デート代は割り勘?男性が奢るべき?デート代に対する男女の本音を大公開!
デート代にまつわる問題は、恋活・婚活中の男女はもちろん、たとえ恋人同士であっても避けては通れないものでしょう。
「割り勘が当然!」「男性が奢るのが常識でしょ?」など、人によって考え方が違い、実際のデートではどう行動するのがベストなのか悩んでしまう人も少なくありません。
そこで今回の記事では、デート代に対する男女の本音を大公開します!
デートの度に疑問や不満を抱えている人は要チェックです。
Contents
デート代の負担に関する男女の本音
デート代の負担については、「割り勘派」「奢る派」など男性側・女性側両方にそれぞれの意見に違いがあるはずです。
まずは、デート代の負担に関する男女に本音を見ていきましょう。
男性の本音
デート代負担に関する男性側の意見についてマイナビウーマン調べでは、以下のようなデータが出ています。
Q.デート代は割り勘にするのが当たり前だと思いますか?
- 思う 44.4%
- 思わない 55.6%
参考元:マイナビウーマン「デート代で割り勘は当たり前? 割り勘する男性心理」
デート代を割り勘にするのが当たり前と思っている男性と、思わない男性との割合の差はほとんどありません。
「デート代は男性が負担するもの」と捉えている男性のほうが若干多いとはいえ、割り勘がベストという考えも男性の中に約半数いることがわかります。
女性の本音
デート代の負担に関する女性の本音についてマイナビフレッシャーズ調べでは、以下のようなデータが出ています。
Q.デート代は男性が全額出すのが普通だと思いますか?
- はい 19.8%
- いいえ 80.2%
参考元:マイナビフレッシャーズ「女性に聞いた、デート代は男性が全額支払うべき?」
「デート代は男性が支払うべき」と考えている女性の割合は、約2割とかなり少ないことがわかります。
世間では未だに「デート代は男性が負担するもの」というイメージが根強いものの、実際に女性のほとんどは「デート代は双方が出し合うもの」と考えているようです。
割り勘派の男性としては、ホッとするような結果になっているかもしれませんね。
デート代に関する社会人カップルの実情
男性・女性の本音を知ったところで、実際のカップルのデート代に関する支払いについても気になりますよね。
ここからは、デート代の割合や平均額から社会人カップルの実情を詳しくチェックしていきましょう。
支払いの割合
デート代に関する支払いの割合を、22~34歳の社会人女性にマイナビウーマンが調査したところ、以下のような結果が出ています。
Q.デート代はどちらが払いますか?
- ほとんど彼 ⇒ 18.8%
- 彼:自分=7:3 ⇒ 38.6%
- 割り勘 ⇒ 37.5%
- 彼:自分=3:7 ⇒ 1.7%
- ほとんど自分 ⇒ 3.4%
参考元:マイナビウーマン「デート代は、割り勘or彼のおごり? 正解はどっち?」
データを見ると、女性より男性のほうがデート代を多く負担するケースが多いようです。
しかし、デート代を割り勘にするカップルが少なくない事実に加え、女性が多く支払ったり、ほとんど奢っている状態だったりするパターンも存在します。
「男性がデート代を奢って当たり前」という概念をもっている女性は、なかなか理想の恋人を見つけるのが難しい時代なのかもしれません。
1回当たりのデート代の平均額
マイナビフレッシャーズでは、実際に1回当たりのデートで、男性・女性それぞれが負担する平均額を調査したデータが出ています。
- 男性のデート代負担の平均額:8,233円
- 女性のデート代負担の平均額:3,949円
参考元:マイナビフレッシャーズ「社会人のデート代はいくら?」
女性の負担額に対して、男性の負担額はおよそ2倍強。
男性がデート代を奢ることは、常識から外れてきている現実がある反面、「デート代は男性が女性より多く支払うもの」という考えは、男女両方のベースにあると考えられます。
デート代の支払い金額を決める際に考慮すべき3つのこと
デート代に対する男女の本音や社会人カップルの負担額を見てきましたが、実際に支払う場面では当人たちの状況を考えることがベターです。
ここでは、デート代の支払金額を決める際に考慮すべき3つのことを紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。
歳の差
デート代の支払い金額を決める際は、まず歳の差を考慮することがポイントです。
好きな人や彼氏・彼女の年齢によっては、どちらかが多く負担するのが好ましいと感じる場合もあれば、割り勘が妥当と考えられることもあります。
