年の差婚する人の特徴は？年の差夫婦のメリット＆デメリットを男性・女性別に解説！

夫婦の年齢に大きな差がある「年の差婚」。

年齢差のある相手との結婚は、価値観や考え方が合わないのではないかと不安を感じることも多いでしょう。

年の差婚をする人の特徴や年の差夫婦のメリットやデメリットをご紹介します。

今付き合っているパートナーや気になる相手に大きな年の差がある人は、ぜひ参考にしてみてください。

年の差婚とは？

年の差婚とは、夫と妻の間に大きな年齢差がある結婚のことです。

ここでは、年の差婚の定義や実際に何歳差の夫婦が多いのかをご紹介します。

年の差婚の定義

一般的には10歳以上年齢が離れていると、年の差婚といわれることが多いです。

年の差婚は具体的に何歳以上離れている夫婦という明確な定義はありません。

ですが、5歳までの年齢差であれば年の差婚といわれることはほとんどないので、同世代といっていいでしょう。

年の差婚は何歳差が多い？

では実際どれぐらいの年齢差で結婚している夫婦が多いのでしょうか。

厚生労働省が発表した「初婚夫婦の年齢差」の調査データを元に探っていきましょう。

【男性が年上の場合】

【女性が年上の場合】

出典：厚生労働省：初婚夫妻の年齢差別にみた婚姻件数・構成割合の年次推移

表を見るとわかるように歳が近い夫婦の方が割合が高く、年の差が開くごとに割合が少なくなっています。

10歳差以上の年の差婚の夫婦は少数派であるといえるでしょう。

一方、年の差夫婦の離婚率が気になるという人も多いですよね。

年齢差が5歳以上だと33.3%ですが、年齢差が10歳以上の夫婦の離婚率は10％未満です。

年齢差が10歳以上の年の差婚であれば、離婚率は低いといえるでしょう。

引用元：５歳差以上の離婚率は約33％！離婚経験者200名によるアンケート調査

年の差婚をする男性の特徴

年の差婚をする男性にはどういった特徴があるのでしょうか。

年の差といっても、男性が「年上」か「年下」かによって特徴は異なります。

世代が違うパートナーへの価値観の違いや身体的な衰えの変化のタイミングもズレなど、同世代同士の結婚とは異なった点があります。

どんな男性が年の差婚に向いているのかを知っておきましょう。

男性が年上｜聞き上手かつ褒め上手

年の差婚をする男性は、「聞き上手」で、かつ「褒め上手」な特徴があります。

相槌のバリエーションの豊富さや話をどんどん引き出してくれるので、女性は「もっとこの人と喋りたい」と感じます。

一方的に女性の話を聞いているだけでなく、女性の話を聞いた上で自分の話もバランスよく織り交ぜるのが、聞き上手な男性といえます。

常にパートナーのことを気にかけていて、さりげなく褒めるのが上手なのも年の差婚をする男性の特徴の一つです。

年上の男性だからこそ、パートナーに寄り添った会話ができるのでしょう。

男性が年上｜包容力があり心に余裕がある

年の差婚をする年上男性は、パートナーより人生経験が多いため包容力があり、心に余裕を持っています。

人生経験が豊富なので、どんな時でも焦りや怒りを表に出さずに冷静なので女性に取っては頼りになる存在です。

年下の女性に対し、余裕を持って接している男性には年の差婚をする素質があるのです。

男性が年上｜誰とでも対等に接する

どんな相手とでも対等に接することができるのも、年の差婚をする男性の特徴といえます。

自分より一回りも二回りも年下の女性でも下に見ることはなく、同じ目線で会話します。

年上だからといって説教くさかったり、偉そうな態度を取ったりしてくる男性は、女性から敬遠されてしまいます。

年下の相手でもきちんと尊重できる男性は、年の差婚に向いているといっていいでしょう。

男性が年下｜自立した女性が好き

年の差婚をする年下男性は自立している女性に魅力を感じる人が多いです。

年の差婚をする男性は「守ってあげたくなるかどうか」ではなく「人として尊敬できるかどうか」を重視する傾向にあります。

また、普段はたくましい年上の女性が、自分にだけたまに見せる「か弱い部分」にキュンとする男性も少なくありません。

男性が年下｜成長意欲やハッキリとした目標がある

「成長意欲」があることも年の差婚をする年下の男性の特徴として挙げられます。

年上の女性を結婚相手に選ぶ男性に、パートナーに甘えているイメージを抱く人も多いので意外に思うかもしれません。

年の差婚をする男性にとって、年上の女性は「人生の先輩」「自分よりも経験値が高い人」として認識しています。

自分より人生経験のあるパートナーを守れる大きな男になりたいという目標を持って、結婚する男性も少なくありません。

男性が年下｜母性本能を求めている

女性に対し、「母親のような愛」を求める男性は年の差婚をする傾向にあります。

男性は年上の女性に「年下だから仕方ないわね」と暖かい目で見守ってくれる母性を求めます。

女性に器の大きさを求めるタイプの男性の場合、細かいことで喧嘩を繰り返す女性とは、長くは続かないでしょう。

年の差婚する女性の特徴

次に年の差婚をする女性の特徴をご紹介します。

年の差婚をする男性とはまた違った特徴があるのも参考にしてみてください。

女性が年上｜落ち着いていて精神的に自立している

年下男性と年の差婚をする女性は、精神的に自立しているという特徴があります。

大人の女性である年上女性は、感情のコントロールが得意で、予想外のトラブルが発生しても取り乱さず冷静に判断することができます。

周りの意見や評判に流されず、自分をしっかり持っているため、年下男性にとって憧れの存在になります。

