美術館デートはアート好きにおすすめ!当日を楽しむためのコツを紹介
デートプランもいろいろありますが、アート好きなら美術館デートがおすすめです。最近では併設カフェやショップも充実しており、オシャレなスポットとして人気があります。
今回の記事では、美術館デートを楽しむコツやおすすめファッション、鑑賞中のマナーについて紹介します。
恋活・婚活中の男女は、ぜひ芸術作品に囲まれてひと味違ったデートを楽しみましょう!
Contents
美術館がデートにおすすめな理由!
付き合いの長いカップルだけでなく、気になる異性をデートに誘う際にも美術館は最適です。
まずは美術館がデートにおすすめな理由を見てみましょう。
天候に左右されない
デートの約束がある日は天気予報が気になるものですが、美術館デートは天候に左右されることがありません。
また、展示されている美術品が湿気や乾燥によってダメージを受けないように、館内は年中空調が効いています。
そのため、楽しみにしていたデートが延期されることもなく、快適な環境で一緒にいる時間を楽しめます。
会話をしなくても問題ない
憧れの異性とのデートでは、緊張して会話がままならないことがありますよね。
しかし、展示品を観覧して回る美術館では館内でのおしゃべりは歓迎されません。そのため、会話をしなくても問題なく、違和感を持たれることもありません。
無理に話さなくても好きな人と自然に過ごせるのが、美術館デートのいいところです。
美術鑑賞の他にも楽しめることがある
美術館には美術鑑賞の他にも楽しめることがたくさんあります。
近年、併設カフェに力を入れているところも数多く、カフェメニュー目当ての来館者も少なくありません。ショップには美術館ならではのオリジナルグッズが並んでおり、見ているだけでも楽しめます。
館内だけでなく、整備された庭園に彫刻作品が点在していたり、森の中の遊歩道を散策できたりと、さまざまな工夫が凝らされていることが多く、長時間過ごしても飽きません。
美術館といえば国立美術館をはじめ、東京都内に多く集まっている印象ですが、日本各地のあらゆる場所に地元ゆかりのアーティストをテーマとしたギャラリーが多く開設されています。
出かける前に美術館のサイトをチェックし、見どころを見逃さないようにしましょう。
相手の価値観をチェックできる
美術館デートでは、デート相手の価値観をチェックできます。
芸術作品について語り合うことで、日常会話ではあまり話題に上ることのない個人の感性や、物の見方を知ることができ、デート相手への理解がより深まります。
また、作品を理解しようと努力しているのか、全く興味がない素振りを見せるのかなど、相手の鑑賞へのスタンスをチェックするのもおすすめです。
もしかすると、恋愛にも通じる姿勢が見えてくるかもしれませんよ。
美術館デートにぴったりな服装
普段あまり美術館に行く機会がないと、どんな服装がふさわしいのか迷ってしまいますよね。
美術館を訪れる際のドレスコードはとくに決まっていませんが、帽子をかぶったまま展示室に入室するのは避けましょう。帽子のつばが周りの人や展示絵画などにあたってしまう可能性があります。
また、広いつばが他人の視界を妨げることもあるので注意してください。日差しが強く帽子をかぶる必要がある場合は、入口で荷物とともに預けるか、脱いで持ち歩くようにしましょう。
他にも、美術館デートならではのファッションポイントがあるので、快適なデートを実現するおすすめコーデを男女別に紹介していきます。
男性のおすすめコーデ
美術館は芸術を楽しむ場ですから、いつもよりも知的でシックなコーデがおすすめです。
とはいえ、スーツではかっちりし過ぎてしまうので、テーラードジャケットやチノパンなどで適度なゆるさを演出しましょう。シャツはチェックや細いストライプなど、柄物をチョイスすればプライベート感を出すことができます。
もっとも派手過ぎると、美術館の雰囲気にそぐわなくなってしまうので要注意です。また、ジャケットでは暑すぎる季節の場合は、カーディガンを羽織って前のボタンを留めれば落ち着いたイメージを作れます。