たとえば、30歳の男性と24歳の女性の場合、6つも歳が離れているカップルが割り勘と聞くと、「それだけ年齢差があるのに割り勘なの?」と違和感を覚える人が多いはずです。
この違和感は歳の差が大きければ大きいほど、収入の差が開いていくことが容易に想像できるため強くなる傾向があります。
デート代の支払い金額を決めるなら歳の差を考え、お互いが納得できる金額を擦り合わせることが大切です。
収入差
デート代の支払金額を決める際には、収入差を考慮することも大切です。
収入に大きな差があるとわかっている男女の間では、「向こうのほうが給料がいい会社に勤めているのに、なんで毎回割り勘なの?」「収入が少ないとわかっていて奢らせるのはずるくないか」といった不満が溜まりやすくなります。
たとえ相手の収入がわからなくても、職業を聞けばなんとなく調べられる時代です。
そのため、収入を考えずに支払う金額や奢る頻度を設定してしまうと、デートを避けたり、価値観を疑ったりと関係性にヒビが入る可能性は否定できません。
とくに、収入格差が大きいと自覚している男女は、収入差を十分考慮してデート代の負担額を決めることをおすすめします。
男性・女性の価値観
男性・女性の価値観を考慮することも、デート代の支払い金額を決める際に重要です。
前述したデータにもあるように、デート代は割り勘が当たり前と思う男性もいれば、否定的な男性もいます。
女性側の本音を見ても、割り勘を肯定的に捉える人が多いものの、男性には奢ってもらいたいという心理の人も少なからず存在します。
一般的な意見を鵜呑みにして、男性が多く支払ったり、男女平等に割り勘にしたりしても、相手の価値観と違っていれば、デートを重ねるごとに不満を溜め込む可能性が高いです。
お互いに好かれたいのであれば、デート代の支払いは相手の金銭事情はもちろん、価値観を汲み取って慎重に決めるようにしてください。
デート代の支払いに関する男性の心得
デート代に関する考えは、性別や年齢によっても変わってきますが、注意しておくべきことは大差ありません。
これから、男性のデート代に関する心得を紹介するので、女性にモテたい人はぜひチェックしてみてください。
初デートは奢り2回目から臨機応変に対応する
基本的に男性のみなさんは、気になる女性との初デートは奢りにするのがマストです!
割り勘に否定的な女性は少ないとはいえ、初デートは期待している女性が多いからです。
初回から食事代やレジャー費を割り勘してしまうと、どうしてもお金にシビアな印象が強くなり、男性の場合は「ケチな人なのかも…」と疑われる原因にもなります。
そんなマイナスイメージを与えないためにも、できる限り奢る努力をしましょう。
とくに男友達や職場の同僚という立場でデート代を割り勘にすると、今後相手との関係の発展は期待できません。
もし初デートで女性に「払います!」と言われても、「じゃあ次にお願いするね」というように理由をつけて断るのが紳士的な対応です。
また、2回目以降のデートでは女性にご馳走になったり、割り勘にしたりなど、デートの状況や相手との距離感を考慮して、臨機応変に対応するのがおすすめです。
毎回奢るのはキツくても、初デートぐらいは気になる女性の前でカッコつけたほうが恋愛がスムーズに進む可能性がアップしますよ!
スマートに支払いを済ませる
奢ると決めたときはスマートに支払いを済ませることも、デート代の支払いに関する男性の心得です。
デートの支払いの際に、小銭を細かく出す様子やもたつく素振りを女性に見られてしまうと、たとえ気前よく奢ったとしても印象ダウンにつながります。
スマートに支払いを済ませるポイントは、女性に気づかれないうちに会計をすることです。
たとえば食事デートの場合は、女性がトイレに立った際に支払いを済ませるのがベストですが、なかなかトイレに立たないパターンもあるかもしれません。
その場合は店を出る時間が近づいたタイミングで、トイレに行くフリをして席を離れ、レジで会計を済ませます。そして何食わぬ顔で席に戻り、店を出るときにさらっと「支払ったよ」と女性に伝えましょう。
偉そうにすることもなくナチュラルに奢ったことを伝えれば、女性も悪い気はしません。
デート代を奢る場合は、支払い方法まで気を配ることが、好感度を上げることにもつながります。
「割り勘」という言葉は口に出さない
2回目以降のデート代を女性と折半する場合は、男性から「割り勘」という言葉を口に出さないように要注意です。
男性が「割り勘」とはっきり言葉にすると、どうしても頼りない印象が強くなります。
ましてや男性から誘ったデートであれば、「お金ないのにデートに誘ったの?」と厳しい目で見られるかもしれません。
デート代を割り勘にしたいと男性から伝える際は、「ごめん、細かいお金ある?」とニュアンスが近い言葉に置き換えて、女性に支払いを促してみてください。
