彼氏が泣く理由と心理とは？彼氏が泣いたときの対処法や泣く男性との付き合い方も

人前で涙を見せる男性はあまりいませんが、彼女の前では泣いてしまうこともあります。

彼氏が彼女に涙を見せるのはどのような心理からなのでしょうか。

今回の記事では、彼氏が泣く理由と心理について解説します。

彼氏が泣いたときの対処法や泣く男性との付き合い方についても紹介していますので、ぜひ参考にしてくださいね。

彼氏が泣くのはなぜ？男性が泣く理由とその心理

何が原因で男性は彼女の前で涙を流すのでしょうか。

まずは、男性が泣く理由と男性心理について見てみましょう。

感極まっている

泣くからといって、必ずしも悲しんでいるとは限りません。

男性の場合、感動のあまり感極まって涙がこみあげる人もいます。

特に男性は意外と純粋で、映画やいい話などで涙が滲んでしまう人も少なくありません。

普段とのギャップに驚いてしまうかもしれませんが、それだけ心が綺麗な証拠ですから、「感動するね」と同調してあげましょう。

喪失感でいっぱいになっている

親しい人との別れやペットロスなど、心にぽっかりと大きな穴が開いてしまったかのような悲しみは、女性にも覚えがあるでしょう。

それは男性も同じで、喪失感から涙を抑えられなくなってしまう人も少なくありません。

悲しみに胸がつぶれそうなとき、涙を流せるのはむしろ良いことです。

涙はストレス成分を体外に排出してくれる働きがあるので、心にかかる負荷を軽減するためにも悲しみの涙は必要なのです。

プライドを傷つけられた

自信を持って努力してきたことがうまくいかなかったり結果が伴わなかったりすると、プライドが傷ついて思わず涙が溢れてくることがあります。

いわゆる悔し涙というものですね。

しかしそれは、向上心の裏返しでもあります。

泣くほどの悔しさは、勇気を持って挑戦したものにしか分からないことです。

彼の頑張りを理解し、認めてあげてくださいね。

ストレスがたまっている

忙しすぎて疲れきってしまうと、ふとした瞬間に涙が滲むこともあります。

人前では気を張っていても、彼女と会うと安心感から気が緩んで涙がこぼれてしまうのです。

涙はストレスを軽減する働きがあるので、ストレスがたまっているときに涙がこぼれるのはメンタルケアの一環ともいえます。

「男のくせに」なんて言わずに泣かせてあげてくださいね。

目の前で泣けるほど彼女を信頼している

彼女の前だから泣けるという男性は少なくありません。

彼女を信頼しているからこそ、素直に感情を表せるのです。

疲れているときや落ち込んでいるときに彼氏が涙を流しても、信頼の証と受け止めてそばにいてあげましょう。

彼女の気を引きたい

なかには女性の母性に訴えようとあえて涙を流す計算高い性格の男性もいます。

彼女の気を引きたいがために泣くので、男女の駆け引きのひとつといえるでしょう。

甘えん坊キャラの男性に多い印象ですが、屈強な男性が泣き落としにかかることもあります。

女性はギャップ萌えに弱く、涙で母性を刺激できると知ったうえであえて泣く男性もいるほどです。

感情がうまくコントロールできない

人は涙によってストレスを体の外に排出し、心を安定させようとします。

なので、人の体は高ぶった感情をうまくコントロールできないとき、心を守るために自然と涙が流れるようにできているのです。

ストレスに晒されることの多い環境に身を置いている男性にとって、涙は自衛の手段でもあるといえるでしょう。

泣けば許してもらえると思っている

なかにはワガママを通すために泣く男性もいます。

自分の彼氏はドタキャンや浮気、喧嘩など、謝らずに泣いて済ませようとするタイプではありませんか？

泣けば許してもらえると思っている男性は、実は大勢います。

優しい女性ほど騙されやすいので注意しましょう。

彼氏が泣いてしまったときの対処法

目の前で男性に泣かれてしまうと、どうしたらいいか困ってしまいます。

ここでは、彼氏が泣いてしまったときの対処法を見ていきましょう。

時に励まし時に慰める

泣いているときは感情が高ぶっていることが多いので、彼氏の気持ちに寄り添いながら、時に励まし、時には慰めてあげましょう。

ただし、「男が泣くなんてありえない！」「男は涙を見せないもの！」など、厳しくいうことで心を奮い立たせようとするやり方は絶対にしてはいけません。

ストレスや緊張に晒されている人にこそ、涙は必要なのだという認識を持ちましょう。

日頃の彼氏の頑張りを認めて癒してあげてくださいね。

悩みや話を聞く

頭の中に漠然と広がる不安や悩みを言葉にするだけでも、ストレスは軽減できるといわれています。

アドバイスはできなくとも、彼が抱えている悩みや話を聞いてあげるだけでも有効な対処法のひとつなのです。

ただ、辛すぎて言葉にできないこともあります。

「どうしたの？」と聞いても、彼氏が何も言えず涙を流すだけなら、黙ってそばにいてあげましょう。

泣く行為自体を許す

