あなたの承認欲求の強さを診断!恋愛に影響を及ぼす理由と対処法を紹介!
どんな人でも「認められたい」という気持ちは少なからず持っているもの。
そんな持っていて当然の「承認欲求」も、強すぎると人間関係や恋愛に悪影響を及ぼす可能性があります。
この記事では承認欲求が強い人の特徴や、承認欲求が強くなってしまう原因、そして強い承認欲求が恋愛に及ぼす影響と対策について説明します!
Contents
そもそも承認欲求とは?
承認欲求とは、「自分を認めてほしい」と思う気持ちのこと。
マズローの「欲求の五段階説」で説明される欲求の1つで、承認欲求を持っていること自体は自然なことです。
承認欲求は、「他者承認欲求」と「自己承認欲求」という2つの種類に分けられます。
前者は他者に認められることを求め、後者は自分で自分を認められる状況を追い求めることです。
恋愛に悪影響を与えるのは、前者の「他者承認欲求」が強くなり、言動の動機が「承認欲求を満たすため」になってしまう状態です。
今回はこの「他者承認欲求」について説明をしていきます。
【診断チェック】あなたは当てはまる?承認欲求が強い人の特徴
承認欲求は、多かれ少なかれ誰にでもあるものです。
だからこそ自分の承認欲求の強さを意識する機会は少なく、実際に承認欲求が強い人でも、自覚している人は多くありません。
では、どの程度であれば「承認欲求が強い人」となるのでしょうか?
承認欲求が強い人の特徴を5つ紹介します。
自分に当てはまることがあるかどうか、チェックしながら読んでみてくださいね。
常に人からの評価を気にしている
承認欲求が強い人にとって「自分がどう思うか」ではなく、「まわりから見てどうか」が判断基準となります。
承認欲求が強い人にとっては、他者に褒められたい・認められたい・うらやましがられたいという気持ちが、言動の動機になります。
ファッションの流行が変わればいち早く察知し取り入れるというのも、承認欲求が強い人の一例です。
寂しがり屋でSNSの投稿が頻繁
承認欲求が強い人は、「常に誰かに気にかけてもらいたい」という気持ちを持っているため、頻繁にSNSを更新します。
投稿する内容はさまざまで、「まわりにうらやましがられるような投稿」もあれば、「落ちこむことがあって、励ましてほしい」というようなものもあります。
自分の投稿へのイイネ数やコメント数に一喜一憂するのも、承認欲求が強いからこそなのです。
自分に自信がない
まわりに認めてもらいたい気持ちが強くなるのは、自己評価が低いことが原因です。
承認欲求が強い人は、誰かに認めてもらうことで自分の存在意義を見いだし、安心感を得ようとします。
集団のなかで他の人が注目されるようなことがあると、その注目を自分の方に向けたいと必死になります。
そのため、自分のエピソードを大げさに話すというような、自分に自信がないとは思えないような行動をとることもあるのです。
嫉妬心が強く不安に陥りやすい
承認欲求が強い人は他者と自分を常に比較しているため、嫉妬心も強くなります。
常に認められていたいので、他者が褒められている・認められている・うらやましがられているシーンは、ストレスを感じる場面でしかありません。
自分よりも優れている人や、周囲から認められている人に劣等感を感じ、自分の存在を否定されたような気持ちになります。
自分のことが第一で自慢話が多い
承認欲求が強い人は、自慢話が多くなります。
人との会話をさえぎって「私もさ」「俺の場合は」などと、自分の話題にきりかえるのも、承認欲求が強い人の特徴です。
承認欲求が強い人にとっては、なによりも「自分が認められること」が大切なので、わがままとも取れる行動をするケースもあります。
相手が自分のわがままを聞いてくれる(=相手が自分を優先してくれる)ことで、承認欲求を満たしているのです。
承認欲求が強くなる原因ってなに?
