彼氏の親に挨拶に行くときのポイントは?事前準備や当日の流れを徹底解説

「彼氏の親への挨拶」というのは、カップルにとって重要なイベントの1つです。
せっかく挨拶するのなら、彼氏の親にはできるだけ良い印象を持ってもらいたいもの。
そこで今回の記事では、彼氏の親に挨拶に行くときのポイントや事前準備、当日の流れを徹底解説していきます。
「初めての挨拶でどうすればいいかわからない!」という人はぜひ参考にしてくださいね。
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彼氏の親への挨拶で好印象を与えるための心構え
彼氏の親への挨拶で好印象を与えるためには、マナーと気遣いが重要です。
恥ずかしいからといって、もじもじしたり逆にフレンドリーに振る舞いすぎたりすると、相手の親を不安にさせてしまいます。
「この人が彼女なら安心!」と思ってもらうためにも、事前にしっかりと挨拶のマナーや常識をチェックしてから挑むようにしましょう。
彼氏の親をなんて呼べばいい?
彼氏の親に挨拶するときに気になることといえば、相手の親の「呼び方」です。
つい「お父さん」「お母さん」と呼んでしまいがちですが、厳格なご家庭だった場合「まだ結婚もしていないのに…」と嫌がられる可能性があります。
当然「パパ」「ママ」などのような砕けた呼び方もNGです。
あくまで彼氏の家に来たお客さんとしての立場を崩さず、呼びかけるときも「〇〇さんのお母さん」「〇〇さんのお父さん」と言うのがベターでしょう。
彼氏の親に挨拶に行くときのポイント【事前準備編】
親への挨拶を成功させるためには、前もって準備しておくことが大切です。
ここでは、彼氏の親に挨拶にいくときの事前準備のポイントを紹介していきます。
日程を調整してもらう
挨拶することが決まったら、まずは彼氏の親と彼氏との間で日程を調整してもらいましょう。
相手にも仕事の都合などがあるので、なるべく早め(2週間〜1カ月前)に話を通しておくことをおすすめします。
時間帯は食事時を避けた「14時頃」がよいでしょう。
もし普段から彼氏の親と面識がある場合は、日程調整が終わったあとで「〇日にご挨拶に伺いますが、よろしくお願いします」と、自分からもLINEで連絡しておくと丁寧な印象を与えることができますよ。
自分の情報を彼氏の親に伝えてもらう
彼氏の親との挨拶に緊張しているのはあなただけではありません。
初めて息子の彼女に会う、相手の親もきっと緊張しているはずです。
心の準備をしておいてもらうためにも、事前に自分の情報を彼氏の親に伝えておいてもらうようにしましょう。
年齢・職業・出身地・性格・趣味・出会ったきっかけ、といった簡単なパーソナルデータはもちろん、結婚を見据えた挨拶であるのなら、あなたの親の職業・出身地なども伝えておいてもらうようにしてください。
彼氏の親の情報を教えてもらう
彼氏の親に直接会う前に、彼氏の親の情報を教えておいてもらいましょう。
彼氏の親の職業・年齢・趣味・出身地・性格などを把握しておけば、実際顔を合わせたときの会話のヒントになるからです。
とくに性格面については、厳格なタイプなのか気さくなタイプなのかを知っておくことで、挨拶時の雰囲気がある程度つかめるかもしれませんよ。
当日に聞かれそうな質問を想定する
彼氏の親に挨拶する前には、当日聞かれそうな質問を想定しておきましょう。
とくに親側は、結婚に関することはあなたに聞いておきたいはずです。
結婚式の予定・新居の場所・結婚後の働き方などは、事前に彼氏と内容をすり合わせておくことをおすすめします。
もし決まっていないことを質問された場合は「2人で相談中です」と正直に答えればOKです。
避けるべき話題を確認しておく
盛り上がりやすい話題も大事ですが、避けるべき話題もきちんと確認しておきましょう。
相手によっては地雷となる話題もあるので注意が必要です。
政治・宗教・スポーツといった話題はこだわりがある人も多いので、できれば避けるのがベターでしょう。
また、個人的にNGな話題もあるかもしれないので、しっかりと彼氏に確認しておくことをおすすめします。
彼氏の親への挨拶に適した服装を選ぶ
彼氏の親に挨拶に行くのなら、挨拶に適した服装をきちんと選んでおきましょう。
どんな人にでも受けがいいのが、清潔感のあるキレイ目の服装です。
女性であればワンピースやスカートなどのフェミニンなスタイルがおすすめ。
パンツであってもカジュアルすぎるものは避けるようにしましょう。
ある程度「きちんと感」のあるものがおすすめです。
また、メイクや髪型も控えめなスタイルの方が無難でしょう。
普段ファッションにこだわりがある人も、挨拶のときはその場に適した格好を選ぶようにしてください。
手土産を用意しておく
彼氏の親に挨拶する前に、手土産を用意しておくのも忘れないようにしましょう。
「何も持ってこなくていいよ」と言ってくれる人も多いですが、それでも初回はきちんと用意していくのがベターです。
高価すぎるとかえって相手に気を遣わせてしまうので、3000〜5000円くらいの価格帯で選ぶとよいでしょう。
相手の好みに合わせた、日持ちのする個包装のお菓子などがおすすめです。
