浮気相手に対する男性心理&実は自分が浮気相手だったときの対処法とは

女性が友人に恋愛相談するときのありがちな悩みが、「実は自分自身が彼氏の浮気相手だった」ということです。
そんなことをされれば、「これまでの時間を返してほしい!」と怒りが込み上げてきますよね。
しかし、なぜ世の男性は本命彼女がいるにもかかわらず、浮気をしてしまうのでしょうか?
そこで本記事では、浮気相手の女性に抱く男性心理や、実際に自分が浮気相手だったときの対処法について解説していきます。
Contents
男性にとって「浮気相手」と「本命」の違いとは?
まず、前提として「浮気」や「本命」といった曖昧なものを定義するのは困難です。
しかし、あえて「浮気相手」と「本命」の女性を区別するなら、男性が抱く愛情の大きさで判断するしかありません。
男性が最も愛する本命女性は1人ですが、本命以外の女性に心ときめいたり、好意を抱いたりすることがあるのも事実です。
その女性が本命に及ばない場合でも、女性が自分のことを好いてくれていたら、浮気相手に認定してしまうことがあります。
とはいえ、浮気相手が本命彼女に昇格する可能性もゼロではありません。すべては男性の気持ち次第です。
浮気相手の女性に対する男性心理
男性は浮気相手の女性に対し、一体何を考えて過ごしているのでしょうか?
そんな男性心理を、男目線で解説していきます。
本命のほうが大事
男性に愛する本命の女性がいれば、それ以外の女性はすべて「遊び」になります。
そもそも、私たちは無意識に他者を比較する本能を備えています。
男性が浮気相手の女性と遊んでいるときは、無意識に他の女性と比較しているのです。
「この子はやっぱり遊び止まりだなぁ。でも今日は本命と会えなくて寂しいから一緒にいるか」と、浮気相手と本命を比較しては、「本命のほうが大事」と反射的に頭の中で女性たちに優劣を付けているのです。
罪悪感がある
浮気相手の女性に対して、罪悪感を感じる男性もいます。
心のどこかで浮気はいけないものと理解しているからです。
浮気相手の女性には「真面目に交際できなくて申し訳ない」と後ろめたい心理があります。
その一方で、本命の女性には「コソコソ隠れて別の女性と遊んで申し訳ない」と裏切りに対する罪悪感があります。
このように、本命と浮気相手の両方に罪の意識を持ち、苦しんでいる可能性もあるのです。
気に入っているからキープしたい
浮気相手の女性がお気に入りで、そのままキープしたいと考える男性もいます。
万が一本命の女性と別れてしまっても、手っ取り早く次の恋人を確保したいという心理が働いているケースです。
保険として、本命の彼女以外の女性をキープしておけば、失恋の傷を最小限に抑えることができます。
この場合、どうでもいい女性をわざわざキープしないので、少なからず浮気相手の女性には恋愛感情を抱いています。
本命相手にできないことができる
本命の彼女に自分の要望を素直に伝えられない臆病な男性は、浮気相手にお願いすればいいと考える傾向があります。
ファッションの好みやデートコース、性的嗜好など、男性の恋愛に対する願望は多種多様です。
しかし、その願望を伝えても断られるのが怖かったり、嫌われたくなかったりするため、その気持ちをぶつける先は浮気相手に移ります。
浮気相手の女性であれば、たとえ変なことを頼んで嫌われたとしても被害が最小限にとどまるため、男性としても気を使うことなく要望を伝えられるのです。
タイプだけど付き合うのは微妙
なるべく面倒を避けて女性と付き合いたいと願う男性は多いです。
女性の顔やスタイルは好みだけど、性格や言動が面倒と感じれば、その女性は浮気相手止まりとなります。
連絡が少し遅れたり、女友達と連絡を取ったりして叱られることを喜ぶ男性はいません。
いくらタイプの女性でも、本命になることはないと考えるのです。
こうして男性は、女性の外見的魅力と負担の大きさを考慮して、女性と正式に付き合うか浮気相手にするかを判断しています。
都合よく会えるから便利
女性と真剣に交際していれば、多かれ少なかれ必ずストレスが溜まります。
そんなとき、都合よく会える女性は男性にとって、日頃のストレス発散となり得る便利な存在です。
- こまめに連絡しなくていい
- 会いたいときにだけ呼び出せる
- 面倒になったらドタキャンできる
このように、浮気相手の女性には我がままに振る舞って嫌われても、本命の彼女ほどダメージが大きくありません。
本気じゃないからこそ、男性にとって都合のいい関係でいられるのです。
どっちも好きで選べない
男性は、2人の女性を好きになってしまったとき、どちらを選べばいいか混乱することがあります。
この場合、浮気というよりは二股に該当するでしょう。
たとえば、今のご時世婚活パーティーやマッチングアプリなら同時に多くの異性と知り合えるため、気になる人が2人以上できることは珍しくありません。
もちろん体は一つしかないので、最終的に1人の相手を選ぶ責任があります。
しかし、その責任が負えない男性は、コソコソと女性にバレないように二股を実行してしまうのです。
これはつらい…実は自分が浮気相手だったときの対処法
大好きな彼氏が浮気をしていただけでショックなのに、本命が自分ではなく他の女性だったなら、彼を一発ぶん殴らないと気が済まない気持ちになるでしょう。
ここからは、そんな状況に陥ったときの対処法を紹介します。
一旦冷静になって考えてみる
自分が浮気相手と知りショックを受けたときは、一旦冷静になって考えてみることが大事です。
- 本命の彼女を略奪してまで、一緒になるほどの価値がその彼にあるか?
- 彼を徹底的に責めたてた結果、自分に何が残るのか?