承認欲求自体は誰もが持っているものであり、何かを成しとげるときの原動力にもなることがあるので、悪い面ばかりではありません。
しかし、過度な承認欲求が原因となり、不要なストレスを抱えたり人間関係や恋愛に悪影響を及ぼしたりすることがあります。
では、承認欲求が強くなってしまう原因には、どのようなものがあるのでしょうか?
幼少期の愛情不足
「親が忙しく甘えられなかった」「親に認められることがなかった」などの幼少期の愛情不足は、承認欲求が強くなる原因の1つです。
自分が褒めてもらいたかったとき・認めてもらいたかったときにその欲求が満たされないまま育つと、他者から認められ続けていたい・注目を集めたいというような心理状態になるのです。
褒められた経験が少ない
「何をしても兄弟と比較され、自分はあまり褒められたことがない」というような環境で育った人は、承認欲求が強くなります。
自己評価が低く、他者と比較して勝つことで自分自身を認めることができる、と無意識のうちに擦りこまれているからです。
また、厳しい親のもとで育ち、できないことを叱られてばかりだったという人も、自分の欠点ばかりを探してしまい自分に自信が持てません。
その結果、言動が「褒められるため」のものとなり、承認欲求は強くなるのです。
SNSで承認欲求が増すことも…
SNSの普及によって「イイネ数」「コメント数」「フォロワー数」などで、誰かに認めてもらえているという事実が数値化されるようになりました。
また、過去に属していたコミュニティが多ければ多いほど、数値が増えやすいこともあり、「イイネ数」は多い方がいいという風潮があります。
SNSは簡単に他者と数値を比較できてしまうため、「この人よりもっとイイネがほしい!」と更に承認欲求を強く大きくさせるのです。
自己肯定感の低さ
自己肯定感とは、欠点も含めたありのままの自分を自分で認めること。
いわゆる「完璧主義」も、自己肯定感の低さが原因となっている場合があります。
自己肯定感の低い人は、いくら成果を残していても、他者に認められ続けていないと不安になったり、自分には価値がないと思ったりしてしまいます。
自己肯定感が低いからこそ、承認欲求が強まり、他者からの評価を求めるのです。
承認欲求の強さが恋愛に影響を及ぼす理由
強い承認欲求は恋愛にも悪影響を及ぼします。
どんな相手と付き合ったとしても、常に認めてくれる状態が続くというのは難しいですよね。
これまでの恋愛がうまくいかなかった理由は、性格や価値観の不一致などではなく、どちらかの承認欲求の強さが原因かもしれません。
次は承認欲求が強いと恋愛にどのような影響があるのか説明していきます。
寂しがり屋でかまってちゃん
承認欲求の強い人にとって、恋人は自分の承認欲求を満たしてくれる一番の存在。
孤独感を埋めてくれる・自分を認めてくれる存在であってほしいと思うあまり、いわゆる「かまってちゃん」になってしまいます。
LINEの返信が遅いと不安になって何度も連絡したり、少しでも時間があれば会いたがったりなど、恋人の気持ちを試すような行動をとることもあります。
嫉妬深く束縛してしまう
承認欲求が強い人は、自分を最優先してもらえないと後回しにされていると感じ、「否定されている」気持ちになります。
たとえ仕事が理由であったとしても、自分がないがしろにされているという状況が許せません。
自分がいないところで相手が楽しく過ごすことにも嫉妬するので、束縛してしまいます。
異性も含めた友人と遊びにいくなんてことはもってのほかです。
過去の恋愛や他人の恋愛と比較してしまう
承認欲求が強い人は、自分にとっても恋人にとっても、過去の恋愛と比較して今が最高の状態であることを求めます。
そのため、過去の恋人について知りたがり、調べようとします。
また、他人の恋愛と自分の恋愛を比較して、その人よりも自分が幸せであるか、周囲に幸せだと思われているかを気にします。
恋人の学歴や会社、肩書きや年収などの、比較しやすいポイントにとらわれるのも、承認欲求の強さが原因なのです。