男性は泣かないものというイメージを持つ女性も少なくないでしょう。

しかし涙は心を守るためのものでもありますから、固定観念を捨てて、泣くという行為自体を許す寛容さを持ちましょう。

そもそも彼氏が涙を見せられるのは彼女だけかもしれませんし、それだけ心を開いてくれている証拠でもあります。

彼氏の信頼に応えて、彼の辛い気持ちを受け止めてあげましょう。

ただし、DV彼氏が見せる涙には注意が必要です。

これはDVのサイクルに見られる特徴のひとつで、暴力を振るった後は必ず泣いて謝ったり優しくなったりする時期が訪れるのです。

しかしこれは暴力を反省しているわけでも後悔しているわけでもなく、ただただ暴力を振るう相手を逃がしたくないという心理状態からくるもの。

暴力の後の涙には絶対に騙されないようにしましょう。

嫌な場合は泣かないでほしいと伝える

優しくするだけが親切ではありませんから、泣かれて嫌ならハッキリと「泣かないでほしい」と伝えましょう。

たまに涙を流すのは心のデトックスだとしても、依存心が強く些細なことですぐ泣くようでは困りものです。

しかし彼女が毅然とした態度で接することで、彼の自立心を育てられることもあります。

辛くて泣いているのか甘えて泣いているのかを見極めて、適切に対処するよう心がけましょう。

泣いても無駄だと分からせる

泣けば何でも思い通りになると考えている男性もいますが、いちいち相手にしていてはきりがありません。

泣くことで我を通せた経験が彼をよりワガママにしてしまっているので、時には完全にスルーして泣いても無駄だと分からせることも必要です。

一度成功すれば何度も同じ方法でワガママを通そうとしてきますから、早い段階で手を打つようにしましょう。

彼女を自分の思い通りにしようと思って泣いているので、効かないと分かれば泣かなくなるはずです。

無理して全てを受け入れようとしない

頑張りすぎればかえって彼女の方が参ってしまいますから、無理して全てを受け入れる必要はありません。

彼氏が泣いていると何とかしてあげたくなるものですが、あれこれ世話を焼くよりも彼氏の気持ちに寄り添い、彼が望むようにしてあげましょう。

もちろん彼氏の要求が大きすぎるものであれば時には断る勇気も必要です。

早朝から仕事なのに「一晩中一緒にいてほしい」と言われたり、遠距離恋愛中なのに「今すぐ会いに来てほしい」と言われたりしても無理ですよね。

言うことを聞いてくれないなら別れると駄々をこねるような彼氏なら、別れた方が賢明です。

泣き虫な彼氏との上手な付き合い方

すぐに泣いてしまう彼氏は気が弱かったり自分に自信がなかったりで、感情コントロールがうまくいかない場合もありますが、どう対処すべきでしょうか。

最後に、泣き虫な彼氏との上手な付き合い方について解説します。

質問攻めにしない

彼氏に泣かれるとつい、「どうしたの？」「何があったの？」「私、何か言った？」と矢継ぎ早に聞きたくなってしまいます。

しかし、あれこれ聞かれても、即答できない場合も少なくありません。

それどころか、答えられなくてかえってパニックになってしまう可能性もあるため、質問攻めにはしないようにしましょう。

「どうしたの？」と一つだけ質問を投げかけ、彼氏が答えられなかったら、気持ちが落ち着くまで黙ってそばにいてあげましょう。

普段からお互いの気持ちを表現し合う

何でも言いたいことを言い合えればストレスも溜まりにくく、高ぶった感情を言葉で吐き出せるようになります。

自分の気持ちをうまく言い表せなくて泣いてしまう人もいますから、泣かずに済むよう普段からお互いの気持ちを表現し合うよう心がけましょう。

日頃から彼氏を褒める癖をつける

自分に自信がないと何でも悪い方に考えがちですし、不安や恐怖が胸のうちに湧いてくれば自然と涙があふれてきてしまいます。

泣き虫を卒業するためには、ポジティブ思考を身につけることが大切です。

日頃から彼氏を褒める癖をつけて、彼に自信を持ってもらいましょう。

ありのままの自分を肯定してくれる彼女がいてくれれば、きっと彼も前向きに考えられるようになるはずです。

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彼氏が泣く原因はさまざま！原因を見極めて冷静に対処しよう

「男は泣くな」といった考え方は今もなお根強く残っています。

それだけに普段は泣きたくても我慢している男性も多く、人前で泣かない男性が涙を見せるのはよほどのことがあったとみて間違いありません。

彼氏が泣くのはなぜなのか、その原因を見極めて冷静に対処しましょう。

日頃は抑えている感情を露わにできるのは、信頼関係が築けているからこそです。

心を開いている彼氏を否定すれば、彼を傷つけてしまうでしょう。

彼の信頼に応えて、辛い気持ちを受け止めてあげることが大切です。

しかし、自分の思い通りにしたいタイプやDVを振るい続けるために泣く男性には、毅然とした態度で臨む必要があります。

泣く原因ごとに適切な対応を心がけましょう。