年上女性の芯の強さに魅了された年下男性との年の差婚が多いのです。

女性が年上｜包み込むような母性がある

包み込むような母性がある女性も年の差婚をする人には多い特徴です。

母性とはいっても「お母さん」のような年齢的な魅力ではなく、あくまで安心感がある女性のことを指します。

居心地がよく自然体で過ごせるため、年下男性は「ずっと一緒にいたい」と結婚に踏み出すきっかけにもなります。

母性や包容力がある年上女性ですが、大事なところでは甘えたり頼ったりしてくれるのも特徴です。

女性が年上｜美意識が高く女性であることを忘れない

年の差婚をする女性は、スキンケアやスタイルの維持など、美意識が高いという特徴があります。

潤いのある肌や美しい髪で年下男性を魅了し、自分にあった服装やメイクで美しさを保っています。

年齢を重ねたからこそ出せる色気に年下男性は「もう離れられない」と夢中になってしまいます。

女性が年下｜弱い部分を相手に見せられる

年の差婚をする年下女性は、相手に弱い一面を見せられます。

普段は強気で自分の意見をはっきり言う女性が、仕事やプライベートで悩んでいる姿に男性はギャップを感じてドキッとするのです。

弱い部分を見せられる女性は、とくに「女性を守ってあげたい」という気持ちが強い年上男性から好かれる傾向が強いです。

女性が年下｜向上心がある

年上男性に追いつこうという向上心があるのも年の差婚をする女性の特徴です。

10歳以上離れているパートナーの方が人生経験が豊富で、知識の幅も違うのは当然です。

しかし、そこに甘えることなく、会えない時間を自分磨きに使うからこそ、お互いを尊重できる関係を築けるのです。

女性が年下｜男性をうまく立てられる

「男性をうまく立てる」ことができる女性は年の差婚をする特徴になるでしょう。

最近ではジェンダーフリーという言葉が叫ばれるようになってきたので、男性を立てることに抵抗がある女性も少なくありません。

しかし、自分を立ててくれる女性に好意を抱く男性が多いのも事実です。

とくに相手が年上男性だと、食事代やデート代を出してもらう機会が多いでしょう。

毎回奢ってもらうだけでなく、たまにパートナーに些細なミニギフトや感謝の手紙などを贈ってお返しすることで、より円満な関係を築けます。

男を立てて少しずる賢く先手を打つ女性は、結婚した後も夫との関係が上手くいくテクニックを持っていることが多いです。

年の差婚のメリットとデメリット

年の差婚を考えているけどうまくいくか不安」という人は多いですよね。

後悔しないために、年の差婚のメリットとデメリットを知っておくことが重要です。

最後に年の差婚のメリットとデメリットをパターン別で紹介するので、年の差婚を決める前にチェックすることをおすすめします。

パートナーが年上男性の場合

年上男性との年の差婚のメリットは、パートナーに精神的な余裕があり包容力が期待できることです。

人生経験も豊富なため。悩みの相談ができたり、そばにいて自分の成長に繋がったりするというメリットもあります。

経済的な面でも同世代の男性より余裕があるので、将来の不安も少なくて済みます。

一方で、年上の男性との結婚は夫に先立たれる可能性が高いというデメリットがあります。

身体的な老化も妻より早いので、不妊の可能性や子育て中の体力が追いつかなくなることも考慮しなければなりません。

夫が妻より早く高齢になるので、将来夫の介護することも視野に入れる必要があります。

パートナーが年下男性の場合

結婚相手が年下男性のメリットは、自分が年をとってもパートナーを頼りにできることです。

定年までの期間が女性より長いため収入面でも長期間の安定を期待でき、体力があるため子育ての面でも、パートナーに任せられることが多いでしょう。

一方、精神年齢が低いため、精神的な面で頼ることはできないデメリットもあります。

結婚を決める段階では、年収がまだ低く経済的に頼れない可能性も考えられます。

年下男性との年の差婚は、結婚してからの数年は我慢が必要になることが多いでしょう。

パートナーが年上女性の場合

年の差婚の相手が年上女性の場合、人生経験が豊富で頼りになり甘えられるメリットがあります。

社会人経験が長く、仕事での付き合いに理解があるので居心地の良さを感じることも多いでしょう。

年上女性との年の差婚のデメリットは、主導権を女性が持ってしまうことです。

女性が年上な分、女性と同じ世代の年上の男性と比較されることがコンプレックスになる男性も少なくありません。

パートナーが年下女性の場合

年下女性との年の差婚のメリットは、主導権を握りやすいことです。

年下女性は、結婚相手の男性を人生の先輩として敬してくれます。

しかし言い換えると年下の女性は逆に人生経験が少ないということなので、世間知らずというデメリットがあるともいえます。

パートナーが年下だと、精神的にも経済的にも頼られ続けて疲れてしまうこともあるのです。

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「年の差婚は落ち着いていて穏やかな結婚生活を送れる傾向がある！」

年齢に大きな差がある年の差婚に不安を感じる人は少なくありません。

価値観や考え方が合わずに、結婚してもうまくいかないのではないかと思う人もいるでしょう。

しかし、10歳差以上離れている夫婦は離婚率が低くなるというデータも出ています。

大事なのは、年の差ではなくお互いを尊重できる関係を築けるかどうかです。

年の差を乗り越えて幸せな結婚生活を送りましょう！