現代美術の作品展であれば多少エキセントリックなファッションでも浮きませんが、そうでない場合はカラーやデザインは控えめがおすすめです。
女性のおすすめコーデ
美術館デートでは、いつもよりクラシカルな装いに挑戦してみましょう。
もっともハイヒールは、館内を回るときにコツコツと足音が響くので避けるのがマナー。美術館の床材には大理石など固い床材が使われていることが多く、美術館の静寂な雰囲気をヒールの音で台無しにしてしまうことがあります。
また、美術館デートでは館内を長時間見て回るため、歩きにくい靴だと疲れてしまいます。そのため、ローヒールやフラットシューズがおすすめです。
ベーシックカラーのワンピースなど上品な装いに、スニーカーを合わせると足元に抜け感を作れますよ。
館内の気温は低めに設定されているので、夏場でも肌の露出は控え、カーディガンなどの羽織りものを必ず準備しておきましょう。
美術館デートを楽しむためのコツ
どんなデートでもそれなりに楽しいものですが、ちょっとしたコツを押さえておくと、デート当日をより楽しく過ごすことができます。
ここでは、美術館デートを楽しむためのコツを紹介します。
2人の興味を引く展示物がある施設を選ぶ
一口に美術館といっても、展示されている作品はさまざまです。
古典アートが好きな相手を現代アートの美術展に誘っても、心の底から楽しめないでしょう。美術鑑賞を楽しむためには、2人の興味を引く展示物がある施設を選ぶのがポイントです。
また、2人とも美術品に対して全くの初心者であれば、体験型ミュージアムがおすすめです。実際に映像作品に触れたり制作過程を体験したりできるので、知識がなくても楽しめます。
他にも有名作品が鑑賞できる美術展では、教科書に載っている作品や誰もが知っている大作を見ることができるため、2人の会話も弾みやすくなるでしょう。
事前に展示物の情報を調べておく
美術館デートを楽しむには、事前に展示物の情報を調べておくのがおすすめです。
知らない作品をただ眺めていくだけでは鑑賞すべきポイントもわからず、次第に飽きてきてしまいます。事前に作家や展示物について調べておけば、作品自体に関心を持つことができ、より楽しむことができるでしょう。
とくに現代アートなど抽象度の高いアート作品は、見ただけでは何が描かれているかすらわからないこともあります。展示物の制作秘話や背景なども押さえておくと、さらに理解を深めることができるでしょう。
館内にも説明は書かれていますが、説明ばかり熱心に読んで終わってしまってはデートの意味がありません。情報収集はデート前に済ませておくのがポイントです。
相手のペースに合わせて歩く
展示品を見て回る際には、相手のペースに合わせて歩くことを心がけましょう。
どの作品に心惹かれるかは人によって違います。自分が興味ないからとさっさと次の展示品へと歩いていってしまっては、相手は美術鑑賞を楽しむことができません。
相手との関係が良好であれば、2人で手を繋ぐのもおすすめです。
先を促したいときやはぐれそうなとき、いちいち相手に声かけをすると、他の人の鑑賞を妨げてしまいます。手を繋いでおけば軽く手を引くだけで、相手が何か言いたいことがあるとすぐにわかりますよね。
街中では恥ずかしくて手を繋げないという人も、美術館デートでは自然に繋ぐことができるでしょう。
併設のカフェでゆっくり会話をする
館内を歩き回った後は併設のカフェでゆっくり会話をするのがおすすめです。
むしろデートであれば、カフェタイムがメインといってもいいでしょう。2人で感想を語り合えば、お互いの価値観をより知ることができます。
同じような意見であれば価値観が似た2人ということですし、全く意見が違えば、刺激を与え合う関係であることがわかりますよね。
併設カフェには、展示品をテーマとしたオリジナルメニューを用意しているところもあり、最近ではカフェ目当てで美術館を訪れる人も増えています。
人気のカフェはすぐに埋まってしまうため、予約可能なら席を確保しておくといいでしょう。予約できなくても周辺のカフェを調べておけば、スムーズにカフェタイムに移行できます。
