するのも1つの手です。
おすすめはマッチングアプリ「ハッピーメール」。
累計会員数3,000万を突破しているので、理想のパートナーが見つかります。
ぜひハッピーメールで、遠距離恋愛も乗り越えられる熱い恋に出会いましょう。
遠距離恋愛はどこからかを気にするより恋人と心の距離をあけないことが肝心!
どこからを遠距離恋愛と捉えるかは男女によっても考えが違いますし、カップルによってもさまざまです。
遠距離恋愛を実際の距離や会うまでの時間できちんと定義するのは難しいでしょう。
それほど距離が離れてなくても会う頻度が少なければ心の距離が離れてしまうこともあります。
物理的に恋人と離れ離れになってしまうときは、心の距離をあけないことが肝心です。
どれだけ離れていても相手を思う気持ちが強ければ、遠距離恋愛も上手く乗り越えられるでしょう。
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