自己顕示欲が強く自分第一の考え
自己顕示欲とは、自分をアピールしたい・注目を集めたいと思う欲求のことです。
承認欲求が強い人のなかには、自己顕示欲を満たすことで、承認欲求も満たすタイプの人がいます。
このような人は、流行やブランド物など、目に見えて他人から憧れを持たれるようなものを好みます。
自己顕示欲が強い人は、一見恋人が喜びそうなことをしているように見えても、実は「まわりにうらやましがられるため」「自分をよりよく見せるため」ということが動機である場合が多いのです。
過度な承認欲求を抑える方法
承認欲求が強い人は多くの場合、自分では承認欲求の強さに気づいていません。
しかし、恋愛や人間関係がうまくいかないとき、自分の強い承認欲求に気がつくこともあるでしょう。
承認欲求を抑えるためには、まずは自覚をすることが重要です。
自覚することができたなら、承認欲求をコントロールするための第一歩を踏み出せたといえます。
ここからは、さらに具体的に、承認欲求を抑えるための対処法を紹介します。
承認欲求があることを認める
承認欲求の強い人ほど、自分の承認欲求の強さを認めづらいものです。
なぜなら、それは「自分に自信がない」ことを認めることになるからです。
しかし、自分の承認欲求と向き合わなければ、抑えることはできません。
自分は承認欲求が強いタイプかもしれないと思うときには、その欲が出てくる原因は何なのかしっかりと考えましょう。
心理的原因を追及し自己理解を深めることで、承認欲求を抑えるためのヒントが見つかります。
強すぎる承認欲求のデメリットを理解する
「承認欲求が強いことによるデメリット」について冷静に考え、自分を客観視しましょう。
承認欲求が強すぎると、他人と自分を比べ続けて心身ともに疲れてしまい、場合によっては健康状態を悪化させてしまうなどのデメリットがあります。
承認欲求が強いことが原因で起きるデメリットを、自分の実体験と照らしあわせて理解することで、いきすぎた承認欲求を抑えることができるかもしれません。
自分自身を褒めてあげる
承認欲求が強い人は自己肯定感が低い人も多いため、あまり自分を褒めることをしません。
他者から思うような評価が得られなかったときや、目標が達成できなかったときであっても、それまでの過程を自分で褒めてあげましょう。
それができるのは、自分の頑張りを一番よく知っている自分自身だけです。
どうしても自分のことを褒められない、自分の欠点ばかり見てしまうという人もいるかもしれません。
そんなときは、欠点も自分の「特徴」であると認め、等身大の自分を受けいれられるようになれば、自己肯定感を高めることができます。
認められたいならまわりを認めること
他者に認められたいという思いが強くなるあまり、まわりのことが見えなくなっていませんか?
同じように頑張っている人はたくさんいるのです。
自分を認めてもらいたいのであれば、まずはまわりを認めましょう。
認めることが出来た相手とは、自然とお互いに認め合うことができ、自分本位ではない人間関係をつくっていくことができるはずです。
強すぎる承認欲求は恋愛にも悪影響を及ぼします。
対処法を実践することが恋愛成功への第一歩につながるでしょう!
強い承認欲求が、人間関係や恋愛を悪い方向に進めてしまうことがお分かりいただけたでしょうか。
承認欲求は誰もが持っている欲求で、時には困難を乗り越えるためのモチベーションにもなってくれます。
だからこそ、自分自身の承認欲求について考え、コントロールする方法を身につけることは大切です。
自分の承認欲求を知り、新しい恋愛を成功させましょう!
- 人は誰でも承認欲求を持っている
- 承認欲求には他者承認欲求と自己承認欲求があり、他者承認欲求が強すぎると人間関係や恋愛に悪影響が及ぶ
- 承認欲求が強い人はかまってちゃんで、嫉妬深く、恋人を束縛してしまうことも
- 幼少期の愛情不足や自己肯定感の低さが承認欲求を強くする
- 原因を突きつめ、自己肯定感を高めることで強い承認欲求は改善される