また、館内は写真撮影禁止のところも多いです。記念撮影したいならカフェタイムに撮るようにしましょう。
鑑賞後のプランも考えておく
アート鑑賞の所要時間はだいたい2時間程度なので、鑑賞後のプランも考えておくとよいでしょう。
歩き回った直後はカフェに直行するプランがおすすめです。カフェでおしゃべりを堪能したら、併設ショップもチェックしてみましょう。美術館オリジナルグッズはここでしか買えないものも少なくありません。
また、館内に掲示されているポスターもチェックしてみてください。興味が持てる企画展が見つかれば、次回のデートの約束もとりつけやすくなります。
さらに周辺施設や店舗も調べておけば、中途半端な時間に解散することなく、充実した1日を過ごせますよ。
付き合う前も交際中もダメ!美術館デートでのNG行動
せっかくのデートも些細なミスで台無しになってしまうことがあります。
ここでは美術館デートでのNG行動を紹介します。付き合う前でも交際中でも、美術館でのNG行動は慎みましょう。
作品の批判をする
自分の好みではなかったとしても、展示されている美術品を批判するのはマナー違反です。
価値観は人によってさまざまです。常設展であれ特別展であれ、観覧に訪れている人はその作品や作家に興味を持っています。デート相手も気に入っているかもしれません。
それなのに「全然良さがわからない」や「何がいいの?」などと、たとえ本音でも口に出して言えば周りの人を不快にさせてしまいます。
周囲に配慮のない態度は、デート相手にもいやな思いをさせてしまうだけで誰も得しません。
知識を延々と語る
芸術に造詣が深い人であれば、お気に入りの美術作品を前にすると気持ちが上がってしまうかもしれませんが、知識を延々と語るのはNGです。
もしかしたらデート相手も知っている情報かもしれません。もし相手が知らないことでも、聞かれてもいないうんちくを延々語られても独りよがりにしか見えないでしょう。
とくに男性にありがちなミスですが、どんなに知識豊富でも相手に尋ねられたことにだけ答えるのがベターです。
デートで求められているのは独演会ではなく、対話であることを忘れないようにしてくださいね。
大声で話す
館内ではみな静かに芸術作品を鑑賞しています。大声で話すと周りの迷惑になるので控えるようにしてください。
話したいことがあるときは声のボリュームを抑え、耳元に口を近づけて話すとよいでしょう。
相手に近づけるチャンスでもあるので、あえて大声を出す必要はないですよね。
付き合う前に美術館デートが叶ったら脈ありの可能性大!
恋人同士だけでなく、気になる異性を誘いたいときにも美術館デートはおすすめです。なぜなら付き合う前に美術館デートが叶ったら、脈ありの可能性大と判断できるからです。
美術館はデート場所として意外とハードルが高い傾向にあります。芸術もいろいろなジャンルがあり、好みに合わない展覧会では退屈するのは確実です。
それでも美術館に一緒に行こうと誘うのは、相手の好みがわかっているからか、相手を理解したいと思っているからでしょう。
誘われた側もなぜデートを承諾するかといえば、誘った相手に好意があるからに他なりません。
本当に好きな作品なら1人で行ったほうがゆっくり鑑賞できます。美術館デートのメインは芸術鑑賞ではなく、話題や時間を気になる異性と共有することです。
誘ったほうも誘われたほうも、事前準備をしっかり行って気になる異性に好印象を与えましょう。
美術館デートでアートに触れて素敵な時間を過ごそう!
多くの作品が陳列される美術館は、日常とは異なるアーティスティックな空間です。
いつもより時間がゆっくり流れる中で、数多くのアートと向き合い、感想を語り合うことで、これまで見えなかった相手の好みや価値観を知ることができるでしょう。
美術館ならではのマナーもありますが、あまり堅苦しく考える必要はありません。周りの迷惑にならないことを考えて行動すれば、マナー違反になることはないからです。
美術館でアートに触れて、気になるあの人と素敵な時間を過ごしましょう!