- 彼の本命を勝ち取っても「また浮気をするんじゃないか」という疑心暗鬼な気持ちを持ち続けることへの覚悟はあるか?
このように問いかけることで、憎い男性への意識をあなた自身に向けることができます。
あなたが最も幸せになる選択を、見極めてから行動しても遅くはありません。
徹底的に無視!連絡しない
浮気されたという強烈な経験をしたときは、目の前が真っ暗になります。
そんなときには、彼を徹底的に無視して、一切の連絡を断つことがおすすめです。
さもないと、彼と接するたびに悲しみと怒りで、自分の心が傷ついてしまいます。
冷静になるには、とにかく時間が必要です。
そのためには、物理的に彼の存在を消すのが一番手軽な対処法になります。
もし彼からの連絡が鬱陶しいなら、問答無用のブロックで即解決です。
浮気男に礼儀はいらないので、今はあなたの心を癒やすことを優先しましょう。
自分磨きをして新しい彼氏を探す
浮気されて傷ついた心を簡単に修復する方法は、新しい彼氏を見つけることです。
自分を磨いて最高の男性と幸せになることこそが、浮気男への復讐にもなるでしょう。
はじめは恋愛に臆病になって、前向きな気持ちになれないかもしれません。
とはいえ、時間の経過と共に、少しずつ恋人や愛情を欲する気持ちが復活します。
今から自分磨きに徹し、あとは出会いを求めて行動するのみです。
魅力的な女性に生まれ変わって素敵な男性をGETし、浮気男を後悔させましょう。
自分が浮気相手だったからといってしてはいけないNG行動
浮気する男性を決して許すべきではありませんが、仕返しをするのはタブーです。
仕返しをすることで、自分の価値を下げますし、誰も幸せになりません。
大人な対応を心がけるべく、あなたが浮気相手だったとしてもしてはいけないNG行動を紹介します。
本命の女性に怒りをぶつける
自分が浮気相手だったとしても、本命の女性に怒りをぶつけてはいけません。
冷静に彼女の立場を考えてみればわかりますが、その女性も浮気されていたことになるので、騙された同じ被害者です。
とはいえ、本命の女性に罵声の一つでも浴びせれば、束の間の鬱憤は晴らせるかもしれません。
しかし、逆上した相手が取る行動は、誰にも予測が付きません。
そのため、本命の彼女に怒りをぶつけたところで、被害が大きくなるだけの可能性があります。
当然、彼からその女性の連絡先を聞き出そうとしたり、SNSなどで探偵さながら情報や身元を調査したりすることもやめておきましょう。
彼を脅す
まさか自分が浮気相手だったなんて…と、ショックで認めたくないものです。
衝撃的すぎて、思わず彼を脅したい気持ちに駆られてしまうこともあるでしょう。
しかし、怒りに任せて彼を脅してはいけません。
「SNS上で言いふらしてやる」「勤務先に言ってやる」と彼を脅して、相手に何らかの損害が出れば、ただの恋愛沙汰のトラブルでは済まなくなります。
あなたにリスクがある以上、下手な行動に出ないように注意してください。
浮気相手から本命になるには?
既に後戻りできないくらい愛情が大きくなっている場合は、どうしたらいいのでしょうか?
相手が妻子持ちの既婚者など、法を犯さない限り略奪愛が禁止されているわけではありません。
もちろん、略奪に成功すれば、本命の女性はあなたと同じように傷つきます。
それでも「彼と一緒になりたい」と覚悟を決めた女性は、以下の浮気相手から本命になる方法を参考にしてみてください。
手放せない女になる
浮気相手から本命になるには、彼が手放せないほどの女性になることです。
本当に魅力的な女性であれば、男性は絶対にその人を手放すことはありません。
そこで彼が本当に求めるものを徹底的にリサーチして、それを与えてあげることで彼が手放せない女性になりましょう。
一般的に男性が女性に求めている要素は、下記のとおりです。
- 可愛い・キレイな容姿
- 一緒にいるときに安心できる
- 自然体でいられる
- ネガティブよりもポジティブな言動が多い
- 誰にでも思いやりがある
紹介しだすとキリがないですが、シンプルに「もう僕は君なしでは生きていけない」と男性に言わせれば、手放せない女性として本命の座を勝ち取ったも同然です。
彼と距離を置いてみる
何かを失って、初めてその大切さに気づく心理が私たち人間にはあります。
この心理を逆手にとって、あえて彼と距離を置いてみるという方法で本命になれる可能性があります。
恐らく浮気した男性は優越感に浸っており、まさか自分のそばから離れていくとは想像していないでしょう。
そんな男性とあえて距離を置いてみることで、「このままでは、今までのように楽しく過ごした日々が二度と訪れないかも…」と彼がはじめて危機感を覚えるきっかけとなります。
離れている間の時間は、仕事や趣味など自分を磨く活動に費やしましょう。
積極的に活動してみれば、他に思わぬ素敵な出会いがあるかもしれません。
自分が浮気相手だったら慰謝料請求される可能性も…
本記事の内容は、お互いに独身者であることを前提に解説しました。
しかし、相手の男性が既婚者のときは、判明した時点ですぐに手を引くことです。
彼の妻から写真やメール記録といった証拠付きで不貞行為を証明されれば、慰謝料を請求される可能性があります。
裁判ともなれば、費用や時間を失うだけでなく、精神的苦痛も計り知れません。
そのため、既婚者との不倫関係はご法度です。
とはいえ、交際していて自分が浮気相手だったと知れば、誰でも心に深い傷を負います。
そんなときは、今は傷ついた自分を癒やすことだけを考え、冷静になれる時期が来たらまた次の一歩を踏み出しましょう。