また、訪問先の近くのお店で用意すると「間に合わせ感」が強くなってしまうので注意してくださいね。
彼氏の親に挨拶に行くときのポイント【挨拶当日編】
もっとも緊張するのが挨拶の当日です。
良い印象を残せるように、挨拶当日は以下のポイントに注意して振る舞うようにしましょう。
玄関で短く挨拶する
彼氏の家に行ったら、まずは玄関で手短に挨拶しましょう。
彼氏から紹介してもらったあとに「初めまして。〇〇です。今日はお忙しい中お招きいただきありがとうございます」などと、自己紹介と時間を作ってくれたことへのお礼を簡潔に述べればOKです。
また、コートや防寒具は玄関に入る前に脱いでおきます。
家に上がるときには「おじゃまします」と一言付け加えることも忘れないでくださいね。
入室したら挨拶して手土産を渡す
手土産を渡すタイミングは、入室後挨拶してからがベストです。
席に案内され全員が揃ったら、改めてきちんと挨拶します。
「改めまして、△△さんとお付き合いさせていただいてる〇〇と申します。こちら、お口に合えば嬉しいのですが…」と手土産を渡すとよいでしょう。
ちなみに、渡すときは袋や風呂敷から出すのがマナーです。
「つまらないものですが…」という言い方よりも「〇〇がお好きだと伺ったので」「私の地元でも人気のお菓子です」などと、ポジティブなセリフを付け加えたほうが印象が良くなりますよ。
本題の挨拶をする
着席してしばらく歓談したら、いよいよ本題の挨拶です。
結婚・同棲・お付き合いの報告など、挨拶の理由はさまざまだと思いますが、まずは彼から説明してもらい、その後自分からも「よろしくお願いいたします」と話を切り出すのが一般的でしょう。
その後、詳しい質問をされるかもしれませんが、誠実な受け答えを意識すれば大丈夫です。
2人で仲良くやっていけそうな様子が見られれば、きっと彼氏の親御さんも安心してくれるでしょう。
丁寧においとまの挨拶をする
交流を深めた後は、丁寧においとまの挨拶をして帰宅しましょう。
とくに初対面の場合、自分から帰宅を告げるのは気が引けると思うので、彼氏から言ってもらうのがおすすめです。
滞在時間は2時間程度を目安にして、あらかじめ帰宅時間を設定しておくとよいでしょう。
「本日はお時間いただきありがとうございました」「大変楽しかったです。今後もどうぞよろしくお願いいたします」など、感謝の気持ちを丁寧に伝えてください。
帰宅後にお礼の電話をする
帰宅後は、彼氏の親にお礼の電話を入れるようにしましょう。
家に無事到着した報告とその日のお礼をきちんと伝えることで、丁寧さを印象づけることができますよ。
もし、帰宅が遅い時間になってしまった場合は、翌日の午前中に電話するのがベターでしょう。
また、メールアドレスやLINEを交換したのであれば、そちらからお礼を伝えてもOKです。
いずれにしても、後日きちんと相手方にお礼を言うことで、あなたの人柄が伝わりやすくなるでしょう。
要注意!彼氏の親に挨拶に行くときのNGマナー
最後に、彼氏の親に挨拶に行くときにやってはいけないNGマナーをチェックしておきましょう。
彼氏をけなすような言い方をする
当然ですが、親の前で彼氏をけなすような言い方をするのは絶対NGです。
つい身内感覚で「彼はこんなところがダメで…」と、面白エピソードのつもりで話したとしても、親からしたらけなされているように聞こえてしまうでしょう。
また、相手が「うちの子って頑固で面倒でしょう?」などと言ってきたとしても、同調せずフォローにもっていくことをおすすめします。
手土産を用意しないで挨拶に行く
彼氏の親に会うときは、手土産無しでの挨拶は避けたほうがよいでしょう。
いくら「気を遣わなくていい」と言われていたとしても、やはり手ぶらで家にお邪魔するのは印象が悪いです。
「これからもよろしくお願いします」という気持ちの表れでもあるので、手土産はきちんと用意していくことをおすすめします。
若者言葉を使う
彼氏の親に挨拶するときは、できるだけ若者言葉を使うのは避けましょう。
若者言葉の乱用や砕けた言い回しは、世代の違うご両親には伝わらない可能性があるので、スムーズなコミュニケーションを邪魔しかねません。
中には「気にしない」という大らかな親御さんもいるかもしれませんが、相手との距離が縮まっていないうちは、ラフな言葉遣いは避けるのが賢明でしょう。
彼氏の親に挨拶に行くときはマナーと気遣いを意識しよう
お付き合いの報告や同棲の許可、結婚報告など、さまざまな理由で彼氏の親に挨拶をする機会があると思います。
いずれにしても、彼氏の親と会うときはマナーと気遣いを意識することが大切です。
相手の親御さんに受け入れてもらえるかどうか、不安に思うこともあるでしょう。
しかし、誠実な態度さえ忘れなければ、良い印象を残すことができるはずです。
そのためにも事前準備をしっかりした上で、当日の交流を楽しんでくださいね。
- 彼氏の親に会うときは「〇〇さんのお父さん・お母さん」と呼ぶのがベター
- 彼氏の親に挨拶に行く前に、当日聞かれそうな質問を想定して避けるべき話題を確認しておくとよい
- 挨拶する当日はTPOを弁えた清楚な服装を選ぼう
- 彼氏の親の前で彼氏を貶したり若者言葉を使ったりするのはNG!丁寧な言動と態度を心がけよう