割り勘に否定的な女性は少ないため、きっと素直にお財布を出してくれるはずです。
割り勘する際に細かい金額まで計算しない
男性はデート代を割り勘にする際に、細かい金額まで計算しないことも大切です。
1円単位まで計算し、相手に支払うよう請求すれば、ケチな男性認定されることは確実です。
さらに1円2円のわずかな単位で多く支払って、「あとは払っておくから気にしないで」とドヤ顔しようものなら、恋愛感情を抱かれることはありません。
割り勘する際は細かい金額は自分で負担し、印象ダウンを回避しましょう。
多めに払ってもお礼が言えない女性は相手にしない
多めに払ったり奢ったりしてもお礼が言えない女性は、人としての常識に欠けるので相手にしないのが得策です。
「男性が多く支払うのが当たり前」という価値観の女性だとしても、感謝の気持ちを1つも伝えられないのは考えものです。
このタイプをまともに相手にすると、お金と精神が疲弊するかもしれません。
どんなに好みのタイプでも、奢ってもらったことに対して「ありがとう」の一言もない女性は、恋愛相手から外すことをおすすめします。
デート代の支払いに関する女性の心得
続いて、デート代の支払いに関する女性の心得を紹介します。
女性のみなさんはしっかりチェックして、好きな人とのデートに臨みましょう。
会計時は「いくらですか?」と聞き財布を出す
デートの会計時は、男性が奢ってくれる素振りを見せても、「いくらですか?」と聞き財布を出しましょう。
ただし、「払うつもりはないけど一応ポーズとしてやっておこう」という心理で、財布を出すのはおすすめしません。
自然に振る舞っているつもりでも、嘘やあざとさは意外と男性に見透かされるものです。お財布を出すときは、自分もしっかり支払う気持ちで出すと自然な素振りになります。
また他にも、封筒に相場の半額程度のお金を入れて帰り際に渡す方法もおすすめです。
封筒にお金を準備しておく女性はそうそういないので、好感度アップにつながる可能性大ですよ。
奢ってもらったら「次は私が出します」と申し出る
男性にデート代を奢ってもらったら、「次は私が出します」と申し出ることも、女性が心得ておきたいポイントです。
奢ってもらったことに対して、女性から次の約束を申し出ることで、相手に自分の好意をさり気なくアピールすることができます。
その場でデートの日にちまで決めると、友達関係から恋愛関係に発展することを予感させ、ドキドキ感もアップするかもしれません。
奢ってもらった男性と距離を縮めたいなら、次は奢ることを申し出て、デートの約束を取り付けてみましょう。
多く出してもらったときは帰ってからもLINEでお礼を伝える
男性にデート代を多く出してもらったり、奢ってもらったりしたときは、その場でお礼を伝えて帰ってから再度LINEやメールでお礼のメッセージを送りましょう。
直接伝えた上で、改めて文章でお礼の言葉を伝えると、「本当に嬉しいと思ってくれているんだ」と相手に印象付けられます。
また、礼儀正しい印象も与えることができるので、好感度アップも狙える行為です。
次のデートにつなげるためにも、「今日は本当にありがとうございました。楽しかったです!」というようにLINEやメールでお礼を伝えてみてください。
奢ってもらって当然という考えは捨てる
奢ってもらって当然という考えがある場合は、その考えを捨てることもデート代の支払いに関する女性の心得です。
男性がデート代を負担するという常識は、ひと昔前の話です。女性の社会進出やバブルがはじけた現代では、その常識が通用しないどころか「傲慢な女性」と印象ダウンにつながることがあります。
デート代は、男性の年齢や経済力も配慮すべきですし、価値観も尊重すべき問題です。
デートは奢ってもらうことが本来の目的ではないはずなので、一旦奢ってもらって当たり前という考えは捨ててみてください。
また、たとえデート代を奢ってくれなかったとしても、脈なしという訳ではありませんので、今後の男性の対応を見て判断することが大切です。
デート代はお互いに気遣うことが大切
デート代に関する価値観は、人それぞれです。「割り勘が当たり前!」という人もいれば、「男性が支払うもの」と考える人もいます。
また、カップルでデート代に関する価値観がマッチするケースもあれば、よかれと思っていたデート代の割合が、相手にとっては不満の種になっていることも少なくありません。
デート代は、相手の金銭事情や経済力はもちろん、価値観も考慮して、お互いに気遣うことが大切です。
「友人関係や仕事関係から恋人に発展したい」「いつまでも仲のいいカップルでいたい」と思っている人は、デート代についてお互いに納得のいく割合や支払い方法を探ってみてください。